2011年07月

2011年07月30日

金の真実を知ろう 「バカバカしくて働く気がしないよ(泣)」

奇妙な動きを見せ、弘法大師の地を破壊した台風6号
ヤツが去ったあと、猛暑は陰を潜めている。
しかし、まるで梅雨に戻ったかの如く大雨洪水警報
福島と新潟では、39万6千人に非難勧告…。
何やら、ロクな事がない2011年。
いやはや、困ったモンだ

さて、今日のテーマは相当に衝撃的である。
実は、アメリカが来月に破産という噂が飛び交っている。
早い話、世界の経済危機だ。
円高も進み、1ドル=76円台に突入。
噂は本当かも知れんよ

さて、経済危機が来るかも知れない現在も、
日々、働いて、食って寝て、
子育てして遊んで、いろいろと苦労してる我々であるが、
最大の望みは、結局『金』だろうね。
もちろん、我輩も少しは欲しいさ。
でも、そんな、金を取り巻く世界に大きな疑問を感じ、
奴隷のように労働する毎日に、嫌気がさしていた。
だから、これから来るかも知れない、
世界的経済危機には、期待と恐怖が入り混じり、
微妙な気分である

そして、ある日、といっても何年も前だが、
謎を解くキーワードを目の当たりにして愕然
貨幣経済と金融システムを牛耳る、
とんでもない連中がいる事を知ったのである。
そして、先日、貨幣誕生の秘密と、
その支配体系について詳しく説明するサイトを発見。
益々、金の怖さと、
金融経済のインチキ加減を思い知る事になった。
簡単ながら以下に説明したいと思う。

とは、人間を支配し、思い通りに操る道具だった。
仕事を頑張って、その対価で貰うのが金のあるべき姿だが、
それは我々庶民にしか通用しない。
社会上層部の連中は、ただいるだけで莫大な富を集め続けている。
そこに努力とか知恵とか愛なんて、きれい事は皆無。

アメリカを例に取ると、
5%の富豪が残り95%の庶民よりも金を持っている。
金は一定額以上あれば、
遊んでても膨らみ続けるようになっているのだ。
はっきりいってインチキである
働くのは我々ばかりで、増えた金は全て上に吸い取られるだけ。

金の仕組みってヤツに少し触れよう。
知っての通り、人類初の取引方法は物々交換だった。
でも、それだと互いに欲しい物がカチ合う可能性が少ない。
だから、宝石や貴金属に価値を置き換えて取引するようになった。
次第に主役は金(きん)となり、
金の延べ棒や金貨が使われるようになって行く。
しかし、これは重くて大変。
そこで、金を動かす代わりに、紙の証書を使うようになった。
これが紙幣である。

紙幣の発行は金の量で制限されていたが、
世界大恐慌をきっかけに、この仕組みが崩壊
ここで、いわゆる金本位制が終了した。

紙幣を発行出来るのは、国の中央銀行のみ。
日本だと日銀だ。
銀行は、利子を貰う代わりに、国や企業に貸付けを行う。
紙幣は融資する度に発行。
金(きん)のように基準とする価値がないのに、自由に刷れるのだ。
貨幣を作れるという権力。
これは世界を支配するに等しい。

貸す『お金』は、みんなの預貯金。
他人の貨幣を他人に貸して利子をふんだくる訳だ。
この仕組み自体がおかしい。
そして、その利子ってのが巧妙である。
銀行が企業に100万貸して、利子が10万だとする。
企業は期日までに110万納めねばならない。
間に合わないと倒産だからね

企業にとって利子は経費。
それを払って、さらに利益を出さねばならない。
当然、利子分を払うためには価格に反映させる。
ようするに、利子を払うのは、我ら消費者でもある訳だ。

銀行に利子を払うのは、生産工場、中間業者、
運送会社、小売店、そして庶民全てである。
一つの製品、商品には、4、5重の利子がかかっているのだ。
全ては銀行に吸い上げられる仕組みである。

もちろん、庶民が利用する住宅や車購入、
進学ローンなんかも高額の利子を取られる。
このように、金が動けば必ず利子が発生。
自動的に銀行だけが潤って行く

銀行といえば、地方や都市にもあるが、
財閥系大銀行のネットワークは凄い。
全ての利子は上層部に集中するだろう。
オーナーの資産は、いくらか?

そして、世界中にネットワークを持つ銀行王には、
どれだけ富が集まるのか?
その銀行王は、ほぼ世界中の中央銀行をも所持している。
日銀もだ。
イコール=世界を支配しているも同然である。

その一族の名は、我輩がいうまでもなく超有名だ。
銀行という職業、そして貨幣経済を作った者。
金融システムの創始者、世界経済の創始者でもある。
自分で作ったのだから、誰も太刀打ち出来なくて当然だ。

お札は自由に刷れるし、
それが自分に集まって来る仕組みになっているので、
もはや金儲けに意味はない。
むしろ、世の中を思い通りにする願望が強いようだ。
そして、世界は彼らの思い通りになっている。

我々は、金を貰うために
血眼になって努力する日々を送っているが、
そこで生じた利潤は、我々が支配される糧となっている。

彼らは政治とマスコミを使い、生存欲と物欲を煽り、
我々の視点を『お金』に集中させる。
お陰で視野狭窄となり、真実に気付かないようになっているのだ。
(最近、マスコミの暴走激しいね〜

どうよ、金を追い求める馬鹿さ加減がわかっただろう?
こんな紙切れで人生を振り回されてはダメだ。
所詮、金の価値などまやかし。
いい加減に目を覚まし、価値観を変えて行かねばならない。
金はあくまでも生きるための道具に過ぎず、
我々が追い求めるものではない。
目指すは、各自の精神性向上
そして、みんなが調和の元に、愛し合う社会を造る事だ

adam_2021 at 20:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 政治・経済・国際社会 | 仕事、ビジネス

2011年07月28日

「悪を許せば善となる」  善悪の謎を紐解く その3

悪というものの捉え方について、2度に渡り書かせていただいた。
今回は、世に巣くう悪に対して、どう対処すべきかを模索しよう。

みんなも、日々、いろいろと他人に迷惑をかけられているだろう。
勿論、誰かに迷惑かけてるかも知れない。
ちょっとした迷惑はお互い様だから、
目くじら立てるまでもないね

