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映画製作者 北田直俊の活動を報告するブログです。

マッカチン/シャドー・ザ・パンデミック

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佐藤榮記監督最新作『マッカチン/シャドー・ザ・パンデミック』
コロナ禍に配慮し今回はオンデマンド公開のみになりました。
小さなお子様からご年配の方まで、多くの方にご覧頂きたい
渾身の自然ドキュメンタリー映画です。
https://vimeo.com/ondemand/makkatin2020

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2011年の東日本大震災から2020年のコロナ禍までの丸10年。
元『どうぶつ奇想天外!(TBS)』のディレクターが独りで
東京の野生動物の生きる力を撮り続けました。
まずは予告編を、ぜひ、ご覧ください。
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https://vimeo.com/ondemand/makkatin2020
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福岡

2002年。今から18年前、狭くて汚い浴槽の中で痛め付けられ、
この川に遺棄された小さな命。
九州大学理系卒業で、広島呉市出身の松原潤という
当時27歳の男(現在45歳)が、このアパートの408号室で
やらかした事件。
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近所でご飯を貰いながら、かろうじて命を繋いでいた子猫を
取っ捕まえて、自宅の浴槽でゆっくりと切り刻む過程を
実況中継したサイコパスエリート崩れの人間。
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ここからインターネットによる動物虐待事件の幕は開けられた。

18年経った今も、この部屋だけは賃貸として募集はされていない。
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犯人の父親は呉市の中学校教頭であった。
明らかに教育者として失格な筈なのだが、その地位の恩給を受け
現在は広島市南区に妻と二人でくらしている。
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その父親に接触し、息子であり上記の残虐行為を行った松原潤の
行方を聞いた。
現在は、広島には居なく、遠い地で社会人として真面目に働いている
との事。過去の事件に関しては、心の底から反省し、悔やんでいると
言った。

だが、殺害された子猫に対する言及は、当たり前だが一言もなかった。
そのような発言をする教育者なら、当然の如く松原潤という様な
普通の仮面を被った怪物は生まれなかっただろう。
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この世界でも唯一の被爆国であり、爆心地の広島。
最も命に対しての尊さを訴え発信していかなくてはならない筈の
この場所から、最も命に対しての冒涜事件が始まってしまった。
まだ動物愛護法がまともに機能していなかった18年前。
だが、残念ながら今もほとんど変わらない。

北田直俊監督作品『デモーニッシュな街から遠く離れて』

【強烈な「喪失感」から撮り始め、公開まで
4年を要した長編フィクション・ドキュメンタリー!】

★本編視聴サイト https://vimeo.com/ondemand/yokofilm
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本当は同棲中の彼女が自殺した喪失感もあるのだけれど、
最も決定的な打撃は、そのちょうど一年後に愛犬を亡くした
事だった。彼女の死が2003年1月31日で、愛犬を亡くしたのが
2004年1月15日。
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しかも、彼女の看病やらで愛犬を大阪の実家に預けっぱなしで
寂しい想いをさせてしまった。10年間、一緒に映画『イヌ』を
旅しながら作った相棒のクロ。最期を看取れなかったその罪悪感から
実は彼女の自殺以上に落ち込んだ。おそらく僕の生涯で、
あれほど泣いて塞ぎ込んだことはないだろう。
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クロが死んだと思われる時刻に、東京の僕にクロは会いにきた。
僕は霊感のなく信じない方だが、何故かその時刻にクロを感じた。
『ごめんな、もう少しで生活が立ち直るからあと数ヶ月待ってくれな』
そんなやり取りをしたのを覚えている。午前1時頃だった。
その6時間後に実家からの電話でクロの死を伝えられた。
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そこまではよくある話かもしれない。問題なのは、すぐさま
クロの亡骸に会うため大阪に向かったが、伝えられた引き取り場所は
行政のゴミ焼却施設だった。そのまま実家には帰らなかったのは
言うまでもないだろう。いくら犬とは言え、家族の一員をゴミ施設に
持っていく家族には未練は無かった。
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デモーニッシュの企画は、そんなボロボロの時期だった。
もう何もない映画を作りたかった。そうしないと僕の
精神がほんとうに持たなかったんだと思う。
ただ愛犬を失って、その喪失感で旅に出るという設定よりかは
彼女を失って、の方が分かりやすいだろうと考えた。
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ちょうどその頃、ビンセント・ギャロの『ブラウンバニー』
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という映画も、最愛の女性を亡くし旅をしているだけの作品だったが
数年後に観たけれど、良く似た設定だった。
ハードなセックスシーンとボカシ満載なところも
似ていたような・・・。
まぁ、つまり男側の視点で描いた映画だよなー
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『デモーニッシュな街から遠く離れて』完成したときは2時間20分の
尺だったけれど、今回ネット配信するにあたって80分の長さにした。
ちょうど観やすい長さだろう。
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★【映画公開時の監督コメント】  
2歳年下の彼女が自殺した。真冬の東京。32歳の若さだった。
そのすぐ後に愛犬が病死した。僕は何も手につかなくなり時間が止まってしまった。
そんな日々に唯一の救いを与えてくれたのは村上春樹の小説「ノルウェーの森」だったり、
映画では利重剛の「クロエ」だったり、アーサー・ヒラーの「ある愛の詩」など、
どれも主人公が愛する人を失い、嘆きと失意の中で幕を閉じるものばかりだった。
同じような境遇に足掻いている人間にハッピーエンドは必要ではないと、その時思った。
嘘でも良いからそっと肩を抱いて、大切な人を失ったねと寄り添い、
語り掛けてくれる映画を探した。
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だが世間はそれほど暇ではなかったみたいで、あまり見受けられなかった。
だったら自分で映画を作ろうと思い立った。
仲の良かった元AV女優の広末奈緒ちゃんに出演を快諾していただき、
あとは制作費がなかったので、主演の男と撮影をほぼ一人で行った。
これは劇映画ではなくドキュメンタリーなんだという想いから、
家財道具一式を処分しアパートを引き払い、携帯を捨て、
関わりのあった全ての人と断ち切り、住所不定無職と自ら孤立無援状態に追い込み、
単身で冬の東北でカメラを回し続けた。
強烈な喪失感を埋める為に悲しみや理不尽さへの答えを探す旅だった。
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★本編視聴サイト https://vimeo.com/ondemand/yokofilm


