*さかの鍼療室&さかのレディスセラピールームブログ* 

日記+不妊治療+自律神経失調症+症例 フロム 仙台

深呼吸で脳血流を良くしましょう

強烈な寒波が週末にかけてピークを迎えるようで、北海道、東北、北陸を中心に記録的な大雪になっています。
14日、15日はセンター試験がありますし、仙台は今日「どんと祭」です。
「どんと祭」は一年の無病息災・家内安全を祈願するお祭ですが、裸参りは見ているだけでも風邪引きそうです。
寒さに負けずに、皆さん頑張ってください。

寒いと、身体に勝手に力が入ってしまいます。
寒さで肩が上がってしまうことで、頭を支える首の回りの血流が悪くなりますので、首から脳への血流不足が起こり、肩凝りだけではなく、頭痛やめまいの原因にもなりますので要注意です。
寒くなると頭痛の回数が増える方はそれが原因です。
マフラーを巻くなど、首元を冷やさないようにしましょう。

また、胸の筋肉も固くなるので呼吸も浅くなり、酸素を取り込む量が少なくなるので、不眠など体調不良を引き起こしやすくなってしまいます。

悪夢を見るという患者さまは、「冷え込む明け方になると決まって目を覚ますんです。嫌な夢を見てるので、一日気分が良くないんです。」とおっしゃっていました。
そういう方は寝ている間にも身体に力が入ってしまっていますので、起き上がる前に布団の中で深呼吸をすると良いですね。
「長息は長生き」と言われるように、静かで深く長い呼吸は健康の証です。
意識して深呼吸してみてください。












2017年が始まりました

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今年は元旦からお天気も良く穏やかで、気持ちの良い一年の幕明けとなりましたが、今朝カーテンを開けたら真っ白な雪景色で、びっくり。
天気予報では、今日は『小寒』でした。
二十四節気のひとつで、寒さがやや厳しくなる時期。
寒の入りです。
その通り、週末からの3連休は本格的な寒さになるようですので、皆様、どうぞお身体ご自愛ください。

今年もたくさんの患者さまから年賀状を頂き、ありがとうございました。
赤ちゃん誕生のお知らせや、お元気にお過ごしの様子など、たいへん嬉しく思います。

今年もお喜びの声がたくさん聞けますよう、患者さまに寄り添った治療を心掛けていきたいと思います。

尚、ホームページをリニューアルする予定ですので、より充実した内容で患者さまのご期待に添えるよう努力して参りたいと思います。





2016年を振り返り

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年末年始の休診日は
2016年12月30日〜2017年1月3日です。


今年の妊娠、出産のご報告をさせていただきます。
(出産のご報告)
結婚半年、41歳のYさんは流産後にFSH値が一気に高くなり、頭痛やめまい、肩凝りなどの体調を整えたいとのことでしたが、5回目の生理周期で自然妊娠され、無事2月に無痛分娩で男児を出産されました。

結婚8年、38歳のMさんは二人目不妊でした。IVFにて出産した長男が1歳2ヶ月になり、また採卵からの移植になりましたが、3日目初期胚移植により妊娠され、予定日より10日早く無事2月初めに次男を出産されました。

結婚3年、34歳のMさんは黄体機能不全でしたが、クロミッド服用後セキソビットに変え、タイミング法により妊娠され、2月に出産されました。

結婚4年、34歳のTさんは AIHを3回した後IVFにステップアップし3回目の凍結胚盤胞移植にて妊娠され、予定日より10日遅く3月初めに男児を出産されました。

結婚2年、34歳のMさんは左側卵管閉塞のため昨年9月にFT手術後、AIHを4回した後IVFにステップアップし、初めての凍結胚盤胞移植にて妊娠。2016年2月下旬に女児を出産されました。

結婚4年、32歳のYさんは両側卵管閉塞のため半年後のIVFを前に体調を整えるため(低体温)に受診され、初めての3日目新鮮胚移植により妊娠。2016年2月下旬に女児を出産されました。

