【無料配信開始しました。】
誰も成し遂げる事が出来なかった福島原発避難区域内に動物シェルターを立ち上げた一介の会社員の執念の軌跡を追った記録映画。
この記録映画は原発事故被災地・飯舘村に於ける惨状のごく一部です。
被災者側を批判する意図はなく、あくまでも動物たちを数年間も放置という犯罪行為に対し、政府・行政及び東京電力・大手マスコミに対して、動物たちの置かれた現状と権利・福祉及び法整備の遅れを告発する目的で制作されました事をご理解ください。
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https://vimeo.com/227587819

満を持して僕の過去の二本のドキュメンタリー映画を無料配信することにしました。
『アジア犬肉紀行』の上映にまでこぎ着けた安堵感もありますが
原発事故が完全に風化した現在に、もう一度人々に呼び掛けたいという想いにも
駆られました。
【22】の替わり
原発事故から八年。ずっと無人の村で、今もひとりぼっちで寒さに凍え、
空腹とのどの渇きに耐え、生活音さえない空間に取り残された命がある。

『Zone存在しなかった命』を製作した強制避難区域内には、まだ取り残された動物たちを救出・保護するという大義があった。僕も撮影をしながら、それなりの達成感もあった。
だが『みえない汚染・飯舘村の動物たち』の舞台となった居住困難区域・飯舘村は違った。
詳細は、映画で描いているので、ここでは語らないが、餓死・殺処分の方が
マシだと思えるほど、僕の心は粉々に折れてしまった。
今もその後遺症は残っているし、今後も心の底から笑えないと思う。
それほどまでに人間への絶望感に打ちのめされた。
分かりやすい善や悪ではない人間の営みという絶望感である。
10-B
あれから僕は言葉を失いかけている…。
もうどうでも良いという刹那感に覆いつくされようとしている。
おそらく僕の中で、全てが終わってしまったのだろう。