ことば

May 25, 2011

ニホンゴハムズカシイ

ばんごはんはねすとトまトですか?

とか、

おはゅう!

とか、

よしょ?によみます。

とか。

よしょによみますって、「おくじょうで、ほんをよみます」のこと?という問いには、

ぜひ!

「ぜひ」じゃなく、「そのとおり」か、「あたり〜」といってください。

想像するにもむずかしいよ、その日本語、、、。

「わすれちゃった」がなかなか覚えられないようですが、必須単語です。
けいこうとたいさくを、よくねっておくように!


わたしはアラビア語をやろうかと思ったのですが、文字のところですでにあきらめた。だって、文字の発音そのものと、単語の中でのその文字の音と、ぜ〜んぜん、関連ないし。そう考えたら、「あ」は、いつも<あ>という発音の日本語は楽じゃ〜ん。



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December 06, 2009

母親の口癖はうつるって!

今朝のニュースでみたのですが、母親の口癖というのは知らず知らずのうちに子供の中にしみ込んで、意識しないまま自分も使い始めるらしい。
例えば、Do as what I sayとか。。。(言う通りしなさい!)

そう思うと、母親がよく使っていて、知らぬ間にわたしが使っているラインっての、結構あるなぁ〜。例えば:

三つ子の魂100まで
お里が知れる
そんなん、やめとき

etc etc....

うッ!

あるでしょ〜、一杯?

あー、来週も目一杯、忙し!

actonian at 16:26|PermalinkComments(12)TrackBack(0)

December 02, 2009

what's wrong with you!?

First - not being able to write reply in comments.

Now - whatever I try to write, it gives me a horrible Mojibake.

What's wrong with you!? Is it you, Livedoor, or is it Mac OS??

This is why I can't update any articles! Ah!

actonian at 14:09|PermalinkComments(10)TrackBack(0)

November 08, 2008

国語力

個人からのメイルのみならず、最近はニュース記事ですら、読んでいて???と思う表現に頻繁にでくわすようになってきた。

たとえば、まったく情けない詐欺事件の小室氏(といってもわたし、この人がどういう音楽作る誰なんだかも知らないのですが)の事件の顛末を書いたこのニュース記事

『ただ、例えば坂本龍一は評価していた』

ここで使うべき接続詞は、「ただ」じゃないだろう?

『人気絶頂の中、米ロサンゼルスに拠点を移すと、米国デビューし、フランスでも活動し、香港に拠点を作り、活動は海外に傾斜していく。』

こういう類いの文章の場合、奇をてらわず素直に「拠点を移して」とするか、あるいは「移すやいなや」ぐらいで十分じゃない?「移すと」「デビューし」、この「と」は何なんだ?

この人の書く日本語は、読んでいてなんだか居心地が悪い。俺は文章書くのがうまいんだと自負しているタイプなのではという感じがするんだが、決してうまい文章とは思えない。こういう日本語がジャーナリストの間で使われているのがちょっと気になる。

ついでに書けば、文章表現からはずれるけれど内容もなんだか怪しい。「洋楽由来のダンス音楽」「外向き」のサウンドが、これなの?一聞にはレゲーやスカに聞こえると思っているのかしらんが、これはもう、ずんどこずんどこっ、日本音楽のなにものでもないではないか?それとも単に歌が下手なだけか。というわけで著者の音楽認識にもちょっと???が浮かんじゃう。



在外翻訳家の卵たちの仕事のクォリティーチェックをする度、「てにをは」の誤用や主語と動詞の不一致など、書き言葉の中での基本的文法の乱れにちょっと愕然とする。英語の理解力は10点満点7点ぐらいでも、日本語表記、表現となると3点ぐらいのがざら。表現力に乏しいので、ある単語を自動的に1つの単語に置き換えてしまう。文章表現の創意工夫ってものがまったく見られない。まあ、元の英語もかなりひどいできだからそのせいもあるんだが、どんな悪文でも、まともな日本語になおすのが、翻訳者の実力でもあるんだ。だから苦労するのだよ。offerを「ご提供いたします」と、紋切り型に自動翻訳する輩が多すぎる!この表現、ま、個人的テイストですから他にお好きな方もいらっしゃるのかもしれませんが、「ゲットする」と同じ位、嫌いである。

外国語を勉強する以前の問題、日本語をもっと磨いてください、と、十中八九コメントしなければならない。かなりうんざりする仕事である。

妙な携帯言語ばかりを使っている世代は、今急速に国語力の衰えを経験しているのではないのか?業務上はきちんとした日本語が書けなければ仕事にはならんぞ。絵文字じゃごまかせんのだ!

