ADC-SilverFox曹長の日記

他愛も無い独り言などなど

適当な独り言やネトゲ話

介護職の難しいところ

介護職というのは他の業種と違い、たとえ凄く高い介護資格を持っていたとしても他の施設に勤務した場合は全くゼロとは言わないまでも、その施設にいる利用者の事・施設のやり方・同僚職員などなどを理解するまでは戦力にならないのです。

私も3回程経験したので、よくわかるんですが、利用者の症状や状態で全く同じ人ってのは居ないと思います。その人の病気の有無や摂取してはいけないものなど、身体の弱いところなど上げればきりがないです。

その人を理解していないと、まず介助はできません。そもそもその前に名前と顔を一致させる必要があります。○○さんの部屋言って◆を取ってきてと言われても○○さんがわからなければ◆を渡せないし、部屋もわかりません。これを理解するまでは仕事がまわらないですね。その人の身体的な状態を理解していないで介助すると事故が起きる確率はカナリ高いと思います。

そして施設のやり方なのですが、まあ同じ介護の仕事なんですが、結構違いましたね。組織の問題やらその施設の間取りの形もある気もします。備品なんかは結構違うところですね。

同僚職員は、これは場所によりけりですが、介護職は女性職員の方が多いのかな。女性の職場と意識するときも多かったですね。よくネットで職員の人間関係が何て書き込みをみたことがあるけど、実際私もある施設で経験をしましたね。これは他の普通の会社と似ている部分もあり、女の職場が強いところはあるんじゃないかな。でも背景として勤務シフトがキツイとか、人手不足で仕事量が多いとか利用者にイライラするなど、そういったものもあるんじゃないかと思う。

とにもかくにも利用者さんがいて成り立つ仕事なのでね。




ホントはね

私が最初に入った有料老人ホームは約50人の利用者を5人ぐらいで介護していました。以前にも書いたけど、1日のスケジュールが決まっていて、時間通りに仕事をしないと終わりの時間に終わらないといったところでした。まあ、どこの施設もそうだと思うけど。ただ、勤務中は全くさぼっておらず、常に何かに動いていて、汗だくになりながら必死にやっても終わり時間に終わらないというそんな施設でした。先輩方は終わるんだよねえ、今の俺ならどうなんだろうとは思うけど。

研修といえるようなしっかりとしたものは無く、多少教えてもらって実践投入だったように思います。ゆえに先輩職員からは「わからなければ聞いて」と言わるんですが、聞こうにも忙しい施設なので聞く間がないし、そもそも先輩どこにいるんですか?と思うぐらいその場にいねえ。それでも聞いていると聞く人聞く人の言う事が違うといったことも多々ありましたね。

共通してよく聞いたフレーズに「○○してこうする。でも、ホントはね・・・」という言葉。未経験からするとホントのことを教えてほしいのですがと思うんだけどねw。介護も教科書みたいなものがあって、その通りにすると時間も手間もかかるので、自分なりに簡略しているんだなと何となく感じましたね。


こういうことが続くと正しいやり方、基本はどうなんだろうと思うようになるわけです。ゆえに資格取得の為、講習に行かなければと強く思うようになったのもこの頃ですね。

もし他の人が介護の仕事をしてみたいんだけどと相談を受けたら、介護の本を一冊読むか介護職員初任者研修の資格を取得したらと話すと思います。個人的に思うのは、まずは基本の介護理念や作法を理解するのが先では無いかなと考えます。やっぱり、軸をしっかり持ってないとブレるので。

私は言いませんよw ホントはねとは。

介護に慣れるまで

 当時、介護新人の私は介護の世界に慣れるまで4か月ぐらいはかかったように思います。この辺は個人差があると思うのですが、私は遅いほうだと思います。要は他人の服を脱がせたり、排泄のお手伝いをしたり、オムツ交換をしたり、入浴介助したりすることに気持ちの面で違和感を感じ無くなるまでですね。もちろん、羞恥心配慮はしてますよ。

