2010年04月18日
違和感

今日は二分脊椎症協会@東京支部さんからご依頼をいただき、
同協会にて講演をしてきました。
今日の会場は、「東京都障害者福祉会館」。
恥ずかしながら、はじめてこういうモノがあることを知りました。
会場に到着して、まず目に入ったのが、同会館のスローガン。
「すすめよう障害者の社会への完全参加と平等を」
つまりは・・・。
今は、「障害者は社会に完全参加してなく、また平等ではない。」
ってことでしょ。
なんか、すごい違和感!!
僕だけでなく、この看板をみた多くの人が、
同じ事を思うと思う。
こういう事をこういう施設が大々的に言わなければ、
障害があったって、その存在があたりまえになるんだよなー。って。
障害があろうがなかろうが、
男だろうが女だろうが、
年配者だろうが幼稚園児だろうが、
その誰もが社会の中に当然の立ち位置があり、
当たり前に毎日を楽しみ、
自分のパフォーマンスをするんだよね。
それが人という人格ある生き物でしょ。
なーんか、
こういう言葉が存在するという現実を知ると、
アダプティブワールドは、存在しているだけでミラクルだと思えた。
決して、そうじゃないのに・・・。