平塚のにし鍼灸治療院

プロスポーツに帯同し経験したにしはらが提案する。「健康的な気持ち良い生活」やトレーナー活動を通し経験した物の見方と、良くするためには、いろいろな方向から多角的に見て、判断し、考察、施術することが大切と考えます。鍼灸はアプローチの一つに過ぎないけど、鍼灸の良いをもっと知って頂く為に。良いもの提供したいために、こだわりを持った職人が綴るブログ。 人が大好き、施術が大好き、喜ばれることにこだわりを持つこんな職人もいます。 ただただ良くなってもらいたいだけ!の話

カテゴリ: 鍼灸のはなし

いつも来院される右臀部の硬い筋肉。一通り鍼して施術しても今回はなかなか硬さが取れない。表在筋の硬さは取れてるはずなのに、まだまだ硬いですよ!と主張してる。埒が開かないので鍼へと切り替える。

あら、意外と深いのね。確かに表在筋は緩んで手ごたえがない。長鍼に切り替えて深部筋の硬い筋肉を探って行くと、あら意外。想定してた深さよりも深い筋肉が硬かったみたい。

これでは圧を加えても緩むはずはない深さ。なんだかんだ言って、過緊張を緩めるのは鍼が1番シンプルで簡単に緩む。

施術後の股関節可動の動作確認でも痛みなくしこりもなくスムーズに動く。
施術するだけじゃあダメなんだよね。必ず動作確認までするこだわりくらい持たないと鍼灸院を一歩出た後に不具合が出やす期。仮に不具合が出たとしても、院外では対処の方法がない。院内で動きの動作確認することが大事。

ただ、施術するだけなら簡単。
修理したら動作確認するでしょ。
それがにし鍼灸治療院のこだわり。

動作確認でスムーズに動くと気持ちいいよね。引っかかりもなく関節面が滑る感じがまたたまらなく気持ちいい感触。

職人としては申し分ないはずなのに、閑古鳥が住み着いているんだよね🥲

右臀部の痛みから太もも裏〜ふくらはぎ、足先までの痺れがある。 
痛くて座っていられない。」とある。
症状から推測すれば、か坐骨神経痛じゃん。しかも、痺れも痛くて座れないレベルまで悪化してる。  

末梢神経の機能は2つ。運動枝と感覚枝。運動枝は筋力と動きを司る。感覚枝は痛みや痺れ、触圧覚の感覚を司る。放置している期間が長くなるほど、筋力低下を起こし、痛みや痺れの症状も悪化する。構造的な破綻よりも機能的な破綻の方が深刻な問題ゆえに早めに加療すべきである。

物事の事象が見極められている人が加療するなら誰でもいい。別に私でなくてもいいが、私はその症状に対しての自信がある。効果を出せると言うことではなく
、施術に自信があるということ。施術の効果は人それぞれ。結果は施術してみなければわからない。としか言えない。
施術する前から確実に良くなりますよなんていい加減なことは言えない。
ただ、症状から察すれば私の適応範囲内と言えるだけ、。

予測通りの展開ならば、座ることも症状も回復するだろつ。迷う理由はわからないが、一刻も履く施術を受けるべきであると提言したい。

それでは症状の解説
  • 右臀部の痛み→坐骨神経痛か梨状筋症候群の疑い。
  • 太もも裏〜ふくらはぎ、足先までの痺れ→第4腰椎〜仙椎から分岐した坐骨神経が下降経路に従い、もも裏からふくらはぎまでが脛骨神経(坐骨神経は下降すると名前を変える)から足先の足底神経(これも坐骨神経と同じ流れで名前を変える)つまり、川の流れと同じで坐骨神経(末梢神経の1つの経路)は名前を変える。神経症状として痺れがある。
  • 痛くて座っていられない。→椅子などに座る場合、座面と支持点は坐骨であり、臀部の筋肉が硬くなり、坐骨神経を刺激して座れないのか。それとも下部腰椎の椎間関節障害で坐骨神経痛を刺激して座れないのか。股関節屈曲可動域制限があり、臀部からもも裏とふくらはぎの過緊張なのか。
鑑別判断として徒手検査としてNテストで仙腸関節炎や触診で椎間関節障害の有無を診る感じかな。
いずれにしても鍼灸の適応範囲内である。

