合同会社adg-ethics

映画製作者 北田直俊の活動を報告するブログです。

映画監督

取り敢えず『朝子』『デモーニッシュ』の巡業公開が終わった。
最終日の1月31日は恋人・陽子ちゃんの7回目の命日だ。
僕が34歳、彼女が32の時に死んだ。
陽子がおかしくなり久しく、色んな友人などに助けを求めていた。
皆な薬の話しと自殺の話しとうつ病の話しかしない陽子を
遠ざけ、疲れ果てていた僕にも或る人は言った。
『北田君、あなたは優し過ぎるのよ。』
その10時間後に死んでしまった。
お通夜で皆さんは口々に言った。
自殺だけは良くない。
俺は、あなた達みたいに決め付けることが一番良くないと思った。
出棺前に棺の陽子をずっと眺めていた。
自然に顔を近付けた時、誰かが
『まさか分かれのキスをするつもり?』と冗談を言った。
最後のお別れのキスは出来なかった。
陽子の遺品の整理をしている時、彼女のパンティに射精した。
大切な彼女を失うとは、そういうことだろ。
きれいごとでかたづけるなら人間は存在しないはず。
僕は今、41歳になった。
陽子ともうすぐ10歳も歳が離れてしまう。
一番泣いたのは遺書の父母宛に僕に責任はなく責めないで
という一節だった。
最後の最後まで気を遣う子であった。
皆なウソの塊だから生きていけるのだろう。
そうそう、その言葉もウソだからあなたは生きている。
そう感じるようになった。
だから僕も生きている。
この世の99.9%はウソで成り立っている。
真実とは、巡回公開終わって借金だらけで仕事探しも
困難で警備員の日払いのバイトに面接に行き
4日間の研修の初日にやっぱり俺、合わないわと退場
したこくらいだろう。又は、
『マッドマックス2』のメル・ギブソンが演じたように
捨て犬2匹と仲良くスプーンで激安ドッグフードを
分かち合ったことぐらいだろう。あとは、
知り合いの紹介で日払いの荷下ろしの深夜仕事で
予定より早く終わり渋谷駅で最終列車にも間に合わず
野宿するにも寒すぎて、近くに居たホームレスに
ダンボールを貸してくれと頼んでも断られ、
ムカつくから屋根部分のダンボールを
『余ってるやんけ!』と恫喝して勝手に持ち去り
東横沿いのゴミ集積所で仮眠したことぐらいだろう。
世間のカス・ウソ野郎映画監督どもメ!
映画を撮るとはこういうことだ。
政治も映画も同じだ!
ウソデタラメ一般善良小市民の信頼を得て
私服を肥やしても意味ないだろう?
別に僕の映画が正しいとは言わないが
現世の一瞬を獲得しても何も面白くないと
心底、思わないのか?
『人を感動させたいから』などの動機で映画監督で
メシ食っているなら、そんな下世話でペテン師は居ない。
そんなのウソでしょ?
役者や全ての表現者にも言えるが・・・。
芸術って、その正しく逆でしょ。























デモーニッシュな街から遠く離れて


制作2005~2008、カラー、日本映画、116分

主演・広末奈緒
大切な人を失った者の確固たる答え・・・喪失の果て


広末奈緒
1999~2002まで活躍した伝説のAV女優。 3万枚のDVDを売り上げた実績の持ち主でありトップアイドルだった彼女は本作で北田監督の熱い要望に応じて、久々に公の舞台に姿を現した。

原案・撮影・監督 北田直俊
脚本 小林耕一
編集協力 粂田剛、山本希平
挿入曲 小谷美紗子『The Stone』        http://www.odanimisako.com/


ストーリー
不思議なメガネがあった。そのメガネをかけると、死んでしまった彼女の実像が蘇るのだった。そういえば生前の彼女はこのメガネで不幸な未来を見てしまっていたのだった。君のいない、この広大な空の下で僕はただ一人、残されてしまった。「君に会いたい…君に触れたい…」君の幻影を追いかけて、果てしない旅の果てに、僕は一体何を目にするのだろうか?