【スタッフ】撮影・監督:北田直俊/脚本:小林耕一/編集協力:粂田剛・山本希平
挿入歌:小谷美紗子「The stone」
作品協力:佐藤英里子、郷友子、伊藤かつみ、服部富美子、井上貴弘、デジタルムービー工作室
【キャスト】広末奈緒、北田直俊、小関敦子、田口朋毅
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北田直俊監督作品『朝子』

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【自主制作ポルノ映画】自ら命を絶った人妻の堕落詩
●本編視聴サイト[ https://vimeo.com/ondemand/asakofilm ]
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2003年1月31日、豊島区南長崎二丁目のアパートで自殺してしまった
僕の彼女が、生前に話してた企画が、原案になってて、
ひとりの人妻が自殺するだけの、ただそれだけのシンプルな映画を
作りたい、と言っていた。
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彼女の死後、友人だった女優の村井美波子さんに何気にその話を
したことから、この映画のスタートが始まった。
詳しくは村井さんのコメントを下に添付したので
読んでいただければと思う・・・。
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そういった意味で、僕は雇われ監督みたい。
真の監督は村井さんかもしれない・・・。
まぁ、僕も若かったし、この映画の一番の動機が、
憧れていた村井さんがヌードOK!を頂いたことで、
ただ単純に村井さんの裸が見たい!
それも全裸が見たい!の一点だった。
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それはもう監督の権限だから、ここで脱ごうと指示していたんだけど
いま振り返ってみれば、僕も共演者の一人として、
村井さんとセックスしてればよかったと、とても後悔している。
朝子の父親役でアル中の変態オヤジで登場しているが、
同じ変態なら村井さんと絡んでおっぱいくらい舐めたり
しておけばよかった。
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当時はFILMからDVカメラの移行時期だったので、
カメラ操作も編集も手探り状態のてんやわんやだった。
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★ストーリー
何不自由なく幸せに暮らしていた人妻、朝子。
ひょんな事から封印していたはずの過去のトラウマが目を覚まし、
妄想の世界に足を踏み入れる。
やがて混沌と自棄の中、何一つ報われないまま自らの命を絶つのだった。
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★【暑くて長いあの夏の映画という記憶】(主演 村井美波子)
今思い返してみても、『朝子』の撮影は何かの熱に浮かされているような日々だった。
クランクインが5月、アップが10月だったと思うが、私にとっては熱く長い夏の
記憶のように感じる。
数年ぶりに会った監督は、生涯を誓った女性の死という越え難い苦しみの渦中にあった。
目黒駅ビルののどかなカフェで、似つかわしくない内容の会話で向かい合いながら、
監督は、私に新作の構想を語り、『また映画を撮れるようになるかわからんけど、
いつか撮れるようになったら』と言った。
それに対して『いつかじゃなくて、今撮りましょう!』と言ったのは、
私であって私でない。何かに押されるようにして出た言葉だった。
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撮影中もよく何かに守られているような気がしたものだった。
監督はストイックで、現場はいつも真剣だった。
助監督兼役者だった小澤発情君は、全裸で野外撮影中、降り出した雨にカットがかかった瞬間迷うことなく監督に走り寄り、自分の局部ではなくカメラを守った。
スタッフだけではなく、監督が役者たちの熱に、予定外のシーン増を余儀なく
されることも多々あった。誰もが真摯で、本当に余計なもののない現場だった。
撮影は概ね天候に恵まれ、演出上効果的なタイミングでいつも雨は降った。
クライマックスの屈辱シーンでは、これ以上ないというタイミングで
大粒の雨が降り出し、役者の一人が『雨、降ってきた!』と叫ぶと同時に
みんなのテンションが狂気に舞った。
朝子にとって残酷なシーンにも関わらず、
私はその光景を美しいとすら感じた記憶がある。
張り詰めた緊張感のなか、土砂降りの雨に打たれカメラを回す監督とスタッフの元、出番を終えたエキストラの役者たちもが、誰も傘をささなかった。

主演 村井美波子
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【自主制作ポルノ映画】自ら命を絶った人妻の堕落詩

●本編視聴サイト[ https://vimeo.com/ondemand/asakofilm ]
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北田直俊監督作品『イヌ』

僕が25歳の時に作った映画『イヌ』
正確には、完成したのは34歳になっていた。
35ミリFILMの自主映画。
たった一人で作れるのか?試してみたかった。
総製作費は1500万以上。
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★本編視聴サイト https://vimeo.com/ondemand/inufilm