言葉は常に変化していくものであり、年寄はその変化についていけないので批判するのだ、という擁護論もあるだろう。「ただ、例えばLEはそれを評価していない」




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April 13, 2008

言葉を禁じること

土曜のノスタルジアで、昔のマンガや番組のテーマソングをひっぱりだしてくるというシンプルな作業。それでも、一つ一つの番組の周囲事情をちょっとでも知ると、一つ共通の話題が出てくる。

「当時と現在では事情が違い、多くの言葉が今では使えない。」

「こじき」はだめ、「きちがい」はだめ、「人夫」はだめ、「百姓」はだめ、「めくら判」はだめ、「ちびっ子」はだめ、「おおわらわ」が問題用語って???

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March 23, 2008

そこまで「やばっ」なの?

非日本人向けに日本語を教える教師をしている人に最近聞いた話。

電車の中で女子高校生の会話を聞いていると、恐ろしいほどだそうだ。

先日は、カタカナで書いたものを読めてない子がいたという。「それって日本人みたいに見える中国留学生なのでは?」「いいえ、あれは絶対に日本人ですよ」

他の女子高校生グループは、沖縄旅行の話をしていたそうな。その中で一人の子が隣の子に訊ねていわく、「沖縄ってさぁ、パスポートいるの?」

ゆとり教育のせいで、日本人はメタメタにされちまったらしい。昔は勉強の楽しみの味わえない学校教育でも、とにかく良い大学に入らなければ幸せな将来はない、という、半ば強迫感で勉強していた気がするが、この頃は、めんどくせー、やるきねー、やんなくてもいいじゃん、で、何もせずにぷらぷらして、そんなつまらない目標ですら、消え失せてしまったのだろう。

中国本土からイギリスの大学に留学している学生数名と話す機会があったのだが、彼らの頭脳や学習意欲はすごい。おそらく幕末の藩士たちの意気込みに共通したようなものがあるのだろう。それを支える経済力もつけている親たちが沢山いる。堅実であり、ファッションがどうのこうの、ゲームがどうのこうの、そんなちゃらちゃらした話題は一切ない。

日本はもう中国に負かされたな、と思った。教育は国家の基盤なのに、なにやらそれがぐらぐらしているではないか。あまりにも日本の将来が心配になるこの頃。

おいしいってときには美味しいって言ったら?「美味しくない?」と人に聞かずに、「おいしいね」と自分の意見をきちんと述べられんのか。(美味しくない?と聞かれたら、そんなもん知らん、自分で考えろと答えるわなぁ、おばちゃんなら)「やばっ」ってことはないでしょう?広告やTVで誰かがしかけた言葉ばかり使うのはおやめなさい!




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February 10, 2008

アメリカ大統領選挙ー予備選

アメリカの大統領選挙は政治問題をどこかお祭りに仕立てるところがある。
今回の予備選、共和党はすんなり、若い妻を横にたずさえた老齢元ベトナム兵のマケインになりそうだけれど、民主党はまだまだヒラリーVSオバマの戦いが続きそうだ。

なんでも商売にするアメリカ人のこと、あれこれキャラクターグッズを売り始めているらしい。きょうみたのはヒラリークリントンのナットクラッカー。nutsは男性の象徴でもあるから、それ(くるみ)をネイビーのトラウザーズスーツをまとったヒラリー人形が、両足で、ぐぎゃっ!と割るところはいかにもそれ!である。

あの冷たそうで恐ろしそうなおばはんがこれから4年も大統領になったら、なんだか地球上の誰もが恐ろしい女性校長の元にすくみあがる小学生のような気分になるのではないのか。あらためて、あのお方と長年夫婦生活を続けておられるビル・クリントンへ、尊敬の念を捧げたい。あのぽよよんお姉ちゃんにふらっとした気持ちはわからないでもないがな〜。

一方、オバマのスピーチはミュージカルであり、flowにのって、実によく計算されている。かの有名なMartin Luther KingのI have a dreamスピーチを彷彿とさせるほど、one man, one nationスピーチはインパクトがあった。聞けば聞く程、実にうまいスピーチである。(0’32あたりのこの若きビル・ゲーツみたいな男はもう恋におちてるね!)短いフレーズを何度も復唱する、それがコツだそうだ。巧み!声もいいしね!顔もいいけど。あ、頭も。

でさ、ハービーハンコック老師のお姿もあるこちら。みんなスピーチ、暗記したの?

