2010年03月14日

【健康】ヨウ素 取りすぎ注意 「食事摂取基準」来月改定

 ヨウ素の摂取基準が変わります。便秘の妊婦さん、太りすぎの妊婦さんに海草を採りましょうと指導していましたが、これからは余り勧められなくなりました。
 植物性食品なら、こんぶ131000μg/100g、わかめ7790μg/100g、あまのり6100μg/100g、大豆79μg/100gだそうです。動物性食品なら、いわし268μg/100g、さば248μg/100g、かつお198μg/100g、バター62μg/100gだそうです。
 圧倒的に海草類に多いことがわかります。耐容上限量は2200μg/100gということは、こんぶは1.7g、わかめなら28gが上限となります。海草類は意外と食べられません。これは乾燥物なので、実際の量としては意外と食べれるかもしれません。妊婦は、こんぶよりわかめのほうがよいのかもしれません。
 ヨウ素のとりすぎには注意しましょう。

【健康】ヨウ素 取りすぎ注意 「食事摂取基準」来月改定http://sankei.jp.msn.com/life/body/100309/bdy1003090732000-n1.htm
2010.3.9 07:29

みそ汁や納豆など、大豆を原料とした食品と一緒に昆布を食べれば、ヨウ素の過剰摂取の予防になる エネルギーや栄養素の摂取量の目安を示す「日本人の食事摂取基準」が4月から改定になる。今回の改定では微量ミネラルの「ヨウ素」について、健康障害への潜在リスクの目安となる「耐容上限量」が引き下げられた。ヨウ素は甲状腺の正常な働きに不可欠だが、昆布など海藻に豊富で日本人は摂取量が多量になりがち。適量を目指すにはどのような食生活を心がければよいのか。(津川綾子)
 ◆甲状腺機能に影響
 ヨウ素は甲状腺ホルモンの働きに必要なミネラル。海藻、特に昆布に豊富に含まれる。乳幼児期に不足すれば脳などの発達に影響し、成人では甲状腺機能が低下する。日本人の平均的なヨウ素摂取量は1日当たり約1500マイクログラム(推定値)。推奨量(成人)は130マイクログラムで、普通の食生活なら不足の心配はない。
 むしろ心配なのが、過剰摂取だ。和食に昆布だしの利用は欠かせず、日本人は摂取量が多い。ヨウ素の過剰摂取が長期間続けば、甲状腺腫や甲状腺の機能低下を招く恐れがあるという。ただ、通常の食生活では問題ない。
 今改定は過剰摂取による健康被害の予防も目的の一つで、基準を超えて摂取すると健康障害へのリスクが高まるとされる「耐容上限量」(改定前は上限量)を、ヨウ素について成人1日当たり「3000マイクログラム」から「2200マイクログラム」に引き下げた。
 具体的には食生活で何を心掛ければよいのか。基準策定にもかかわった関西大学の吉田宗弘教授(栄養化学)は「昆布製品の摂取間隔や食べ合わせにコツがある」と話す。
 例えば、ダイエット食品としても人気が高いとろろ昆布は、1グラム(ひとつまみ分)当たり1千〜3千マイクログラムとヨウ素が豊富で、すぐ耐容上限量は超えてしまう可能性がある。「時々5千マイクログラム以上の日があっても構わないが、ヨウ素が排出されるように間隔を空ける。連日大量に食べ続けるのは控えて」と促す。また、みそや納豆、しょう油、豆腐などの原料となる大豆にはヨウ素中毒を防ぐ働きがあり、昆布などと一緒に取るとよい。「昆布だしのみそ汁やきつねうどん、湯豆腐などは、ヨウ素の過剰摂取を防ぐ和食の知恵」と吉田教授は指摘する。
 ◆妊娠中は慎重に 
 一方、「妊娠中や乳児の母親はヨウ素摂取に注意が必要」と話すのは尚絅(しょうけい)大学の西山宗六教授(内分泌学)。
 西山教授が平成12〜15年、新生児約3万8千人の甲状腺刺激ホルモン(TSH)値を調べたところ、TSHが高い新生児の母親は妊娠中、正常な新生児の母親の約6倍もヨウ素を摂取していた。妊娠中の過剰摂取は胎児への影響が大きく、TSH値が高いと先天性甲状腺機能低下症の恐れがある。
 西山教授も食生活への注意を促しており、「インスタントの昆布だしには100ミリリットル中に平均約900マイクログラムのヨウ素が含まれていた。妊娠中や授乳中の母親は摂取を慎重に」と話す。


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