2009年08月10日

ジョニー・デップについてあれこれ

ヘールムート・バーガーについて書いたからには
ジョニー・デップについても
書かなければいけないような気がしてきました。

同じぐらい好きなんです。

が・・・しかし、「パイレーツ・オブ・カリビアン」以降
少々がっかりしています。
以前はあえて敬遠していたような大作に
立て続けに出演し
演技も以前のように繊細ではなく
大味になったようです。

わたしは「ギルバート・グレイプ」や「フェイク」
「デッド・マン」の頃のジョニーが好き。

中でも「デッド・マン」はジョニーが最も美しい映画です。
また作品としても・・・
監督・脚本(ジム・ジャームッシュ)良し!
カメラ(ロビー・ミュラー)良し!
音楽(ニール・ヤング)良し!
で、パーフェクトなものであります。

最近のジョニーは変わってしまいました。
きっかけは、バネッサ・パラディとの間の
子供が誕生したことではないでしょうか?

インタビューで出演作品の変化について聞かれて
「子供が生まれたから、
子供が観て楽しい作品に出演したいと思うようになった。」
という意味合いの返答をしていた記憶があります。

超大作に好んで出演するようになったのも
わたしの憶測では
超大作→高額の出演料=家族が喜ぶ
・・・ではないかと。

ようするにジョニー・デップは
家族思いのやさしい人なのです。

さて、ジョニーの人柄についてはこのような
結論がでました。
次回はジョニーのやさしさについて
もっと書いていきたいと思います。






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2009年07月30日

わたしの好きな男優☆ヘルムート・バーガー

 はるか昔、「超ウルトラ・ど・面食い」と
言われたものでした。
思えば、身の程知らずだった。
そして、だんだんと現実というものが
わかって来たわけです。

しかし
映画においては、あいかわらず
美男美女が好きです。

映画史上において、もっとも美男な俳優といえば
ジェラール・フィリップでもアラン・ドロンでもなく
やっぱり・・・ヘルムート・バーガーでしょう。
何の根拠もなく自らの嗜好によって
こう断言します
ヘルムート・バーガーこそが最高であると・・・

ヘルムート・バーガーは
映画の撮影を見学に行き、ルキノ・ヴィスコンティ監督に
見出されたわけですが、その時
ヴィスコンティが口にしたと言われる
「こんな美しい青年を初めて見た」
という台詞は有名です。

その後、同監督の「華やかな魔女たち」や
「地獄におちた勇者ども」や「ルートヴィッヒ・神々の黄昏」
に出演して、まさにヨーロッパの高貴な香りを
漂わせています。
「ルートヴィッヒ」での起用を周りから反対された時
ヴィスコンティ監督はこう反論したそうです。

「この役を本当に理解して演じることができるのは
ヘルムート・バーガーしかいない。」

これ、極上のほめ言葉ですよね
ヘルムート・バーガーが高い智能の持ち主で
あることを、確信していたのですね。

しかし、最近のヘルムート・バーガーはすっかり
変貌していまいました。
YOU TUBE の動画を見るとがっかりします。
太って草臥れた、ミッキー・ロークと
同じ匂いがします。
そういえば、ミッキー・ロークも「ナイン・ハーフ」の頃は
よかったな。美しさって果敢ないわ〜〜〜

稲垣足穂はそのエッセイで
男性の美は、女性の美にくらべてこわれやすい
という意味の事を書いていますが
まさに、その通りですね。


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2009年07月29日

ディア・ドクター

 ディア・ドクター
(2009・日本) 上映中

監督 西川美和
出演 笑福亭鶴瓶
    瑛太
    余貴美子
    井川遥
    香川照之
    八千草薫

山深い僻地のある村に、村人たちから慕われる
まるで赤ひげのようなお医者さまがいました。
しかし、このお医者さまには、
とんでもない秘密が・・・・

鶴瓶がプロの役者も顔負けの演技力で演じています。

☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;

最近、女性監督の活躍が目立ちますね。
この作品の西川美和監督は、
前作の『ゆれる』でも評価が高かったようです。

もう一人、将来を期待されている女性監督として
『犬猫』『人のセックスを笑うな』の
井口奈巳監督の名をあげることができます。

両者には共通点があります。

人間らしく自然体で生きる事への回帰を
志向している・・・といいますか。
いままで人々が進歩と思ってきた事に対して
疑問を投げかけている・・・といいますか。

その一つの現れとして気がついた点は
画面に登場する自動車が、極端に少ない
そして登場人物たちのほとんどが
平屋建て、もしくはせいぜいで2階建てに
住んでいる。3階以上に住むことはない。