結婚5年、38歳のYさんは漢方薬で冷え性を改善された後、タイミング法からIVF にステップアップされ、3回目の凍結胚盤胞移植にて妊娠。 2016年3月に女児を出産されました。

結婚8年、38歳のAさんは初めての採卵でOHSSになり、3ヶ月間体調を整えて凍結胚盤胞移植にて妊娠。 2016年4月下旬に女児を出産されました。

結婚7年、37歳のMさんは左側卵管閉塞、子宮筋腫、PCOS などがありAIHの後IVFにステップアップし、3回目の凍結胚盤胞移植にて妊娠。 2016年4月に出産されました。

結婚12年、39歳のTさんは チョコレート嚢腫、子宮筋腫がありましたが、8回のAIHの後IVFにステップアップし、初めての採卵、初めての凍結胚盤胞移植にて妊娠。2016年5月中旬に女児を出産されました。

結婚2年、41歳のMさんは2回のAIHの後ステップアップし、2回採卵し、2回目の凍結胚盤胞移植にて妊娠。出産予定日は2016年6月中旬に女児を出産されました。

結婚2年、40歳のHさんは冷え性、PMS、排卵が早いなどがありAIHを4回した後ステップアップし、2回の採卵、2回目の凍結胚盤胞移植にて妊娠。 予定日より3週間早く破水したため帝王切開にて2016年7月初めに男児出産されました。

結婚2年、44歳のAさんは甲状腺機能低下症で投薬治療をしながら、5回目の採卵、5回目の3日目新鮮胚移植にて妊娠。 2016年7月中旬に女児を出産されました(出産時45歳6ヶ月)。

結婚2年、40歳のRさんは今年1月に左側卵管閉塞のためFT手術をし、その後3回のAIHのあとIVFにステップアップしましたがグレードが良い2回の凍結胚盤胞移植でも陰性。子宮内膜日付診をしても異常なしでした。1回目の採卵での凍結初期胚と2回目の採卵での凍結胚盤胞の二段階移植をしたところ妊娠。 2016年8月に出産されました。

結婚7年、36歳のJさんは5回のIVFで陰性。AMHが0.1未満、FSHとLHが高くE2が低いため、体調を整えたいとのことでしたが、6回目の3日目新鮮胚移植により妊娠。2016年11月上旬、女児出産されました。

結婚11年、41歳のRさんは二人目不妊でした。IVFにて出産した長女が2歳になり、二人目を希望されて一人目の時に採卵していた凍結胚盤胞移植で妊娠。2016年11月中旬、帝王切開にて男児出産されました。

以上16 名の皆様の、無事元気な赤ちゃんのお誕生を心からお祝い申し上げます。おめでとうございました。



(妊娠のご報告)
結婚7年、35歳のYさんはAIHを数回した後IVFにステップアップし、凍結胚盤胞移植を5回しましたが陰性。6回目の移植を予定していましたが生理が来ず、自然妊娠されました。出産予定日は2016年12月です。

結婚2年、32歳のMさんはAIHを1回して、その後タイミング法で授かりましたが子宮外妊娠で右卵管が破裂し、右卵管切除手術をしました。その後IVFにステップアップを考えていたところで自然妊娠されました。出産予定日は2017年2月です。

結婚2年、38歳のRさんは5回のAIHで陰性。学生時代から慢性的な頭痛と生理痛があり体調を整えたいとのことでしたが、AMHが2年間で2から0.4に低下したこともあり、IVFにステップアップ。2回目の凍結胚盤胞移植で妊娠。出産予定日は2017年2月です。

結婚1年、38歳のYさんは、子宮内膜症のため生理痛が酷く、右側卵管閉塞もありAIHを5回した後、IVFにステップアップし初めての凍結胚盤胞移植にて妊娠。出産予定日は2017年3月です。