朝子



制作2003~2006、カラー、日本映画、100分 主演・
村井美波子自ら命を絶つ選択をした主婦の日常からの堕落を活写する奇跡的映画



CAST

宮沢仙吉 小澤発情 萩野祥子 稲葉浩美 小関敦子 ハードボイルド工藤 ホリケン。 天才ナカムラスペシャル シベリア文太 田口朋毅 清水しげお 北田直俊 館野完 加藤啓 大木裕之<特別出演>

企画・脚本・撮影・監督 北田直俊 http://www.adg-theater.com/inu/
撮影・編集 小澤発情 音楽 金澤美也子
挿入曲 る・しろう   協力 井上貴弘・吉田陽子
(有)シネマンブレイン
ツチノコレーベル
デジタル・ムービー工作室
コア・マガジン/バースト

ストーリー

会社経営の夫と5歳になる息子と幸せな日々を過ごしている中年主婦・朝子。彼女は幼少の頃に耐えられない現実から、自ら失聴という世界に入り込んだ ままであった。そんな生い立ちを忘れかけていたある日、自宅に宛名不明の一通の封筒が届く。その途端、過去のトラウマが目を覚まし、果たしてどこまでが現実で妄想なのか判別できないエロエロ・パラレルワールドに突入する。

京都

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京都からわざわざ僕の映画を見にはるばる上京してくださった京都造形大学出身の
将来有望株の孝学直監督と渋谷で初対面しました。
僕の前作『イヌ』を高校生の時にレンタルビデオ店で発見して以来僕と『イヌ』に
興味を持ち続けていたらしく、とっても有り難い。し、彼の自身のブログに書き込
まれてた『イヌ』の評伝に僕も随分、精神面で助けられた。
23歳の彼は自主制作映画の監督だが将来必ず大物に化ける素質は、以前見た彼の短
編実験映画『二十歳』から伺える。
何より名前がいい!孝学直監督。
http://blog.livedoor.jp/coelacanth0321/archives/1129610.html
(こうがく)なおではない、ただしと読む。
だいたい『イヌ』みたいな知名度の全くない映画を京都の片田舎で発見し評価する
位だから、それだけでただ者ではない。しかもデカイ。190近い大男だ!黒沢明も
デカイ!関係ないか。
まぁ、そんなこんなで渋谷で初対面を果たし、三時間ばかり焼鳥屋で映画談議した後、
渋谷駅周辺のネオンやらをビデオ撮影する任務がある孝学監督に同伴することにする。
彼が交差点で撮影している隣で僕は腕を組み突っ立っているだけなのだが、カメラの
横に立つのは演出家みたく気持ちいい。いつも金ないから自分でカメラを回してるが
一度でいいからデレクターチェアーにふんぞり反って演出してみたいものだ。
本当、いつも身銭叩いて、皆なに胡散がられ笑われ、ボロボロの服で、飯も睡眠もと
らないから疲れマラで直ぐに勃起状態で撮影している。何歳までこんなやり方で撮影
が出来るのだろう? まぁ、そんな話は置いといて京都。
京都と言えば二十歳の頃、敬愛する山中貞雄監督の墓にお花を手向ける二泊三日の一
人旅をしたことがある。日本が中国・アジアに侵略した戦時中、無理矢理中国戦線に
派兵させられメガホンの替わりに銃剣を背負わされ28歳で赤痢か何かで無念の病死を
した伝説の映画監督。そういえば僕の母方の祖父は戦場から脱走したらしく、その話
を聞かされた時は幼いながらもカッコイイと思ったものだ。そのかわり家族がどんな
目に遭わされるかもお構いなしに『こんなんやってられっか!』と言って逃げ出たら
しい。大阪と福島部隊が一番弱かった逸話を昔何かで読んだが頷けそうだ。
今、戦争時代に突入したら僕は逃げる勇気があるだろうか?国の方針と策略・洗脳で
他国を侵略、蔑称を用いた国民と、平和な時代に平和を謳う国民は潜在的に同等のも
のだろうか?悲しいかな多分、同じだろう。
そうそう京都。僕の映画原体験は中学生の時にプチ家出して京都大学の百万遍だった
かの西部講堂で見た怪奇映画のオールナイト上映。バスター・キートンの遺作で映画
大学の学生が監督した16ミリ短編実験映画『THE FILM』やブレイク前の無修正『ピ
ンク・フラミンゴ』などでド頭カチ割られた経験がある。その頃から鴨川近辺を散策
するのが好きになった。
昔、彼女と金閣寺と清水寺にいったこともあったなぁ。
近く、亡くなった彼女のこともブログに書かなアカンなぁ。