今では抵抗なく出来ているので、ある意味慣れているんでしょう。慣れというと語弊があるかもしれなんだけど、気持ちが動揺することは殆どないですね。当然、お亡くなりする方もいるんですが、そういった事でも感情を揺さぶられることも無くなったように思います。

やっぱり考えるのは、利用者の変化を見落とさず、変化にあったケアをしていくこと。利用者により状態は様々で、利用者を理解し、ケアプランに沿ってケアし、変化があれば報告し、合ったケアを提供していくことを心掛けていますね。

やはり、今でも失敗やミスはしますし、それが利用者にとって深刻なことに繋がることもわかっているので、慌てず平常心で介護にあたることを意識してます。この平常心というのが非常に難しいものでして。

例をあげるとフロアには私一人で利用者は20人。ある利用者がお茶をズボンにこぼすw、すると別の利用者が「トイレに連れてって!」と声を出している。それに釣られて別の利用者が車椅子を動かしトイレの方へ向かっているw。そして、別の利用者が「お茶チョーだい!」と空気も読まずに言うw

この状況を淡々と平常心で優しい言葉をかけ、平常心で業務をこなすのです。結構、難しいですwわりとある事例だと思うので私はそういうもんだと割り切ってますが、最初はホント出来なかったですよ。

まあ良くも悪くも簡単な言葉で言って慣れたのでしょうね。



介護キャリア

介護キャリアといっても3年弱では何とも頼りないが記録の意味で。

介護の仕事を始める前に自分はどういう介護に向いているのか何て漠然と思っていたものです。最初に勤務した有料老人ホームで職員の方に聞いたり、資格の学校の仲間に聞いたりして、その種類と内容を確認したりしていました。

資格の学校の先生が、いろいろな介護の仕事をしてみて下さい、それはキャリアアップであり、経験になりますと言っていたのが印象に残り、当初3年はいろいろなところで仕事をしてみようとそれを実践してきました。

最初は有料老人ホーム。ここは経験上一番凄いところで、今も業務をできるかは疑問です。利用者が多く、慣れていない私には敷居が高かった。スケジュールをこなすのに手一杯で、食事前などは秒単位の動きをしないと間に合わないといった感じでした。その中で利用者が何かしたら対処しなければならず、もう時間との闘いをしていたように思います。利用者の変化に気付かねばならず、介護で大事な『気付き』を教えてもらった現場ですね。

次はショートステイ。ショートステイとは在宅介護の方が一時的に宿泊できる介護サービスで、要は介護してる家族を介護から休ませるものかな?ここは入退所が激しく、歩行出来る方が多いので転倒等の事故率が高かったところですね、まぁ、ここもいろいろありましたなあ。

そして最後は老健。介護老人保健施設の事で長期入院をしていた方が退院して家に帰るまでリハビリ等して自立支援を行うところかな?看護士が常駐し、医療ケアも安心みたいな感じ。ここは前職場のショートステイの経験が非常に関係し、勤務することになったのだが、それは後にかたるとしよう。ここはとにかく職員同士の人間関係がネットでよく書かれているようなことがあったところでした。

現在は去年年末で一旦介護の仕事は休止し、休息しています。月末からまた新たな職場と予定はしているのだけれど、具体的には決めていないです。まぁコロナの影響がカナリ私に影響を及ぼしていますね。ホントに介護従事者として医療従事者の方には頭が下がります。

ザックリ書いてみたけど、大したことねえw。でもそれなりには経験・勉強してきたので一応介護の仕事をしてますと書いてもいいのかなと。でも介護福祉士の資格が無いと介護の仕事してますとは言えない気がしますねえ。

今年はどのような年になるのかな?