それでも、激しく迷惑を被る時もある。
今、酷い目に遭っていて許せない奴がいるとか、
過去、誰かに深く傷付けられて、未だに恨んでいるとか、
そういう人もいるだろう。
我輩も、過去、かなり裏切られたし、イジメられたし、
金を騙し取られた事もあった。
さらに、家族一人を不当な暴力で失った経験さえある

巷でも、原発被害で、菅総理初め政府関係者、
東電関係者らは、被災者含む国民の怒りを買い、
憎まれ、恨まれ、呪われている。
ただでさえ、政治家は税金を無駄遣いしまくり。
そして、アメリカや中国に献金しまくり。
国民を欺き続けているから、それも仕方ないかも知れない。

一般社会でも、犯罪者は減る気配がない。
腹が立つどころでなく、
心を引き裂かれている被害者もいるだろう。

社会に仇なす者、人々に苦痛を与える者は糾弾されねばならない。
その責任を問わねばならない。
また、ある程度の罰も必要。
悪事の抑止力になるからだ。

しかし、我輩は、ここにお願いする。
悪を犯す者を糾弾するのは良いが、けして見捨ててはならない、と。
罪人に待っているのは当然罰であるが、
それは、過ちに気付くきっかけとして提供すべきだ。
そして、罪を償ったなら、
再び仲間として迎え入れなければならない。

みんなは、悪い事をした者を、とかく切って捨てようとしがち。
それが、身近な者、親しい者ならば許すが、
親交の浅い者、関係のない者だと、容赦なく裁く。

ある程度親しい者でも、その欠点を挙げつらい、
陰口を叩く光景を目にするが、
それが恥ずかしい行為と気付いてるだろうか?
面と向かう度量がないならば、努力して身につけばいい。
相手の反発が怖いから陰口をいうというなら、
そんな卑怯な事はやめよ。
前回も書いたが、まず大目に見て許してあげよう。
そして、もっと愛情を持てるなら、忠告するか、
見本をみせてあげればいい
悪を犯す者は、他人に迷惑をかける。
また、時には他人を不幸のどん底に突き落とす。
自分が被害者ならば許せないだろう。
なぜ許せないのか?
それは、心が憎しみに溺れるからだ。
悪を犯す者への理解と慈悲がないからだ。
そして、悪によって受けた傷が、
必ず癒える事を知らないからである。

殺された者は哀れだが、滅びたのは肉体だけであり、
本人の意識は別の次元で生きている。
既に痛みを感じる神経もなく、
新たな世界での生活を始めている。
寧ろ、肉体を持つ加害者こそに試練が訪れるだろう。

殺し以外でも略奪や詐欺などの被害もあるが、
これだって永遠に苦しむ訳ではない。
長くても、肉体を持つ間の苦しみに過ぎない。
いくら憎んでも、罪人に罰を加えても、
被害者の苦しみには何の影響もないのだ。
被害の傷は、本人の心掛けで楽に癒える。
そうでなくても時が消してくれるだろう

それより、加害者の苦しみ、悪に堕ちた者の悲しみを知って欲しい。
今はまだ、その罪深さに気付いていなくても、必ずわかる時が来る。
いつか罪人には、自らの罪に死ぬほど苦しむ時が訪れる。
どんな者でも精神に良心を具えている。
誰でも人を愛する心を持っている。
これを読む君も同じだ。
同じ心を持った仲間を許せぬ訳がない。

犯した罪の重さで、闇に沈んで行く同朋を見捨てる事が出来るか?
もし、君が罪を犯し、誰にも許されず、
罪と罰と孤独の奈落に沈んで行くとしたら、
それに耐えられるだろうか?
悪を犯した者こそが、本当に救いを求めている。

罪人とは、弱者をいう。
この世界で最も弱いのは悪を犯す者である。
正しき者は強く、けして苦しむ事はないだろう。
だから、正しき強い者には、悪しき弱者を導く義務がある。

持ってる者は持たない者に与え、
知る者は、まだ知らぬ者に教える。
これは、存在する全ての人間の義務である。
悪を犯す者、悪に溺れる者を見捨ててはならない。
どんなに悪い子供でも、見捨てる親はいないだろう?
我々、全ての人間は、
実の親子と同じくらい絆の深い関係なのだと理解して欲しい

悪は誰の心にも芽生える。
それは、生まれ持った本能だからだ。
悪意を抑える事、犯した罪を悔いる事により、人は学びを得る。
被害に遭った者も、その痛みから学ぶ。
これが、悪というモノが存在する理由である。

悪事と罪は自身の良心により、必ず裁かれる日が来る。
良心から逃げられる者は誰ひとりいない。
人々は罪人を励まし、被害者は加害者を許そう

我々の心には、人を憎み、恨み、呪う性質など具わっていない。
それを為す事は大きなストレスとなり、己の精神を蝕み続ける。
我々になすべき事は、自らの悪を抑えて罪を反省する事、
他人を許す事、他者を気遣い、励ます事のみである

かなり、突拍子もない内容になったかも知れないが、
自分なりに考えてみて欲しい。
タイトルの意味も理解して貰えただろうか?



adam_2021 at 20:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 心、精神 | 宇宙と人間の謎に挑む

2011年07月25日

「悪は誰の心にもある」 善悪の謎を紐解く その2 

タイトルを読むと、実にネガティブに感じるだろう
世の中、全てが悪人だといわんばかりである。
今回は、あなたの心に浮かぶ、
ネガティブな感情への対処方を述べたい

今日、クルマで出勤途中、強引な割り込みに遭った。
思わずカチンと来て、ドライバーの方を睨んでしまった。
別に大した事ではないが、腹が立つのだ。
我ながら困ってしまう

また、今日、綺麗な女性を目の当たりにして、
思わず欲情してしまった。
万が一、暴走して痴漢行為などしようものなら、犯罪者だ。
我輩は、日々、心の浄化について考える者なので、
こういう淫らな感情が起こると情けなくなる

さて、悪といえる、さまざまな感情や行為がある。
怒り、憎しみ、嫉妬、略奪、欲望、裏切り、不寛容、
無関心、暴力、雑言、陰口、虐め、
怠惰、絶望など、挙げたらキリがない。
悪の詳しい定義については、過去記事を参照してくれ。
ここをクリック

心に浮かんだ悪感情や悪意とは、目に見えない。
行動に出なければ、
他人を傷つける事はないので罪にはならないが、
自分の精神を蝕み、ストレスを溜める。
行動に出るよりはマシだが、思うだけでも好ましくない。