結婚4年、35歳のY歳のさんは3回のIVFで陰性。不妊治療を始めてから生理周期と日数が短くなり、出血量も減っていて、採卵の度に採れる卵の数も減少していましたが、1回目の採卵時の3日目初期胚と、5回目の採卵時の凍結胚盤胞にて二段階移植をし妊娠。出産予定日は2017年4月です。

結婚2年、40歳のSさんはPCOSと診断され、AIHを4回しましたが授からず、IVFへのステップアップは考えていなかったので、しばらくはタイミング法でこちらの治療のみされていたところ、4回目の生理周期で自然妊娠されました。出産予定日は2017年4月です。

結婚4年、29歳のAさんは二人目不妊でした。甲状腺機能亢進症が分かり、投薬治療をしながらタイミング法にて自然妊娠されました。
出産予定日は2017年4月です。

結婚1年、30歳のEさんは抗精子抗体で、2回のIVFで陰性、3回目の凍結胚盤胞にて妊娠。不育症があるので、バイアスピリンを服用し、ヘパリン注射をしています。出産予定日は2017年5月です。

結婚2年、39歳のEさんは原因不明の不妊のため、3回のAIH後IVFにステップアップし、2回目の2日目新鮮胚移植で妊娠。出産予定日は2017年6月です。

結婚7年、40歳のNさんは二人目不妊でした。IVFにて出産した長男が2歳になり、二人目を希望されて、また採卵からの移植になりましたが、凍結胚盤胞移植により妊娠。出産予定日は2017年6月です。

結婚4年、38歳のNさんは子宮筋腫とチョコレート嚢腫が見つかり、着床障害になるため腹腔鏡手術をしました。術後半年間は避妊しなくてはなりませんが採卵は可能ですのでその間に採卵し、半年後に初めての凍結胚盤胞移植にて妊娠。出産予定日は2017年6月です。

結婚14年、41歳のKさんは9年前に自然妊娠で流産され、その後4回のAIH後IVFにステップアップし、3回目の移植で妊娠されましたが胎嚢確認後に流産されました。その半年後、4回目の凍結胚盤胞移植にて妊娠。出産予定日は2017年8月です。

結婚10 年、43歳のNさんは3年前から不妊治療を初められ、採卵5回、移植6回しましたが、妊娠には至りませんでした。甲状腺機能低下症の投薬治療をしながらでしたので、心身ともに疲れて、しばらく休んでいたところ、2周期後に自然妊娠されました。年末には心拍も確認されました。出産予定日は2017年8月です。


以上13名の患者さま、来年の出産に向け、お身体に気をつけてお過ごしください。
そして現在治療中の皆様にとって、来年は幸せな一年となりますようお祈り申し上げます。
良いお年をお迎えください。







子宮・卵巣機能改善に冷え予防

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シナモン・バナナシフォンを焼きました。シナモンには血行の促進による冷えの改善。イチゴにも貧血、冷え性、むくみ改善効果があるようです。

12月に入り一気に寒さが加速してまいりました。
朝晩の冷え込みが激しく、身体の冷えを訴える患者さまが増えています。
11月から年末に向けて仕事が忙しくなってくると帰宅が遅くなり、睡眠不足が続くことで疲労が重なってきます。
忘年会など飲酒の機会が増え、胃腸にも負担が多く、呼吸も浅くなってきます。
そうすると、交感神経の過緊張から血流が悪くなりやすく、結果「冷え」につながります。

約50年前より体温が1℃低い現代人
(50年前は36.9℃程度でしたが、今では36℃程度)
身体はとても冷えている状態です。

「冷え」とは、全身の血のめぐりが悪くなる循環不全状態のことをいいます。
身体が冷えると、血管が収縮し血流が悪くなるので、腎臓から老廃物などが体外へ排出されずに体内に滞り、必要な栄養が行き届かなくなります。
内臓の機能も低下して病気にもなりやすくなるので、『冷えは万病のもと』と言われるのはそのためです。

