合同会社adg-ethics

映画製作者 北田直俊の活動を報告するブログです。

放課後の転校生 クラウドファンディング始めました!

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来月10月中旬からクランクインする僕の新作『放課後の転校生』の
クラウドファンディングを始めました。
表


こちらのリンクをぜひシェアいただければ幸いです。
https://camp-fire.jp/projects/795555/view

修正版

トラウマ映画劇場『朝子』(2005)

シアターカフェデザイン
2005年に製作され、かつては横須賀・金星劇場や静岡小劇場などの成人映画館でロードショー公開を果たしその後渋谷アップリンクなどでも上映された自主製作ピンク映画『朝子』。昭和時代の成人映画に敬意を表して制作されたこの作品を、新たに再構成、タイトルも【トラウマ映画劇場『朝子』(2005)】と改2日間限定で名古屋シアターカフェにて独占公開いたします。
監督は、記録映画『ZONE/存在しなかった命』、『アジア犬肉紀行』、『動物愛護法』、そして劇映画『佇むモンスター』などで知られる北田直俊。
https://theatercafe.blog.fc2.com/blog-entry-1065.html

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この異色の18禁成人映画『トラウマ映画劇場『朝子』(2005)』は、一人の主婦が自身の生命の絶えゆく瞬間までを大胆に描き出しています。
【この作品は2000年代前半に開発された24P対応の業務用DVカメラで
 制作されています。当時のDV画質を反映した貴重な映像資料という
 観点からもお楽しみいただけます。
 また、本作品は成人向けの映画です。
 18歳未満の方の入場はできません。】
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【ストーリー】
満ち足りた幸せの中で暮らす人妻、朝子。ある日、思わぬ出来事が彼女の人生に襲いかかり、
封印していたはずの過去の傷が甦る。
徐々に妄想の世界へと引き込まれ、混沌とした自暴自棄の中、結局何もかもが報われぬまま、
彼女は自らの命を絶つ道を選ぶこととなった。

北田プロフィール画像

監督:北田直俊
1968年生まれ。映画編集の大家、鈴木晄氏のもとでフィルム編集技術を学びながら
四谷イメージフォーラムで実験映画にも没頭する。18歳のときに制作した8ミリ映画が
日本テレビ主催の日本映像フェスティバルで優秀賞を受賞。その後、25歳から10年間
ほぼ独力で35ミリ長編映画『イヌ』を制作。2011年の福島原発事故では、置き去りに
された多くの動物たちの姿を記録し、以後日本の動物福祉問題に取り組む。
最近作は、社会派ホラー『佇むモンスター』(90分)。

予告編




佇むモンスター 最後のスクリーン上映

上智大学を卒業して一度はIT業界に就職した25歳の青年が、何故か退職して先月11月に、自主制作映画に特化したミニシアター&バーを川口駅前に開業しました。
阿智村出身の岡本さん、25歳で映画館支配人に 埼玉で開業の“第8電影”、作品を「語り合える場にしたい」|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト (shinmai.co.jp)
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非常に興味がわき、おもわず年の瀬も押し迫った二週間後の12月29日(金)に『佇むモンスター』のSCREENラスト上映会を急遽開催することになりました。
もう既にアマプラ配信やU-NEXT、DMMTVをはじめDOKUSO映画館、カンテレドーガ、ビデオマーケットでも見放題配信になっていますが、スクリーンでの上映は正真正銘の最後になります。そして、昨年の2022年12月30日に銀座TCC試写室で行われた完成試写からちょうど一年が経ちます。
★『佇むモンスター』映画レビューはこちら
https://filmarks.com/movies/109644

開場は15時。上映は16時と19時の2回のみです。バーは22時まで。

僕はカウンターでバーテンダーを務めます(笑)入場料は1,000円で、食べ物に関しては持ち込みが自由で、Uberやピザハットを出前しても構いません(ただし、お酒だけはバー店内で頼んでね。)。
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シアター座席数20席、バー座席数30席。(ソフトドリンク、ノンアルコールも有ります。)


次回作に繋がるような映画のお話しができればと思います。
また『佇むモンスター』に関するご質問もあればこの機会に是非!


映画『佇むモンスター』来春には北米を中心とした英語圏への映画配信を開始予定!
大手の映画以外ほとんど観ない日本の環境と違って、偏見の少ない海外の反応が今から気になります。ブチかましたれー‼
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●会場 映画館&バー【第8電影】
埼玉県川口市栄町3-9-11 リーヴァ第一ビル2F 第8電影
JR川口駅東口から徒歩3分(マツモトキヨシ同ビル2階

Twitter:@film_8th
Instagram:@film_8th

映画『かわいそうなイルカやウツボの物語』上映会

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2023年11月21日~22日、高円寺Summer of Loveで映像個展という形で行われた佐藤榮記監督作品『かわいそうなイルカやウツボの物語』(2021/日本映画/117分/カラー)、おかげさまでたくさんのご来場ありがとうございました。

最終日は佐藤榮記監督もご来場いただき本作の製作過程や、次回作のお話しもなども力強く語って頂きました。次回作も期待したいと思います。


閉館した犬吠埼マリンパークにたった一頭で取り残されたイルカのハニーを主軸に、現在までメディア等で殆ど取り上げられる事がなかった「展示動物」という存在に焦点を当てた世界でも稀有な映画作品です。
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なおイルカのハニーに関しましてはこちらに詳細が記されています。
ネグレクトされ続けたハニー死亡:この悲劇を生み出したのは水族館にカネを払う人々 - アニマルライツセンター (arcj.org)