生きていて、何の目標もなかった。
映画は作っていても、職業映画監督には興味がない。
金儲けも、マイホームも、結婚も。
趣味もなかった。ギャンブルやスポーツ、釣り?
女遊び? 何にも夢中になれなかった。
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そんな頃に、或る雑誌に載っていた一匹の老犬に目が釘付けになった。
人間に虐待され、片足になったボロボロの老犬に。
何でこんな事をしなきゃならないんだ?
強烈な人間に対する怒りが芽生えた。
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その聖人に見えた老犬だけをインスピレーションで
一本の脚本を書き殴った。
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端っから何もない。世の中や社会に対しても、親·家族に対しても。
まるで自殺する遺書かテロリストの犯行声明かの如く
『糞のような話』というタイトルを付けた。
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この映画を撮る! そして死んでやる!
言いたいことを全て吐き捨てて野垂れ死んでやると、覚悟だけは定まった。
だが、資金は? 機材は? 仲間は? キャスティン グは?
そんな見切り発車の撮影だった。
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継ぎ接ぎだらけの小汚い貧乏映画だが、完成と同時に
その頃、好きになった彼女が僕の代わりに自殺してしまった。
2003年の真冬の1月、莫大な借金と共に、『イヌ』と改題した
重たいセルロイドFILM巻を抱えて途方に暮れていた。
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もう二度と観たくない程に、僕の恥ずかしくて忘れたい当時が
満載の乞食映画『イヌ』。
だが紛れもなく僕の青春そのものでもある、この映画を
16年振りにネット公開するのは、僕なりの過去との和解なんだろう。
★本編視聴サイト https://vimeo.com/ondemand/inufilm

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合同会社adg-ethicsのフライヤー

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いよいよ次回作の取材開始でバタバタしていますが、
このような見開きのフライヤーを作りました。
普段、動物問題に関心のない方に、手にとってほしいという想いです。
お知り合いのお店や施設などに置かせて頂ける方は、メッセンジャーかe-mail( small.one.cinema@gmail.com )までご連絡くださいませ〜〜🙇‍♂️
宜しくお願いします〜〜。

かわいそうな象を知っていますか


昨年末、都内に於いてひっそりと公開された長編ドキュメンタリー映画『かわいそうな象を知っていますか』がネットにて無料配信が開始された。

 この記録作品は、日本の動物園で飼育されてきた象に焦点を当てたもので、戦争中に上野動物園で起きたいわゆる誰もが知っている象の花子さんの悲劇から始まり、戦後、井の頭公園で飼育されていたもう一頭のはな子さん。そして、現在も日本の各地で存在する象を描いている。

 誰もが知っていると書きましたが、実際のところ誰も「かわいそうな」象の事は知らなかった。序盤に描かれるエピソードの一つに、戦争中に当時の都知事の号令で上野動物園にいた様々な動物たちが殺処分され、唯一毒入りの餌を摂取することを拒み続け結果、とても長い期間をかけ餓死させられたはな子さんの話には、教科書にも絵本にも載らなかった驚愕の事実が存在し、冒頭からして私は当時のお偉いさん達が行ったその命の軽視によるバカバカしいセレモニーからして、今まで自分が歩んできた人生が間違っていたような大いなる敗北に似た無力感に覆われて、客席に深く沈み込んだのを覚えている。

 誰も知らなかった。誰も教えてくれなかった。誰も知ろうとしなかった。そんな動物園に囲われた三つの時代の象さんの物語。

 私が最も敬愛する映画評論家の町山智浩氏が以前言っていた言葉ですが、「傑作映画」とは何か?と映画の本質を語っていたのを、この映画を観て思い出した。つまり映画とは一つの人生経験であり、その映画を観る前と、観た後で確実に人間として変わってしまっている。
つまりゲームをして面白かった、ご飯を食べて美味しかったのような感想ではない、その映画を観て明日から生き方を変えよう、考え方を変えようと、その人の人間性までも変えてしまうものが「いい映画」なのだと熱弁していた。

 では、どうすれば「いい映画」を制作することができるのだろうか? 氏曰く、観客は日常生活のフラストレーション発散のために映画を観る。すべての映画はそのために存在する。だが勘違いされやすいが、ここで実は制作者側が現実問題のフラストレーションを解消する手段として映画という媒体を選んだという胆が肝心であると。
その原動力がつまり観客に感動やインパクトを与えるのだと。
現在の映画に足らないのはそこだから観客は心底映画で感銘を受けないし、制作者の原動力が金儲けや、市場リサーチ等、浅はかで不謹慎な映画作りでどうやって素晴らしい映画が作れるだろうか?と嘆いていた。

 そういった意味では、この佐藤栄記監督の『かわいそうな象を知っていますか』は紛れもなく「いい映画」だ! 私自身50年間生きてきて、この映画を観る前と、観た後では大きく変わった。

 動物園に囲われた動物たちは可哀そうにと子供の頃から漠然と感じていたが、ではいったい何が? どういった意味で可哀そうなのか?
この佐藤監督はそれらを具現化して私たちの眼前に提示してくる。そういったエピソードを積み重ねることでしか改めて、人間は想像できない生き物なのだと分かった。頭で理解していたつもりと、その現象を見てしまった事では雲泥の差があることを我々は思い知らされることだろう。

 そして映画の中で度々導入される共同制作者・ずーシャキ氏製作のアニメーションにも心を打たれる。前述した冒頭の、上野動物園でのエピソードと、思わず号泣してしまった中盤以降に登場するで象の水浴びシーンのアニメーションシーンである。
ドキュメンタリーとアニメーションという一見相反する表現媒体が、ここでは素晴らしくリンクし、象の想いを最大限に昇華した奇跡的なシーンへと繋がっている。

