2006年02月15日

逆子の治療

逆子矯正治療を行っています。

さかの鍼療室(さかのセラピールーム)では、二つの治療法を採用しています。
低出力レーザーによる治療と、直線偏光近赤外線(スタービーム)です。
光による治療は安全で火傷もせず、お灸よりずっと効果があります。

レーザーとスタービームの選択は、どちらか反応の良い照射刺激を選びます。
(2008年8月3日加筆)

治療点は、至陰(しいん)と三陰交(さんいんこう)を採用しています。
特に有効なのは、至陰(しいん)です。レーザー(照射)をすると、たいていはすぐにお腹の赤ちゃんが動き出します。もしくは、すぐに反応せず、就寝時または、3・4回の治療で動きだします。

逆子は自然に治ることも多いのですが、レーザーや灸で治療を行う効果は、はっきりしています。(低出力レーザーによる逆子治療は、医師の発案に由来します)

7ヶ月以降(26週〜28週)から治療を行います。出来るだけ早く治療を行うことをおすすめします。32週までなら、ほとんどが矯正できます。
妊娠34週前後で来院される方が多いのですが、矯正は少し難しくなります。

レーザーというイメージを怖がる方もおります。実際の治療は、穏やかで殆ど無感覚です。ためらわず、来院していただきたいと思います。

(36週で来院し、矯正に成功した例もあります。ぎりぎりでも治療を行う価値はあります。2009年11月15日追記。10月11月に36週の逆子治療をしましたが、2例とも成功しました。根拠を優先する治療は、2000gを超えても高い成功例を示すようになりました!)

電話で「戻りましたー」と聞くと嬉しくなります。ぎりぎりで戻ったケースはなおさらです。

お腹にグルンという感覚があって。赤ちゃんの位置が戻ったという劇的な報告もありますが、気がつかないうちに戻るケースが殆どです。おそらく、妊婦さんが眠っている間に戻ったのでしょう。

神経質にならず、赤ちゃんの居心地を考えてあげたほうが、良い結果につながります。日々成長しますので。間隔を空けず5、6回の治療を標準とします。

治療初期、たくさん動いていたのに、治療を続けても赤ちゃんの動きが悪くなっていた妊婦さんは、意気消沈していました。私も変だなと思っていました。後日、産婦人科の検診で逆子が直っていたのだと告げられ、「えー?戻っていたの?」治療室へ電話で結果を知らせる声は弾んでいました。

子宮そのものに原因(余裕がない。子宮平滑筋が固く緊張している)がある場合は、腰部の治療を併行して行います。赤ちゃんへの危険はありません。腰部の鈍痛緩和とともに至急平滑筋のトーヌス(筋緊張)が緩和され、矯正し易い状況を作るのです。
(レーザー逆子治療は、併行した効果もあります。腰部下肢の血行がよくなり、体調が良くなった。体が軽くなったと喜ばれています。)

逆子矯正は不思議な治療と思われるでしょうが、根拠があります。それを知って治療するかどうかが問題です。どのような治療でも技量は治療者の知識背景に由来します。

お灸は火傷を伴う非効率の治療です。それに比べ、レーザー逆子治療の優位性は圧倒的です。長年の経験から症例も多く、効果の再現には自信があります。

※稀なケースですが、へその緒が体に絡みついている場合は無理です。
(2009年10月5日追記。6回の治療で戻らなかった方は、超音波画像で、へその緒が赤ちゃんの首に巻き付いていました。ところが、数日後、奇跡的にほどけて戻ったという報告を受けました。赤ちゃんも凄いですね!)

治療はまるでお腹の赤ちゃんと対話するような感じです。何度治療しても不思議な感覚に驚かされます。安全で副作用はありません。母体にも赤ちゃんにも危険はありません。安産となるケースが多いようです。

重複しますが、ためらって出産ぎりぎりで来院するケースは、逆子矯正の確立が低くなりますが、治療する価値はあります。

「やるだけやってみよう!」

そのような期待に応え、全体の治療成功率は70パーセントを超えています。
32週以内なら、80パーセント以上の成功率です。(ほとんど戻ります)

治療はリラックスした雰囲気で行います。

鍼療室記事リンク
逆子治療、32週までに受けましょう!

逆子治療LLLT併用で高効果

妊娠36週の逆子矯正に連続成功!

acumate at 23:54│Comments(0)この記事をクリップ!逆子治療 

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