悪感情や悪意を実際の行動に移してしまうと、
これは悪事となり、悪人と呼ばれる。
罪を犯せば、突然ながら糾弾されたり罰を受ける事にもなる。
悪意を形にしたら、
自分にとっても周囲にしてもロクな事がない。

人が悪を犯さずに済むのも、
良心という防波堤があるからだ。
従って悪を犯すと、人は自分で自分を罰し、簡単には許さない。
この良心は、とても大切な本能である。
精神浄化装置ともいうべき、我々の宝物だ

人は、思いと行いが洗練され、人格が高まって来ると、
良心が働き過ぎ、自分を無理に裁いたり、
攻めたりして自己嫌悪になったり、自信を亡くしたりする場合もある。
真面目な人ほど、その傾向が強い。
いい人ほど自分に苦しむのだ

怒りや嫉妬、批判、欲望、怠惰などが心に浮かぶと、
強烈に自己嫌悪するタイプの人がいる。
でも、それは勘違いだと気付いて欲しい。
悪感情や悪意は人の本能なのである。
(エゴといういい方もある)
これは自然に湧き上がって来るもので、
けして止める事は出来ない。
むしろ、これは正常な姿だから、気に病む事はない。
(本能についてはこちら→ここをクリック


人間の精神は、他人の言動や日常のさまざまな事象に反応し、
ネガティブへ向くようになっている。
これは、我々の心が、そういう仕組みだから、どうにもならない。
イエス様でもお釈迦様でも、反射的にカチンと来る時がある。
これは、脳の深い部分に刻まれた、動物的防衛本能で、
物質世界で生きるために必要不可欠。
そして、これと向き合う事で、精神にとっても、いい訓練になる。
実に効率的に出来てる訳だ。

悪意や悪感情は、動物的本能であり、脳の働きによる。
肉体の不調や疲労によって出やすくなるので、
日々の体調管理が基本となる。
「どうも今日はネガティブだな」と感じたら、疲れてるかも?
しっかり休めば解決出来る場合もあるよ

問題は、出てしまったネガティブな悪感情と悪意をどう捉えるか?
そこが重要。
怒りの感情が生じたら、キレたり他人を攻撃するか、
それともぐっと堪えるか。
この選択が分かれ道となる。

悪感情や悪意が湧いて来たら、その気持を増幅してはならない。
そこに集中し、執着すると悪感情はさらに燃え盛ってしまう。
大事に至らぬ内に、ネガティブな芽は摘まねばならない。

腹の立つ事や嫌な事に心が粘着する傾向の人がいる。
こういう人は、その内、具体的な行動に出て、
人を傷つけるか、ストレスで病気になるだろう。

他人に腹を立てた時など、悪意を自ら増幅し、
後日爆発させ、
文句をいったり、他人に当たったりする人もいる。
このように悪感情や悪意の毒に負けてしまう人が後を絶たない。
悪い感情が生じたら、即座に消す習慣を作ろう

腹が立ったら深呼吸して、リラックスすると即効性がある。
悪い感情が出たら、「おっ出たな、さぁ、退治してやるぞ」とか、
「あぁ、また来たよ、困ったもんだ」と、
笑ったりして受け流すのもいいのでは?

他人の悪や無礼を追求するよりも、
自分の感情を整える方が先である。
悪感情や悪意が出て来たら、我慢ではなく、
考え方をチェンジする事を勧めたい。

他人に頭に来たら、我慢ではなく許す
嫉妬したら抑えるのではなく、祝福する。
欲望が噴出して来たら耐えるのではなく、
現状に感謝するのである。
これらは、とても難しく、すぐに出来るものではない。
しかし、人間は何でも習慣に出来る。
繰り返し試みれば必ず身について来るだろう

悪感情や悪意に振り回されず、
心を自分でコントロール出来るようになると、
日々がとても楽になって来る。
気持に余裕が出るのだ。
その分、何かポジティブな事を考えたり、
やりたい事に心を向けられる。

何より、まず、自分を苦しめたり、
痛め付けたりするのはやめよう。
悪感情や悪意など、ネガティブな思いに振り回されないように。
他者を許し、そして祝福しよう。
そこから始めたらいいと思うね。

今回の、『善悪の謎を紐解く その2』では、
自ら、ネガティブな感情をコントロールする術を挙げたが、
次回『その3』では、
他者のネガティブな精神への対処方を述べたい。

面倒臭い内容ばかりで恐縮だが、
人間として、自らの精神構造は知るべきだ。
知れば、感情や意思をコントロール出来るだろう。
次回も是非読んで、参考にしてくれたら嬉しい


adam_2021 at 20:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 心、精神 | 宇宙と人間の謎に挑む

2011年07月23日

悪の定義、それは不調和と後退〜善悪の謎を紐解く その1

またしても難しいテーマだ
恐縮だが、人生に必ずプラスになるハズなので、
どうかガマンして読み切って欲しい。
全てを理解する必要はないので、
1つでも何か参考になれたら、それでOK

さて、当たり前な事だが、世の中には、いい人と悪い人がいる。
しかしながら、この二つを厳密に分ける事は出来ない。
いい人とは、思いと行いが、
大体良いレベルを維持出来てる人を指せばいいのか?
悪い人は、その逆?
言葉にするのは難しいね

気を付けて欲しいのは、
この世界に完全無欠な人間はいないという事。
世の尊敬を集める人格者にも欠点がある。
欠点を見て、「やはり、こんなヤツ信用出来ん」、
と斬って捨ててはダメだ。
他人のアラ探しをしてても、自分が偉くなる訳じゃない。
同様に、欠点だらけの人間にも優れた点はある。
進んで(わざと)他人を傷付ける人間でもなければ、
簡単に批判すべきではない。

そう、進んで悪を志す者こそ糾弾すべきだ。
同じく、自己の利益を追求し、他人を犠牲にする者も。
みんなは、こんなヤツになりたくないよね?
普通、誰でも『いい人』になりたいと思ってる。

何で、いい人になりたいか?
理由は2つ。
まず、いい人とは、精神的にハイレベルという事。
上を目指す本能が人に具わってるからだ。
もう一つは、人に好かれるから。
ようするに、集団の輪に入るためね。