現代人の身体が冷えている大きな要因は、運動不足による筋肉の衰えや基礎代謝の低下、エアコンが効いた環境も体温調節を行う自律神経を乱します。

子宮や卵巣などの婦人科系の疾患のある方は、解毒作用のある腎臓を温めると、水分代謝が良くなり、浮腫みが改善されます。
普段から腹巻などをして積極的に温めてください。(ホッカイロなどで40℃以上の熱を与えると卵胞の育ちが低下する恐れがあるので、ご注意ください。)

また、靴下の重ねばきやレッグウォーマーで下半身を冷やさないことも大切です。
ふくらはぎのポンプ作用で全身の血流を良くするからです。

さかのセラピールームの不妊治療の患者様には、卵巣と腎臓の血流を良くする『卵巣通電』を行っております。
排卵障害、子宮内膜症、子宮筋腫の進行を抑える効果があります。

「冷え」は体質ではなく生活習慣がもたらしたものなので、意識して温めれば身体は変わります。
体調が悪いなと思ったら、それは冷えが原因かもしれません。






現代女性のライフスタイルと「妊娠適齢期」のずれ

女性にとって子どもを産むことは『普通』や『当たり前』の社会ではなくなってきました。
体外受精児の出生が「2012年は27人に1人」「2013年は24人に1人 」
と上昇し続けています。
以下、リプロネットみやぎでの講演会の内容を要約して掲載させていただきます。


女性がキャリアを積み、頑張ることのできる社会になってきましたが、一方で女性にしかできない『産むことのできる性』としての役割・実現は一層難しい現実にあります。
自分の人生をどう組み立て、「仕事と結婚」「親になること」をどう折り合いをつけていくのか、人生の早い時期から意識して取り組んでいかなければならない時代にあります。
からだとこころを大切に生きて行ってほしいと思います。

「妊娠適齢期」について具体的な定義はありませんが、一般的には「20〜34歳」頃と言われています(北村邦夫 監修:「将来、ママにパパになりたいあなたへ」より)。

なぜ現代の女性たちにとって、その「妊娠適齢期」に子どもを産むことが難しいことになりつつあるのでしょうか。
平均初婚年齢(女性)は1980年に25.2歳でしたが、2013年には29.3歳となり、約30年間で4.1歳上昇しています。

その一方で生涯未婚率も男女ともに上昇しており、男性は1980年2.6%だったのが2010年には20.14%と約10倍にも増加しました。それらの背景にいったい何があったのでしょうか。

一つの要因と言われているのは、女性の高学歴化です。
女子の大学進学率は1980年は約17%でしたが、2014年には47%(30%増)になり、短大も含めると57%が高校卒業後に進学している状況です。

もう一つは「雇用」「収入」との関係です。
正社員として働いている20代の男性で「将来結婚したい」割合は70%ですが、非正規社員では50.9%と約20%もの意識の差がみられます。
正社員として働いている方に将来の結婚意識が高いことが分かります。
また未婚者の男性女性では、共に収入が上がるにつれて「恋人が欲しい」割合も上がっていきます。
生きる事に精一杯な時は恋愛を楽しみたいという気持ちに向かないことは想像に難くありません。

この収入の問題はつまり、雇用の問題でもあります。
配偶者のいる30代前半の正規雇用者は57.1%ですが、非正規では24.9%と半分以下の割合です。
実は「経済力」によって大きく左右される個人を超えた問題でもあるのです。

恋愛、結婚、出産、子育て、この個人的な事はまさに社会的な事であり、自分や家族、大切な人との幸せを願う時、社会全体の幸福度も上げていく視点を常に持たなければ実現しないということを痛感します。






妊娠のご報告(体外受精、二段階移植にて)