 先日、知り合いの二十歳の子にこの映画の感想を伺ったところ、『動物園の動物たちは毎日餌をもらって幸せだと思っていた。だけど、その発想自体間違っていた事に気付かされた』と語ってくれた。勿論、自然界に比べ食料の調達の心配はないだろう。
しかしながらそれと引き換えに自由そのものが奪われた。それはもう生きる意味さえも奪われたと同義である。
そのことは実は我々人間側にも言える事であり、僅かばかりの給料や、日々の約束された糧のために、離婚や転職、はたまた新しい自分探しのためのステップを躊躇している方も多いのではないでしょうか。人間はそんなつまらない枷を相手に求め、そして自ら嵌め込む愚かな生き物なのかもしれません。

 劇中、檻を叩き続ける類人猿に、佐藤監督は『出せよ!出せよ!出せよ!出せよ!出せよ!出せよ!出せよ!出せよ!出せよ!出せよ!出せよ!出せよ!出せよ!』とエンドレスにナレーションを入れた。居た堪れないシーンである。
そこには佐藤監督の強烈なメッセージがダイレクトに表現されている。

 何故なら佐藤監督は元々、TBSの「どうぶつ奇想天外」のディレクターで、かなりの高給取りでもあったという。
その彼が40代半ばで身体を壊し退社した後、全てを失ったゼロの立ち位置から、何かに取り憑かれたかのように一台のカメラを購入し、年収も数倍に落ちた介護職員という当時のディレクターとは水と油のような職業をしながら、これまたTBS時代の組織という枠から最も遠く離れた自主映画という手法を用いて、組織時代では決して表現できなかった世の中の恥部を炙り出すという恐ろしく絶望的な自主映画という世界で、己の手腕を発揮しだしたからで、
その思いがそのまま「出せよ!」に繋がっているとわたしは強く感じた。

 いずれにせよ一億人以上が住むこの国で、あの類人猿の切なる訴えに共鳴し、誰が同じ想いで「出せよ!出せよ!出せよ!出せよ!出せよ!出せよ!出せよ!出せよ!出せよ!出せよ!出せよ!」と声高に訴え上げる人間がいるだろうか?

 この『かわいそうな象を知っていますか』は、視聴率合戦に沸くテレビ番組でもなく、はたまた金儲け主義の偽善者たちが作り上げた映画商品でもなく、昨今巷に溢れる再生回数を争うだけの暇つぶしYouTube動画でもなく、正真正銘の「映画作品」であることだけは間違いなく言える!

 再生回数100万回の意味の無いお笑い動画よりも、観た人の生き方を確実に変えるこの映画を私は強く支持します。

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私が自主制作した福島原発事故に伴う半径20キロ圏内の強制避難区域に取り残された動物たちを記録した映画『Zone存在しなかった命』が満を持してYouTubeに於いて無料配信された。

 公開から五年。全国2,800ヵ所以上のTSUTAYAやゲオにリリースされてから三年半。そのリリースに向けて尽力くださったのは昨年『カメラを止めるな!』で空前の大ヒットを飛ばした本編カメラマンの曽根剛さんだという事実はここだけの話(笑)

 もっと多くの方にこの現実を理解してほしいという願いから、この度無料配信に踏み込んだわけです。 

 よく画面が荒れて観づらい部分が多かったというご指摘がございましたが、それもそのはず何故なら警戒区域の中での撮影では、私は殆どカメラファインダーを覗かず撮影していたもので。私も初めて警戒区域に入るまで、中で撮影してはいけないという規制など知らなかったのです。当初は業務用の少し大きめのカメラを用意していたのですが、そちらは目立つので殆ど使えず、たまたま予備で持って来ていた小型のハンディフルハイビジョンカメラがメインに活躍することになりました。20キロ警戒区域に入るには勿論、検問所がそれぞれの道路に設置されていて、私はその都度様々な方法で中に入りました。中にも日本中から駆り出された警察官が被曝しながら常時パトロールしているわけで、もし撮影記録しているのがバレたら逮捕されます。まぁ、私自身が逮捕勾留される分には一向に構わないのですが、一番危惧していたのが協力者さんに迷惑がかかるという想いだったので、撮影中はカメラレンズを被写体に向けてはいるけれど、私の視線は常に辺りをキョロキョロし、いつパトロール中の警察官に遭遇しないかに留意していました。そのせいで画面が一部観ずらい箇所があるのです。
映画ではカットしましたが、何度か警察官と遭遇しカメラを隠したりしているシーンなどが実は存在します。

 思い起こせば、当時東京23区のゴミ収集の運転手として働いていた私が、この映画を製作するにあたってはいろんな思いが馳せられる。若い頃は、劇場用の35ミリ映画をたった一人で完成することができるかという無謀な発想から26歳からほぼ10年かけて白黒長編映画を製作したりしていたが、所詮プロの映画監督になる意思も、業界で下積み生活を送るつもりもなくただ漠然と映画を作っていただけなので、その後同棲中の彼女が自殺したこともあり、自然に自主映画も撮らなくなり(一時は路頭に迷い、当てのない放浪をしていたこともあるが)、2011年の震災時は普通に勤労生活を送っていた一介の運転者だった。(その話はいずれ書きたいと思います。)

 東日本大震災の三日目、原発が水蒸気爆発を起こし放射能が撒き散らされたかもと日本中が迷走し騒がれていた時も、私はどこ吹く風で、池袋の映画館で韓国映画『悪魔を見た』を鑑賞しながら韓国映画の水準の高さにただただ感服し、パンフレットを読みながら悦に入っていたのを覚えている。原発が爆発してもどこか遠い場所での対岸の火事のようだった。