悪い人になって嫌われると孤独になる
次第に誰も相手にしなくなるからだ。
孤独な人間は、生きる意味を見出だせない。
異性に相手にされなければ、
生物としても子孫を遺せないので、存在に価値もなくなる。
よって、嫌われるのは、避けなきゃならない。
身近でいうと、嫌な経営者や権力者なんて、
みんながいう事を聞くけど、誰も心を許してくれない。
いくら金と権力を得ても孤独で淋しいと思うよ

好かれる人は、自分のエゴを抑え、
集団に利益をもたらそうとする。
嫌われる人は、エゴ丸出しで集団の調和を乱す。
好かれるには、言葉と行いをポジティブなものにする事。
嫌われないためには言葉と行いをネガティブにしない事だ。
いうのは簡単だけど、具体的にどうすればいいだろう?
そのためには、善、悪をはっきり区別するしかない。
難しいけどね

以前、人間の本能は、進歩と調和の2つに集約されると書いた。
この2つを進める事で人間社会は発展し、
みんながハッピーに過ごせるのだ。
人は、この法則から外れる事は出来ない。
(進歩と調和については→ここをクリック

簡単にいうと、進歩と調和に関わる思いと行いが善であり、
2つを邪魔するのが悪となる。
まず、調和が第一であり、進歩とは、
調和を、より強めるために必要。
早い話、みんなと仲良くする、協力する、認め合う、
愛し合う、祝福し合うのが、僕らの存在する意味であり、
それが僕らの望みであり、悦びなんだ

朝のニュースで、とある僧侶が、労り、思いやりが
生きる支えだといっていたが、そうではない。
むしろ人は、そのために生きている。

各人が、勉学、技術、人間性を磨こうとするのは、
これ自体が楽しいと同時に、それが、みんなの役に立ち、
全体の調和を深める事で、悦びを共有出来るため。
だから、人に嫌われるのを避け、
孤独を恐れるのは、進歩と調和の輪から外れるからだ。

エゴとは、元々、自分がハッピーになりたい気持が根底にある。
略奪、攻撃、独占、支配など、ネガティブな欲求も、全てそうだ。
でも、この欲求を満たしても、ハッピーなのは一時だけ。
調和の輪から外れれば、この先に待つのは孤独だけで、
この上なくアンハッピーになってしまう。
ここに、気付かねばならない

自分勝手に生きてる人、他人を支配してたり、
利用してる人は、表面的にはハッピーに見えるけど、
どこか充たされないジレンマに悩まされてるはず。
彼らは孤独を何より恐れている。
最後に待つのは孤独のみだと、潜在意識で感じてるからだ。
自分が孤独に墜ちると同時に、
集団を不幸にする生き方は、今すぐ止めるべきだね。

重ねていうと、人間には、自分をハッピーにし、
集団に貢献する権利と義務がある。
だから、個人が人の道に外れると、
直接に危害を受けなくても、
みんなは心配して、ハッピーでいられなくなる。
集団から外れる人が一人でもいると、
みんな、心底ハッピーにはなれないんだ。

『人の迷惑にならなきゃ、何してもいい』、
と思ってる人は多いけど、これは大間違い
自ら孤独に入り、自分のためだけに知力、
能力を向上させて自己満足しててはダメだ。
集団との関わりを絶とうとすると、
せっかくの知恵と経験が死んでしまう。
集団に貢献しない知恵と能力なんて、存在しないのも同じ。
せっかく向上心という本能があるんだから、
得た物はみんなで分配して共有しよう。

エゴイストになる事、人に嫌われる事、孤独になる事、
これらは、各人が絶対に避けなきゃいけない。
全ての人間は進歩と調和という法則の元、
自分を磨き、進んで人の輪に入り、
悦びを共有しないと、けしてハッピーにはなれない。
ならば具体的にどうすればいいのか?
それは、各自で追求しよう
ある意味、これこそが人生の目的であり、
僕らがここにいる理由でもあるんだ。

次回は、『善悪の謎を紐解く その2』として、
自分の心に巣くう、悪意のコントロール法を探ってみたい。
ご期待くだされば、光栄です

adam_2021 at 20:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 心、精神 | 宇宙と人間の謎に挑む

2011年07月17日

アセンションを前に〜本能に従い、本能に逆らう

またもや、めんどくさい話題で恐縮
今回もこんな記事だ。
しかし、今回のテーマは、
闇や悪という存在を知るためには重要な部分。
アセンションを考えるためにも役立つと思う。

みんなご存知、本能寺の変で激動の生涯を終えた織田信長。
抱いた野望は、まさに本能の赴くままだった。
信長の野望といってもゲームじゃないよ。

人間には、さまざまな本能がある。
人を愛したいのも、人助けしたいのも本能。
向上心や好奇心も本能だ。
こういう、良い本能は、どんどん推進して行こう。
基本的に本能のままで生きてOK

しかし、僕らには、
人間社会を営む上で障害となり得る本能もある。
それは、闘争本能や生存本能、恐怖心などだ。
他に自尊心や食欲物欲、性欲なども、
問題を引き起こす場合がある。
しかし、これらは、
人間、動物が生きるためには必要な本能でもある。
これらをいかにコントロールするか?
それが、社会生活、そして人生において重要になって来る。

闘争本能が役に立つのは、どんな時?
まず思い付くのが、喧嘩や戦争だ。
これらは、本来やってはいけない事。
でも、もし、その場面になれば役に立つ本能となる。

この闘争本能を、自分から積極的に使うのは悪。
相手を打ち負かす目的ならNGだ。
でも、自分や家族、仲間のために戦わねばならない時もある。
いわゆる自衛、防衛の戦いならば仕方がない。
だから、自衛隊はOKなのだ。
また、闘争本能はスポーツでも役立つ。
やはり、人間にとっては大切な本能。
問題は使い方だね。

生存本能といえば、食欲や性欲。
生きるためには食わなきゃならんし、
子孫を遺すために性欲は必要。
問題は度が過ぎる事。
食べ過ぎると太るし、生活習慣病になってしまう。
性欲を暴走させると、性病や望まれない妊娠のリスクが高まる。
また、性犯罪にも繋がるので、
しっかりコントロールせねばならない。

さて、人間として、やってはいけない事の大部分は、
本能から来ているとご存知か?
盗みや殺人も、自分の利益を優先させるためだから、
自我や自尊心が元になっている。
物欲も所有欲に関係しており、結局は自尊心だ。
早い話、利己主義=エゴ、は自尊心である。
人はみな自分が可愛いし、大事。
もし、自尊心がなかったら、危険を避ける事もせず、
心も体も粗末にしてしまい、生きる障害となる。
やはり、ここも問題は行き過ぎる事。
周囲との調和を欠くほどに自尊心を強めてはダメだ。
プライドが強過ぎる人は要注意。

