箱根七湯のひとつ「芦之湯温泉」にいってきました。造成温泉ではない箱根のにごり湯ということで、かなりの期待をして訪れました。
開湯は鎌倉時代で、江戸初期にから開拓が始まり温泉場ができると、本居宣長、賀茂真淵、歌川広重、鳥居清長などの文人墨客が訪れるようになり、多くの人々に愛された温泉です。

ここ芦之湯温泉には以下の3つの宿があります。
鶴鳴館 松坂屋本店
美肌の湯 きのくにや
温泉旅館 山形屋
緑がかったにごり湯で有名な「松坂屋本店」さんに行きたかったのですが、ここはリニューアル後に立ち寄り湯を止めてしまい宿泊客しか入湯できないようなので、「美肌の湯 きのくにや」さんへ向かった次第です。

日帰り温泉の入湯料は1000円です。
そして入湯できるお風呂は、本館大浴場の湯香殿(ゆうこうでん)と別館大浴場の貴賓殿(きひんでん)2か所のみです。

まずは、本館大浴場の湯香殿です。
こちらは男湯の内風呂。
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自然湧出の単純硫黄泉で、源泉は芦之湯3号6号泉の混合。にごり湯のはずなのにほとんど濁ってないです
硫黄臭もすることはしますが、ほとんど微かな香りしかありません。

そしてこちらが露天風呂の「芦ノ湖周遊風呂」。
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水深が浅いwのでゆっくりつかる感じではありません。
それにこれは温泉ではないような気がします。弱アルカリ性低張性温泉(旧・重曹芒硝泉)もあると宿のホームページには記載されているのですが、それはおそらく別館の貴賓殿のほうではないでしょうか?
何の表示もでていない(見つけられない)のですが、おそらくこれは単なる沸かし湯じゃないかな〜。

こちらは「神遊風呂」。
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ここが自然湧出の硫黄泉を源泉のまま味わえるお風呂。一人で入るのがやっとの浴槽ですが循環していない温泉が味わえます。
微白濁で、入ると冷たいと感じるかなりのぬる湯です。夏の季節にゆくっり浸かるにはとっても気持ちいいでしょう。
こちらは、硫黄臭や湯の花もかなりのいい感じな温泉で芦之湯温泉の良さを味わえるお風呂でした。
この浴槽がなかったら、がっかり感がぬぐえなかったくらいです。
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さて、一度着替えて別館大浴場の貴賓殿に移動します。
「貴賓殿」の内湯です。
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ここには5つの竹筒でできた入湯口があり、それぞれの別の源泉が投入されているとこちらのブログには書かれています。
黄金湯、仙液の湯、達磨の湯、底無しの湯、十三番の湯のラベルが取り付けられているのですが、私がいったときは上の写真を見ていただくとわかるように、そのラベルが取り除かれています(笑)
こちらのブログには、このラベルが貼付されていた頃は実は単なる沸かし湯ではないかとの考察が書かれていますが、現在ラベルが剥がされているのを見ると、なかなか鋭い考察ではなかったのではないでしょうか。
おそらく今は貴賓殿の露天風呂「山風の湯」と同じ「湯ノ花揚湯2号泉」なのではないかと思いますが・・・

こちらが貴賓殿の露天風呂「山風の湯」です。
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湯の花揚湯2号泉で引き湯をしていると横に設置された看板に記載されています。無色透明でさらりとしたお湯です。まわりの部屋から丸見えになりそうですが、ここでぼーっとするにはいい露天風呂です。

日帰りで使用できるお風呂だけで言うと、しっかりした硫黄泉を期待していくとがっかります。
立ち寄り湯としての全体的な評価は、一度行けばいい温泉かなって感じです。