アップリンク初日に偶然お客さんの一人とお話しさせて頂く機会を得たのだが、その人こそ今月末からシネマート六本木にてロードショー公開される『ロックアウト』監督・高橋康進氏であり、作品の内容も僕好みなので是非足を運ぼうと思っている。コレは宣伝でも何でもなく高橋監督の許可なく書かせて頂いている。因みにHPはhttp://ontheroadfilms.com/lockedout/index.html
あとシネマンブレインの稲田志野さんとお茶する。『朝子』の妹役やってくれた人。
芸術に対し真摯に造詣が深く、こんな子が奥さんなら僕にも少しは将来も有るのになぁ
と他人を不幸にするだけの自分を忘れ妄想の扉をノックしそうになった。
そのまま『の・ようなもの』のラストみたく真夜中の都心をテクテク歩いてた。

朝日新聞・adg記事

明日(1月29日)の朝日新聞(関東圏)朝刊に日本アナログ・デジタル・ギャルドadgの記事が載るみたいなので告知させて頂きます。
N[1]

朝日新聞の取材

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やっぱり、新聞といえば朝日新聞でしょう。

僕もずっと朝日新聞を購読している。

自宅のポストに落される音で目覚め、部屋の窓を開け冷気漂う中、
昇る朝日に感謝し淹れたてブレンドコーヒー片手に届いたばかりの朝日新聞に目を通すのが日課になっている。

南アフリカ大統領の一夫多妻の文化とやらには個人的に反対だが、僕のベットにはいつも違う女性が乱れたまま寝息を立てているが、
その訪れた冷気に乱れを整え無意識にオンナに戻るのだった。本日の女は平成生まれか・・・少女の鮮血とは・・p1030427[1]
ところで、・・・昨日は僕の映画活動と分身でもある作品について、朝日新聞の取材に応じました。万が一記事になったとしても、
まだ先だと勝手に思っていましたが、ひょっとしたら関東圏最終巡回に間に合うように週末にでも載るかもしれないので、ここで告知させていただきます。

夕刊?朝刊? それは各々で購入してお調べ下さい!

最近はインターネットやらで新聞を購読しない人も増えてますが、矢張り細かな解説や的確な分析には新聞媒体が依然群を抜いています。
だから皆さんも躊躇わず購読契約にハンコ押して洗剤と缶ビールを貰って下さい。

やばい!
朝日が昇る。そろそろ寝よ。20090625094942[1]
今夜は40代後半の生血だな。

ASA

劇場上映公開のお知らせ

日本アナログデジタルギャルドは来る01/29~01/31の3日間、東京渋谷・アップリンクファクトリーにて「朝子」「デモーニシュな街から遠く離れて」の2本を限定レイトショー公開いたします。最後の巡回公開となりますのでお見逃しないように!!

