飯舘村の小さなゲージで人生のほぼ全てを費やしてしまうであろう3匹の仔猫と母猫。
誰かが保護したままでいつ行っても水もご飯もない状態。
トイレもウンコがてんこ盛り。ガンマンさんとせめて風よけだけでもと
ゲージ裏に毛布を被せ、トイレ掃除して1時間が経った。
飯舘村の給餌箇所が約200ヶ所以上。1ヶ所に1時間・適当に済ませて30分。
移動に15～30分。どうだろ？1人のボランティアで早朝から街灯もない真っ暗闇まで
活動してもせいぜい20～25ヶ所が限界だろう・・・。
脱線した・・・。
この仔猫たち・母猫はおそらくこの冬を越してもあまりにも酷い
環境なので1～2年の命でしょう。1匹だけ2匹だけはかえって可哀想なので
3匹全てを里親として受け入れて頂ける方を募集しています。
福島から500キロ圏なら僕が直接運びます・・・。
もうすぐマイナスの厳寒世界に突入するこの村には
不憫すぎる・・・。
上記記事に対して・・・
東京の或る女性が全頭里親挙手して頂きました。
涙が出るほど嬉しかった・・・。
しかも調べてみると全頭白血病キャリアだという。
その女性はそれでも構わないと・・・。
先住猫が入らない部屋を工夫して暖かい場所で
この冬を越せてあげたいと言って頂きました。
劇作家であり女優の不二稿 京(ふじわら けい)さん
という方です。
たまたまfacebookを覗いてみたら20～24日
まで下北で舞台『少女仮面』上演があるとのこと。
http://www.organvital.com/
僕は21日の回に行くつもり・・・。
ただ残念なのが飼い主さんが仮設住宅から
何日か何週間かぶりに一時帰宅した時に
誰もいないと寂しいからと親猫だけは
置き去りすることが決定いたしました。
母猫は交通事故で死亡しており、ここに隔離されて
いるのはどうやら父猫らしいのです。
こちらが父猫。
ずっとダンボールの箱から出てこない・・・。
いつも、そうだ。
しかし、数週間に一度訪れて、水・餌が有ったためしがないのは、ただの偶然？
東京電力・国の犯した原発事故による
本当の意味において一番末端の何の罪もない
犠牲者が君なんだ・・・。
人間はみんな狂っている・・・。
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そして下記がfacebookコミ二ティ
『こころエリートくらぶ』さんが書いてくださった記事。
↓ 合わせてお読みくださーい・・・。
北田監督の感動を劇場へと繋ごう！
福島飯館・3匹が3匹とも白血病キャリア。
伝染も顧みず、その3匹の生命を胸に抱いてくれたのは
劇作家・女優の不二稿 京（ふじわら けい）さん。
その不二稿 京さんが堂々出演の
唐十郎作品「少女仮面」が
東京は下北沢で11月20日〜24日まで上演されます。
さあ、70席！
東京近郊にお住まいのおともだちたち
不二稿さんの慈愛溢れる決断にお礼もこめて
是非劇場へ足を運んで
今度はお芝居で感動させて頂こう！
オルガン・ヴィトー
チケット予約はお早めに。
北田監督は21日に鑑賞予定です。
zone存在しなかった命・HP
zone存在しなかった命・DVD
そして次回作の飯舘村の動物たち・予告編
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