生存確認の意味も込めて久々に書いてみる。

今も介護の仕事はしております。まぁ、いろいろ経験させて頂きました。ベテランさんから見れば、まだまだな感じだけど、ここまで続いている自分を褒めて上げたい。

随分と世の中も変わり、ここまで病気もせずに生きてこれたことに素直に感謝。

また、以前のように書いていけたらと思っています。


オムツ

とにかく、介護には付きものと思わざる負えないオムツ交換。

うちの場合ですけどね。私の担当しているフロアでは大抵の方がオムツでございます。自分でトイレに行ける方もいるんですけど、そんな方は使い捨てのパンツのようなオムツを着用しております。自分で行けるけど介助も必要な場合もあるわけで、いわゆる知らないうちに大をしてしまったり、小をしてしまったりと認知が入っているのか、そういったことが多々あります。

初心者の私が入居者さんのオムツを交換する割合ってどんなもんかって知るわけも無く、最初は回数の多さに驚いたんですけど、考えてみれば自分のトイレに行く回数分は変えたりすると考えると「なるほど」とわかってくるわけです。うちでは朝食後と昼食後そして夕食後の3回は確定で変えます。それ以降は夜勤さんがやるんだけど、翌日の朝食までに3回ほど確定で変えてます。夕方も変えたりしてるか、そういえば。そのほかに入居者さんの「変えて」コールがあれば当然その都度変えるし、知らないうちに漏れてしまったりしている方は見つけ次第に変えます。

一人で全てのオムツ交換をやるわけではなく、何人かで一斉にやるんだけど、一日に私がオムツを替える回数は30回を超える計算になります。しかし、数字にしてみると俺スゲエ。

よく介護は腰をやられると聞くんだけど、これ最初は車椅子からベット・ベットから車椅子という移乗でやられるんじゃないかと思っていたんですよね。しかし、個人的な意見で腰をやるのはオムツ交換なんじゃないかと思う。ベットに寝ている入居者のオムツを変える為に中腰になるわけですよ。当然、オムツの中が大変な事態になってる事も多々あるし、オムツから漏れて服やシーツを汚す事もあるんです。そうなるとオムツ交換だけでなく服も着替えさせるし、シーツも交換する。これ全部中腰でやるわけです、中腰でやらざる負えないんです。慣れていれば10分弱でやれるんでしょうが、慣れてない私なんかは10分以上かかるわけで、もう腰が・・・ですよ。単純に尿だけの場合であれば、3分前後で先輩は変えてる気がする。もちろん、ズボンを下ろしてから履かせるまでの時間です。

このオムツ交換が介護という仕事のハードルとなっている気もしてまして、私と同期で入った人もオムツ交換で断念して辞めていかれました。やはり、あの臭いと〇〇まみれになっているオムツの中を見れば、初心者は「これどうすればいいの?」となるでしょうし、陰洗という男女の性器等を洗うことが出来る人と出来ない人がいても不思議ではないです。

しかし、人間である以上は排尿排便はするし、ましてや自分でトイレに行けないわけなので、私らのようにそれを補佐する人が必要なはずです。そう思ってせっせとオムツ交換をしてますわ。

しかし、先輩達のオムツ交換の速さと言ったら信じられないレベルでオムツ内大事故であるにもかかわらず、手早く処理し交換していくさまは神業に思えるほど。「慣れれば、こうなりますよ」と言うんだけど、とてもとても追いつける速さじゃないっす。俺も大分速くはなったはずだけど、まだまだ全然ですわ。まぁ着実にそつなく、排尿排便してもオムツから漏れることがないことを目指して頑張っています。


※先日、一番のオムツ大事故を経験しました。状況はズボンを見るとすでに漏れておりシーツまで漏れが浸透。上着下部も濡れている。ズボンを下ろす勇気が必要。ズボンを下ろすとズボン内に便があふれており、流石に困った困った。オムツを開く前にオムツが〇〇まみれになっている。どうやら寝返りをうったようです。便は背中まで浸透しており、もう頭がかるくパニック。ここで先輩にヘルプを依頼w先輩と2人で処理。先輩が手早く処理するんですよ、何食わぬ顔で。10分経たずにオムツ交換、もろもろの交換が完了。この圧倒的なスキル差に力負けというか勉強になりました。次は一人で出来そうです。