 そんな私でも徐々に事の深刻さを理解し、特に原発事故から数ヶ月が過ぎた頃、テレビニュースで警戒区域に取り残された動物たちは全て救出されたような報道で安心したような記憶がある。日本は先進国だし、むかし『南極物語』が空前の大ヒットを飛ばしたように動物に対して優しい民族だし、日本はそういう国だと信じていたが、更にその数か月後にあるネットに書かれていた「実は警戒区域には多くのペット・家畜が取り残された儘である」という誰かが書いた記事には、正直驚かされた。

 一体、その真相を知るにはどうすればいいのか? やはり自分の目で確かめるのが一番だろうか? 預金口座にはそれなりの余裕もあった。 マジで行こうか? 被曝するぞ! また自主制作で映画ごっこを再開させるのか? お前がやらなくても他に同じ考えの人間がわんさか居るよ! ドキュメンタリーなんて作ったこともないだろ? 放射能数値が高すぎてカメラの撮影データには記録されないかも? そんな自問自答が数日続いた。そんなウジウジした自分が嫌になり意を決し、後戻りできないように数十万する高価な、前述の業務用カメラを購入したのもその頃だった。これで、もう行くしかない!(若い頃は映画はフィルムだった。私が30代半ば頃からデジタル化が進み、デジタルテープで記録する時代で止っていたので、初めてSDカードで記録する方法に当初は躊躇したが…)

 片っ端から警戒区域に通う方々に連絡し、中に入る協力をお願いした。どこの組織にも属さないし何の経歴も無い、ただただ胡散臭いしどこの馬の骨かもわからない人間からそんなお願いをされても、当事者たちも困っただろうが、意外と皆さん結構協力的で、私の取材依頼を断わりを入れてきたのも一例くらいだったろうか? ということは、皆さん必死でどんな媒体でもいいからこの惨状を発信してほしいという願いがあったのだろう。SNSを利用し始めたのもこの頃。

 実際、ある農家さんからこの原発20キロ強制避難区域にカメラを持ち込み記録しているジャーナリストは誰もいないから是非、記録に残してほしいというお願いをされたことがあった。その言葉に気付かされた。「ほんとうだ! 誰も記録していない…」 時々、警戒区域の写真や記事を見掛けるが、ほんの一過的なもので、警戒区域を一つのストーリーとして描く必要に気付かされた。交通費だけでも毎回3~5万円かかるが、地道に通いながらこの警戒区域の朽ち果ててゆく姿を最低でも五年間は記録に収めていこうという想いだった。

  最初は、この先進国日本がこのような残酷な仕打ちをして、しかも大手のマスコミが挙ってそれらを報道しないなんて有り得ないと信じていました。しかし、現実はそうではなかった。中に入り、最初の第一印象は『ああ!全て騙されていたんだ!』という想いでした。映画ではカットしましたが、私が一番最初に出会ったのはたった一頭で何処かの農家の納屋に佇んでいた馬でした。いろんな想いが巡ってその場でボロボロに泣いたのを覚えています。誰もいなくなり生活音が全くしない村、そこにポツンと寂しく一頭だけ取り残されたポニー。私を中に入る協力をしてくださった地元民の方は、そんな私に『もうあんまり泣くなよ…』と優しく声を掛けてくれた事も思い出した。

 そんな平日は東京で仕事し、週末の土日に福島に通う日々が何か月も続くと当然の如く、数百万あった預金も全て使い果たし、平日の夜勤に2t車での新聞輸送の副業も掛け持ちして、まさしく死に物狂いで生活していたことを思い出します。映画の中盤に登場するボランティア活動の女性が独り言のように呟く『こんなに生活破綻するまで続けるとは思いもよらなかった』と愚痴をこぼすシーンがありますが、私自身がまるでミイラ取りがミイラになるが如く、この福島取材によってとことん生活が破綻していきました。

 この『Zone存在しなかった命』製作時にはまだ残された動物がいるとレスキューするという大義があり、それなりに達成感もあったのは事実で、本当に私自身を精神的にズタボロにさせたのは、この後に製作した姉妹編『みえない汚染・飯舘村の動物たち』でした。こちらも昨年末から無料配信を開始しましたので、是非ご覧くださればと思います。その映画では、そこに悲惨な動物たちがいるのに何もできないという法治国家であり放置国家そのものの日本に心底失望し、東京と飯舘村との果てしないギャップで離人症のような症状に悩まされて以降心から笑うこともなくなりました。(こちらの映画はまた改めてご紹介したいと考えています。)

 話を『Zone存在しなかった命』に戻します。朽ち果ててゆく警戒区域を五年単位で記録してゆくという当初の予定は、映画の後半に突如として現れた一匹の柴犬との出会いで大きく舵を切ることになりました。あまりにもボロボロの姿で発見されたその犬(のちにキセキと名付けられ私が里親として引き取った。)に「五年も悠長なことを言ってる暇はないぞ!」と教えられたような衝撃だった。他の出演者さんも皆、早く仕上げてほしいという要望もあり、撮影取材は八ヶ月ほどで打ち切り編集作業に入ることにした。とはいうものの撮影データは優に150時間を超えた。

 知り合いの格安映画編集者の元へ電話し、編集を依頼したが今はもう編集業務を廃業した旨を聞かされた。仕方なく、また別の知り合いの学生の子に編集をお願いし、構成プランを打ち合わせし、データを渡した。だが膨大すぎるデータを前に、泣きの連絡が入り私自身、途方に暮れながら撮影だけ済ませておいて、編集のことを一切考えていなかった現実に心底、己を恨んだ。一体、どうすれば完成できるんだ?

