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行列、どのくらい待てる?に答えます。待機時間の影響を受けやすいアプリケーションの最適化シナリオ概要このセクションでは、Windows Server® 2012 用に設計されたり機能強化されたりした、低待機時間と高待機時間の両方のコンピューティング シナリオに対応する、一連のテクノロジの概要について説明します。待機時間とは遅延のことであり、2 つの特定のイベントの間に経過する時間の長さを意味します。たとえば、2 つのコンピューター間でネットワーク パス経由で行われる、ネットワーク メッセージの送信から受信までの時間などです。待機時間には、電気的な伝達の遅延、処理の遅延、キューの影響など、さまざまな原因が考えられます。以下のセクションでは、次の 2 つの基本的なシナリオと、それらに適用できる Windows Server 2012 の新しい機能について説明します。・高待機時間ワークロード。ブランチ オフィス ネットワークなどの高待機時間環境では、WAN 接続が使われ、地理的に離れていたり、機能的な制限があったりするために、本質的に待機時間が長くになります。・低待機時間ワークロード。低待機時間処理環境では、各コンピューターが互いにできるだけ速く通信できる必要があります。低待機時間と高待機時間のどちらの状況でも、コンピューターがデータを受信して処理するまでに遅延が発生する可能性があります。高待機時間のシナリオでは、コンピューターは処理するデータを待機しますが、低待機時間シナリオでは、コンピューターは処理命令によって過負荷になり、それらを同時には処理できません。現在は、組織のオンサイトのネットワークからクラウド ベースのリモート データ センターへとサーバーを統合する傾向にあり、高待機時間および低待機時間のソリューションは、コンピューティング環境を最適なスピードで運用し続けるうえで重要です「High latency workloads」高待機時間の状況では、コンピューティング環境を低速にする長い遅延があります。たとえば、リモート ブランチ オフィスのユーザーが低速のワイド エリア ネットワーク (WAN) 接続経由でコンテンツ サーバーのコンテンツを要求したときに、高待機時間の状況になる場合があります。ブランチ オフィス ネットワークは、長距離の地上回線または衛星回線によって相互接続されており、地理的な距離やチャネル容量の制限のために、伝達の遅延が長くなる場合があります。ユーザーが要求したファイル、アプリケーション データ、Web ページなどを受け取るまでの遅延が長いほど、ネットワークの待機時間が長いことになります。「Low latency workloads」低待機時間の状況では、コンピューターの中央処理装置 (CPU) は過負荷になり、命令は CPU で処理される前にキューに置かれるので、命令の処理が遅延することになります。さまざまなワークロードを処理するためには、コンピューター間通信にかかる時間ができる限り短くなるようにすることが必要です。このようなワークロードには、収束時間がネットワーク待ち時間の制約を受ける分散コンピューティング アルゴリズムも含まれます。そのようなシステムの例として、分散合意プロトコル、Message Passing Interface (MPI) ワークロード、分散キャッシュなどがあります。株式取引などの金融市場のワークロードも、ネットワーク通信によって発生する待機時間を可能な限り短くすることを必要とします。次のセクションでは、高待機時間コンピューティング シナリオでパフォーマンスを向上させるために使うことができるテクノロジについて説明しています「BranchCache」最近はコンテンツ サーバーをオフサイトの場所に移動する傾向があるため、これらのサーバーは WAN 接続経由でリモート ユーザーに頻繁にコンテンツを配信する必要があります。この WAN 接続への新たな負荷によって、アプリケーションの応答時間やコンテンツの配信速度が遅くなることで、ネットワーキング コストが増加し、生産性が下がる場合があります。BranchCache は、このような IT およびビジネスのニーズに対するソリューションを提供します。BranchCache は、展開プロセスの合理化と、BranchCache 対応のコンテンツ サーバーとリモートのクライアント コンピューターとの間で WAN 接続の帯域幅を最適化する機能の向上によって、機能強化されました。WAN の帯域幅を最適化するため、BranchCache ではコンテンツ サーバーからコンテンツがダウンロードされ、オフィスのある場所にキャッシュされます。これにより、オフィスのクライアント コンピューターはコンテンツに対し、ローカルにアクセスすることができます。この機能により、リモート クライアント コンピューターは、安全で効率的でスケーラブルな方法でデータにアクセスし、アプリケーションを実行できます。

行列、どのくらい待てる?について説明します。まぁ以下を応用出切る人は余りいない

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行列、どのくらい待てる?について説明します。まぁ以下を応用出切る人は余りいないとは思いますが勉強して下さい。行列式についての定義,そしてそれを展開する方法,ベクトル積との関係について説明します.行列式の定義

\bm{A} = \begin{pmatrix}a & b\\ c & d \end{pmatrix}

という行列 \bm{A} があった場合,行列式はつぎのように定義されます.

\vert \bm{A} \vert = \begin{vmatrix}a & b\\ c & d \end{vmatrix} =ad-bc

行列式は行列の成分同士の演算ですから,ベクトルではなく単なる値(スカラー量)です.下のように書いても,上式と同じ意味です.

