sputnik.のブログ

大阪の北の果てを拠点とする劇団、スプートニクの最近の様子。

2009年05月

上がりました。
イェーーーーーー!!!!!
イエス!!
イエース!!!!
・・みたいなテンションになりたかったのですが、大してなりませんでした。
だって、まだやるべき事はたくさんあるから。
そして公演日は着々と迫って来ているから。
あーでも、出来ることなら浮かれたい今日この頃です。

ということで、ようやく役者土屋にエンジンがかけられます。
実は諸事情により、最近僕は役をコンバートされたので
やっと真っ当に稽古始めた感があります。
でもまあ、シーンや舞台の感覚は前の役の時におおよそつかめてたので
そんなに手探りでもないんですが。

今回僕は、前述のぺーさんこと北山くんの脇を固める役です。
正直自分の脚本でメインの役に入るのは気が重いので
脇に入れてもらえるのは嬉しくさえあります。
そして、簡単に言うと武闘派です。
普段僕は文化系の役を回されることの方が多いんですが、
正直やるのは武闘派の方が楽しいですね。
殺陣はないですけど。
当初の脚本では殺陣で処理するつもりだったシーンが結構
あったんですが、演出が断固カットの方向で行きました。
前回で懲りたんでしょうか。

さて早くもと言うべきなのか、公演当日まで一ヶ月を切りました。
ついでに前の自分の投稿から2週間も経ってました。
またしてもこの体たらくですが、そろそろまじめに稽古レポートしていきますよ。

この2週間の間に
・川上くんのブルペンズが終了した
(お疲れ様でした。前回の二人芝居から三人芝居になったせいなのかどうなのか、どちらもいい感じの出来ばえでした。ダイゴさんは川上くんの使い方を非常に心得てはります)
・土屋の大学職員試験(一次)が終了した
(受かったと信じたい。昨年に続き川上・鈴木に賭けのネタにされている。ちなみに昨年は京都市役所に落ちました。)
・豚インフルエンザが猛威をふるいまくった
(それ以上にメディアの影響が猛威をふるってる感がありますが)
などがありましたが、遺憾ながらまだ
・脚本が上がった
がリストに入っていません。はは。
しかし。しかしですよ。
ついに明日(24日)、脱稿予定です。
その暁には、このブログにも狂喜した投稿が上がる予定です。
待って、あと少しだけ。

あ、そしてこの2週間はスタッフさんたちがよく稽古場に顔を出してくれました。
国宝級の天然アフロを所持する舞台美術の原田くん、小道具のみっとぅこと伊藤由樹、個人的には癒しの衣装の池田澄江嬢、音響のだおださんこと万国トカゲの成瀬などなど。
正直、役者よりスタッフの方が稽古場にいるというアイロニカルな状況になったりしてました。
今回は皆さんほんまにいい仕事してくれそうな雰囲気がひしひしと有って、嬉しい限りです。
その先陣をきって、谷村唯奈姉さんがつくってくれたこれぞファンタジー!という
素晴らしいチラシを、まもなく皆さんのお手元にお届けできそうです。
前回も思ったことですが、自分が心に抱いた物語を
ヴィジュアルなイメージに(しかも素晴らしい出来で)してくれる人がいる
というのは、本当に贅沢で、幸福なことですね。
挿絵をつけてもらう作家さんもこんな気持ちなのでしょうか。
independent-theatre 1stへ観劇に足を運ぶ際には、是非とも
チェックしてみてください。
このブログにも近いうち画像上げまーす。

b312dd3d.jpgども、川上ですっ!昨日新御堂で人生初のカーチェイスを繰り広げました(≧∇≦)正直リアルに死にかけました!さてさてこれだけこのブログで「トルヴァドールと影の王」の話をしていますが、実は川上のもう1つの所属グループ、ブルペンズの本番が来週火曜日にあります!
ブルペンズ第二試合〜テーマ【 嘘 】〜
▼日時
 2009年5月19日(火)
 18:30〜(突)/19:10〜(ブ)/19:50〜(突)/20:30〜(ブ)
  ※交互に上演しますので、ご都合に合わせて二本ご覧下さい
  ※開場は初回が18:00、以降は開演の10分前です
   ※18:15より上田ダイゴとサリngROCKによるトークショーがあります
▼会場
 インディペンデントシアター1st
⇒ http://west-power.co.jp/theatre/map.htm
▼料金
 前売1,300円  当日1,500円
▼キャスト&スタッフ
 【ブルペンズ】
 『エイプリル・ゲーム』
   作・演:上田ダイゴ
   出 演:森岩宏文
       伊藤しのぶ(特攻舞台Baku-団)
       川上立
 【突劇金魚】
 『犬キックサンド』
   作・演:サリng ROCK
出 演:上田展壽
       蔵本真見
       真心(GiantGrammy)
  司会進行:上田ダイゴ
       サリng ROCK

スプートニクの稽古の合間にこっそりブルペンズの稽古してました!今回のブルペンズはいつもよりかなりシリアス!!そして突劇金魚さんの方も真心さんが加わりいつもとテイストの違う作品ですっ!!2本ともかなり良い仕上がりになってるので是非観に来て下さい!
写真はブルペンズ今回客演のお馴染み特攻舞台BaーKu団の伊藤しのぶさんと 、森岩宏文さん。2人共凄く面白くて良い役者さんです☆