 パソコンもろくに扱えず、文字変換さえできなかった私が一念発起して編集ソフトを購入し、自分で編集し仕上げるだという思いに駆られたのもそういった背景からだった。Wordすら使ったことがないのに、いきなりプロ並みのフルハイビジョン動画編集である。日々、説明書と睨めっこして数ヶ月かけて完全独学でマスターした。人間の執念とは凄いものである。一日二箱吸っていたタバコをやめた! 酒も完全断酒し編集に没頭した。(お酒の方はその後また飲むようにはなったが)様々な、活動家さんや農家の方々、取り残された動物のために一所懸命に走り回る人々、切っても切っても撮影素材は残った。結局、3時間3分で完成し、すぐに英語字幕を入れ20ほどの海外国際映画祭のコンペに応募した。だが、どれも落選した。やはり長いか? そして現在の117分に仕上がるまで、更に一時間以上を泣く泣く切った。当初の五年間記録していたら、いったい何時間の映画になっていたことか?

 しかし、この時の編集に於けるピンチがなければ永遠に自分で編集ソフトをマスターしなかっただろし、編集技術を得たからこそ次回作の『みえない汚染・飯舘村の動物たち』や、最近作の『アジア犬肉紀行』http://www.adg-theater.com/asiandogs/ への製作にと移行する事が出来た。ちなみに若い頃に映画の専門学校で映画フィルム編集の勉強は少しだけしていたのだが中退しました。日本映画の編集の世界では大御所の鈴木晄先生の元で、同期で大親友だった西原昇氏は現在、大阪の住之江区長を務めています。

 そんな完全自主ドキュメンタリー映画の『Zone存在しなかった命』ですが、各方面でも話題になり名古屋大学の論文にも取り上げられたりもしました。映画の内容自体は女優の杉本彩さんがご自身のブログにてご紹介してくださっているので、映画のタイトルと杉本彩さんを検索していただけると出ると思います。こちらですね。 https://ameblo.jp/sugimoto-aya/entry-11835040555.html

 そうそう、前述した柴犬のキセキは私が引き取って6年半が過ぎましたが、今でも元気で暮らしています。

 それでは、どこのマスコミでも記録されることのなかった福島強制避難区域ZONEへ、ようこそ!
是非、ご覧になってください!

『アジア犬肉紀行』大阪シアターセブンにて公開されます。

『アジア犬肉紀行』劇場用予告編90秒。

4月13日(土)~1週間限定で大阪シアターセブンにて公開されます。
劇場公式HP http://www.theater-seven.com/2019/mv_s0039.html
大阪近郊の方で映画チラシを設置して頂ける方は、メッセンジャーか
E-mail【small.one.cinema@gmail.com】までご連絡ください。
5月には韓国での上映を準備中。
また6月には英語・中国語・韓国語による世界配信を行います。
作品ニュース【 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190130-00555944-shincho-soci
DVD販売再開しました!こちらからお求めください。【 http://www.adg-theater.com/asiandogs/shop-support

8年

3.11東日本大地震から8年目となった今日、いま一度福島強制避難区域に置き去りになった数えきれないほどの命たちの鎮魂になればと無料配信となった映画『Zone存在しなかつた命』のシェアや告知のご協力をお願いします。

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アジア犬肉紀行 参議院議員会館にて上映

犬肉は他国の食文化ではありません。
長編記録映画『アジア犬肉紀行』、今月28日(月)と30日(水)の両日、参議院議員会館B106会議室での上映が決定しました。
一日3回、無料上映。一般の方の参加も大歓迎ですので、ドシドシご来場くださり、国会議員さんに犬肉の存在をアピールしてください。
一昨年の台湾、昨年末のアメリカ全州に次いで、今年こそ日本に犬食禁止法制定を!
参議院議員会館表

参議院議員会館裏

みえない汚染・飯舘村の動物たち YouTube無料配信

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vimeoに次いでYouTubeにもアップロード致しました。
福島原発20キロ強制避難区域から更に20キロ離れた居住
困難区域・飯舘村に放置されたままの動物たちの惨状。
これが動物後進国であり、放置国家と揶揄される美しい国
日本の現状です。

・・・タイトルのみえない汚染とは ≪放射能≫を指しているのではありません。・・・
2011年3月に発生した福島原子力発電所事故の影響で放出された放射能汚染により、その周辺20キロ圏が≪強制避難区域≫に指定された。
しかし、その外側に位置する飯館村は、避難指示が発令されるまで一ヶ月以上におよび、村民6600人と村外から避難してきた千数百人は容赦なく被曝を受ける結果になった。
その後、飯館村は《居住制限区域》に指定され、人の出入りは自由だが居住は禁止という無人の村へと化した。
つまり、もっとも深刻な≪20キロ警戒区域の外側≫に指定され、 誰も居なくなった村には多くのペット・家畜が、数年間も放置されるという現実を強いられる事になったのだった。
その数、犬で150~200頭、猫で400~800匹、鶏50羽、豚1頭と言われているが 正確な数を把握する者は誰もいない。
そして現在、原発事故は事実上、風化し 一人の男がその無人の村で置き去りにされた動物たちのために奮闘していた。
【2015年度劇場公開/97min/117/白黒・カラー/日本映画】
監督・撮影・制作 北田直俊
音楽 坂本弘道
出演 平山ガンマン
製作 合同会社adg-ethics
公式サイト http://adg-theater.com/zone.iitate/
作品解説 https://blog.goo.ne.jp/tara3k1227/e/08953eb80d2185339d2374eab9e3a085
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Zone存在しなかった命 YouTube無料配信

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vimeoに次いでYouTubeにも無料配信をアップロードしました。

どしどし拡散やブログ等でご紹介いただければ幸いです。
近日中に英語版も配信致します。
これが動物後進国・日本の実情です。
今年の動物愛護法改正を声高に訴えていきましょう!

