2011年04月
2011年04月07日
3月11日、前代未聞の大きな災害があり、様々な事を思い、
色々な事を考え、物事を伝達する側、発信する側の責任の重大さや、
情報が錯綜する今日、言葉にする事に
とても慎重な気持ちでいっぱいになりました。
下書きを書いては、消して、考えてと。
個人のブログはいまだにストップしたままです
さて、何を書くにしても悩みますが、今回の出来事で、
ここまで人間性や性格の違いを感じた事は
今までの人生の中でありませんでした。
人間、誰一人同じ考え方をする人はいないのは当たり前ですよね。
今回の惨事に対しての人の考え方は様々です。
十人十色で、一つの情報に対して、思う気持ちは人それぞれ。
心配性、楽観的その人の性格によっても違います。
だから、どの人がどのような判断をしてどう行動しても、
誰も良し悪しはつけられないし、批判も賛同も出来ない。
とても感じた事は、まず、何においても知らなければ、という事。
原発の事、農作物の事、経済の事、
とにかく、いい意味でも悪い意味でも
色んな情報が手に入れられる現代、
自分達の文明の成り立ち、経済の成り立ち、今まで知らなかった事、
知ろうとしなかった事を、国民が一人一人責任を持って知り、
その中で自分が選択し、揺るがない気持ちで生きていく事。
生きるという事を本当に深くまで考えなくてはならない出来事だと思いました。
今の状況を嘆いていても何も始まらないし、
これからの日本をどうしていくか、被災地を少しでも早く良い状況にしていくにはどうするか、そしてこれから人間はこの出来事を受け止めて、
国民一人一人が頭を使って、どう生きていくかを考えていかなくてはと。
怖かろうが何だろうが、特に私達の世代が次の社会を作っていく
先導者なのだと強く感じたのも、事実です。
私には友人が案外いっぱいいて(笑)
海外から物凄く恐ろしい情報が入ってきたり、
とっても賢い方がありとあらゆる文献をメールや何なりで送ってくれたり、
福島から、非難してきた友達がいたり(彼の考えの元、戻ってしまいましたが…)
本当にすさまじい位の情報が一時流れ込んできましたが、
全てを、通して私がこうしていこうと思ったのが、上記の通り。
それで、何かが起きても、後悔はないと。
また、今回の様な事が起きたからこそ、
多くの人に思ってもらったり、忘れて欲しくないのは、感謝の気持ちです。
自分達が今まで、色んな恩恵で生活できていた事への感謝。
当たり前だと思っている人との繋がり、自然がある事に感謝。
対人でもそうですが、感謝をするって、案外人間忘れてるんですよね。
すぐに何かが変わるとはならないかもだけれど、
人間の感謝の気持ちというのは大きな物を生み出すと私は信じています。
(関係ないけれど、被災地の人から、逆に前向きな気持ちや励まされる言葉を貰う事もありますよね。)
批判、風評被害、悪い事は、簡単に幾らでも沢山言えます。
マイナスな思いや思考は、それを呼び込む要素が
増えていくのではないかと思います。
心で思っている事は連動します。
私が思う大切な事は、前を向いて、日本国民一人一人が強い思いで、
復興や経済の活性化の今の状況の改善を心の底から思えば、
より早く、この状況が改善されていくのではないかと思います。
ACのCMみたいですが・・・。
余談ですが、今回の事で、フリーランスなので結構
暇になってしまった私
テレビを見たり、ネットを見ていると
何か出来ないものかとうずうず。
自己満足でしょうが、支援物資を送ったり、
ささやかなボランティアに参加しました。
その模様は、ちらりと次のブログに載せますね。
という事で、何を書いているかわからなくなっているMでした。