入居者の方々

驚愕のスタートで幕を上げた訳だけど、まず覚えなくてはならなかったのは入居者の名前。

約40人の部屋の場所と部屋番号、顔と名前を一致させる作業でした。これが年のせいか中々覚えられなくて当初は苦労しました。車椅子に乗っているときとベットで寝ている顔はわりと違う顔に見えるんですわ。

「○○さんのひざ掛け取って来て」と頼まれれば、その部屋まで行って取ってこなければならんのです。これは知らないと部屋はどこかなと走り回らんとならんわけですよ。

「○○さんをベッドに移乗してきて」なんて言われれば、何十人の中から○○さんを見つけ出し、部屋まで運んでいく。もう知らないと仕事にならんのです。

自分がやった覚える方法として、よくある関連付けで覚えていく方法でしたね。歩行癖のある○○さんとかイビキがデカイ○○さんとかいう感じです。

まあ、様々な方々が入所されていて、年代的には60〜90代、介助無しでは生活が出来ず、認知症や病気の後遺症によって意思疎通が困難な方々ですね。当初は、こういった方々に接してきたことが無かったので、どうやったらいいものかと考えたりもしましたが、介護の仕事・作業がありすぎて、いつの間にかそんなことも考えることも無く普通に話しかけたりしてますね。業務に流されているといえばそうなんですけど。

話せない方、話さない方、何を言ってるかわからない方でも顔色や目で意外に何を言いたいのか・やりたいのかわかるんですよね。これ、誰でも接していくうちにそうなってくるんじゃないかな。

そして第2段階として、個人の把握です。詳しく言えば身体的に出来る範囲や身体の不自由な所を把握することです。もちろん性格や癖なども含みやんす。たとえば、この方は立つ事は出来るが歩行は出来ない。以前に左大腿部骨折により左足にハンデがあるという感じです。この辺を把握して無いとベッドから車椅子に移乗する時に怪我をさせてしまう可能性が出てしまうし、移乗させる自分の負担軽減にも繋がるからですな。

まあ、今までとは違って物や書類では無く、人を扱ってるので慎重にもなります。介護といっても医療の場所にいる気がしてならないですよ。

今でもそうなんだけど、どうしてもおっかなビックリ作業なんですよね。痩せて骨ばってしまっている高齢者の骨なんて、やり方を間違ってしまえば簡単に折れてしまうわけです。痩せている方だけではないですけど、慎重に見極めながら作業してます。ベテランさんのように思い切ってやらんとならんのですけど、ナカナカ思い切れないですねえ。当然、ベテランさんはその方の身体を熟知しているからこそ思い切れるわけです。その入居者の身体に合ったやり方で作業していますなあ。

いろいろな約40人の方との物語は始まったばかりなんですけどねえ、まぁ大変ですよ(本音)。

初日の驚愕は続く

そして、午後に入り休憩。時間は45分。

短い。しかし、職員の大概の人は45分間休んでないです。10分前には現場に戻って仕事をしていますね。なので、今でも私は45分は休んだことが無いですわ。

休憩が終わり、「オムツ交換をするので今日のところは一緒に付いて見ていて下さい。」とのことで、初めて大人のオムツ交換を見ることになったのです。私が付いたのは、先程の女性職員で10数年のベテランさんです。

まずは見ていようと一緒に行動していると、道具の準備から始まり、いざ入居者さんの元へ移動。うちは4人部屋で仕切られており、男部屋・女部屋と分かれている。職員さんは男部屋へ突入し、男性入居者さんのベットの前へ。この時の私の心境は「ここは男部屋ですよ・・・。」です。

まずは声をかけ、仕切りのカーテンを閉め、ズボンを下ろす。オムツが出現し、職員さんは躊躇無く、オムツを外す。「まさか、女の人が男の人をするの?」って感じですよ。風呂で見ていたので、「こういうものなのか・・・。」などと思っている間に、手早く交換していく。そして、驚く出来事が目の前で展開されたんですよ。