2010 01.29(金)~01.31(日)
※上映時間が若干変更になりました。
アップリンクファクトリー
3日間限定レイトショー
   朝子   連日 18:10~
デモーニッシュ 連日 20:00~ (終映21:55)
当日 2,000円均一 (前売り1,800円)
●ご鑑賞組み合わせ自由ですが途中入場はできません。


渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F
TEL 03-6825-5502
http://www.uplink.co.jp/

映画を作る人


お金がないと言うことは本当に心まで侘しいものだ。少し買い物でもと立ち寄ったスーパーで所持金がないことに気付いた。財布を持たない人は貯金ができないと言われるが僕も財布を持たない主義で今まで生きてきた。銀行に預金残高もない。借りれるキャッシングローンも、もうない。ここ数ヶ月の巡回公開で数百万の全財産を使い込んで、頼れる家族もなければ不動産も持ち合わせていないし、全くもってどうしようもない。二匹の捨て犬抱えて首吊ることも出来ず、ただひたすら空を見ながらタバコに火を付ける。こういう時に次回作の構想が生まれるからだ。長谷川和彦監督作品『太陽を盗んだ男』で一人で原爆を製造し日本国家に無茶な要求ばかりする主人公の脅迫用の変声機片手に自答するシーンを思い出す。『お前は誰だ?』『俺は・・・(答えられない)』『お前は何がしたいんだ?』『俺は・・・俺は・・・(同じく答えられない)』か、又は柳町光男監督作品『十九歳の地図』の少年が鉄道会社に電車を爆破するとかガス会社にガスタンクを爆破すると公衆電話から脅迫いたずら電話をし、フッとガラスに映った己の無能な姿を見て現実に引き戻されたような、惨めな有様である。
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昔、僕が小学生の低学年程の時に母親に聞いたことがある。ずっと疑問だった。『ねぇ母ちゃん、映画監督って何する仕事?』と。母親は突然この子は何を言うねん、といった素振りで一瞬唸りながら『頭のおかしな人がする仕事や』と更に疑問符の付く様な答え方をしたのを覚えている。それ以上は追求しなかったし、大人になった僕はその職業としての映画制作にも背いたばかりに、この一月の冷たい風に耐えることなく自身と将来に怯え嘆いている。
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そういえば七年前くらいに第一回長編監督作品『イヌ』の劇場公開が決まってしばらくした時に、お腹が空いて立ち寄った立ち食い蕎麦屋で所持金が数十円しかなく、素蕎麦も食べれずに店を出た時は本当に惨めだった。あとは19歳の頃に16ミリで映画を準備していた時も半年間、風呂も入らず6枚切りの食パンにマヨネーズをかけ三日間もたすこともあり、たまに空いた日に夜勤のガードマンで芝大門あたりで誘導灯を振っていたが自宅に帰るお金もなく交番に嘘をついて指紋採られて300円とか400円を借りて帰ったことがある。300photo6[1]
日本がバブル絶頂期だった頃、皆な浮かれていた街で誰とも目を合わさず映画を完成しても未公開の儘、夜勤ガードマンで二十歳を向かえた。その後すぐに佐川急便のこれまた夜勤の日払い荷下ろしのバイトを数ヶ月続けた。僕の人生はずっと金とは無縁だ。今だに何年も前の『イヌ』の借金が数百万残っている。話し変わるが僕が世話しているダックスフントが二年前に近所で箱に入れられ捨てられていた時に周りに15人程の住民が居たのに皆、口々に『私の所では飼えない』『可愛いけど内では無理』と挙げ句に警察官が登場し署で保管しましょう、ときたもんだから例の七日間落とし主が現れるないと090704_0829~02
処分というアレである。仕方ないので僕が貰って帰ったのだが、どう考えても僕がその中で一番年収も少なく飼える環境にないのにと世間に怨み節だったけど今では逆に結構癒されている。現代の不景気で僕の様な貧乏人が巡回公開で有り金数百万を叩いているんだから、世間の金持ち世帯はもっとケチらず、こんな時だから浪費しろよ!と言いたいくらいだけど、それより僕の次回作に二千万ほど出資して頂きたい。いや、ケチってケチって5百万で35ミリ長編映画を作ってみましょう!しかも傑作作品を。