なお、会場の目の前は何故かラブホテルでして(笑)、利用する男女が冷やかし半分で何組かは映画を鑑賞していました。そしてラブホテルの名前が偶然にも【ZOO】というのも笑えました。
こちらのZOOなら僕も毎日通いたいものです。Σ( ̄ロ ̄lll)
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そして、愛犬コロも無理やり付き合わされて退屈そうですが、1時間おきに散歩していたので逆に疲れたかな?
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佐藤榮記監督作品『かわいそうなイルカやウツボの物語』
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【あらすじ】

千葉県銚子市の伝統ある水族館が経営難と施設の老朽化によって閉館に追い込まれた。 水族館は当初、全ての生物を他の館に譲渡すると言っていたが、 何故かハニーという1頭のイルカをはじめ、多くの生き物が廃墟と化した古い水族館に取り残された。 水の汚れたプールにたった1頭でプカプカと浮くイルカの身を案じたが水族館側は無言を貫いた。 一方、東京タワー内にひっそりと佇む水族館では、40年にわたり5万匹の生き物達が陽の光さえも知らず生きていた。その中で、四半世紀もの間、小さな水槽で孤独に過ごす美しいウツボの存在が明らかになった。元「どうぶつ奇想天外!」(TBS系列全国ネット)のディレクターがタブーを恐れず、 水族館の裏側とその真実に切り込んだ異色ドキュメンタリー

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【見どころ】

水族館で人気のイルカも、そのイルカの生い立ちや水族館での暮らしを知ると 手放しで喜べないどころか、悲しい気持ちが込み上げてくる。 海外では、イルカショーが法的に禁止されたり、 イルカの飼育自体を禁じたりする国や地域が次々に出ている。 本国でもその流れはあり、今後はイルカを飼育しないと断言する水族館も出て来た。 今まさに、真実と向き合い、本当の意味で動物を愛し、 命の大切さを知る時代。 わが国では「憩いの場」「命と触れ合う場」等として扱われている水族館のもう一つの側面に真っ向から切り込んだ過去に例を見ない問題作である。

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【解説】

本来、群れで仲間と共に生きるはずのイルカ。 しかし、千葉県の古い水族館では、イルカがたった1頭だけで泳ぐ気力さえなくし浮いていた。 しかも小さなプールは、ろ過装置が故障しているのか、 自らの糞尿にまみれ、水は常に汚れていた。一時はテレビのワイドショー等でも盛んに取り上げられ、世界でも広く知れ渡った。 人間の深い業によってイルカの生涯は台無しにされていく。 東京タワー内にあった水族館では、向きを変える事すら困難な狭い水槽の中で、ストレスと絶望だけを噛みしめ生きる動物たちがいた。 人間の利己主義と命の尊さについて考えさせる感動的な記録映画です。
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【公式ホームページ】https://eikisatoanimallove.mystrikingly.com/

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佐藤榮記監督作品『AQUARIUMかわいそうなイルカやウツボの物語』高円寺SUMMER ofLOVEにて2日間限定公開

佐藤榮記監督作品『AQUARIUMかわいそうなイルカやウツボの物語』(2021/日本映画/日116分)上映。絵画や写真展のように眺める映像展。
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上映時間 両日とも①11:00~13:00 ②13:00~15:00 ③15:00~17:00 ④17:00~19:00 (入場無料)

【あらすじ】
千葉県銚子市の伝統ある水族館が経営難と施設の老朽化によって閉館に追い込まれた。 水族館は当初、全ての生物を他の館に譲渡すると言っていたが、 何故かハニーという1頭のイルカをはじめ、多くの生き物が廃墟と化した古い水族館に取り残された。 水の汚れたプールにたった1頭でプカプカと浮くイルカの身を案じたが水族館側は無言を貫いた。 一方、東京タワー内にひっそりと佇む水族館では、40年にわたり5万匹の生き物達が陽の光さえも知らず生きていた。その中で、四半世紀もの間、小さな水槽で孤独に過ごす美しいウツボの存在が明らかになった。元「どうぶつ奇想天外!」(TBS系列全国ネット)のディレクターがタブーを恐れず、 水族館の裏側とその真実に切り込んだ異色ドキュメンタリー。

会場:高円寺SUMMER of LOVE(東京都東京都杉並区高円寺南4-41-6)
https://summeroflove.jp/

シティコム125

2015年の11月頃に20万くらいで購入した台湾製のシティコム125。
昨日、業者に引き取ってもらいました。
8年間お疲れ様でした。
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加速も良くて、よく走ってくれた。
元々は愛犬のキセキ(福島強制避難区域から保護したワンコ)と
ドライブ用にと、敢えて足元のステップが広い台湾産シティコム125を
選んだのが理由だった。
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現在の愛犬。コロと。
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座・高円寺にて新感覚和風ホラー上映! 2023年9月5日(火)1日4回上映

