合同会社adg-ethics

映画製作者 北田直俊の活動を報告するブログです。

2014年07月

飯舘村の黒猫兄弟のその後

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マイナス10度から20度になる飯舘村の真冬に、
狭いゲージに取り残された3匹の黒猫。
白血病キャリア保有のため、誰も里親挙手が無かった、
この子たちを暖かく迎え入れてくれたのは東京在住の
不二稿京(ふじわらけい)さんという舞台女優の方だった。
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その時点ですでにご近所の負傷猫40数匹を自宅で面倒を
見ている方なので、こちらも申し訳なかったのだが
今回の申し出を断念すると永久にこの黒猫兄弟に里親挙手の
希望は皆無だった。ガンマンさんと相談し、不二稿さんに
親になって頂いた。そして半年が過ぎ、1匹の白血病が進み
肺に腫瘍が出来た。毎週、抗がん剤注射と毎日の投薬治療。
とくに抗がん注射は1回1万円もする高額治療である。
この子のために、他の40数匹を犠牲にする訳にいかない。
かといって不二稿さん以外に挙手してくださる人も
いななっただろうから、僕からは正直安楽死という選択肢も
話しました。不二稿さんの意見は、勿論痛みを伴う
末期症状なら安楽死も選択の一つだが、今は注射を打ち
続ける事でガンが消えつつあるとのことだから再発を
止めたいという希望なのです。僕自身とても複雑な
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心境なのですが、この記事を読んで下さった方の中で
賛同頂ければ不二稿さんが杉並区の地元で
活動している下高井戸みなしご猫基金に
ご支援頂けないでしょうか?
口座は三井住友銀行・下高井戸支店・口座3800293
口座名義 下高井戸みなしご猫基金まで宜しくお願いします。
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そして現金でのご支援に疑問を持たれる方は猫用の缶詰めや
封詰めのパウチのものでも構いませんので
不二稿京(ふじわらけい)さん宛にご郵送いただければ幸いです。
住所は〒168-0073 東京都杉並区下高井戸2-9-9です。
不二稿さんは飯舘村から犬も2頭引き受けてくれています。
個人で猫40数匹、犬2匹、負傷カラス1羽、世間が見て見ぬふり
した負傷動物たちを懸命に救おうと全身全霊で
取り組んでおられる方なので、少しでもご協力をお願い致します。
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Zone存在しなかった命 千葉チャリティ上映会

その後、記録映画『zone存在しなかった命』(117min)は現在、
劇場公開を目指して東京・大阪・北海道のミニシアターと交渉中です。
そして50ヶ所以上の地方図書館・視聴覚室におきまして
DVDを無料館内視聴と館外貸出が可能になりました。
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そして先日、北海道の或る映画館主さんから
下記のメッセージをいただきました。
【作品、拝見しました。
志ある、立派なドキュメンタリーだと思います。
 10月中過ぎにも、上映したい意向です。
くわしい日程、条件など、またご連絡します。】
という、とっても嬉しいご報告でした・・・。
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そして・・・

千葉近郊の方には9月に上映会がございます。
こちらは40名定員の要予約となります。
2014年9月6日(土)
チャリティ上映会
会場 千葉市幕張勤労市民プラザ
時間 13:30 開場
14:00 上映開始
入場料 無料
申し込み 8月31日まで(定員40名になり次第、締め切り)
申し込み方法 メール(メールの場合、件名にチャリティ上映会の
件と送ってください)または電話にて
mika-elephant@t.vodafone.ne.jp
090-9133-8314
金 美華まで
1111

千葉近郊の方で、この告知チラシを店頭や施設などで
設置頂ける方は、このブログにお返事くださるか、
僕のE-mail small.one.cinema@gmail.comまで
ご連絡いただければ幸いです。
宜しくお願いします。
チラシ7-13ol(1)


アップリンクでの記録映画『zone存在しなかった命』上映トークショー

その後、記録映画『zone存在しなかった命』は、
今月発売(2014年7月上旬号)キネマ旬報におきまして
かの偉大なる映画評論家・山根貞男さんが
「日本映画時評」欄にて以下の様に称賛くださいました。

【『zone存在しなかった命』は、福島第一原発事故のあと、
警戒区域に置き去りにされた動物たちとその命を救おうとする
人々のドキュメンタリーで、牛、犬、猫、小鳥など、「生きて
いる瓦礫」(登場人物の発言)扱いになった生きものの悲惨さは
凄絶という以外ない。それに立ち向かう人々は、しかし悠然と
作業をする。安全な場所に収容するにしても、餌をやって
まわるにしても、騒いだり慌てたりしない。見つかれば捕まる
立入禁止地区への潜入でも、小走りの作業を淡々とこなす。
だからといって、のんびりした映画であるわけはない。
物凄い切迫感が全編をつらぬき、むろんそれは動物たちの姿と
正対することから生じる。そこに孕まれる力が単純な告発映画を
超える感銘をもたらす。いま、本気で題材と正対していると
思えない映画が多すぎる。『zone存在しなかった命』は
面と向かっている少数派であろう。その意味で、日本映画の
現状に対する問いかけが感じられる。】
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端的に評してくださり誠にありがとうございます!

また来月に東京渋谷・アップリンクにて
8月18日(月)と9月1日(月)の二日間に
上映会とトークショーが行われます。
2日共、福島警戒区域から18ヶ月振りに救出された
柴犬のキセキ君も来場します。
さて、超超人見知りと人一倍しゃべりが嫌いな僕は
一体、何を語ろうか?
キセキ君相手に終始、ボソリ独り言でも言ってるかな・・・。

こちらがアップリンクの公式HPです。
皆さん、たくさんの『いいね!』とシェアを
お願いします。
http://www.uplink.co.jp/event/2014/29651

大阪でも10月中旬に1週間公開が決まりそうです。
北海道の或るミニシアターさんも前向きに検討下さってます。
チラシ7-13ol

また、『zone存在しなかった命』のDVDは地方の
50ヶ所以上の図書館視聴覚室にて館内視聴と
無料貸し出しで展示して頂いています。
動物愛護関係者のみならず、全くそのような知識が
ないごく普通の一般の方々にひっそりと手にとって
ご覧頂きたいと思っています。
そして、あぁ・・・今までのテレビや教科書や政治家、
みんな適当なデタラメを言い続け、私たちはそれを
何の疑問も持たず信じてきたのだなぁ、と
その事に気が付いて頂ければ、死に物狂いでこの映画を
製作した甲斐があります。ただ、それだけ・・・。

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