結婚3年半、35歳のYさんは生理周期が短くなってきたこともあり、1年前から不妊治療を始められました。
不妊治療専門病院での基本検査では特に異常なしでしたがIVFに進み、2015年6月、8月、11月、2016年1月の計4回初期胚移植を行いましたが、残念ながら妊娠には至りませんでした。
これまで計4回採卵を行ってきましたが、1回で採れる卵の数が10ヶ→7ヶ→3ヶ→1ヶと徐々に減っていき、また不妊治療を始めてから、生理周期が28日から24日に短くなってきていることと、生理期間も5日間から3日間に短くなり出血量も少なくなっていることを気にされていました。
次回の採卵と移植に向けて体質を改善されたいとのことで、2016年2月にさかのセラピールームに来院されました。
4月から、これまで通っていた不妊治療専門病院を転院され、5月末で仕事を辞められたので、6月の採卵を希望されていました。

仙台の不妊治療専門病院間で凍結胚の移動が可能になったため、転院先の医師の勧めもあり、3分割の凍結初期胚を(二段階移植に使用するため)移送することにしました。
移送方法は業者に頼み宅配してもらうか、ご自身で取りに行く方法になるようですが、液体窒素ボンベのため非常に重いので、ご自身で移送する場合は1人ではなく2人で運び出すのが良いそうです。

5月の生理D10の卵胞チェックでは排卵後で、基礎体温も高温になっていて、排卵が早く生理周期が短いのは良くないとのことで、6月の採卵前周期は卵巣機能を整えるため、D13からプラノバールを服用しました。

6月の生理D13からセキソビットを5日間服用し、D9、D10とhmg注射しD11の卵胞チェックで育っていたので、D13で無事に4個採卵できました。
そのうちの1個をグレード4ABの胚盤胞で凍結することができ、Yさんとしては胚盤胞で凍結できたのは初めてだったので、とても嬉しそうでした。
採卵後、元の病院にあった凍結初期胚をご主人と二人で移送されました。

7月中旬、採卵後1回目の生理からエストラーナテープを貼り、D14で内膜の厚さが10mm以上あったので、D18に3分割の初期胚(融解後4分割になりました)を移植し、2日後に凍結胚盤胞(4AB)を移植(二段階移植)をしました。
シール、膣座薬、デュファストンを服用し、14日後の判定日に陽性反応があり無事妊娠(4週5日)されました。出産予定日は2017年4月上旬です。ほんとうにおめでとうございます。
陽性判定後に全身にじんましんが出て、医師からは「ホルモンバランスの影響でしょう。問題ないです。」と言われましたが、出血も少しあったのでしばらく自宅安静にしていたら、治まったそうです。
12月中旬から妊娠7か月目に入りますが、体調も安定していて順調で良かったですね。

転院や、凍結胚の移送など決断する時は大変だったと思いますが、無事に妊娠することができて本当に良かったですね。
さかのセラピールームでは、患者さまにとってより良い治療のためのサポートをさせていただいております。
何が一番ベストなのか分からなくなってしまったら、お一人で悩まず是非ご相談ください。








妊娠のご報告(自然妊娠)

結婚2年、40歳のSさんは2014年に一般婦人科にて半年間タイミング療法をされていました。
卵管造影も問題なくホルモン値も正常でしたがなかなか授からず、AIHへステップアップすることになりました。
2015年11月から2016年2月まで4周期続けてAIHをしましたが、残念ながら妊娠には至りませんでした。

2016年4月、さかのセラピールームに初診時、「体外受精はするつもりないので、無理なら子供はいなくてもいいと思っていますが、自然妊娠できれば嬉しいです。」とおっしゃっていました。
通院することに疲れたようで(待ち時間が長く、混んでいて予約も取りづらいため)、しばらくは婦人科には通わず、毎日基礎体温を測りながら、タイミングを取ることにしました。
いつも生理周期は25〜32日くらいでしたが、7月は低温期が30日以上も続き、以前、エコー検査にてPCOSと診断されたことがあるので、今週期は無排卵のまま生理が来るだろうと思っていました。しかしその後32日目で体温が上がり、最初は夏の暑さのせいで体温が高いのかと思っていましたが、高温期が19日間続いたところ(生理50日目)でご自身で妊娠検査薬を使ったところ、陽性反応が出ました。
57日目で婦人科を受診し妊娠判定を受け、6週2日で無事に胎嚢確認、8週3日で心拍確認されました。
出産予定日は2017年4月上旬です。本当におめでとうございます。