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【解説】
「ZONE/存在しなかった命」「みえない汚染」「アジア犬肉紀行」「動物愛護法」など、原発問題や動物福祉問題の社会的テーマを題材にした衝撃ドキュメンタリー映画を制作してきた北田直俊監督。
その最新作は、2021年に東京のホテル23階から9歳の我が子を突き落とした母親の児童虐待事件がきっかけとなったホラー映画である。
元々シュールな映画を手掛けていた北田監督だが、2011年に起きた福島原発事故における数百万以上の動物置き去り事件を発端に、ドキュメンタリー映画制作に転身。約10年間、使命感だけを頼りに動物福祉問題を取材し続けてきた。その結果、シュールな映画から180度方向転換し、社会派ドキュメンタリー映画を5本残している。
そんな北田監督が原点回帰を切望し、満を持して制作したのが本作『佇むモンスター』です。
公式サイト http://www.adg-theater.com/the-monsters/

DVD用12
DVD用11
DVD用8

来月9月5日(火)、東京初上映として座・高円寺にて1日4回の上映が企画されています。
入場料はワンコイン500円均一。(お釣りのないようにお願いします。)

映画 『佇むモンスター』(2022年/90分/映倫G/日本映画)
会場 座・高円寺2(東京都杉並区高円寺北2-1-2 地下2階)
   https://www.za-koenji.jp/home/index.php
開場 13:00
上映 (1)13:30~、(2)15:30~、(3)17:30~、(4)19:30~(1日4回上映)

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【ストーリー】
一人でモンスター映画を製作している賢治(柳内佑介)は、ある日町をさまよっていた9歳の少女・樹梨杏(AIRI)と出会う。彼女と親しくなるうちに、樹梨杏が学校に通っておらず、精神を患った母親・梨子(山野はるみ)から虐待されていることを知る。賢治は監視用の犬型おもちゃを彼女に渡し、虐待を受けたときは録画スイッチを入れて撮影するよう言い含める。後日、樹梨杏から受け取った犬型おもちゃには、目を背けたくなるような映像が残されていた。
予告編 
https://youtu.be/YruvL-84UlQ?si=n8FdBujHZ0a9NaJX


予告編2


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佇むモンスター
制作  合同会社adg-ethics
監督  北田直俊
脚本  アーサー・ナンス 北田直俊 大春ハルオ
撮影  白石みち
メイク 和田育美
助監督 工藤修司 磯谷好美 藤沢洋介
挿入歌 優河「手紙」
出演  柳内佑介、AIRI、コロ(柴犬)、豪州、生井みづき、中田茅佳、池田ヒトシ
    串田誠一(特別出演)、ひがしゆうき、横瀬智也、児島功一、山野はるみ

『佇むモンスター』大須シネマにて上映

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私の新作『佇むモンスター』8/24(木)、25(金)の2日だけですが、名古屋の大須シネマにて両日共17:00~上映します。
大須シネマ

原発問題や動物福祉問題などの社会的なテーマを題材にしてきた私が、新作映画では打って変わって社会派ホラーのジャンルに挑戦しています。見てね❣
http://www.osucinema.com/movie/2023082401.html

封印映画『イヌ』20年ぶりの上映

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映画『佇むモンスター』が横浜シネマノヴェチェンで公開されるのを記念して
僕の20年前の映画『イヌ』(2002/100分/白黒・特殊カラー)が一度だけ上映される。

昨年、『彷徨う魂』を公開した横浜シネマノヴェチェンの映画館主の箕輪さんと
立ち話で何気なく、その昔僕がたった一人で35ミリ自主映画を作った話をしたのが
きっかけだ。

20年前の2003年9月にシネマ下北沢で2週間公開して以来、ずっと押入れに眠って
いた20キロ以上もある重たいセルロイドの塊。35ミリフィルムで全7巻もある。

正直、引っ越しの度に邪魔で何度今まで廃棄しようかと考えたことか。
そんな封印フィルムを、箕輪さんは保存状態を確認後、試写までやってくれた。

アバンギャルド過ぎる内容なのに、箕輪さんにやたらと気に入られた。
「海外の映画祭に出品していたら、賞取ってたぞ!」とまで言って頂いたが、
当時はもう字幕を入れたり、そこまでの余力は残っていなかった。

いかにアバンギャルドさを表現しているのは、チラシの裏に書いてあるけれど、
映画監督の山本政志氏が残してくれたコメントが最も的を射ている。 
                        ↓
  
   口当たりにイイモノが氾濫する“今”
   『イヌ』を観た時の居心地悪さは異次元だった。
表現力も語り口も極端に雑で、極端に観心地悪い。
映画になっていない、と言ってもいい。
ただ、ホコロビだらけの画面から、
作り手の熱い“志”だけは垣間見れる。
しかも、35mmでの挑戦とは・・・恐れ知らずメ!


