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自力でパソコン修理

ハードウェアトラブル

4 12月

パソコンが突然シャットダウンしてしまう症状の原因

長い検証の結果、原因がやっと特定できたので記録しておきます。

終了処理もなく突然シャットダウンしてしまう症状です。

通常パソコンが勝手にシャットダウンしてしまう原因は、メモリエラーや電源の故障で起動時に起こることがほとんどです。それ以外で考えられると言えばソフトウェアトラブルが少し考えられる程度です。

メモリエラーは無く、電源の症状でもなかった為、ウイルスチェックやスパイウェアチェック、アドオンの無効化、その他いろいろ検証しても原因をなかなか特定できませんでした。

今回の不具合は、症状が出ない時は、1週間何も無い事もあり、落ちる時は一日に何度も起こるというものです。

対策をしても症状が出れば、違うとすぐ分かるのですが、出なければ確認をするのに長い時間を要します。

原因を言いますとUSBハブでした。画像のものですが、一見なんとも無いようですが、おそらく内部でショートが起こっています。形状と折りたためる特性上、どうしてもケーブルが痛みやすくなっています。


過去にノートパソコンのUSBコネクタ部の金属が折れ曲がって接触しており、その事が原因でパソコンが再起動を繰り返す不具合がありました。今回もちょっとした振動などでショートが起こっていたのだと思います。

普段だと不要な接続機器を外して最小限の構成で検証をするのですが、メモリかソフトウェアが問題だろうと決めてかかっていたので、USBハブかなと思って外してみるまで1ヶ月以上もかかってしまいました。

稀な原因ですが、運が悪いと大きなダメージになる不具合でした・・・。





8 11月

DVDコンボドライブ BCO 4816IMが認識しなかった原因

どうしてもXPが必要な環境があった為、3年程前からもう使っていないパソコンを修復しておりました。
そのパソコンにハードディスクを搭載してOSを入れようと思ったのですがどうしてもドライブを認識してくれませんでした。
型番は「BCO 4816IM」。

ジャンパーピンが怪しいと思い、検索をしてみたところ、やはりマスター設定になっておりました。

・左2本縦ショートがケーブルセレクト
・中2本縦ショートがスレーブ
・右2本ショートがマスター


しかしなぜスレーブになっていたのか分かりません。
スレーブ設定にして問題解決。備忘録の為に記載・・・。

17 9月

アクセスするとフリーズするハードディスクの利用法

パソコンが正常に起動しないという故障の大半はハードディスクを交換します。

修復(スキャンディスク等)をかければうまく起動するものもあります。
しかし、クラスタエラーが多く出ているハードディスクは修復をかけてもしばらく使っていると
エラーがさらに増え、再度修復をかけないといけない状態になる事があります。

交換せずに修理をして再発するかどうかは、正直分かりません。
1か月後に再発するか、5年使っても問題ないかは分かりません。

しかし、大切なデータが入っているパソコンは、直ぐに同じ症状が出ては困るのです。
データが消失するのも困りますが、作業が止まってしまう事も困ります。

人様のものを修理する場合は、クラスタエラーが出たハードディスクは必ず交換します。


さて、ここから本題に入ります。

自分の物はというと、実は裏ワザを使っています。

クラスタエラーが出るのは大抵はハードディスクのプラッタの最初の方です。

そしてクラスタエラーが増えるのは、そのエラーにアクセスした時です。

1TBのハードディスクにクラスタエラーが出ている場合、領域解放をした後に
パーテーションを2つに分けます。100GB、900GBといった感じでしょうか。

100GBの部分はフォーマットもせず、捨てます。

900GBの部分を利用するといった具合です。

正直、100GBは捨てるには大きいかもしれませんが、フォーマットをしてOSをインストールして
ソフトを入れると数十GB程です。その領域のプログラムにアクセスしている時にクラスタエラーが
出た可能性は高いと考えられる事から、余裕をもって100GBとしました。

そこはインストールしている容量を考え調整してください。


900GBの部分はフォーマットをした後にエラーテストを行った方がいいでしょう。

今のところ、アクセスするとフリーズしていたハードディスクもこの方法で半年以上、
何の問題もなく利用できています。




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