人が誰でも持つ本能で恐怖心というのがある。
どんな動物でも、未知の物や体験、
自分に精神的、肉体的なダメージを負うものには恐怖感を持つ。
もし、この本能がなければ、
進んで危険に向かって行くので、命がいくつあっても足りない。
恐怖心の度が過ぎると、人間は怖くて行動出来なくなり、
仕事や日常生活、恋愛などの発展が望めなくなる。
ビビりな人は要注意だ。

また、みんなが嫌いな、嫉妬や浮気(?)も本能。
嫉妬も自尊心があるから起こる。
自分より恵まれた人を憎む事で、
自分の不遇を慰めようとする訳だ。
これについては、先日、別のテーマで書いたので、
もし興味あれば、チェックしてみて欲しい。
(ここ)

本能というのは強烈で、水が下に流れるような強制力も持つ。
怒り、欲望、恐怖、嫉妬心、エゴなどは、
どんなに気を付けていても、瞬時に現れて来る。
これらが心に現れない人間(動物)はいない。
だから、こういう感情が湧き起こっても、
自分を醜い存在だと思ってはいけない。
それを、如何に、大きくなる前に処理するかが重要。
時と場合により、本能を発揮したり抑えたりする事が、
人が生きる上で大切なのだ。
本能をコントロール出来れば、人生は成功と悦びに溢れるだろう。

どのようにコントロールするのかは、
詳しく説明出来ないが、いくつかは挙げよう。

食欲と性欲、ギャンブルなどは、頑張れば抑える事が可能。
食べる、性欲を充たす、ギャンブルで勝つなどの時、
人は脳内で快楽ホンモンが出る。
これが麻薬中毒みたいに癖になるから抑えされない訳だ。
ならば、これらの分泌をコントロール出来ないものか?
最も大事のなのは、腹八分目という考え方だ。
人間、食えば食うほど食いたくなる。
性欲も同じ。
ギャンブルもだ。
そこそこで抑えて終了させれば、
快楽物質がたくさん出る前にストップ出来、中毒になるのを防げる。
これは、まだ中毒化してない場合に有効である。
既に中毒化して依存しまくっているとなると、
抜け出すのは厳しい。
食欲が底無しの場合、腹八分目で抑えるのは困難だ
カロリーの低い物を食いまくる手もあるが、
半永久的に続けなければならず、返って苦しい。
やはり、根性を出して腹八分目で抑えるしかないね

人間、何かに挑戦する際、出だしは大きな力がいるが、
繰り返す事で、だんだん小さな努力で済むようになって行く。
途中で止める事で、脳内快楽物質の分泌が少なくなるためだ。
欲求は次第に薄れて、
少ない量、時間で簡単に止められるようになる。
その後、それをキープするのは難しくない。
食欲だけでなく、性欲や物欲、ギャンブルも同じである。
ようするに、習慣化するのが一番だという事だね。

ならば、これを応用して、
さまざまな悪しき本能を抑えられるのではないか?
エゴ、闘争心、恐怖心、嫉妬心、怠惰なども、
継続すれば抑えられるようになるだろう。
各自、課題はいろいろだろうけど、
本能のコントロール目指して少しずつ始めて行こう



adam_2021 at 20:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0) スピリチュアル | 自然科学

2011年07月11日

資本主義社会の崩壊

震災からの復興も、まだこれからという状況で、
電力消費の激しい夏場を迎えようとしている。
節電に知恵と努力を結集して、
これを迎え撃とうとする、我々日本国民。
今年の夏は暑いか、涼しいか?
猛暑になったらエアコンがないと死んでしまう人もいる。
入院生活を送る高齢者に節電は酷というモノ。
その分、我々がガマンするしかない。
エアコン禁止!
でも、車内はOK。
バッテリーだから大丈夫だ

原発の復旧と節電ばかりに目が行くが、
世は相変わらずの不況だ
仕事がない人、あっても給料少ない人が大勢いる
物が売れないので給料上がらない。
給料安いから物が買えない。
悪循環…。

今、日本の重要課題は景気回復といわれるが、
経済不況は世界的な問題でもある。
各国、各企業、各人が日々懸命の努力を続けているが、
回復の兆しも気配も全くない。
一体どうすればいいのか

反面、中国やインドの経済発展は凄まじい。
日本の昭和30年以降における高度成長期というモノが、
今、中国とインドに起こっているのだ。
しかし、必ず限界があるのは、アメリカと日本を見ればわかる。
特に中国はバブル崩壊も予想されており、
日本と同じ道を歩む可能性が高い。
中国とインドの発展は、まさに狂い咲きみたいなモンだ。
とっくに世界経済は真冬状態なのだから。

以前、『金が支配する完璧なシステム』と題して書いた事があった。
ここをクリックしてみて
資本主義経済というのは、
金を集めるノウハウを極めた連中に支配されている。
アメリカ経済では、富裕層5%がそれ以外の95%より金持ちだ。
どう考えてもおかしい
一生使い切れない資産を持ってる連中がいて、
片やいつ飢え死にするか知れない人々がいる矛盾。
アフリカやアジアには、
飢餓や疫病に苦しみ、水さえ満足に飲めず、
顔に寄りたかるハエを払う力さえない人が大勢いる。
そして、先進諸国にも膨大なホームレスの群れが…。
同じ人間でこの違いは何なんだ!?
不公平とか不平等とか、そんな言葉では表現出来ない、
天と地ほどに分かれた埋め難い格差…。
全くもって信じられない不可解な現実がそこにある。

資本主義経済とは、人間を支配するためのシステムだ。
その原動力は『生への執着(死の恐怖)』と『物欲』。
(以前も書いたね)
一般人が生きるため、そして欲望を満たすために労働し、
その金を上の人間が吸い上げる仕組みだ。
我々はその『お零れ』を貰って生きている。
年収800万くらいの人は自分を勝ち組と思ってるだろうが、
富豪から見れば年収100万の人間と変わらない。
日本人なんて殆んどが『団栗の背比べ』の庶民だ。

はっきりいえるのは、この世界、金を持ってるヤツが強い。
銀行や為替、相場を操る超財閥連中。
今、この瞬間にも莫大な利子や差益で財産が膨らみ続けている。
そういう最強クラスの富豪たちが徒党を組めば、
アメリカもヨーロッパも日本も敵わない。
ある意味、というか実際に世界を動かしているのは彼らだ。

