キウイの自由研究(駒沢女子大学 西山)

キウイフルーツやベビーキウイについて、いろいろな情報提供をしていきます. あまり面白味のあるBlogではありませんが、何かの参考にしていただければ・・・.

新品種

ニューフェイスの国産キウイフルーツ

今年も国産キウイフルーツの収穫時期となりました。今回は新しい品種である「東京ゴールド」を紹介します。

果実表面の毛茸は疎らな軟毛で、果形は果頂部が突き出た逆水滴型を呈します。果肉色はゴールド(というか、やや薄い黄色)です。果肉はなめらかで軟らかく、酸味が少なく甘いキウイフルーツです。

タンパク質分解酵素のアクチニジンを豊富に含みますので、消化促進効果も期待できます。

現在は東京都小平市や三鷹市あたりを中心に栽培されていますが、新しい品種だけに生産・流通量は限られています。11月中旬ごろから販売が始まると思いますので、ネットなどの情報をもとに探してみられてはいかがでしょうか。

東京ゴールド

キウイフルーツの新品種‘さぬきエンジェルスイート’

3a615207.jpg気がつけば、このブログ・・・・・2カ月半も休眠してしまいました。そろそろ復活させなければ。

ということで、本日はキウイフルーツの新品種の話題です。

香緑讃緑さぬきゴールドなど、高品質の果実を世に送り出している香川県より、新たに‘さぬきエンジェルスイート’という品種が登場しました。と言っても、すでに昨年から販売されているとのことです。(キウイフルーツの情報にも、疎くなってしまったものです。)

この品種は、中国系(Actinidia chinensis)の黄色果肉品種です。そして最大の特徴は、レインボーレッドのように、果芯の周囲に赤いアントシアン系の色素が入ることです。

以前に成分分析をさせていただいた時の記録を見ると、果汁の糖度が著しく高く、18〜21度もありました。普通のキウイフルーツ果汁の糖度が13〜15度程度ですので、まさに「スイート」ですね。ビタミンCの含量は、普通の緑のキウイフルーツよりやや高めでした。

甘いフルーツが好きな人にはお勧めです。ただし、すでにシーズンオフですので、来年の10月ごろまで待つ必要があります。


今年も暮れますが・・・

2009年も残すところ1日となりました。
本当ならば、大掃除を済ませてゆったりと年越しといきたいところですが、なかなか仕事が多くて、そうもいかないようです。

しかもそんな時に国外からの長編の論文審査も引き受けてしまい、大晦日も元旦も少しずつは進めていかないと、期日に間に合わない気がしてきました。まあ、審査員候補に名前を挙げていただいたことを有り難いと思って、何とか進めていきたいと思いますが。

話は変わりますが、日本でも最近よく見かけるようになったベビーキウイ(サルナシ、こくわ)ですが、いろいろな国で品種開発が行われているようです。これまではニュージーランド、イタリア、韓国などが主だったと思うのですが、ポーランドでもかなり進められているようです。こちらのページから、ポーランドで開発されているベビーキウイ(サルナシ)の品種をいくつか見ることができます。いろいろあって面白いですね。そのうちに、こんなにバラエティに富んだフルーツが出回り、自由に買える日が来るのでしょうか?楽しみです。

皆さま、良いお年をお迎えください。
Profile
駒沢女子大学 人間健康学部 健康栄養学科でキウイフルーツの成分について研究している教員です.