介護では当たり前なのかわからないけど、通称「ちん巻き」と呼ばれるもので、吸水パッドをティンティンに巻きつけるんです。しかも、巻くときに手袋をしているとはいえ、性器を引っ張るんで、これを見た時はマジで驚きました。こんなことするの・・・ですよ。女性であればオムツ+吸水パッドだけなんですけど、男性の場合ちん巻き用の吸水パッドがもう一つ必要になるんですな。

そして当然、おしっこもあれば大の方もあるわけです。そうです、大便ですな。臭いですぐにわかるんですが、まぁオムツを開いたら凄いんすよ。臭いとその状態に。見たこと無いですから、子供のしか。もう大事故ですよ、オムツの中。こんなのどうしたらいいのよ・・・。って俺が思っていると、職員さんは手早く、拭き取ったり石鹸水で洗ったりして、あっという間に処理するんですよね。性器をジャブジャブとやるんです。嘘だろ?ですよ。見てるとこれらのオムツ交換が凄く簡単に見えるんです、後々気付くんだけど、全然簡単じゃないっす。

男部屋が終わると女性の部屋へ。この辺でカナリ麻痺し、頭が真っ白になっていたよう思う。そして、おばあちゃんも同じように性器をジャブジャブですよ。このオムツ交換は本当に衝撃で、初日のことをあまりよく覚えていないのもこの辺のことがあったからだと思う。

今までは他人の服を脱がせたり、男性・女性の性器に触れるということは、やってはいけないことだったわけです。やったら犯罪ですからね。それが公然とOKなのです。女性の場合は厳密にこれはダメってのは介護でもあるんだけれど、自分でも風呂に入れば、あそこは綺麗に洗いますし、考えてみれば当然かなと今では思います。

すべてのオムツ交換が終わった後で、「オムツ交換は慣れと数をこなすしかないから」と言ってましたが、まあ衝撃の連続でカナリ疲れましたね。これまでの人生でいろいろな事があり、物事で驚くことはないだろうなと思っていたけど、浅はかでしたわ。

そうしてスタートした介護の仕事ですけど、続けています。いろいろな葛藤も生まれ、日々考えることも多いですけどねえ。

介護初日の事

初日については何をしたか正直よく覚えていないんだよね。

理由は後々説明するとして、作業着について多少の指摘が前段階であり、最初から制服を貸与されるわけではなかったのです。このあたりは勤められるか確定が出来た段階で貸与ということらしい。指定されたのは白の半袖のポロシャツ、チノパンかジャージ、白の靴下、白の靴・スニーカー。とにかく白が基調のものでした。

私が担当するのは5階で、入居者40人の介護レベル3〜5の症状が重い方がいるフロアでした。最初に自己紹介から始まり、今日の一日の流れの説明後、本日は入浴があるのでそれを手伝ってくださいとのことでした。入浴場に行くとすでに女性の入所者さんが車椅子で並んでいて、他の職員さんたちが服を脱がせていました。

ここで衝撃。男職員が老婆を普通に裸にしている。「お銀さんも手伝って下さい。」と言われたのはいいが、「こんなことしちゃっていいんですか?私は男ですよ?」そうなんですよね。他の施設は行ったことがないのでわからないけど、これが普通らしいです。男も女も関係ないようで、とにかく入居者が多いのでを風呂に入れることが最優先され、事務的に裸にして風呂に入れる。

他人の服を脱がせる何てことは彼女の服ぐらいでしょ、普通。また、車椅子に乗っている人の服を脱がせるのがこんなに大変とは思わなかったですよ。老人なので無理にしちゃいけないし、関節が動かない人や麻痺している人もいるわけで服を脱がせるのも悪戦苦闘、汗がダラダラです。車椅子に触ったのも初めてだったし、まあ必死にやりましたよ。でも職員さんはパッパと脱がしているんだけど、コツがあるようでそれを知ってからは多少やりやすくなりましたね。