褒められているのか、貶されているのか判らないコメントだが、
この表現が映画『イヌ』を端的に言い表せているだろう。

25歳から10年ほどかけて作った35ミリの自主映画。総製作費1800万。
個人映画の8ミリや16ミリ、ビデオという媒体ではなく35ミリの商業
フイルム。貧乏人の僕が、昼夜問わず肉体労働に明け暮れて制作し、
完成したらこの世からおさらばしようと、まるで遺書を遺すつもりで
フィルムを廻し続けた。

今でいう失われた30年が始まった90年代初頭ごろ東京でのアルバイト
生活に明け暮れていた僕は20代前半で突如パニック障害に悩まされ、
電車や人混みがダメになり(勿論、当時はパニック障害なんて言葉も
概念も無かった時代)、なんとか人のいない栃木県那須町の僻遠の地で
産業廃棄物処理施設という職を得た。おそらく人と接しない環境が功を
奏したのだろう。少しずつパニック障害を克服していった。
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地元で見つけた野良犬の子犬を相棒に暮らしていた25歳のある日、
たまたま立ち読みした雑誌に掲載されていた1枚の写真に衝撃を受けた。
その写真には、人間に虐待された挙句に片足切断の片輪にさせられた
一匹の老犬の姿を写していた。
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僕の中の人間に対する憎悪や怒りが噴出した瞬間だった。
この虐待されたイヌを通して、人間の偽善や欺瞞を描くことはできないか?
それが、この先延々と10年も制作が続く映画『イヌ』の初期衝動だった。
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今でこそ動物福祉や動物虐待事件という言葉が広く一般的になってきたが、
30年前はそういった概念自体なかったと思う。動物虐待に心を痛めると
変人扱いされた時代だった。捨て猫も、放浪犬も当たり前の時代。
インターネットも普及しておらず、勿論SNSもない時代において、
僕一人社会に対して絶望していた。
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2011年の原発事故に伴う数百万以上の動物置き去り事件に端を発し動物福祉
問題のドキュメンタリー映画を制作してゆくなんてこの頃には思いもよら
なかった。(勿論、2000年後半からフルハイビジョンでカメラが回せるように
なった事も後押ししているが)しかし、【怒り】が原動力となり映画を始動さ
せたのは、その頃と同じか。

そういった意味で、映画『イヌ』は僕の全てが詰まったある意味原点の映画。
この映画を完成させて死ぬつもりだったのに、皮肉にも完成後に自ら命を
絶ったのは同棲中の彼女の方だった。
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一匹のイヌが人間に翻弄された挙句に交通事故に巻き込まれて死ぬ。
悪魔の導きによって人間を血祭りにあげるために案山子として生まれ変わる
貧乏たらしい映画。そんな20年間も封印されてきた35ミリ自主映画を
いったい誰が観るんだ? とツッコミどころ満載だが、横浜シネマノヴェ
チェンの箕輪さんの御厚意に甘えて、6/4日曜日の13時から1回きりの上映を
させて頂きます。

しかも、上映後に90分もトーク時間を設定され、僕は口下手だから20~30分で
イイって言ったのだが、箕輪さんは「俺がMCやるから大丈夫だ! 90分でも
短いくらいだ」と半ば強引に決まった企画です。
イベントの予約サイトはこちらに貼り付けておきます。
金額設定も高めなんですが、他のイベントでもこれくらいで統一してるみたい。
https://cinema1900.wixsite.com/home/monster

まぁ、おそらく日本映画の歴史上、最も最後に作られた35ミリの自主映画
じゃないだろうか? しかも、たった一人で35ミリ映画を作ったのも、
世界広しといえども誰も居ないんじゃないかな?
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制作費1800万。資金は肉体労働で調達。究極のパンク映画『イヌ』。20年ぶりの上映会。

表面イメージ
製作期間10年。制作費1800万円。撮影資金は肉体労働で調達。

監督がたった一人で撮り続けた渾身の長編35ミリ映画『イヌ』。

「ZONE/存在しなかった命」「みえない汚染・飯舘村の動物たち」「アジア犬肉紀行」「動物愛護法」など、社会的テーマを題材にした衝撃ドキュメンタリー映画を制作してきた北田直俊監督。その最新作となる社会派Jホラー「佇むモンスター」の公開を記念して、北田監督の35ミリデビュー作品『イヌ』(100分)が、6月4日(日)13時から横浜シネマノヴェチェンにて上映される。2003年にシネマ下北沢にて2週間公開後、約20年間もの間封印されてきた幻の35ミリフィルム。今回1回限りの限定公開になる。
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とてもレアな上映会であり、『イヌ』と新作『佇むモンスター』の上映後にトークショーと懇親会が用意されています。20人限定なので予約はお早めに。また、北田監督の次回作(『ライフレス』仮題)に興味のある方、または出演を希望する方は北田監督直に交渉すれば配役がもれなく頂けますので、名刺かプロフィール持参でお願いします。


物語
人間に翻弄されさすらいの果てに死んだ名もなき一匹の犬。
犬は悪魔の導きにより人間を血祭りにあげるために歩くカカシとして生まれ変わる。
その後、純朴な少年との出会いによって少しずつ「生きる苦痛」を克服してゆくが
バケモノの姿をした異端は、いつの世にも抹殺される運命にあった。



果たして35ミリ劇場用長編映画をたった一人で完成させることが可能か?
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極端に粗い白黒画面から始まる前半戦に対して、中盤から始まる特殊カラー映像は、完成した上映用ポジフィルムを敢えてネガとしてもう一度焼き直す事によって、誰も観たことがないビビットな色調を醸し出している。