どうもどうもです。毎度間が空いてしまっています。そこそこ覗いてくれてる方、ほんとすみません。GWも終わりましたね。社会人の方は相当憂鬱な気分を味わってることと思います。残念ながらあまり関係のない生活をしている土屋です。世間が浮かれてる時に浮かれられないのもさびしいもんですが。

さて脚本ですが、前回本公演のごとく四苦八苦して色んな人に迷惑をかけています。ほんまごめんなさい。ザ・遅筆です。ブログを書いてる暇があったらという向きもあるやもしれませんが、残念ながら絶対時間量を注ぎ込んだら書けるというもんでもありません。むしろ何かしら書いて自分を鼓舞せんという算段です。上手くいくんでしょうか。いくといいですね。

そしてこれも前回同様なんですが、自分で書いた本を演じるといういささか奇妙な状態におちいっています。自作の作文を教壇に立って読まされてるようなものです。発表を前提に書かれてるものなのでそれは言いすぎですが。相応の自信があれば教壇に立たされてもまだ平気なんでしょうが、経験量から言っても、稽古進みながら書いてる状況から言ってもそうもいきません。そして自分で舞台に立って演じてみると、これまた本の構造の悪さがよく感じられるんですね。役者土屋が脚本家土屋の割を食ってる状態になるわけです。

いやしかし、役者土屋の技術が足りてないだけかもしれない。特に難しく考えてないときならこのくらいの違和感は何とかしとるかもしれんぞ。いやいや、本のここの接続は相当悪い・・・とまあ、要するにですね、稽古場で土屋内議会が混乱しがちです。見た目は無表情でも、脳内では脚本家土屋と役者土屋の議論が紛糾しまくっています。しかも生産的でない水掛け論が。僕は役者にもっとも大事なものの一つは感度だと思うのですが、内部のカオスというのはこれを露骨に損ねます。完全に自分で蒔いた種なんですが、早めに収拾したいものです。早くクリアな頭になりたい。

あーもう、こんな言い訳みたいなことが書きたいわけではないんですが。まあ混乱を整理しようとしてる一環だと思って目を瞑ってください。次はそろそろ不定期(と書いておいてよかった)連載の続きにいきたいです。いきます!


・・と、ここまで書いて気づいたのですが、下に『ぺ』と名乗る聞き覚えのない男の書き込みがなされていますね。彼は今回客演してくれている、劇団ぺーさん’13主宰・北山貴靖(きたやま・たかやす)君です。年中下の書き込みみたいなことばかり考えているナイスガイです。彼もそのうちちゃんとした紹介をさせてもらいまっす。

どうも。初めまして。
ぺです。
腕が丸太みたいなぺです。
得意技は『丸太パンチ』。
稽古場では『マルタング大佐』の愛称で親しまれています。
嘘です。ぺです。

先日、某公園を散歩していたらね。
フェンスの向こう側にいたboy(推定年齢3歳)が言うわけですよ。フェンス越しに。

boy『パパ〜。あそこにゴリラがいるよ。』

ぺ『なんだって!?こんな都会の真ん中に!?
みんな!!逃げろ!!
ここは僕が食い止める!!』

しかし、僕が振り向いた先にゴリラはいない。
むしろ人っ子一人いない。
あれ??あれあれ??
ゴリラはどこ??
って思ってたらね。
boyが真っ直ぐに僕の瞳を見つめているじゃあありませんか。

あぁ…そういうことか。
そういう…
僕が…ゴリラか。。
なるほど。言いえて妙なり…ってこら!!

僕は憤怒しました。
憤怒のあまり、我を忘れた僕はフェンス越しのboyの瞳に。
きらきらと目を輝かせ、ゴリラ(僕)を見つめる瞳に。
渾身の力で目潰しを放ちました。

boy『ぐわぁぁぁぁあ!!』
ぺ『馬鹿が。誰がゴリラだと??
この人間国宝ぺーさんに向かって。
無礼であろう!!
全く…最近の若い奴らは人間とゴリラの違いもわからんらしい。
嘆かわしいことよ…日本はもう終わりだな。』

boy『くっくっく…ふははははは!!』

ぺ『!?』

boy『よくぞ我が擬態を見破ったな!!
正体がバレては仕方ない。
何を隠そう。我こそが、影の王。
貴様らに闇をもたらす者よ!!』

ぺ『なんだって!?お前があの影の王だって!?』

boyは、そう言い放つと体からいくつもの影を…いわゆる黒い魚を呼び出しました。

boy『喰い殺せ!!』

ぺ『ふっ…なめるなよ??
お前の黒い魚と僕の丸太パンチ。
どっちが強いか勝負だ!!』





こうして僕(ゴリラ)と、影の王率いる黒いお魚軍団との熾烈な闘いが幕を開けた。。。


今回のお芝居を、ざっとまとめるとこんな感じですね。
僕はゴリラ役です。

ではでは皆さん!!
『トルウ”ァドールと影の王』乞うご期待!!


〜あとがき〜

↑↑↑上記のお話は全て嘘です。
ええ。ぺーさんはこんな奴です。
あ、でも見知らぬboyに『ゴリラ』って言われたのは本当です。
では簡単ですが、これで自己紹介を終わりたいと思います。

………え??腕が丸太みたいなことしか伝わってこないだって??
そこだけ伝わっていれば、それで十分さ!!
では、皆さん。また舞台の上でお会いしましょう☆

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