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君の映画

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さて映画とは何でしょう? うーん、分からない。
娯楽であり商売であり芸術であり千摺であり人生の暇潰しであり・・・。

僕の母は漁師の家に生まれ、行商などを経験後、戦後は映画館で仕事をしていた。その映画館に飲食の納品に来ていた部落出身の無口な父と出会い、僕が生まれた。時間が空くと頻繁に母は幼い僕の手を引いて映画館に行った。他にやることも行く所もなかったからだと思う。電車に小1時間揺られ、帰りに必ず551の豚マンを買って行った。見る映画は概ねハリウッドの娯楽大作。
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映画とは本来一般小市民にとっては、ただそれだけだった筈。僕が中学生の頃にはもう一人でその習慣が身についていた。高校生になると丸で現実社会から逃げる様に映画館の暗闇に身を隠した。誰とも話をしなかったし興味も無かったし、結局、他にやることも行く所も無かっただけ。
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今もそう。他にやる事も無く行く所も無い儘、無駄に映画を撮るためだけに働き続ける。映画業界に身を置く訳でなく、基本的には食とセックスと金儲けを中心にした一般善良小市民に成れる訳も無く、いい年扱いて連続強姦や連続射殺犯の妄想だけはたくましいが実際に犯罪に走る勇気も無く、北野武の『アキレスと亀』の主人公如く芸術を探求するわけでもなく、資金が無くなれば日銭目当てに労働するひたすら中途半端な存在になってしまって、尚且つそんな生き方に焦りさえも消え失せた。誰もやらないことをして失敗するならそれも本望と口だけは威勢が良いが全てが中途半端。
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元々、映画に対して夢も無かった。20代前半で誰も撮れない作品を作ってなぜか26歳で死ぬのが目標だった。だけど死ねず26になって捨て犬だった愛犬と共同監督で映画を撮り、それ終わったら死ぬつもりだったら好きになった女の子が死に、それにまつわる映画を借金だらけで金ないからDVで撮ったら、今度は愛犬が亡くなり、彼に捧げるつもりで又DVで完成させた。ペットロスじゃないが誰も犬亡くして共感してくれないから設定を彼女に変えた。
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長編映画3本撮って今度は僕の番かなぁと思っていたら盲目の老犬マルチーズと
2週間に一度テンカン発作でウンコ撒き散らすダックスの2匹の捨て犬の面倒を右往左往してみながら、自作映画のポスターやらチラシを抱えて人生の路頭に迷った儘、宣伝しているので、どうか僕にお声をかけてくれるる出演関係者さんなどは『頑張ってください』とは間違っても励まさず、唾棄して『バーカ』と罵って頂ければ幸いです。まぁ関係者はこのブログ読んで無いから意味ないけど。この2匹の看取りもあるが、野垂れ死ぬまでにあと2本は映画と作りたい。
そう言えば、彼女を亡くした時はモテたなぁ。女性はそういうのに弱いのか、ただ僕に憐れんでただけなのか、身の回りの女の子や亡くなった彼女の親友やらと
全員とセックスした。お前は『ノルウェーの森』かって言われそうだが現実だから仕方ない。
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さて映画とはなんぞや。と、その前に人生とはなんぞや?人間とは?
うーん。仏教で言うところの、全てに意味はなし、価値はなしを自覚する為の手段・試練としての存在かな? だったらそういう映画を撮ろう!あ、『デモーニッシュ』ってそういう映画だった
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ミツバチのささやき