\mathrm{det}\,\bm{A} = \mathrm{det} \begin{pmatrix}a & b\\ c & d \end{pmatrix} =ad-bc

また, det とは行列式を表す単語 determinant の略です.行列式の展開定義から2次の行列式ならすぐに求めることができますが, 3次以上の場合にはそうもいきません.そこで,3次以上の行列式を2次以下に展開する方法があります.それは小行列式展開と呼ばれる方法です.たとえば,つぎのように展開できます.

\begin{vmatrix} a_{11} & a_{12} & a_{13}\\ a_{21} & a_{22} & a_{23}\\ a_{31} & a_{32} & a_{33}\end{vmatrix} = a_{11}\begin{vmatrix}      a_{22} & a_{23}\\       a_{32} & a_{33}        \end{vmatrix} - a_{21}\begin{vmatrix}    a_{12} & a_{13}\\       a_{32} & a_{33}        \end{vmatrix} + a_{31}\begin{vmatrix}    a_{12} & a_{13}\\       a_{22} & a_{23}        \end{vmatrix}

何をやっているのか良く分かりませんね.これは第1列について展開しているんですが,じっくり見ると規則性があることに気付きます.係数について見てみます.まずは a_{11} についてです.

fig-a11.png

右辺第1項の係数には a_{11} が出てきてます.そしてそれに付随する小行列式は a_{11} が含まれている 1行目と1列目が取り除かれた形になってます.a_{21},a_{31} についても同様のことがいえます.

fig-21 fig-31

符号について見てみます.第1行1列(左上)をプラス,そこから下または右に1つ進むと符号が反転すると決められています.たとえば a_{11} は左上にあるのでプラス, a_{21} は1つ下に行くのでマイナス, a_{31} は2つ下に行くのでプラスになります.

fig-pm.png

係数と符号は第1列以外で展開しても全く同じように成り立ちます.たとえば第2行で展開すれば

\begin{vmatrix}  a_{11} & a_{12} & a_{13}\\  a_{21} & a_{22} & a_{23}\\  a_{31} & a_{32} & a_{33} \end{vmatrix} = - a_{21}\begin{vmatrix}       a_{12} & a_{13}\\       a_{32} & a_{33}        \end{vmatrix} + a_{22}\begin{vmatrix}    a_{11} & a_{13}\\       a_{31} & a_{33}        \end{vmatrix} - a_{23}\begin{vmatrix}    a_{11} & a_{12}\\       a_{31} & a_{32}        \end{vmatrix}

となります.ベクトル積と行列式

覚えにくいベクトル積も,行列式を使えば簡単に覚える事ができます.ベクトル積の定義は

\bm{A}\times\bm{B} = (A_yB_z-A_zB_y)\bm{i}+(A_zB_x-A_xB_z)\bm{j}+(A_xB_y-A_yB_z)\bm{k}

です.慣れないうちは各成分の中身がこんがらがってしまいます.でもよく見てみると行列式で書けることに気付きます. (A_yB_z-A_zB_y) は行列式で書くと \begin{vmatrix}A_y & A_z\\ B_y & B_z\end{vmatrix} ですね(よく分からなければ逆に行列式を計算して確かめてみてください).同様に他の成分も行列式で書くと

\bm{A}\times\bm{B}  =\begin{vmatrix}A_y & A_z\\B_y & B_z\end{vmatrix}\bm{i}  +\begin{vmatrix}A_z & A_x\\B_z & B_x\end{vmatrix}\bm{j}  +\begin{vmatrix}A_x & A_y\\B_x & B_y\end{vmatrix}\bm{k}

となります.少し覚えやすそうになりました.さらに,先ほどの小行列式展開の逆を行います(この操作の前にjの符号を変えています.理由はあとで分かります).

\bm{A}\times\bm{B} =\begin{vmatrix}\bm{i}&\bm{j}&\bm{k}\\ A_x&A_y&A_z\\ B_x&B_y&B_z\end{vmatrix}

行ごとに ijkxyz と順番に並んでいるので,これなら覚えやすいです.ベクトル積の成分を使うときにはこれを展開して2次の行列式にしてやり,行列式の計算をすればいいわけです.ためしに展開してもとに戻してみます. i, j, k に着目して展開するとそれぞれの係数は

fig-ABi fig-ABj fig-ABk

ですから

\begin{vmatrix}\bm{i}&\bm{j}&\bm{k}\\A_x&A_y&A_z\\B_x&B_y&B_z\end{vmatrix} &=  \bm{i}\begin{vmatrix}A_y&A_z\\B_y&B_z\end{vmatrix}    -\bm{j}\begin{vmatrix}A_x&A_z\\B_x&B_z\end{vmatrix}    +\bm{k}\begin{vmatrix}A_x&A_y\\B_x&B_y\end{vmatrix}\\ &=(A_yB_z-A_zB_y)\bm{i}-(A_xB_z-A_zB_x)\bm{j}+(A_xB_y-A_yB_z)\bm{k}\\ &=(A_yB_z-A_zB_y)\bm{i}+(A_zB_x-A_xB_z)\bm{j}+(A_xB_y-A_yB_z)\bm{k}