女性からスタートし、男性が後。10何人は普通の大風呂に介助つきで入れ、自分で動けない残りの方はストレッチャーに乗せ、車洗車のような仕組みの風呂にストレッチャーごとに突っ込んで入浴させる。身体を石鹸で洗い、頭も洗う。最後に顔を拭いて終わり。ストレッチャーを脱衣所まで運んで、服を着させるベットへ移乗。身体を拭いてオムツを付けさせ服を着せて、車椅子に乗せる。

この作業を見ていて、ちょっと身体が硬直しちゃいました。これやるの?これから・・・。そんなことを考えていたら、「お銀さん、頭をドライヤーで乾かしてください」と言われ、ドライヤーを片手に頭を乾かし始めたっすよ。人の頭を乾かすなんて事はやったことがなかったので、どの程度かわかせばよいいかわからんわとやってたら、「そこまで丁寧にやらなくていいですよ」と言われ入浴終了にあわせ順々に乾かしていましたわ。

この時、一緒に着脱していた私より1週間前に入ってきたと言う20代前半の女性職員のAさん。医療系の学校にいっていたという彼女も介護は未経験との事だが、とても見えないw。俺から見ても戦力になっている。ここの施設に来て驚いたのだが、若い20代前半の職員が多いことです。それがすごい働きをしているんだよね。今まで見てきた若者とは一味違う感じです。俺が20代の頃は介護なんて思いもよらない職種でした。やぼな質問で「何で介護をやろうと思ったの?」なんて聞くと医療系に関わりたかったとか聞いたなあ。のちのちわかってきたことだけど、未経験者ってのは本当に多いですねえ。とても未経験者に見えない人が「入ってから2ヶ月目ですよ」とか普通に言うので驚きです。これは裏を返せば離職率が高い事をしめしているんだよね。

まぁそして、衝撃の午後へと続くのですよ。






どこに入るか

先日の続きとして、まずは未経験ということもあり、介護の世界は漠然としかわかってない状態でした。おじいちゃん・おばあちゃんとも暮らした事がなく、全くの対老人初心者な私が介護で働かしてもらえるのだろうかというのはあったんですよね。

いわゆる老人ホームやらデイサービスなど、何をするのか全くわかってなかったのが実情で、トイレの世話やら散歩の付き添いやらするんだろうな位の知識でした。今でもよくわかってないんですが・・・。

未経験とはいえイキナリその世界に入るには無理があるかなと未経験OKの介護の派遣会社に登録し、仕事を斡旋してもらうところから始めることにしました。ただ、会社には「介護のスキルが学べるところでお願いします。」とだけ希望を出しました。

介護未経験はデイサービスが入り口かなとか言われましたが、学ぶならここかなと会社が出してきたのは有料老人ホームで、この会社からも何人も派遣しているとの事でした。ただ、念入りに担当者に聞かれたのは「トイレ介助があるのですが、臭いとかそういった事は出来ますか?」ということ、「やったことがないのでうまく答えられませんが、臭いとかそういったものは大丈夫ですね。」とか答えたように思う。

後日、その老人ホームを見学に行くことになり、初めて老人ホームと言う所へ行ったんですね。女性の責任者が対応してくれて、軽い面接の後に施設の説明やら業務内容等を詳しく聞くことになったのです。この老人ホームは300人が入所しており、階によって対応する症状が分かれているとのことでした。認知症から寝たきりなどなど聞いているうちに「出来るかな、俺」みたいな気持ちになったのを覚えています。ホールに何百人の老人を見たときには、正直ちょっと引いてしまいました。

責任者からは即採用を頂き、この施設で働くことになったのですが、まあ凄い所でして。この時は認知症の人とは、どう接すればいいんだろうか?とか、やはり女性職員が多いのでうまくやっていけるかなとか不安がありましたね。とくに職員同士の人間関係はネット等でもよく書かれていたので。

そして初日を迎えるわけですが、まぁまた後日に。
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