何でも患者様なんて扱いするから図に乗る奴らもいる。

こちらは情報が欲しいから問診票をお願いしてる。のにも関わらず。
問診票は名前しか書いていない。こちらの要望は受け入れられずに施術だけは受けたいみたい。
問診での情報収集は諦めて、触診から情報収集するしかない。
腰痛から臀部の痛みが主訴。

普通に立たせて骨盤の腸骨稜の高さはフラット。平行。尾骨の位置と頸骨の大椎(C7)の位置が指1本分左へ逃げている。左臀部の痛みを庇ってる証拠と伝えたら、新患の素人考えによると左足が長いからと反論される。

?。私の見立てに納得されない様子。
骨盤の高さがフラットなのに左右の脚長差を言われても困ります。私の見解を説明しても納得されない理由は、無資格整体の先生に左足が長いと言われたかららしい。一応、こちらは日本政府が公認してる国家資格取得者なんだけど、無資格整体師の言われたことと天秤にされても困る。

所見。
大腿四頭筋の緊張は強く、骨盤は前傾してる。SLR検査は右45度、左30度で検査可能可動域に達しないため不可。
右股関節内旋可動域は右は正常で左は可動域制限あり。従って、なるべくして成る腰痛と股関節の可動域制限から左の外旋筋過緊張による臀部の違和感とはんだんし説明したが納得されず。

納得されなくても新患の個人的な見解を鵜呑みにする必要もないので、施術はした。こちらの見立てと判断と考えで鍼の施術箇所を選定して施術してるのにも関わらず、鍼の本数が少ないので話は?と言われる。どうやら、私の施術に不満があるようだ。何で素人に鍼の施術までとやかく言われる必要があるのか?

施術結果
大腿四頭筋の過緊張緩和によりHFD検査は0センチ。つまり、うつ伏せでの踵がお尻に付く。施術前はつかない。
股関節屈曲可動域は70度なのでSLR検査が可能になるが腰への放散痛無く陰性。椎間関節障害はなし。
まー。施術前の触診で背骨の棘突起やNテストで椎間関節の異常所見も仙腸関節の異常所見もないことを説明したけど、納得も理解もされなかったのは仕方ない。
結果的に症状の改善はしたものの、新患の言動と態度にムカつく。
見立ても施術にも文句を言う人は見たくない!

素人に判断されたくない色々調べたんだけどと言い、素人なのに、脊柱起立筋群の多裂筋が問題だとか、仙腸関節炎と誰も診断してないのに、そうだとか。痛めた原因が3年前の筋トレだとか。そんなどーでもいい情報はいらない。

整形外科でレントゲンやMRIまで撮影しても診断のくだせなかった整形外科の戯言なんていらない。鑑別判断すら出来ていない憶測では参考にすらならないし、触診すらしてない整形外科医は信用しない。従って、その整形外科医の言動を参考にするだけ無意味。
ただ腰が痛いと訴えればいいだけなのに、色々調べて脊柱起立筋群の多裂筋が問題って思うって言われても、百聞は一見にしかず。素人判断を鵜呑みにできるほど、この道20年の私はバカではない。
ご自分が何気なく私を侮辱してる発言をされてるのもわからないような人は嫌い。仮に先程の確定診断に至らなかった整形外科医が脊柱起立筋群の多裂筋が問題と言われたなら信用できる。問題点は素人の患者なのか。資格を持つ整形外科医が見立てた点だけ。レントゲンやMRIを撮影した結果、骨や関節には異常所見は見当たらないと言う事実だけ。
腰痛の原因を関節に求める整形外科医とは見解は違う。骨や関節が問題なくても筋肉に問題あれば、それは鍼灸の適応範囲。