以前、夜勤のトラックドライバーをしていた頃に何気なくつけた深夜ラジオで流れていたお話なんですが、何の番組かは忘れましたが、たぶん宗教絡みかな?
だから前後はすっ飛ばしですが、僕が惹きつけられた話の要は、巣箱の中にミツバチが居ます。その巣箱は農家の一室に置かれています。その農家はある小さな村のあります。その村は日本の一部にあります。日本は地球という星の一部にあります。その地球は大銀河の一部です。銀河は宇宙の一部です。では、その宇宙は何処に存在しているかと言うと、一匹のミツバチの中に存在するのですという話です。小も大を兼ねると宇宙の理に整合がつく様な直感に見舞われたのですが、宇宙の誕生直前のビッグバンには物質・質量・空間がゼロに限りなくなった時にエネルギーが最大になるという摩訶不思議な矛盾した宇宙相対性理論にも頷けるのです。

大袈裟な展開ではなく、なぜこの話を取り上げたかというと、僕は映画を撮っていて人間描写といいますか社会を描く時に心がけている事があります。先の話じゃないけれど、人は大と小を分けたがります。物事の現象や人間の性質もそうです。でも僕はこう考えます。汚れの中に美は存在し、争いの中に平和があり、嘘の中に真実はあり、悪の中に愛は存在すると。人間も同じように、自分の負の部分を隠して人は成長してゆきます。その人間を知りたい時、僕は、その人の見えてくる逆を見る癖がつきました。100%ではありませんが、その人の真逆を見れば、その人が見えてくる筈です。

僕の映画が分かりずづらいのは、多分そういった事を前提に描写しているからでしょう。勝手な解釈ですが、昔では川島雄三がその種の映画を撮られていたような気がします。最近では『キャシャーン』ですね。人が人を愛し続ける故、歴史から戦争は途絶えないというジレンマを旨く描いていました。

テレビや映画はたかだか2時間の時間潰しだから、そんな人物設定にしちゃうと観客は混乱するだけという論理は重々承知だが、みんな右習えだと自分の将来を犠牲にしてまでも映画界に一石投じようと、実は長江のような大河に小石を放り投げているだけの現実に落胆するばかりなのだが。

でも、まぁ『1億の日本人対自分だ』と戦局を嘆いた孤高の詩人・金子光晴に習えである。同時代に治安維持法違反で投獄されたこれまた孤高の映画監督・亀井文夫にも習えだ!(ワシ自身が人に習ってばっかりやん)

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小谷美紗子

今回『デモーニッシュ』で楽曲使用させて頂いてます小谷美紗子というアーティストについて書かさせて頂きます。1977年位の生まれだから、今回の映画に出演頂いた広末奈緒と小関敦子と同年位ですね。なんかこの辺の年代とは縁が有るような無いような。

僕が27か28だった頃、第1回35ミリ監督作品の『イヌ』の撮影で中古のタウンエースで都内に出稼ぎ撮影で愛犬のクロと毎晩、車内生活していた時に寂しさを紛らわすためにかけていたFMラジオから流れていたのが、当時無名の新人シンガーソングの女性の歌『嘆きの雪』だった。歌声やメロディ、歌詞に斬新さを覚え聞き入ってしまった。ただそれだけで、歌い手の名前も何の情報も知らないままだった。ただ、時々歌のフレーズとタイトルだけが僕の脳裏をかすめた。
撮影が終盤に向かい、製作資金を調達する為に工事現場で解体業やデリヘリのドライバーやハウスクリーニングや無修正DVDを販売していたり、売春婦とフォーリング・ラブしている時にも流れた。理由は分からない。得てしてそんなもだと思う。物事の感じ方や現象や流れに理由などはないのだ。何処かの地方の少女の失恋や現状に満たされない想いを綴った痛々しい歌だったと思う。生きている場所も現状も立場も違うのに、なぜかその歌の世界に引き込まれた。それから10年位して長編第3回の『デモーニッシュ』の企画段階で脚本を担当した小林耕一にその『嘆きの雪』の作者でもある歌い手を調べさせた。今でも現役で活躍している方なんだ、それが答えに対する率直な感想だった。