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2011年、福島第一原子力発電所事故によって、その半径20キロ圏内の一般立ち入りが禁止された警戒区域に取り残されたペットや家畜などは、日本政府や大手マスコミによって存在しないものとして闇に葬られました。
この記録映画は、その禁断ゾーンに非合法な形で潜入し克明に活写した、ある意味存在してはいけなかった作品に仕上がっています。残酷描写はございませんので、気構えなくご鑑賞いただけます。
これが日本政府、そして我々一人一人が犯してしまった重罪を後世に残したいと切に願います。
【2014年度劇場公開作品/日本映画/カラー/117min】
撮影・監督 北田直俊  
音楽 坂本弘道
挿入歌 谷山浩子
ナレーター アーサー・ビナード
製作・配給 合同会社adg-ethics 
公式ホームページ http://www.adg-theater.com/zone.html
作品解説 https://ameblo.jp/sugimoto-aya/entry-11835040555.html

みえない汚染・飯舘村の動物たち【無料配信開始しました。】

【無料配信開始しました。】
誰も成し遂げる事が出来なかった福島原発避難区域内に動物シェルターを立ち上げた一介の会社員の執念の軌跡を追った記録映画。
この記録映画は原発事故被災地・飯舘村に於ける惨状のごく一部です。
被災者側を批判する意図はなく、あくまでも動物たちを数年間も放置という犯罪行為に対し、政府・行政及び東京電力・大手マスコミに対して、動物たちの置かれた現状と権利・福祉及び法整備の遅れを告発する目的で制作されました事をご理解ください。
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https://vimeo.com/227587819

満を持して僕の過去の二本のドキュメンタリー映画を無料配信することにしました。
『アジア犬肉紀行』の上映にまでこぎ着けた安堵感もありますが
原発事故が完全に風化した現在に、もう一度人々に呼び掛けたいという想いにも
駆られました。
【22】の替わり
原発事故から八年。ずっと無人の村で、今もひとりぼっちで寒さに凍え、
空腹とのどの渇きに耐え、生活音さえない空間に取り残された命がある。

『Zone存在しなかった命』を製作した強制避難区域内には、まだ取り残された動物たちを救出・保護するという大義があった。僕も撮影をしながら、それなりの達成感もあった。
だが『みえない汚染・飯舘村の動物たち』の舞台となった居住困難区域・飯舘村は違った。
詳細は、映画で描いているので、ここでは語らないが、餓死・殺処分の方が
マシだと思えるほど、僕の心は粉々に折れてしまった。
今もその後遺症は残っているし、今後も心の底から笑えないと思う。
それほどまでに人間への絶望感に打ちのめされた。
分かりやすい善や悪ではない人間の営みという絶望感である。
10-B
あれから僕は言葉を失いかけている…。
もうどうでも良いという刹那感に覆いつくされようとしている。
おそらく僕の中で、全てが終わってしまったのだろう。

Zone存在しなかった命【無料配信開始しました。】

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https://livedoor.blogimg.jp/adg_movie/imgs/6/d/6d1274c5.png" title="safe_image" target="_blank">
ようやく『アジア犬肉紀行』に関するバタバタも一段落したので、
もともと僕が動物福祉に関する映画を連作するきっかけにもなった
福島原発事故に取り残された動物たちを描いた『Zone存在しなかった命』を
もう原発事故から7~8年経ち、完全に風化した今だからこそ無料配信を
することにしました。
https://vimeo.com/241180873
【21】の替わり

日本政府や大手マスコミによって存在しないものとして闇に葬られた
無数の命たちの鎮魂歌になればという思いで製作した本作。
禁断ゾーンに非合法な形で潜入し克明に活写した、ある意味存在しては
いけなかった作品に仕上がっています。
残酷描写はございませんので、気構えなくご鑑賞いただけます。
これが日本政府、そして我々一人一人が犯してしまった重罪を
後世に残したいと切に願います。
https://vimeo.com/241180873
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水面下

水面下で進めていた和歌山県太地町での『アジア犬肉紀行』の
上映会は諸々の諸事情から来年に延期致しました。
詳細はこちらで詳しく書かれていますのでどうぞ。
http://animalliberation.blog.fc2.com/blog-entry-202.html

しかし読み応えのある、面白いブログだなぁ…。

https://vimeo.com/292565805

どうぶつ千夜一夜

10月14日に大塚のシネマハウスで公開される『アジア犬肉紀行』の街宣を
活動家でもあり本作の出演者でもある神野重雄さんと一緒に、大塚駅前で
声を張り上げて、通行人の方にチラシを配ったり、アジア圏に於ける犬肉の
現状を訴えたりしました。

神野さんは、日本への犬肉輸入禁止の法案制定に向けて、数年前から尽力して
いる唯一の活動家です。

そんな中、突然動物ジャーナリストの佐藤榮記さんがカメラ片手に登場しまして、
よく考えたら佐藤さんの地元だったんですね( ;´Д`)
というわけで、本日の『アジア犬肉紀行』街宣の模様は、元テレビ敏腕デェ
レクターでもあった佐藤榮記さんのyoutube番組「どうぶつ千夜一夜」にて公開中です。

佐藤さんはTBS「どうぶつ奇想天外!」などでお馴染みのデェレクターさんですね。
現在は、訳あって第一線から退いて、私と同じように自主制作というスタイルで
動物たちの真の姿を記録映画として残しています。

佐藤さん曰く、過去のテレビデェレクター時代と、現在の自主制作記録映画監督とでは、
生き物に対する考え方、捉え方(描き方)そして何より視聴回数等々が180度変わったと
言います。
彼の生き方を通じて見えてくる動物への想いや、現実の動物たちが受けている劣悪な環境、
とても興味深いですよね!