ものすごいカリスマ性と超絶技巧のスピーチで、経験不足のハーフブラックガイがアメリカの大統領になれるだろうか?世界が見守る今回の選挙の行方。チャンスがあれば投票したいものである。こういうすかっとした政治家が日本には。。。でそうもないねぇ、あの大阪知事はなんなんだ?!



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January 20, 2008

敬語のむずかしさ

日ー>英、英ー>日の翻訳家、通訳者たちが相互支援をするためのネットワークが、わたしが所属する協会のサブグループとして存在する。先日投稿された「どう思いますか?」のメイルは、敬語についてだった。

「ご推薦します、という使い方がどうしてもひっかかるのですが、何故でしょう?これは正しい敬語の使い方でしょうか」

良しとするものあり、おかしいとするものあり。大体日本人の年長者はおかしいといい、イギリス人と(といっても日本語ぺらぺ〜らですが)日本人の若年層は、よいという。「ご参考までに、というじゃないか」という。

わたしの意見は、「ご参考までに、の参考は、名詞だからいいけれど、推薦する、は動詞だから、自分が行う行為にご、をつけて尊敬語とするのはおかしい」 それをネットワークに投稿したら、イギリス人からあっという間に反駁。「推薦する、は、動詞ではない。名詞+助動詞、従って、どちらも名詞だから同じだ」

くそっ、やつらのほうが文法詳しいんだ。忘れてただけだ、こちとら、その昔は国語の文法、ばっちりだったんだからな。でもさ、そっちがメインのポイントじゃなく、自分がなす行為にご、をつけるってとこが肝心なポイントなの!

どうなのでしょう?我々、にっぽんこくから離れて暮らしていると、段々敬語が危うくなってきている。(その他も色々危ういが)なんたって、日本に居る頃から、敬語がなっとらんといわれていた世代であります。

そこで、皆様のご意見を伺いとうございます。

「ご推薦します」(例文:オ寒氏を全国うめうめ農法会会長として、ご推薦いたします。)
「お会いします」(例文:明日10時に会長候補にお会いしたいのですが。)
「させていただく」(例文:オ寒氏の会長就任を祝して、ささやかなお祝い事を計画させていただきます)

これって正しい使い方でしょうか?過ちでしょうか?そしてその根拠は?(オ寒氏に対し敬語を使う必要はない、という理由は受け付けません、念のため)

メンバーの中から、これは、日本に住む「大人の方々」に伺いたいものだ、というメイルがきていたので、ここで皆様にお伺いする次第でございます。なにとぞよろしくお知恵をお貸しくださいませ。(正しい?この使い方?)




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October 25, 2007

ほんとかい?その話!!!

チャンネル4でLost for Wordsシーズンというのが始まった。イギリスの子供たちの間での文盲率を考える特集だ。え?文盲?そんなものあるの?と思うでしょう?なんてったってG8に入るヨーロッパの先進国なんだから。

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September 24, 2007

こんなにまんまカタカナでいいの?

うう、明日締め切りの9000ワード翻訳業務。
途中でなんだかんだ、中断をやむなくさせられる野暮用に流れが滞ってしまったが、もう今日は必勝はちまきでやらないと。

それにしても、マーケティングだの査定だのの内容となると、英語はそのままカタカナにするのがベストらしい。

コストパフォーマンスなんてのはもうおなじみになっているけれど、クォリティーポリシーとか、プロセスパフォーマンスとか、カタカナにしててわかるの、内容?

日本から離れて暮らす時間が長くなってくると、そのあたりの案配がどうもよくわからず、律儀に大和言葉に直しすぎて、それを指摘される事が多い。用語集をオンラインでチェックすると、(もう今時印刷物を買っていては、日々の変化についていけてない)、コンピテンシーなんてのがある。普通に能力って日本語、使えばいいのに〜。これを使われちゃっても、それが、competencyと同じだとわかるまでに、しばらくかかりそうだなぁ〜。

これってベリーベリー、わかりにくくない、ドンチュー?ルーなんとかのしゃべり方じゃない、これじゃぁ。
マンマカタカナ語、と名付けてしんぜようぞ。

actonian at 21:06|PermalinkComments(11)TrackBack(0)