施術料金を聞かれ、その症状ならひと枠6000円と伝えると、必ず、よくなりますか?って効果の約束をされる。
必ず治りますよ!などと無責任な発言はしない。
施術効果は人それぞれ。個人差があるし、何にも変わらないことも、悪化されることも含みを持つ。何万症例を治験してる薬の効果と同じではない。薬を飲めば、約束された効果と副作用がある。
鍼灸は薬に比べれば副作用は少ないとされていても、良いことも悪いことも起こる可能性はあるとだけしか伝えられない。
手術実績の多い医師でさえ、必ず治りますとは言わない。最善を尽くします。私も同じ。最善を尽くすだけ。
それなのに、しっかり施術してくれ!とか施術を頑張れ!とか言われると腹立たしいし、ムカつく。私の施術も知らないくせに、手を抜くとか見下されている時点で、正直なところ、見たくない。
とは言え、選り好みができるほど安泰はしてないので、上げ膳下げ膳食わぬは一生の恥なので、無礼な発言は我慢して見てあげることにした。

結局は想定通り。私の適応範囲内。勿論、施術した結果は言うまでもない。
憶測や勘繰らずに素直に受ければいいものを。扱いが面倒くさい時代になったな。

今日のひとコマ。
右膝が痛いから右側からやれ!とか。
膝窩筋が張ってるから膝窩筋からやれ!とか。勝手なことを言われると腹が立つ。
うつ伏せ施術が左足から始めるのにも理由はある。それを右側からやれと言われてもダメ。俺は右利きだから左足からアプローチする。左下腿の腓骨間群から始まり、外側腓腹筋、ヒラメ筋、内側腓腹筋、後脛骨筋、それから膝窩筋、内側ハムスト、外側ハムスト、股関節へと続く。右足も同じく腓骨筋群から始まり股関節まで施術する。

膝窩筋は膝の伸展補助筋であり、表面は膝窩筋かもしれないが、その深層にはヒラメ筋が関与している。単純に膝窩筋を先にアプローチしたとしてもヒラメ筋が緩んで無ければ影響が出てしまう。故に、先ずはヒラメ筋を先にアプローチする。下腿三頭筋群をアプローチした後に膝窩筋をアプローチしなければならない。

それなのに、膝窩筋を先にアプローチしろ!と言われても納得できない。結局、二度手間になるのであれば、効率よく施術すべきである。

しかも、膝関節単体で考えれば、大腿脛骨関節も膝蓋大腿関節もある。大腿脛骨関節だけアプローチしても膝関節は良くならない。そんなことも知らずにハムストが張ってるから優先しろ!ってさ。
ハムストは大腿脛骨関節に対してのアプローチだろ。それだけじゃ意味ないんだよ。膝関節の仕組みも知らない人が膝関節の施術に対して指図してほしくない!
膝蓋大腿関節まで意識してアプローチしなければ意味はない。確かに膝蓋大腿関節の筋肉は大腿四頭筋かもしれないが,関節面で見れば、膝蓋骨と大腿骨と脛骨の窪みが関与する。膝のお皿である膝蓋型の滑りが悪ければ、膝蓋大腿関節の機能は低下して膝関節も伸展出来なくなる。膝のお皿の動かし方なんてしっかり教えてしまえば、セルフケアで可能な動かし方。膝の術後のリハビリでしっかり教えたはずなのに、しっかり動かしていないから、正しいアプローチが出来ずに膝関節の伸展制限が出てしまう。やり方が悪いから結果が出ないことを、ハムストが硬いからなんて意味不明な判断をして開き直る姿勢が気に食わない。
己のミスなのに、勝手にハムストが原因だと思い込み、私に施術の指図をするなんておかしくないだろうか。
結局、膝蓋大腿関節の動きが変わることにより、膝関節は伸展すへば、また膝窩筋は突っ張り、ハムストも張るだろう。
膝関節が軽度屈曲位から完全伸展位の少しの張り感を痛いって言われても、それくらい我慢してほしい。その程度の張りならセルフケアのストレッチで解消できるのに、全てを依存されても困る。
セルフケアもできないアスリートは要らない。自己管理できないアスリートは見たくない。頼ることと依存することは違う。アスリートであれば、自己管理して。
依存の人は簡単に責任転換する傾向。
つまり、面倒くさい人は見たくない💧

後日、その人から連絡きました。本当に施術の効果は無かったのか?
腰痛に対するベインスケール(痛みの度合い)は8割解消の2割の痛み残存。
どうやら、0にしたいみたいだが、それは難しいだろう。違和感をなくすことは出来ない。

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