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CSRプログラム

今日はちょっと長いです。気が向いたら読んでください。


夕べ「ガイアの夜明け」という番組をご覧になりましたでしょうか。僕は好きな番組の一つでよく見ます。(大抵夕食がこの時間なので・・・。)


昨日は、”余った食”がタイトル。

先日もお付き合いある人と「日本は食べる量よりも捨てる量の食料が多い」という話題を話したと、ブログに書きましたが、やはり今日本では”食”に対して大きな問題がありますね。


で、昨日のガイアの夜明けでは、余った食をリサイクル(リユースというか・・・。)するプロジェクトをコンビにが手がけているという内容でした。そのコンビにはローソン。

ローソンでは、コンビニに並べるお弁当やおにりぎを、賞味期限の数時間前に陳列棚からはずすそうです。
新鮮な食材を常にお客様に提供するために。

このはなしを聞いただけでも、この国はなんて裕福なのかと思いますが、それはさておき、その陳列棚からはずした食材は、廃棄、または家畜のエサにするそうです。


で、その「廃棄や家畜のエサ」にしていた食材を、あるNPO法人が無償で受け取り、調理しなおし、格安のランチとして、低所得者に提供するというもの。


NPOの事業モデルは面白いと思うのですが、僕が注目したいのは、その事業をローソンはCSR部がやっているということ。

CSRとは、Corporate Social Responsibility といって、直訳すると、「企業の社会的責任」などといいます。
超簡単に言うと、「企業が社会のためにビジネスとは別途、何ができるか、または何を社会に還元すべきか」を問い、企業ごとに独自性を見出し、社会貢献プロジェクトを行うというもの。

例えて言えば、ガソリンスタンドはエコに力を入れていたり、マイクロソフトは青少年教育に力を入れていたり。

アダプティブワールドもユニクロさんやリコーさんからCSRプロジェクトとして、ユニフォームの提供や、活動資金の援助をいただいています。



で、また話は戻って。

ローソンのCSRプログラム、やっていることは一見良さそうなんだけど、昨日の番組を見ていて、なんとも納得できない点がいくつもありました。

もっとも大きな着目点はここ。

ローソンのCSR担当者が「自社のCSRプロジェクトがどれだけ成果を上げられているのか」を見るため、食材を寄付しているNPOの視察へ行きました。

で言ったこと。

「賞味期限は守っていますか。」
「タイムラグでお客様に賞味期限の過ぎた食材は提供していませんか。」
「食材は安全に取り扱っていますか。」

だけ。



自社の寄付行為がどんな人をどのくらい喜ばしていて、事実どんな結果が出ているかなんて、一言も聞かないの。

で、NPOからの要望があって、工場で余ってしまったおにぎり用の鮭とかも、今後は追加で寄付することに。

そのときも、ローソン担当者の言ったことは、「賞味期限を厳守して、安全に取り扱えるなら、新たに検討する。」とのこと。


僕、思うのですが、CSRプログラムって、「自社のブランド」のためにやる偽善好意じゃないと思うんですよね。

昨日の番組で見る限りでは、ローソンのやっていることはCSRじゃなくて、廃棄食材を減らすリユースプロジェクトだよ。しかも社会的弱者に対して、「商品価値がないけど、まだ食べれるギリギリの食材提供。」

もちろん、「食」を取り扱うんだから、賞味期限や食の安全を厳守するのは大切なこと。でも、CSR事業として取り組むからには、もっと大切なポリシーがあるでしょ。って思うんですよね。



人によって受け取り方は違うかも知れませんが、昨日のガイアの夜明けを僕なりに見ると、ローソンのやっていることはCSRとは呼べないなと思いました。。

CSRプログラムって、支援する側としてもらう側が「対等」の立場じゃないとおかしいんですよね。

媚てもらうのは「支援」じゃないし、寄付でもない。


寄付とか支援って、もっと愛情がこもってて、崇高なものだと僕は思います。

NPOを主催しているから余計に。



企業とNPO、企業と公益法人のあり方、取り組みは各地で始まっているけど、その本質はまだ見えていない気がします。


意見をもっとまとめて、CSRプロジェクトに取り組む企業に色々提案していきたいな。


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