7〜8週頃は、食べつわりで空腹時に気持ち悪さを感じ、少し落ち着いてきた13週頃に風邪で熱が出た時につわりがまた悪化し、「毎日乗り物酔いしてる感じ、吐き気がつらいです。」とおっしゃっていました。
その後15週から吐き気は収まり、体調も徐々に安定し始めました。
19週で胎児スクリーニング検査(エコーのみ、病院独自)を行いましたが、異常なしでホッとひと安心。
20週で胎動も感じ始め、だいぶ食べられるようになってきました。

高齢出産(41歳)ということもあり、陣痛の痛みよりも体力が持つかを心配して、無痛分娩にするかどうか迷われていましたが、先生に相談したところ「年齢的には問題ないですよ。何かあった場合は帝王切開に切り替えられますので、安心してください。」と言われたので、自然分娩にすることにしました。

お仕事も産休に入る2月中旬まで続けられる予定です。
毎週、お仕事帰りに治療されていますが、日に日に大きくなってくるお腹を見ると感慨深いです。
これから寒さが厳しくなってきますので風邪に気をつけて、元気な赤ちゃんのお誕生を心よりお祈りいたします。





自律神経のバランスを整えるカッピング療法について

自律神経とは生きていくために、無意識のうちに心身の機能を調節してくれる神経です。
交感神経と副交感神経があり、仕事中などは交感神経が働き、心身が興奮し活発になります。
休息時・夜間睡眠時は副交感神経が働き、心身共にリラックスします。
このように交感神経と副交感神経がうまくバランスをとって働き、心身が健康を維持できるのです。

今年9月下旬に初診の42歳の男性Tさんは、今年2月から咳がひどく眠れなくなり、8月上旬には肺炎から心不全(肺に水が溜まったため、呼吸ができなくなった)になり、20日間入院されました。
現在、心臓の薬6種類を服用し、睡眠導入剤で4時間ほど眠れる状態です。
仕事には復帰されていますが、原因不明のしびれと頭痛、不眠に悩まされています。
8月下旬の退院の翌日から両手両足のしびれ、9月の中旬から首のしびれと頭痛が出始めましたが、MRIでは特に異常は見つかりませんでした。
不眠(薬で眠っている状態)と手足のしびれがいつまで続くのか、心配されています。

誰からも理解してもらえない事や不安感というのは、非常に大きなストレスとなります。
自律神経の働きは脳の視床下部でコントロールされています。
辛い気持ちを自分の中に溜め込んでしまうと、脳血流が悪くなり、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
反対に安心や信頼を感じられると心は落ち着き、それだけで症状が改善に向かっていく事もあります。

減圧・吸引するカッピング(吸い玉)療法は体内の老廃物を排泄して血液の循環を促す療法です。
血流が改善されれば、自然に本来の健康な状態に戻っていくことが十分期待できます。

DSCF7095初診時のカッピング後 9月24日
背中全体(特に肩甲骨周り)が赤いのは交感神経の過緊張によるものです。無意識に力が入っているためです。


DSCF70972回目のカッピング後 10月3日
胃の裏、腕の付け根あたりが少し赤くなっている程度で、だいぶ力が抜けてきました。


DSCF70993回目のカッピング後 10月14日
背中全体、ピンク色でほとんど力が抜けています。良い状態です。


近赤外線治療とカッピング療法、四肢通電、星状神経節ブロックを併用した治療を行なった3週間後、眠剤から安定剤に変えて眠れるようにもなりましたし、手足のしびれもなくなったので、3回で治療を終了しました。

不安感が続くことで脳血流が悪くなり、交感神経の過緊張から首、肩、背中の血流も悪くなったため、手足のしびれ、頭痛を引き起こしていたようです。
原因が分かり、安心されたのも良かったのではないでしょうか。