「6月4日、映画『イヌ』上映詳細ページ」
https://cinema1900.wixsite.com/home/monster

日時 2023年6月4日(日曜日)
時間 13:00 映画『イヌ』上映
   14:50 北田監督新作『佇むモンスター』(90分)上映
   16:30 トークショー(北田監督他)
   18:30 バースペースにて懇親会(要懇親会費)
   20:30 散会
料金 【前売り】3,500円 【当日】4,000円 【懇親会費】4,000円(軽食ドリンク付き)
    (6/4以外の『佇むモンスター』入場料は1,500均一)
場所 横浜シネマノヴェチェン(28席)
   横浜市西区中央2-1-8 岩崎ビル2階
   045-548-8712
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【映画『イヌ』を製作した当時の想いとは?】
     北田直俊のひとりごと
https://note.com/asiandogs/n/n01df28f9eb3d


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【チラシ文面から抜粋】
口当たりにイイモノが氾濫する[今]
『イヌ』を観た時の居心地悪さは異次元だった。
表現力も語り口も極端に雑で、極端に観心地悪い。
映画になっていない、と言ってもいい。
ただ、ホコロビだらけの画面から、
作り手の熱い[志]だけは垣間見れる。
しかも、35ミリフィルムでの挑戦とは
・・・恐れ知らずメ!
山本政志(映画監督)



こんな形で権力を撃つ手法もあるのですぞ。
永い年月をかけて、これほど実験的精神を
欠かさず、やり続けることは・・・
稀有な作家のタンジョウだ!
渡辺文樹(映画監督)





★【北田直俊監督新作『佇むモンスター』(2023/90分)公式サイト】
東京・歌舞伎町のホテル23階から母親に突き落とされて亡くなった9歳の男の子。
その事件に触発されて制作した新感覚・社会派Jホラー
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http://www.adg-theater.com/the-monsters/

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食用の犬たち

連日の猛暑でウンザリしますが、毎夏猛暑が訪れる度に蘇るのが5年前に製作したドキュメンタリー映画『アジア犬肉紀行』の一場面。中国・吉林省の僻地に存在していた犬の屠殺場を取材できないか訪れたところ、あいにく日曜日で工場は閉まっていました。工場内から犬の鳴き声が聞こえたので、咄嗟に塀の隙間から中を覗いてみると炎天下に晒されたケージの中から食用の大型犬が悲鳴を上げてこの世を恨んでいたので、僕もゲンナリした記憶が蘇ります。
そんな、800万の低予算で東アジアを長期間放浪して作った映画『アジア犬肉紀行』がAmazonプライムやDMM、ドクソー映画館、アジアンドキュメンタリーズ、vimeo等で配信されてから3年が経ちました。お陰様で、アジア圏に於ける犬食事情も少しは浸透したかと思われます。国会議員の串田誠一先生も、この映画がきっかけでその後、国会に於いて違法な海外の犬肉輸入禁止を訴えて議題にあげて調査を行って頂いています。

ですが、まだまだ犬食という犯罪(現地でも歴とした法律条例違反です。)をご存知ない方の為にも、この映画をご紹介させていただきます。
【Amazonプライムで映画『アジア犬肉紀行』を観る。】
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E7%8A%AC%E8%82%89%E7%B4%80%E8%A1%8C%E3%83%BB%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E5%AD%97%E5%B9%95%E7%89%88-%E6%A5%8A%E6%9A%81%E9%9B%B2/dp/B07ZTRP1GL


『アジア犬肉紀行』の撮影ヶ所を★印で記載してみました。
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中国大陸、下から南寧市(ここから南東200キロ地点に玉林【ユーリン】市があります。)
その上が広州市(所謂、中国人は何でも食べるという逸話はここから発展したもの。香港も近いので勿論、広東語圏。今回の映画で偶然に撮影された、犬肉産業のトラックを止め、生きた犬たちを救出・移送保護・治療等を長期間施したのも、この周辺に住む若い世代たちが中心でした。)
真ん中の★印は河南省。我々は、鄭州という中国で最も大きい駅から、タクシーで二時間走った所に存在する【中国小動物保護協会・河南省事務所愛心救助ステーション】という屠殺場などから救った食用犬を中心とした保護施設を取材した。また、そこから更にタクシーで一時間弱走ったエリアに、飼い犬などを食用として出荷する工場も突き止めました。
その上の★印は、天津市。楊さんのシェルターもここに存在します。
一番上の★印は吉林省・長春市。(戦時中、日本が満洲国として侵略した地です。朝鮮半島が近いという事で、朝鮮族も多く、中国大陸でもかなり犬肉の消費量が多い土地です。) 王岩さんご夫婦が独自に3000頭の犬たちを保護している施設もこの地にあります。
そして、韓国ソウル。城南市、その他、金浦周辺と京畿道龍仁市など数か所の犬繁殖場・飼育場(すべて劣悪な衛生でした。)
日本は東京のみの★印ですが、実際には東北、関東近郊、関西などで、犬食の慣習が続いた昭和30~50年のお話しを取材する。実際の屠殺方法や、犬の仕入れ先などの証言を聞き出しました。(これらの資料は過去には殆ど残っていません。)
この東アジア一帯の広大な犬肉にまつわる流通網が存在します。その他の、ベトナム、タイ、インドネシア、インドなどは今回では予算と時間の都合で、記録する事はできませんでした。仮に1000万程の制作費が与えられたら、もっと中国の奥地にまで足を運び、いったい犬たちはどんな手段で、どこから来たのか?まで記録したいと考えています。