となり,元に戻りましたね. j の符号を変えた理由も分かると思います.rotと行列式ベクトル積と同様にベクトル解析のrotも行列式で覚えられます.

fig-rotAi fig-rotAj fig-rotAk

より

\mathrm{rot}\,\bm{A} &=\nabla\times\bm{A}\\ &= \begin{vmatrix}     \bm{i}&\bm{j}&\bm{k}\\     \partial/\partial x & \partial/\partial y & \partial/\partial z\\     A_x & A_y & A_z    \end{vmatrix}\\ &=  \bm{i}\begin{vmatrix}          \partial/\partial y  & \partial/\partial z\\            A_y & A_z     \end{vmatrix}    -\bm{j}\begin{vmatrix}           \partial/\partial x  & \partial/\partial z\\            A_x & A_z      \end{vmatrix}    +\bm{k}\begin{vmatrix}          \partial/\partial x  & \partial/\partial y\\            A_x & A_y      \end{vmatrix}\\ &= \left(\frac{\partial A_z}{\partial y}-\frac{\partial A_y}{\partial z}\right)\bm{i}   -\left(\frac{\partial A_z}{\partial x}-\frac{\partial A_x}{\partial z}\right)\bm{j}   +\left(\frac{\partial A_y}{\partial x}-\frac{\partial A_x}{\partial y}\right)\bm{k}

のように表記することができます.

会社で英語しかしゃべれない!どう思いますか?って言われても今やそれが当り前だとしか言えません

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会社で英語しかしゃべれない!どう思いますか?って言われても今やそれが当り前だとしか言えません。楽天は創業当初から、「グローバルでナンバーワンのインターネットサービス企業」を目指していた。その一環として、海外でさまざまな企業を買収してきたが、海外の子会社とつながっていないと感じた。例えば、国内の社員が海外子会社の社員と話すときに通訳を使わなければならない。そこでひらめいたのが、全員が英語でコミュニケーションすれば、問題が解決するということだ。公用語英語化を全社員に強制するのは困難だと言われた。そうした中で、私の背中を後押ししたのは自分の経験だった。これまでに多くのインド人や中国人を採用したが、その中には日本語がしゃべれない人もいた。しかし、彼らは半年もしないうちに日本語を習熟し、流ちょうな日本語を話すようになった。その姿を見て、日本人も十分な時間をかければ英語を話せるようになると確信した。2006年当時、日本のGDP比率は世界で12%を占めていた。その頃の日本企業は国内でサービスを提供するだけで生き残れた。しかし、最近は新興市場が目覚ましく成長し、20~30年後にはGDP比率は5%以下に縮小するだろう。そうした中では、ビジネスのグローバル化が不可欠だ。楽天は現在、13カ国でビジネスを展開していて、数年後までには27カ国で展開しようと考えている。新卒の30%は外国人社内英語公用語化に踏み切った理由のひとつは、ベストプラクティスを世界で共有したかったということが挙げられる。私たちは日本国内の製品を海外に販売するだけでなく、海外の素晴らしい製品を販売したい。例えば、ヨーロッパの商品を米国の消費者に販売することも考えている。世界中に散在する優秀な人材も採用したかった。楽天ではすでに、新卒の30%は外国人を採用しており、中途採用も積極的だ。特にエンジニアは中国、インド、ヨーロッパで多くの人材を採用している。エグゼクティブエンジニアのトップ6人のうち3人は外国人のため、英語でのコミュニケーションが不可欠になっている。日本経済はこれまで、製造業で競争優位性を保ってきたが、多くのメーカーが苦しんでいる。それはハードウェアが日用品になったからだ。ソフトウェア、サービス、コンテンツをグローバルに組み合わせなければならない時代になってきた。日本企業が苦しんでいるのは、言語能力がないことも大きく関係している。たかが英語、日本企業は目を覚ましてハーバード・ビジネス・スクールは2011年8月、我々の英語公用語化プロジェクトに関するケーススタディを論文として発表した。その中で行われた聞き取り調査では、多くの従業員が苦しみ、ストレスを感じていることも分かった。そこでプロジェクトを見直し、無料の英語クラスを提供したり、時間を与えて勉強させるようにした。従業員には、現在の最重要プロジェクトは、社内英語公用語化だと伝えている。役員のすべては、ようやくTOEICのスコアが800に到達した。従業員には役職に応じてTOEICのターゲットスコアを設定し、昇格の条件としている。その成果として、TOEICの平均スコアはプロジェクト開始時の526から700近くにまで改善した。ちなみに新卒社員はすべて800以上だ。もちろんTOEICだけが目標ではない。あくまでプロセスのひとつだ。TOEICのスコアが高ければ十分なコミュニケーションができるというわけではないが、ベンチマークのひとつになるとは思っている。最終的にはすべてのコミュニケーションを英語にすることを目標としており、現在は80%以上の社内会議が英語で行われている。日本人は、英語を話すことが難しいと思い込んでいる。しかし、勇気を持って殻を破り、英語でのコミュニケーションを勉強すべきという気持ちがあったから、このようなタイトルを付けた。日本の産業にとって、公用語英語化はあくまで始まりに過ぎない。日本の企業は目を覚ましてもらいたい。
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