また不調が出てきたら、我慢せず早目に治療にいらして欲しいと思います。











ハロウィンに想う

いつ頃からか、10月に入ると街がハロウィンの飾り付けで賑わうようになりました。

KIMG0754 (1)ウィキペディアによると、毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭のこと。もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったが、現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習です。

日本では1997年にディズニーランドで、仮装した入園者とディズニーのキャラクターが園内をパレードするイベントが開催され、その後秋のイベントとして恒例化していったようです。
中でも、ジャック・オー・ランタンはオレンジ色のカボチャをくりぬき、ナイフで目、鼻、口をつけ、内側に火のついたろうそくを立てるもので、最もハロウィンらしいシンボルですね。
かぼちゃを使ったケーキやクッキーなどパッケージも可愛くて、楽しい気分にさせてくれます。

寒さに向かうこの季節、気の合う友人、ご家族と過ごす楽しい時間を大切にしたいものです。

むかし、コーヒーのCMで『時間を忘れている時が、一番時間を大切にしている時だ。』と言っていました。
忘れられないフレーズです。
これからクリスマス、お正月とイベントが続きますが、時間を忘れるくらい楽しい時間を過ごしてほしいを思います。




妊娠のご報告(凍結胚盤胞移植にて)

3年前の2013年秋に初診の38歳のYさんは、20歳の頃から生理痛が酷く、生理1日前〜3日目まで強い痛み止め薬が必要だったため婦人科を受診したところ、子宮内膜症(腺筋症)と診断され、腹腔鏡手術を受けました。
PRLも高くカバサールを服用しています。
その後、クロミフェン療法によるタイミング法を6周期行いましたが、「排卵痛もあるので、月の半分はお腹が重い状態です。妊娠すれば生理が来ないので、卵巣を休める事ができるので、早く妊娠したいのですが・・・」と、不安そうにおっしゃっていました。

2014年2月から不妊専門病院に通い始め、卵管造影の結果、右側の卵管が閉塞していたため、卵胞チェックにより左排卵周期にAIHを行うことにしました。
2014年はAIH3回、2015年はAIH2回しましたが妊娠できず、2015年11月からIVFにステップアップすることにしましたが、FSHが高かったり、E2が低かったりで採卵できなかったこともあり、転院することにしました。

2016年3月に他の不妊治療専門病院に転院しホルモン値検査をしたところ、FSHとLHの値が高かったため、ピルを服用しましたが、4月と5月の生理2周期連続でホルモン値が下がらず、採卵延期になってしまいました。
ご本人は、「ピルを服用するようになってから、ホルモン値が高くなったような気がします」とおっしゃっていたので、先生に相談し、ピルを服用せず自然に生理が来るのを待ったところ、その周期でのD3のFSHとLHが正常値になったので、低刺激法で採卵をすることにしました。
D9で卵胞チェックをし、D12で無事に1個採卵でき、その1個をグレード4BBの胚盤胞を凍結することができました。

6月下旬、採卵後1回目の生理D1からエストラーナテープを貼り、D13で内膜の厚さが10mmあったので、D19で凍結胚盤胞(4BB)を移植したところ、陽性反応(HCG2000)あり無事妊娠(4週5日)されました。出産予定日は2017年3月下旬です。

ここまで来るには大変な道のりでしたが、本当におめでとうございます。
5週5日で胎嚢確認、6週4日で心拍確認されました。
途中ピンク色の出血が多めにあり心配だったこともありましたが、安静にしているうちに出血も収まりました。
以前、内膜症の手術をした病院で分娩することにしたそうです。

9月11週に入りつわりが始まりましたが順調に育っている様子、10月14週に入るとつわりも治まり、何でも食べられるようになりました。
お仕事も続けていらっしゃいます。
元気な赤ちゃんのお誕生を心よりお祈りいたします。

ホルモン補充治療は必要な治療ですが、副作用には個人差がありますので合わないと感じた場合は、Yさんのように先生に相談されることをお勧めします。
ご自分の身体に合った治療法が必ずあるはずです。





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