そんな、私の新作映画2本が来週7月20日から一週間、大阪のシアターセブンというミニシアターにて公開されます。4年間、動物虐待犯と対峙し続けた記録映画『動物愛護法』(116分)と、その想いを劇映画として表現したドラマ仕立ての映画『彷徨う魂』(92分)です。http://www.theater-seven.com/mv/mv_s0470.html

映画『彷徨う魂』特別無料上映会

公益的な観点からも、2017年埼玉県で起きた連続猫惨殺事件を語り継ぎ
風化させない為に作られた劇映画『彷徨う魂』(92分・主演 杉本凌士)が
今月末の7月31日(日曜日)、千葉市の打瀬公民館コア音楽ホールにて
特別無料上映会が行われます。
『彷徨う魂』


この日本の犯罪史上最も残虐で忌々しい事件を起こした犯人の男には
4年の執行猶予判決が下され、刑事事件としては幕を閉じた。
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しかしながら、この事件によって精神的に傷つけられた無数の人々に
対しては、何も一切解決はしていない。
その証拠に、僕はこの犯人と同じ4年の歳月と、膨大な労力と資金費やして
記録映画『動物愛護法』を作らざるを得なかったのだから。
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今回、無料上映が行われる映画『彷徨う魂』は、もともと
記録映画『動物愛護法』の中の一つのエピソードとして15分ほどの
短編ドラマを想定して、僕が書いたものだった。それが、書いていくうちに
どんどんと膨らみ短編の枠を大きく超えていった。
そんな経緯から昨年、思い切って長編映画として製作した。
お金もなかったので、スタッフ・キャストの殆どは手弁当で、
二週間の新潟ロケもほぼ徹夜続きの怒涛の撮影だった。

そうそう、上映会も詳細ね!
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定員は100名。予約のみ限定で、ご来場ご希望の方は下記にメールに、お申込みをお願いします。
主催:10Lives美浜ねこの会 【mihamaneko.staff@gmail.com】まで。
会場:千葉市美浜区打瀬2-13
開場:13:00~
上映:13:30~
   15:15~北田直俊監督からのご挨拶

映画『彷徨う魂』公式サイト http://www.adg-theater.com/drifting_soul/
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出演 杉本凌士、山野はるみ、剛州、生井みづき、礒部泰宏  
脚本 大春ハルオ  撮影 白石みち  音楽 坂本弘道
監督 北田直俊   制作 渡邉康恵  製作・配給 合同会社adg-ethics

ストーリー
写真家兼トラック運転手の坂崎陽平と大学講師である公務員の妻、由美は雨が降りしきる夏の日に捨て猫を拾った。「喜雨」と名付けられたその猫は、愛情たっぷりに育てられた。陽平の夢であった猫の写真個展も成功に終わり、幸せを噛み締めていたところ、喜雨は坂崎家のわずかな隙間から出て行ってしまう。喜雨の捜索が続けられて数日経ったある日、陽平と由美は隣町で野良猫の虐待事件があったと知る。後日、虐待犯は逮捕された。喜雨の安否を確かめたい陽平は犯行現場の廃屋を特定し、現場で喜雨の首輪を見つけ、悲しみと怒りに身体を震わせる。一方、逮捕された男は「動物愛護法違反」の軽犯罪扱いで、執行猶予処分になり自由の身に。さまざまな感情が渦巻く陽平は、運送の仕事で事故を起こしてしまい、由美も心労が祟って精神のバランスを崩す。そんな時、陽平は隣町で何食わぬ顔で暮らす犯人を目撃するのだが・・・。
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当日は、先ほど参議院選挙で見事当選した串田誠一先生もご登壇くださいます。
串田誠一先生というか、もう参議院議員という肩書を付けていいものかよく分からないけれど(笑)
動物福祉に特化した日本の政治史上初めての国会議員です。
前衆議院議員の在任中から様々な動物問題を国会にて質疑し、一番驚いたのは日本に於ける犬肉問題を真っ向から質疑し議題に引っ張り出した画期的な方でもあります。
元衆議院議員であり、法政大学大学院教授であり、弁護士でもある氏が、法律の観点から動物福祉を見直し、一番の諸悪の根源でもある明治時代から120年も続く【動物はモノ】と規定した民法を改正しようというもの。

ここだけの話し、実は昨年末に映画『彷徨う魂』が完成した時に、真っ先に観て欲しかったのが串田誠一先生だったのです。
映画を送り。多忙のところさっそく鑑賞して感想をお知らせくださった時は、感無量でした。
あれから怒涛の8ヶ月間でしたが、今回の参議院選挙に打つ勝ち国政へとお戻りになられる事は直感で信じていました。
嘘つけ!と言われそうだが、こう見えても霊感が優れているんです。内緒にしているけど。(笑)
じゃないと手前味噌で申し訳ないけど映画『ZONE/存在しなかった命』において福島強制避難警戒区域での幾度となく繰り広げた潜入撮影や、映画『アジア犬肉紀行』において中国公安警察にマークされ、犬肉ブローカーに後を付けれながらも見事に撮影記録して帰国してきたんだもん。
最近作のドキュメンタリー映画『動物愛護法』だって様々な修羅シーンを掻い潜ってきたのも霊感ヤマ勘第六感のお陰どす。

映画『動物愛護法』が紹介されました。

映画『動物愛護法』が紹介されました。
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/06061101/?all=1
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猫カフェ『たまねこ』にて無料上映会