ならば、両監督の作風が似ているのかというと
受ける印象は正反対なのですよ。不思議と。

井口奈巳監督の作品はとにかく新しい
斬新なスタイルの持ち主。
それに反して西川美和監督の作品には
どこといって特徴がないように感じられます。
強いてあげれば、映画の中の時間が
ゆっくりと流れているという事ぐらいかな。

でもこの古さが新鮮でもあります。

見慣れた感じの正統的な日本映画という
趣にほっとできる作品です。
あと、人間の良さが表現されているところにも
好感が持てます。

映画は善きこと、もしくは美しいことを
主題にすべきだと感じる今日この頃です。


 



adenak at 19:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0) た行の映画 

2009年07月24日

二人の麻生さん

二人の麻生さんをこころより応援しています。

一人目の麻生さんは、女優の麻生久美子さんです。

『ひまわり』という映画で、発見して以来
ずっーとファン。声も顔も雰囲気も好き。

テレビにはあまり出演なさらない方ですが
最近はちょくちょく映画の紹介コーナーなどで
お見かけします。

『情熱大陸』に出演されて、そこでじっくり
普段の麻生さんを見ることができました。
映画の中の印象とは真逆でびっくり!
映画ではだいたいにおいて繊細で
はかなげな印象でしたが
実際は明るく健康的で、精神的にタフな感じの方。

意外性がまた魅力的で、ますますファンになりました。


そして二人目の麻生さんは・・・
第92代 内 閣 総 理 大 臣 麻 生 太 郎 さんです。
麻 生さんは完璧ではないかもしれない。
しかし、国・民 のために懸命に仕事をなさっているようです。
数々の功績も残されている。
どうしてテ・レ・ビの報 道 番組では、ありのままを
報じないのでしょう。
国・民にとって重要な情報は取り上げず
どうでもいいような瑣末な事ばかりを大げさに強調しています。
麻 生さんをブれた、ブれたと非難してますが
重要な政・治・姿・勢においてはほとんどブれていません。

ブれているのは、ミンチュトウの方ですよ。
財・源・問題ひとつとってみても、
どれだけ前言撤回してるんですか?!!!

そして、ジャーン
「『通信・放送委員会』の新設」
などどいうあやしげな案がまた一つ、
ミンチュのまにゅふぇすとに加えられました。

T・Vは報道しないんですか?
またいつものだんまりですか
さっさと報しやがれ!!!

地元の議員さんに、麻生さん応援演説のお願いメール
を送らせていただきました。
そして、嬉しいお返事をいただきました。

麻生さんがこの街にお越しになったら
握手してもらううんですわ〜〜〜




adenak at 13:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年07月14日

それでも恋するバルセロナ

それでも恋するバルセロナ

(2008アメリカ=スペイン) 上映中

監督 ウディ・アレン
出演 スカーレット・ヨハンソン
    ペネノペ・クルス
    ハビエム・バルデム
    レベッカ・ホール

自分でも意外なほどに
『それでも恋するバルセロナ』
にハマッてしまいました。

サントラのCDも買いました。
今も部屋の中にがんがんと流れています。

この音楽、ものすご〜〜〜っく気に入りました。
スパニッシュギターのシンプルな音色
泣けてきます。

最初この映画を観たとき、
ウディ・アレンの映画にはありがちなのですが
ストリー展開のいい加減さが気になりました。
しかし考えれば考えるほど
その適当っぽさが愛らしいものに
思えてきました。

そもそも、ウディ・アレンの映画を観る喜びとは
アメリカのお洒落なファッション雑誌を
パラパラとめくる喜びに他なりません。
雑誌の美しいページが立体的になり、
よどみなく動きだす。
おまけに素敵なBGMまでついているのですから
ずいぶん贅沢です。


ウディ・アレンはまさにそういった意味での
抜群のセンスの持ち主だと思います。

込み入ったストリーや深刻さは邪魔
羽のように軽いのがむしろ好ましいのであって
ストリーらしきものがくっついている・・・
という感じで十分なのです。

『それでも恋するバルセロナ』の
軽やかさ、テンポの良さは
軽妙洒脱でおしゃれが身上である
ウディ・アレンスタイルのひとつの
到達点ともいえるでしょう

 もうすでに2回みましたが
また観に行きたくなってしまいました。


    
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adenak at 23:17|PermalinkComments(2)TrackBack(0) さ行の映画 