彼らは一生使い切れない金を持っているので、
欲しい物は何でも手に入る。
もはや、いい服を着ようとか、アクセサリーで飾ろうとか、
美味い物を食おうなどの贅沢はし尽くした。
そんな彼らには「社会を支配して、国家、人間を操り、
理想の世界を築く」という欲求しかないんらしい。

「資本主義経済は文明実験ではないか?」という説がある。
この方法で世界がどこまで発展出来るか試してる気もする。
しかし、今この現状はどうだ?
アメリカは負債に喘ぎ、息も絶え絶え、
日本も相当に苦しんでいる
(米国の負債は1京を超えるとの噂=10000兆以上
それは、我々一人一人が苦しんでいるに他ならない。
そして、飢えと疫病に苦しむ人々…。
ここまで来ると「資本主義で人間は幸せになれない」、
と結論を出しても良さそうだ。

近い将来、資本主義経済その物が崩壊するという噂がある。
一説によると、今年中といわれ、
その後の世界経済の混乱は計り知れない。
アメリカは膨大な借金の返済が不可能で、
今あるドルを止め、新しいドルを作って、
借金を帳消しにしようと企んでいるようだ。
そんな事で借金が消えるか疑問だが

7月15日から、アメリカでの金銀売買が禁止になる、
という恐ろしい話も聞いた。
アメリカ経済が破産したら、ドルは紙切れになる。
市民が破産から逃げる事を許さないみたいだね

今、オバマ大統領のやってる事は、
アメリカ破産後の対策ばかりらしい。
ここをクリック
これからは世界中に大きな動きが見られるだろう。
その果てに世界大戦が起こらない事を願う。

今一度いうが、世界を牛耳る大富豪連合を頂点に、
飢えてガリガリの子供たちが底辺に溢れる社会はインチキだ。
そんなバカげた世界には何の価値もない。
天と地とに掛け離れた天文学的格差を埋める意外に
人類の未来はないと断言する。

最も安全、確実に世界を救うためには、
ズバリ、金持ちの資産を没収し、底辺の人間に分配せよ。
没収というのは間違いか。
金持ちは貧乏人に寄付しなさい
世界中にいる難民たちに最低限度の暮らしを提供しろ。
そして、不況で貧困に喘ぐ人たちにも正当な利潤を与えよ。
底辺にいる人々と上流階級の人との差を縮めるべし。
全く平等にせよというのではない。
最低限度、人間らしい暮らしを世界中全ての人間に与えてくれ
あとは、個人の努力で何とかすればいい。
スタート地点がドン底で、
努力しても抜け出せない状況は何とかしろ

今、年収800万以上の人にいいたい。
あなた方は、大富豪から見れば我々庶民と同じではあるが、
少し贅沢をし過ぎかも知れない。
年間50万くらい寄付してくれないか?
さすれば世界で救われる人が大勢いるハズだ。
年収120万の人なんてそれどころじゃない。
ワーキングプアには、年間5万だってキツイだろう。
年収1億の人なんて、年間1000万の寄付くらい楽勝だ。
いや、500万残せば十分生活出来るんだから、
残りの9500万を寄付しても問題ない。

ここでいう寄付とは、
震災の義援金みたいに一時的なモノじゃない。
この世界から不公平がなくなるまで続けるのだ。
世界には、震災に合わずとも、
常にそんな状況の人が大勢いるだろう?
『世界助け合い基金』を日本政府主導で作ってくれ。
もしくは、年間1人100円でもいいから、課税してもいい。
素敵なアイデアだと思うんだがな〜。

全ての日本人にいいたいが、
贅沢するために金を持ってどうする?
高収入で金遣いが荒い人は、
「私は欲望を抑えられないダメ人間です」といってるも同じ。
そんな生き方、全然カッコ良くもなく、むしろ滑稽だ。
人間としての理性を持ってるなら、
財産は贅沢や権力の誇示に利用したりしない。
それなりに慎ましい生活をして、社会のために役立てるべきだ。
とクルマを持ち、家族で月1外食、年1回旅行
それくらいで満足しよう。
中流に満たない庶民も、生活水準を上げるより、
家族の絆と和を深める事を優先しなきゃならない。
本当の幸せを、今こそ追求するのだ。

それに付けても、大富豪には腹が立つ
彼らにとっては一億でも幼児の小遣い以下。
今日、明日生きられるか知れない人がいる現実を知り、
それでも何もしないなんて、ダメ人間っぷりにも程がある

もしかしたら、これから世界の大富豪連合が、
「世界平和のために富を分配します!」、
なんて財産をばら撒きにかかるかも知れない。
そしたら資本主義経済は崩壊するね。
また、新たな世界が生まれて来るだろうし、
それを期待しちゃうんだが…。
ある意味、共産主義社会が来るのも面白い。
でも、問題は人間が怠け者になる事。
生命の維持と欲望の追求が原動力である現代人が、
生活を保障された社会でがんばれるのかどうか?
そこさえクリア出来れば、
資本主義経済なんて、どうぞ崩壊してくれ

我輩のいう事は、けして絵空事ではない。
世の中を注意深く眺めてみると、
経済的発展など、幻の豊かさだと気付かされる。
資本主義経済は、数多くある方法の一つでしかない。
人間が生きる道は他にもあるだろう?
世界の荒れようを見ると、
貨幣経済自体、それほど寿命は長くないと思われる。
新しい価値観を持った新時代が来るかもよ。
それを、大いに期待してるんだが、みんなはどう

adam_2021 at 20:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 政治・経済・国際社会 

2011年07月08日

謎の死の謎を解こうとすると謎の死を遂げるかも?