来週6月18日(土曜日)、13時から猫カフェ『たまねこ』にて
映画『動物愛護法』(116分)の無料上映を行います。 
場所は小田急線・京王線「多摩センター」駅から徒歩10分
東京都多摩市落合1-19-16パークタマ2F
電話 042-316-5220
会場 https://tamaneko.jp/ 【予約のみ】
上映後は虐待犯との撮影裏話をお話ししますね。(過激過ぎるけど)
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映画ウェブサイト http://www.adg-theater.com/animal-protection-law/
作品紹介① https://www.ben54.jp/news/114
作品紹介② https://www.dailyshincho.jp/article/2022/06061101/?all=1

横浜シネマノヴェチェントにて公開。

【今後、一切劇場公開は無いので貴重なスクリーン公開です。】
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横浜


動物愛護法の矛盾を描いた2本の映画、横浜シネマノヴェチェントにて公開。
【有料スクリーン公開は以上で終了になります。】
●上映スケジュール 6月6日(月)~8日(水)
① 12:00~13:56『動物愛護法』(116分)
② 14:10~15:42『彷徨う魂』(92分)
③ 16:00~17:56『動物愛護法』(116分)
④ 18:05~19:37『彷徨う魂』(92分)
※今回、監督は3日共に来場しません。

●料金 1作品鑑賞¥1,500(※2作品鑑賞は¥1,800)当日券のみ
●劇場 https://cinema1900.wixsite.com/home/doubutsu
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第3回 人と地球と動物に優しいマルシェ

★【6月5日(日)10:30分~】
動物福祉に特化した元衆議院議員・串田誠一先生と、映画『動物愛護法』の監督・北田直俊の対談を、マルシェ(会場:JICA中部なごや地球広場・名古屋市中村区平池町4-60-7)にて行われます。
【詳細はこちら https://animals-peace.net/eventca・・・/event/3rd-marche-nagoya 】

第3回 人と地球と動物に優しいマルシェ
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(名古屋は映画『動物愛護法』で何度も何度も訪れた場所。
素敵な所がたくさんあり、とても住みやすく大好きな街です。
ただ難点なのは動物虐待事件が多いのと、名古屋走りがムカつくところ、笑)

そういえば、先週も名古屋に二泊三日で行ってたのですが、
愛犬のキセキと散歩した思い出の公園とかを一人で巡っていた。
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僕にとって名古屋は動物虐待事件の陰惨な取材記憶と共に、
取材の合間に様々な場所でキセキと過ごした思い出がいっぱい
つまった町でもある。基本、取材中は何日間も車中泊だったし、
ずっとキセキと名古屋の街をさまよっていた感じ。

そうそう、僕の大好きな映画『泥の河』(1980)は大阪が舞台だが、
撮影ロケは名古屋の小栗橋近郊の運河だったらしい。
そこも、先日一人で行脚して、映画の郷愁に浸ってた。
あの主役の三人の子役は、誰一人芸能活動をしていないんだよな、、、。
美人だった姉役の小学生の子も、きっと一流の女優になっていたのに、、、。
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名古屋シアターカフェにて超レアな上映会

動物愛護法の矛盾を描いた2本の映画
『彷徨う魂』(92分)と記録映画『動物愛護法』(116分)の
名古屋上映のお知らせです。
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定員はたったの10名程なので、超超レアな催しです。

●上映スケジュール 6月3日(金)~5日(日)
① 14:00~15:37『彷徨う魂』
② 15:50~17:46『動物愛護法』
③ 18:00~19:32『彷徨う魂』
※監督は3日共に来場予定です。ご鑑賞後の質疑はご遠慮なくお伺いください。
●料金 1作品鑑賞¥1,500(600円ドリンク代込み) 
※2作品鑑賞は¥1,800(600円ドリンク代込み)同一日でなくても可。
●ご予約はこちら。
https://theatercafe.blog.fc2.com/blog-entry-1016.html?sp
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【動物愛護法】の盲点を突いた2本の映画作品
●解説
 欺瞞に満ちた動物愛護法の矛盾を炙り出す! 2017年、埼玉県で起きた連続猫虐殺事件で逮捕された元税理士の男の裁判において下された判決は動物愛護法違反・執行猶予4年というあまりにも虚仮威しの茶番であった。日本中を震撼させた残虐極まりない事件であり、犯人に対して厳罰を求める嘆願書が全国から22万筆以上も集まったにもかかわらずである。現実社会と法曹界の乖離に疑問を抱いた監督が、4年の歳月を費やして、独自取材で様々な動物虐待犯と対峙し、その深層を突き止めるべく製作されたのが本作ドキュメンタリー映画『動物愛護法』である。
 そして、姉妹編として同じく【動物愛護法】の矛盾点を劇映画のスタイルで表現したのが『彷徨う魂』(92分・2021年度)。ドキュメンタリー映画『動物愛護法』は、5月に国会議員会館での上映と共に【動物愛護法】の脆弱性を国会議員に訴える活動を控えているが、姉妹編『彷徨う魂』との二本立ては、今回シアターカフェが初上映。
主催:合同会社adg-ethics
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彷徨う魂 一般有料上映

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次回作『佇むモンスター』の準備に取り掛かる前に
昨年完成した劇映画『彷徨う魂』の一般有料公開を
今月末の3日間、代官山シアターギルドで行います。
https://theaterguild.co/movie/detail/drifting_soul/