2009年07月07日

アヌーク・エーメ様

 世にも美しいアヌーク・エーメという女優が大好きです。
最近はもうお年も召されて
出演作が減ってしまったけれど
「モンパルナスの灯」や「男と女」での
輝かしいお姿は、永遠に映画ファンの間で
語り継がれていくことでしょう。

パリで生まれ育った人らしく、
洗練の極致といった
雰囲気の持ち主で、そのうえ
知的で頭脳明晰、性格も最高によさそう。
上品なことこの上なくて
アンニュイと清楚さを同時に兼ね備えていて

あこがれの女優さんです。
わたしの理想そのものです。


・・・どうして、いきなり
アヌーク・エーメについて
語りだしたのかといいますと、
この私、情報にうとくて
今日ようやく気付いたのですが
ジャック・ドミー初期傑作選の
DVDの中の一枚として
アヌーク・エーメ主演の「ローラ」が
発売されていたのですね。

映像の一部をちらりと見たのですが
アヌーク・エーメさまの美しい事

真珠のように・・

ダイヤモンドのように・・

新緑の葉っぱに落ちた
一粒の朝露のように・・・

ひかりまぶしく輝いています。

ぜったいDVD欲しい
しかし三枚セットで売られていて
残りのジャヌ・モロー主演の「天使の入り江」と
「傑作短編集」は微妙です。
「ローラ」だけのために14000円のボックスを
買うべきか買わざるべきか

とっても迷います。

 



adenak at 21:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年07月03日

愛を読むひと

愛を読むひと

(2008 アメリカ・ドイツ)

監督 スティーブン・ダルドリー
出演 ケイト・ウィンスレット

こんなにつまらない映画を観たのは
久しぶりです。

「ディア・ドクター」を観るつもりだったのですが
上映時間に遅れてしまい、しょうがなく
こちらをみたのですが、
「剱岳」か「それでも恋するバルセロナ」
をもう一度観た方がずっとよかった。

脚本が適当なので、まったく感情移入できません。
月並みなラブストリーに
スパイスとしてナチスの犯罪をからませた
どこまでも凡庸な作品です。
重いテーマを扱ったからといって
映画に重みが増すものではありません。


ケイト・ウィンスレットはこの作品で
アカデミー賞を受賞したそうですが
これ名演技でしょうか?
無駄に深刻な表情にうんざりです。

ラズベリー賞の間違いじゃないかしら。

ハリウッドもずいぶん落ちてしまいましたね。
最近は邦画の方がだんぜん面白いです。



adenak at 21:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0) あ行の映画 

2009年06月26日

絶賛!剱岳 点の記

剱岳 点の記

それにしても、凄い映画が登場したものです。
やすやすと世界の映画を
凌駕してしまったのではないでしょうか!!

多くの名監督たちがすでにあの世の人となり
もしくは、老化してしまった今日
世界の映画界の頂点に立つのは
おそらくクリント・イーストウッドであると
思われます。

どの作品も高い評価を受け
一作ごとに、最高傑作を更新していると
いわれている、アメリカの偉大な監督です。
今年に入って公開された
「グラン・トリノ」、「チェンジリング」
はどちらも噂に違わぬ素晴らしい作品でした。

しかし、
「剱岳 点の記」とこの二作品を比べた場合
「剱岳 点の記」のほうが、
映画として優れていると
わたしには、そう思えてならないのです。

圧倒的な映像の力。
俳優たちの生き生きとした表情。
浅野忠信の、香川照之の、役所広司の、
これほどのいい表情を目にしたのは初めてです。

並びに他の人たち、
ほんの端役にいたるまでの
最高の表情を、一体どのように
カメラに納めることができたのでしょうか
途方もない神業です。


また全編にちりばめられた
クラッシック音楽が絶妙です。
バッハの『G線上のアリア』
ヴィバルディの『四季』
ヘンデルの『サラバンデ』・・・
これらの曲が、雄大な自然と溶け合っているのです。

