入院加療中のため、ご不便をおかけしています。

お隣さんが便秘なので、書きます。
長年、便秘症に悩まれているみたい。
普段の生活でも3日おきくらいに排便されていたみたいですが、入院生活でストレスや環境の変化により、思うように排便できないご様子。

マグネシウム、センノサイドなど下剤や便をを緩くする内服で様子を見ていたけど、何日も排便できないので、下剤の点滴へ切り替わり、それでも排便できないので、食事中止されてかわいそうなハメに。浣腸しても出ない状態で便を指で掻き出す処置でようやく栓が抜けたみたい。
担当医は下剤を投与して様子を見るだけ。排便するのを待つ感じ。聴診器で活発な腸音を確認できているのに、なぜ、排便できないのか?

腸音が確認できていることから薬の効果はあるようだが、睡眠時の呼吸を聞くと、抜けてしまう呼吸をされている。つまり、腹圧を高めることが出来ていない。
ため息のような呼吸。呼吸に力が無い感じ。通常、胃ー直腸反射(胃に食物が入ると直腸が動く)が生理的に起こるが弱いんだろう。
排便のリズムもない生活。便意があるから排便ではなく、排便があってもなくても食後は定期的に便器に座る習慣をつけるべき。この方は食後すぐに爆睡される。腹圧も高められず、排便を押し出す力も弱いので、出せない状態なんだろう。

幼児のトイレトレーニングでも便座に座らせてお腹に加圧してあげるとスムーズに排便できる。下剤を投与したから自然に排便できる訳ではないことが今回よく分かりました。
やはり、適度な運動で腸を刺激することも大切だけど、腹圧を高める練習も必要って感じる。口すぼめ呼吸で呼吸法のトレーニングも必要かと。

横で思っていても何もできない入院生活。苦しそうな様子を観察している。