代官山に新しく出来たミニシアター「シアターギルド」は、街の小さな映画館です。
居心地のよさを追求した内装設計は、通常の劇場とはまったく異なります。
靴を脱いで、カーテンを開けると目の前に現れるメインスクリーンは、
サイズ3m×5mの特注4K LEDスクリーン。
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「シアターギルド」が開発したオリジナル専用ヘッドホンによる独特の没入感で
巨大なリビングルームのようです。
https://theaterguild.co/

上映日は5月26日(木)、27日(金)、30日(月)の3日間。
共に14:30開場 15:00から上映スタート
僕は3日共に会場で酒を飲んでいますので、お声掛けください。
次回作『佇むモンスター』の出演者、スタッフも同時募集しています。
6月には、名古屋シアターカフェと横浜シネマノヴェチェントでも
上映します。


一般有料公開の次は、Amazonプライム、U-NEXTで怒涛の配信を
準備しています。

ドキュメンタリー映画『動物愛護法』 国会議員会館にて上映

ドキュメンタリー映画『動物愛護法』 国会議員会館にて上映
『動物愛護法』映倫1

2022年(令和4年) 5月23日(月)、24日(火)衆議院第二議員会館にて2日連続
長編ドキュメンタリー映画『動物愛護法』(制作2017~2021年/116分)の上映会が開催されます。入場無料。
《一般の方もご鑑賞いただけますのでドシドシご来場ください》
※入館の際は、衆議院第二議員会館入り口にて通行証を受け取ってください

【欺瞞に満ちた動物愛護法の矛盾を炙り出す】
公式サイト 動物愛護法
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2017年、埼玉県で起きた連続猫虐殺事件で逮捕された元税理士の男の裁判において下された判決は動物愛護法違反・執行猶予4年というあまりにも虚仮威しの茶番であった。日本中を震撼させた残虐極まりない事件であり、犯人に対して厳罰を求める嘆願書が全国から22万筆以上も集まったにもかかわらずである。現実社会と法曹界の乖離に疑問を抱いた監督が、4年の歳月を費やして、独自取材で様々な動物虐待犯と対峙し、その深層を突き止めるべく製作されたのが本作『動物愛護法』である。

だが取材を通じて見えてくるのは、皮肉にも虐待犯を守る為に作られたかのような動物愛護法という法律の矛盾で欺瞞に満ちた実像であった。


会場  衆議院第二議員会館 地下1階会議室(東京都千代田区永田町2-1-2)
     ●23日(月) 第8会議室(定数66名)
     ●24日(火) 第9会議室(定数24名)】
上映時間 (5月23日(月)・24日(火)ともに)
     ●1回目 11:00~13:00
     ● 2回目  13:30~15:30
     ● 3回目  16:00~18:00
≪監督は2日共に会場にいますので、ご鑑賞後の質疑はご遠慮なく
 お伺いください。≫

主催:衆議院議員 牧義夫 : 合同会社adg-ethics 
協力:世界愛犬連盟
【お問い合わせ先:small.one.cinema@gmail.com】
衆議院第二議員会館地図1

【アクセス】地下鉄 有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町」1番出口より徒歩5分       地下鉄 丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」1番出口より徒歩5分

監督・撮影・編集 北田直俊/制作 小尾栄子/企画 北田直俊・井上貴弘音楽 坂本弘道/ヴァイオリン・ヴィオラ 向島ゆり子/Web 稲田志野
オプチカル 河村昇慶/製作 合同会社adg-ethics
レポーター 工藤修司・磯谷好美・市川ヒロシ・谷山葉子・広瀬善樹・渡邉康恵


製作に4年を費やし、何度も頓挫しかけた執念の記録映画『動物愛護法』
クラウドファンディングにご賛同くださった方へ心よりお礼を申し上げます。
最もダークで誰も手を出さなかった題材【動物虐待事件】に光を当て、広く社会に告発する目的の映画製作プロジェクト。 - クラウドファンディングのMotionGallery (motion-gallery.net)

彷徨う魂

数ヶ月前から申請していた文化庁の映画製作事業助成金
交付決定が正式にされた!
劇映画制作分一本分の予算である。
4年前から制作してきたドキュメンタリー映画『動物愛護法』では
表現しきれない想いを劇映画という形でも発表する!
ただし今年中に完成、初号ラッシュを終え、来年中に劇場公開を
する事が条件の助成金だ!
ドキュメンタリー映画『動物愛護法』の仕上げも、ラストシーンとして
扱う【生き餌】問題で、現在も取材を続けているが、こちらも
何としても来月には完成させなければ間に合わない!

劇映画の方のストーリーは、子供のいないある夫婦が可愛がっていた猫を
隣町に住む市役所勤めの50代の男に惨殺されネットに晒されて旦那が
復讐を誓うが、復讐すれば公務員の妻に迷惑が掛かり、忸怩たる想いが
募る旦那の前に、執行猶予で自由の身となった犯人が何食わぬ顔で
普通に生活をしている姿を目撃する度に精神のバランスを崩すという内容の
劇映画を製作します。
 シナリオ執筆も完成まじかで、来年は『動物愛護法』の矛盾点を指摘した
同テーマを、いま編集中のドキュメンタリーと劇映画という2つの表現
方法という形で世に投げ掛ける事ができると考えています。


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