早速、今まで発売されたCDを取り寄せ全曲聴いた。今回、映画で使われている曲以外にも『紫式部』と『眠りの歌』の3曲を選び出して全てを使うつもりだったが、車に引かれた動物の映像集に『紫式部』をWさせるのは理解していただけなかった模様だ。それもその筈、この曲は亡くなった愛犬に捧げられた歌だから。そんな神聖な想いの歌を、車に引かれた犬や猫や狸やらカラスの血だらけの映像に被さるわけだから当然と言えば当然。シーン自体もカットした。

『眠りの歌』は映画の終盤に様々な映画とは全く無関係な普通の人々の顔UPが連なる映像に流すつもりでいたが、東北のどの町でも通行人に顔を撮らせて下さいと頼んでは拒否され続けた為、映像が集まらなかったのがその理由である。
田園地帯で帰宅途中の小学生の女の子に顔撮らせてっ言っても、不審者がられるだけである。そのシークエンスで1本映画が撮れるほどの噺は僕の脳味噌に残っている。
そろそろ酔っ払ってきたのでこの辺で。うぃ、、、

サレペペ

横須賀・金星劇場での公開が終了し、そのまま愛犬と画像 045
静岡プラネタリウム公開に向け準備やらで静岡に移りましたが、そこの宿が素晴らしく、なんかHPも出してないみたいなのでここでご紹介させていただこうとおもいます。


静岡駅からJRで1つか2つ目の草薙駅徒歩3分の住宅街にポツンとあるハトヤ旅館にお世話になったのですが、素泊まりで4千円チョイで愛犬宿泊OKです。気さくな宿でかなりお世話になりました。
その旅館の1階が息子さんが経営しているイタリアン料理屋『サレペペ』があります。普段はお洒落な店には無縁なんですが、気さくなママさんの薦めもあり、美味しくご馳走になりました。
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その他は清水漁港・焼津漁港・用宗漁港などで美味しいお魚定食を頂きました。よって写真は撮り忘れた。あと富士山の写真もわすれたなぁ。圧倒されっぱなしだもん。静岡に移り住もうかなぁ。

静岡プラネタリウム・終了しました

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3日間晴天に恵まれました前代未聞の屋上プラネタリウム公開は初日に10分間映像が流れないトラブルに見舞われましたが、その他は何事もなく無事終了。
動員数も深谷を経験済みなので当初から怖いものなしで挑みましたのでまぁまぁ
許せる範囲に収まりました。
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3日間で怒って途中退場して出て行かれた人が3人。その他の方は最後まで御覧頂きました。かなり実験色の強い作品な上、実験上映なので不安でした。
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ところで、このプラネタリウムを舞台にポルノ映画を製作しようと思い立ったのですが、タイトルだけが先行してます。『プラネタリウム・男奴隷』
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主役には『デモーニッシュ』の喪服シーンに出演して頂いた小関敦子を考えてるが、舞台女優だしポルノ映画には間違っても出演しないだろうな。彼女が出演OKしてくれれば製作費を何処からか捻出して春からにもINするのだが。まぁ脱がないポルノ映画もおもしろいけど。ポルノ映画の概念を飛び越えた60minの実験エロ映画。個人的にもかなり女優・小関敦子には興味を抱いてるが、あの存在感にはいつも圧倒される。彼女の存在を発見されていない現在の日本映画界にはかなりの損失である。
以前『デモーニッシュ』の撮影で栃木の旅館に合宿したのだが、監督の権限で酔わせてでも強引にでもヤっちゃえばよかったと後悔もしたりしてるが、まぁそんな個人的な想いは抜きにして、小関敦子主演『プラネタリウム・男奴隷』を単発的に実現したい。1本の映画に3年~10年かけてるけど、さらっと数週間でupさせるから誰か小関敦子に連絡してー。BlogPaint