世界的トップアーティストの
マイケル・ジャクソン氏が亡くなって1年。
我輩も尊敬していた素晴らしいアーティストだ。
そんな彼は、ナゼ死んでしまったのか?
その真相は闇に消えようとしている

ジャクソン氏は前日まで元気だったが、
担当医のミスでの薬物中毒により急死したとされる。
しかし、この辺りの情報が曖昧で、
医師の証言にも、いろいろと不自然な点がある。
「もしかして彼は殺されたのではないか?」
と考える人が多い所以(ゆえん)である。
ジャクソン氏は温厚で優しい性格らしかったので、
敵を作る事は考えにくい。
にも関わらず、他人に貶め(おとしめ)られる事がままあった。
少年への性的虐待で訴えられた事件も有名。
それは結局、被害者側のでっち上げだと判明し、
幸運にも事無き得たのだが…。

謎の死を遂げたアーティストといえばジョン・レノン氏も有名。
彼は狂信的なファンに銃殺されたとされるが、
このファンという人物が胡散臭い
動機がはっきりしないばかりか、証言も変だ。
一説によると、この犯人は、
マインドコントロールされた暗殺者だといわれる。

もう一人、謎の死を遂げた人物がいた。
元イギリス王室皇太子妃のダイアナである。
彼女も不可解な自動車事故で命を落とし、真相は闇の中だ。
一体何があったというのか

実は、この3人には共通点がある。
いずれも反戦、平和を訴え、チャリティやボランティアに励んでおり、
その知名度と影響力が絶大だったという点である。
平和の使者ともいうべき3人が、
なぜ 死ななければならなかったのか?
その裏には隠された陰謀があると感じずにはいられない

もう、1人、不可解な死に方をしたのが、
マリリン・モンロー。
彼女は自殺とされるが、やはり動機が見当たらない。
状況的に他殺と見た方が自然だという。
果たして、ナゼ?
一説によると、『ケネディと付き合っていたから』、
という仰天の情報がある。
そう、アメリカ元大統領のケネディである。
彼も、また不可解な死を遂げた。
ケネディは、ダラスでの演説で重大発表をするハズだったが、
その前に事件は起こった。
彼の暗殺には明らかに陰謀があると考えられているが、
それは世界中に知られるところ。
政府の見解では、その真相が公表されるのが2039年だという。
なぜ、今いえぬのか
そこには現世界がひっくり返るほどの衝撃的事実があるからだ。
公表される頃には時代そのものが、
それほど騒がれないような状況に変化していると思われる。
ただ、その辺の詮索は、今のところは止めておこう

ケネディ大統領の暗殺後、
彼の実弟、次期大統領候補だったロバートも殺され、
その後も一族のほとんどが消されている
同じ頃に人権派のキング牧師も暗殺された。
この粛清ラッシュは一体何だ!?
死んだのは平和を愛した者ばかりだ。

ここまで出て来た人物を無き物にした連中には、
共通する理不尽な動機がある。
彼らは平和が嫌いなのだ。
そう、好きなのは戦争
闘争と混乱に価値観を見出だす奴らなのである。
過去の歴史は勿論、近年でも理不尽な軍事行動に励む、
不可解な国家があるのはご存知だろう。
そう、イラクを崩壊させ、
中東の軍事国家、イスラエルに肩入れする、我らが御主人様。
度重なる軍事活動で世界の価値観を混沌とさせ、
大儲けしているアメリカ様だ。
いう事を聞かない者は、半ば合法的に暗殺され、
従わない国家は民を大量虐殺される。
何というか、いやはや、言葉が出ない
そんな、アメリカも、今や使い捨て寸前状態なのだが、
ここでは触れないでおこう。

この世界には、力づくで人を操ろうとする連中が大勢いる。
中には殺されるまでには至らず、投獄されたり、
無理矢理病院に監禁されたりして、
自由を奪われている人も多いらしい。
被害者は、権力に従わない、または裏切った、
秘密を握っている、などという人物たちだ。

世界の見る中、ヘロヘロ会見で袋叩きに遭い、
バチカンでの見学で問題を起こした事にされ、
総選挙の後、謎の死を遂げた、
中川昭一氏を覚えているだろうか?
死体で見つかった日、複数の男が部屋に入っていったらしく、
どう考えても事件性が強いのに、
さっさと捜査は打ち切りとなった。
彼の場合は父親も同じように変死(自殺?)しているから、
何か国家的陰謀の犠牲になったとしか見えない

また、ここでは、書かないが、
嵌められて失脚したり死んだりした政治家は他にも多い。
このような理不尽な処分は、
科学者や研究者に対しても行われているようだ。

このように現在の世の中は、
頭の痛い権力者に逆らうとロクな目に遭わない。
もし、あなたが何かしら重大な秘密を握ってしまったとしたら?
己の身に、もしもの事があった時に備えて、
知人に秘密を預けておいた方がいい。
「何かあったらばらすぞ!」と常日頃から公言して、
予め、陰の権力者に釘を刺しておこう。

ただ、あなたの持つ秘密の内容が、知人の浮気であったり、
「隣の主人が実はカツラだった」、などの小事ならば、
その限りではないので安心してくれ。



adam_2021 at 20:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 政治・経済・国際社会 | 社会問題

2011年07月04日

カレーに恋して

改めていうのも変だが、我輩はカレーが好きだ
いや、これを読んでる君も好きだろう?
カレーを嫌いだという人がいたら、相当の変わり者。
もし、嫌いというなら、この先を読む必要なしだ。

カレーというと家庭料理の定番。
誰でも物心付いた頃から、
お母さんのカレーに絶大な信頼を寄せて来たはずだ。
「うちのカレーが1番!」、
と大ホラを吹く人が後を絶たないのも仕方がない。

初めて学校給食のカレーを食べた時の感動も忘れがたい
大量に煮込むため、具材の味が染み込んでるのだろうか?
そして、友達の家に呼ばれた時に出て来たカレーも美味かった。
この時点で、我家のカレーが1番とはいえなくなった。

社会人になると外食の機会も増える。
従って他人が作ったカレーを食べる経験も増えて行く。
そこで人々は気付いた。
「世の中には、さまざまな系統のカレーがあるんだな」、と。
大きく分けると、本場インド系、洋食欧風系、家庭の味系となる。

洋食系、家庭系にはレトルトが混じる。
洋食店はルーを使うのが基本だが、
喫茶店やカフェ、ファミレスだとレトルトの出現率が上がる。
業務用レトルトはマンガ喫茶辺りでも出て来るが、意外にいい味だ。
しかし、店によっては家庭用レトルト並の物もあり、
これに当たるとガッカリする。

基本、家庭のカレーは、市販のルーを使う。
使う具材に違いはあるが、
ルーの美味さが味の決め手といっていい。
近年はルーも進化しており、家庭の味のレベルも上がってるハズ。

そもそもカレーとは、
インドやその周辺のスリランカやネパールの民族料理。
これは誰もが知ってる。
でも、日本に伝わったのは、
イギリスからという事実を知る人は多くない。
よく欧風カレーという言葉を聞くが、
それは日本のカレー自体を指していたのだ。