そして、そして、特筆したいのは、
東京での日常のシーンの美しさです。

時代は1907年、明治40年。
この年代で思い出すのは、
わたしの大好きな作家、森茉莉です。

森茉莉のエッセイには、
明治時代の彼女がまだ幼かった頃の
思い出についての記述が多くみられます。
語られているのは、
明治時代の東京の街と
人々の生活の美しさについてです。

「剱岳 点の記」にその美しさが
再現されているように思いました。
何もかもが美しい。
人々は背筋をのばし端然とした姿勢で立っています。
身だしなみ、立ち居振る舞いが優美です。
日本家屋の美しさ。
(明治村にある『夏目漱石の家』で撮影されたそうです。)
パンフレットが売り切れていたため、確認はできませんが
浅野忠信らが身に着けているスーツは
当時の形を研究して仕立てられたものではないでしょうか。


明治時代の美しさの全体ではないかもしれませんが
片鱗は確実に見たという思いです。


○.。o.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○

以上いろいろ上げてきましたが・・

映画はフィルムからデジタルに移行しつつあり
CGが多く取り入られ、
なかには全編CGてんこもりの、
魑魅魍魎とした作品が大きな顔をしている、
こんな時代に、
とてつもなく危険な場所での
実写にとことんこだわった、
この映画のスタッフと出演者達の熱さと

明治の剱岳に挑戦した測量官たちの熱さとが
スクリーン上で交差する。

きっとそれが一番胸を打つのでしょう。


日本のマンガや料理が世界でブームになっていますが
次はこの作品を頂点とした日本映画が
世界を席捲するに違いありません。








adenak at 09:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) デビッド・フィンチャー 

2009年06月25日

剱岳 点の記

 剱岳 点の記
 
(上映中 日本)

監督 木村大作

出演 浅野忠信  宮崎あおい
    香川照之  役所広司
    松田龍平

1907年(明治40年)、わが国は迫り来るロシアからの
脅威に備えるため、日本地図を完成させるべく急いでいた。

最後に残っていた山が、富山県にある剱岳。
あまりの険しさゆえ、前人未到の山であり
地元でも「死の山」と恐れられていた。

政府からの強い要望で、
旧陸軍測量部に所属する測量官と仲間たちは
不可能に挑戦する・・・

□■*:;;;:*□■*:;;;:*■□■*:;;;:*□■*:;;;:*■

黒澤明作品の撮影助手を経て
日本を代表する名カメラマンとなった木村大作
の初監督作品。

全シーン実写で撮られています。
CG、空撮は使われていません。

監督は産経新聞のインタビューで
この作品を作った意気込みを次のように
語られています。

「この映画は日本映画への”喝”でもある。
今は映画作りが衰えている。
言葉で言ってもしょうがないから
映画にしたのです。」

この言葉は、作品を観たあとで噛締めると
いっそう深く納得できます。

ただ、ただ、映像の力にのみこまれた
2時間半でした。

上映開始から終了まで泣き続けていたので
途中、呼吸困難になりました。

映像の迫力を体感するために
絶対にDVDではなく、映画館で観るべき映画です。

(反対に「アマルフィ 女神の報酬」
のような映画はDVDで観たほうが
いいような気がしますが・・・)

次回に続きます。



adenak at 20:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) た行の映画 

2009年06月23日

お買い物中毒な私!

お買い物中毒な私

(公開中・アメリカ)

監督 P・J・ホーガン
出演 アイラ・フィッシャー

お買い物がどうにもやめられない
ダメダメ女の子のサクセスストリー

ファッション界のカリスマと呼ばれる
パトリシア・フィールドが衣装を担当
その大半は渋谷の109で
選んだものだとか

  

要するにラブコメディーです。
ラブコメならではの、ご都合主義的
なストリー展開。

すべてがお約束通りに進展します。

でもでも

そのお約束通りって、結構心地いい!
ストリーのでたらめさが、
楽しいじゃありませんか!

さすが「ベスト・フレンド・ウェディング」の
監督さんだけあって、
色彩が氾濫しています。
カラフルで美しく
ハッピーな気分になれます。

カラフルな色って、
人を元気にしてくれますね。

一応はこの映画
お買い物中毒を戒めているのですが
逆に、妙に購買意欲を掻き立てられます。

わたしもお買い物中毒にならないように
気をつけなくっちゃ!!!









adenak at 13:50|PermalinkComments(2)TrackBack(0) あ行の映画 
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麻矢 麗子

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子供  一人