静岡プラネタリウム

BlogPaint静岡プラネタリウムの詳細写真は下記参照下さい

http://www.cinema-st.com/adalut/d010.html


失明

画像日本アナログ・デジタル・ギャルドadg契約社員のメルさんが失明しました。




3日前に突然歩かなくなり、師走の忙しい中12月31日に椎名町の動物病院
で診察して頂きました。緑内障の可能性大。諸々の薬を貰う。
昔見たアイスランドかの映画で『春にして君を想う』っていう作品の冒頭シーンに旅立つ主人公の老人が、大切に飼っているこれまた老犬を射殺するシーンがありまして、当初は残酷だなぁと思いましたが、ゆくゆく考えてみると主人公のその愛犬に対する愛情や優しさ、飼い主としての責任のとり方などがヒシヒシトつたわってきまして、だいぶ考えさせられました。まぁ、そういうこともありまして、失明や散歩が出来ない身体に陥った場合、安楽死の選択を常に考えていましたが、動物病院の先生に『犬は人間と違って元々鼻と耳が主役だから失明したからといって安楽死は短絡的』と指摘されました。
そう言えば上記の映画に非常に似た作品に『二十日鼠と人間』というのも有りましたな。その作品には老人が老いた老犬を泣きながら射殺するシーンが伏線になりラストでは、監督自身が演じる主人公が、誤って殺人を犯してしまった知恵遅れのパートナーが村人達にリンチに遭う直前に射殺するシーンでENDを迎えます。何もしないことが見守るだけが優しさだと勘違いしている民族に観て感じてもらいたいものです。深刻な壁が立ちはだかった時に『私には何も出来ないちっぽけな存在だから』と、自らを納得させ総傍観者に陥ってしまった国民に。

あけましておめでとうございます。

大晦日はあんこう鍋をいただき、年越しはトイレで過ごしてしまいました。



あけましておめでとうございます。


今年もよろしくお願いします。

前代未聞! プラネタリウムにて映画公開

2010年1月8日(金)~1月10日(日)

北田直俊監督作品『朝子』『デモーニッシュな街から遠く離れて』2本立て3日間限定公開の上映会場が小劇場から隣接する旧プラネタリウム跡地に変更になりました。

上映時間もレイトショウのみならず日中もご覧頂けます。
関係者の方々、及びご鑑賞を予定して頂いていました方々には心からお詫び申し上げます。

新しいスケジュールは

 『朝子』   15:45~、19:30~
『デモーニッシュ』 17:30~、21:15~(終映23:10)

公開1週間前になりまして急にプラネタリウムで上映したほうが面白いと思い立ったわけです。

旧プラネタリウム跡地の円形の壁に投影上映致します。

金星終了しました。

12月29日、無事1週間ロードショウの横須賀・金星劇場終わりました。
お蔭様で、400人動員に至りました。
埼玉・深谷では同じ1週間でも考えられない20人という数字。
その辺の8ミリ上映会でも、もう少し入るでしょう。こちトラ宣伝費やらで
60~70万の費用を掛けたのですが。
金星では成人映画館ということで、女性のお客さんも入り口まで来てお帰り
になるパターンもおありで、それでも勇気出してご鑑賞頂いた数人の女性の
方に感謝致します。
スクリーンサイズも横浜300インチ、埼玉200インチ、横須賀150インチ、静岡100インチとドンドン小さくなっておりますが、公開1週間前になりまして急遽、静岡小劇場での場所をすぐ隣のプラネタニューム二変更致しました。前代未聞の天体観測投影場での映画公開?
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静岡小劇場

平成22年・2010年1月8日(金)から10日(日)まで怒涛の静岡のピンク映画館にてレイトショー公開決行。

『傷だらけの天使』のようなビルの屋上のある映画館。

詳細はhttp://www.shizukatsu.co.jp/pink/pinkinfo.htm


横須賀・金星劇場

画像 0012009年12月23日(水)から29日(火)まで映画史上初、成人映画館貸切一週間ロードショー。
糞映画業界の街から遠く離れて。




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主催 日本アナログ・デジタル・ギャルドadg
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