本場のカレーは、いわゆる、カレー粉やルーを入れて煮込まない。
カレー粉もルーも日本で作られた物。
本場では、
さまざまなスパイスを使った料理を総称してカレーと呼ぶ。
例えば、クミンとターメリックだけの野菜炒めもカレーだし、
シナモンとカルダモンだけで炒め煮した魚もカレーだ。

本場では、日本のカレー粉に入ってるスパイスを単一で用意し、
自分でブレンドして使っている。
しかし、ガラムマサラという調合スパイスがあるので、
家庭では重宝されているようだ。
日本ではガラムマサラもカレー粉もあるので、
カレーを作るのは非常に楽。

みんなも知ってるはずだが、
ルー使用のカレーと専門店のカレーは全く違う。
まず、本場のカレーは煮込まない。
いわゆる炒め煮である。
麻婆豆腐に似てるかも?
メインは『炒め』で、軽く煮るだけだ。

なぜ日本のカレーは煮込むのか?それは、イギリスの仕業。
インドから帰ったイギリス人が、
シチューにスパイスを入れたからである。
作る過程が、ポトフやクリームシチューと同じ事でもわかるだろう。
ポトフにルーを入れたらカレーに変身。
ようするに、本場のカレーとは別物なのである。

日本人がルーのカレーを好むのは、スパイスのコクではなく、
甘さと脂っこさが強いからだ。
砂糖や牛脂、豚脂が含まれるためで、それが美味さの秘訣だった。

しかし、ルーなど二度と使わないと心に決めた。
心底マズイからである
我輩はカレー粉とガラムマサラをたっぷり使って、
本場仕様のカレーを作っている。
一時はスパイスから作ってたが、
コストが高くて面倒臭い割にカレー粉と大差ないと気付いた。
カレー粉なら手軽に買えるしね。

本場テイストがなぜ美味いかというと、
それはスパイスの量が違うため。
ルーなんて甘くて脂っこいだけだ。
この間、久しぶりにルーで作ったら、余りのマズさに驚愕
以前は、こんな物を喜んで食べていた訳で、
舌が肥えるというのも考えものだと思って、ちょっぴり寂しくなった。

ここで、川瀬流本場的カレーの作り方を公開しよう。
並み居るプロやカレーマニアには敵わないが、
我ながら、感動の味である

用意する食材は、

ニンニク1片→みじん切り、玉葱大1→ザク切り、
人参半分→適当に切る。
キノコ1株→シメジかマッシュルームがベスト。
トマト大1→みじん切りカットトマトくらいでOK。
鶏肉もも1ブロック→適当に切り、ポリ袋に入れる。
カレー粉大匙2と塩小匙半分)→肉の袋に入れて混ぜる。
以上で下こしらえ完了。
その他、ヨーグルト大匙2、サラダ油、日本酒、
塩、ガラムマサラ、クミンシードを用意する。

さて、調理開始

1.まず、中華鍋にサラダ油大2を敷き、クミンシードを入れる。
2.パチパチ弾けたらニンニクと玉葱投入し、
中火で透き通るまで炒める。
3.ヨーグルトを入れて、溶けてジュブジュブになったらシメジ投入。
4.少し炒めたらトマト投入し、ジュブジュブまで炒める。
5.カレー粉付き鶏肉を入れ、強火で2分炒める
6.強火のまま、酒50と水300を入れて、
サラダ油を小匙1入れて掻き交ぜ、
沸騰したら中火にして20分煮る。
7.程よい緩さになったら塩を小匙1入れて混ぜる。
(塩は好みにより加減}
8.火を止めてガラムマサラを小匙2入れて混ぜる。
(これも好みで加減)


出来上がり!

ようやく、テーマの具について述べたいと思う。
カレーの具といえば、肉、玉葱、人参、ジャガ芋という4種が定番。
もろにシチューと同じだね。
本場のカレーを見ると野菜に拘りは見られない。
キャベツやピーマン、ほうれん草などの菜っ葉も普通に使っている。
日本だと夏野菜のカレーとして、茄子、ピーマン、トマトを入れるが、
キャベツやモヤシを入れても、何ら問題はない。
アスパラやブロッコリーやオクラとか、何でも入れてみてくれ。

ハウスバーモントカレーでお馴染みのリンゴは、カレー合うぞ。
擦って汁に絡めても良し、大きく切って具にするのも良し。
具にする場合、すぐ煮えて溶けるので、
あとで入れた方がいいだろう。
同じく、バナナを入れたカレーも美味い。

カレーを美味くするのに重要なのはトマトである。
入れると味に深みが出るぞ
ルーで作るなら無理に必要ないが、
粉から作る場合は必須アイテムだ。
しかし、ホールトマトの缶詰は禁止
せっかくカレーが酸っぱくなる。
生のトマトを細かくカットして入れよう。

あと、我輩がいつも欠かさないのがキノコ。
共通テーマ提案者の『なっちゃん』も書いてたね。
(シメジなら、ヒラタケがオススメ)
出汁も出るし、コリコリした食感がアクセントになって良い。
ルーのカレーでも入れてみて欲しい。

肉をイカや海老などのシーフードに変える手口は一般的。
中には油揚げを使う猛者もいる
ようは何でもいいのだ。

最後に肉の種類について述べたい。
日本のカレーは牛肉か豚肉で大きく分かれるそうだ。
東日本は豚、西日本は牛が多い。
なぜ牛を使うかというと、これも西洋の影響。
シチュー風だからだ。
豚を使うのは、単に東日本の人間が食べ慣れているから。
北の方へ行くと、すき焼きも豚という地域がある。
個人的には豚の方がましだね。

そして、最も少数派が鶏肉である。
しかし、本場インドでは、むしろ主流だったりする。
牛や豚は宗教的な意味で食べない人ばかりだからだろう。
実際食べてみるとわかるが、チキンカレーは美味い
最もいい出汁が出るのは、やはり鶏だ
是非ともカレーには鶏肉を使ってみて欲しいね。
(なっちゃんもチキンが好きと書いてた)
オススメはモモ肉だが、挽き肉も美味い。
そう、挽き肉を入れたらキーマカレーになる。
次作るカレーは、
鶏もも挽き肉のキーマカレーにしてみてはいかが?
我輩も近日中に作ろうかな

adam_2021 at 20:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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