电影『亚洲狗肉紀行』(中文字幕版)


这是一部关于近些年来在国际上被视作问题的东亚地区(中国・韩国・日本等)食用猫肉狗肉的纪实片。
收看 https://vimeo.com/289024629
2018・123min・COLOR / Produced by adg-ethics LLC.
制片人 小尾栄子 / 导演 北田直俊 / 音乐 坂本弘道
出演 杨晓云 / NAMI KIMU / 王 岩 / 张婷婷 / 周予松 / 神野重雄
AJ GARCIA / B.K / Yoon Green / Rebecca Wang / 김혜란
小尾俊治 / Lia Lee / 李诗 / Jeff Beri / Davide Acito
对每年超过3000万只的亚洲圈的违法狗肉产业,
现在,有良心的人们对它说不,并开始行动了.
因为食用而被宰杀的猫狗数量,全世界每年估算有超过3000万只. 随着英特网和社交网络平台的普及,近年来,真实情况变得渐渐清楚起来。
比如在中国很多地方,作为宠物被饲养的猫和狗被偷盗后,在肉市场被转手倒卖的活动横行(中国政府严禁狗的养殖场和屠宰场). 还有一部分的屠宰从业人员相信给狗施已惊吓或痛苦,狗肉会变得好吃的迷信, 给狗施加不必要的折磨后屠宰。
我们摄制组人员有以拍摄亚洲食用猫狗记实片的方式来让更多的人知道的使命感.所以在2017年夏天,我们首先奔赴中国广西壮族自治区,在当地公安部门的摄制限制和严密监视下,使用了隐蔽摄像的方式进行了拍摄。
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然后又到中国的广东省,河南省,吉林省,天津市等地进行了有关食用狗肉的拍摄.在中国,我们偶然拍摄到了,把装载着几百只猫狗,前往屠宰场的货车迫停下后,送往动物保护所的年青人和佛教信徒。
这种非正式的企画,也必然导致了独立制作的体制。 这次总行程为15000公里的中国外景拍摄,尽管极大程度的压缩了机票,伙食费,住宿费,随行翻译费,取材费,中国国内交通费,设备费等,但是还是让我们在制作费用的准备上非常的头疼。
在中国之后,我们前往韩国, 在韩国, ,为了消暑和滋养强壮的目的, 毎年7~8月举行叫做Bokunaru的狗肉汤节,一个多月内也以同样残忍的方式屠宰了100万头以上的狗。
一般来说,这样的事例往往被说成是由民族习惯和国民性的不同而造成的这一句话来笼统的解释原因. 这次,我们特地举出30年前,在日本也有过吃狗文化的历史事实。
也就是说,吃狗肉的习惯并不是单纯的国民性或民族间的问题,而是由该国的经济发展和伴随而来的教育,道德伦理观的因素更大,我们是这样分析的。
作为证据,在韩国, 2017年5月新当选的大总统文在寅也公开宣布,阶段性废除狗肉产业.还有,同样是在韩国,受到国内外对食用狗肉严厉谴责的影响下, 在2017年2月,全国最大的狗肉市场牟兰市场,狗肉买卖基本上已经停止了。
象这样一些不太为人所知的新事实,我们想把它拿出来,告诉全世界。
电影『亚洲狗肉紀行』(中文字幕版)
adg-theater.com/asiandogs/chinese
大塚完成・表

宣伝

大塚完成・表

来月10月14日、大塚での『アジア犬肉紀行』上映会を開催します。
それに伴い、関東圏にお住まいで映画チラシを
お知り合いの店舗や施設(動物病院、カフェ、動物愛護団体、企業等々)に
置かせて頂ける方を募集します。
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より多くの方に犬肉産業の実態を広めるため、
ご協力いただける方は『アジア犬肉紀行・記録映画製作過程』Facebookの
メッセンジャーか、E-mail【small.one.cinema@gmail.com】まで
店舗数及び枚数と、ご住所、お名前等をお知らせください。
   
また今月9月23日、24日に都内におきまして主要駅前での
フライヤー配布活動を行いますので、そちらも
ご協力いただける方はお知らせください。
そして、都内の劇場などへのフライヤーの設置に
ご協力いただける方もお声をかけてください。
  
宜しくお願いします。

シネマハウス大塚にて上映会

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 アジア圏に於ける犬食の実態を、日本では殆ど初めて記録した長編ドキュメ
ンタリー映画『アジア犬肉紀行』(123分・カラー・日本映画)の上映会。
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それは、食文化と言う名の犯罪であった。
開場 14:30 上映 15:00~17:03
終映後は、口下手な僕のトーク・質疑応答の時間を設けています。
どもらないように頑張りまっちゅ!
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入場料 1500円
公式ホームページ http://www.adg-theater.com/asiandogs/
お問い合わせはメールにてお願いします。
E-mail small.one.cinema@gmail.com(担当 小尾)
フェイスブック https://www.facebook.com/asiandogs/

個別にもっと『アジア犬肉紀行』の撮影秘話を聞きたい方は
大塚駅前でちょっと一杯引っ掛けながらお話しできればと思います。
というわけで予告編もご覧になってくださいな。



あと各地での上映会の企画も随時募集しています!
http://www.adg-theater.com/asiandogs/screening
プロフィール

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