バタバタしているうちに、もう三ヶ月もブログ更新して
いなかった。気が付いたら平成28年(2016)。
今更、明けまして・・・もないか。

ところで先日、渋谷の映画館で『口裂け女in L.A』という
強烈に面白いホラー映画を観に行きました。
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いわゆる日本の都市伝説ホラーをロサンゼルスで展開した
優れものなんです。監督は下記の4人で、それぞれが1本づつ
監督した一種のオムニバス形式になっています。
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(上記写真は、向かって左から、小川和也監督、廣瀬陽監督、鈴木まりや、エイジ・レオン・リー、比呂啓監督、曽根剛監督)

口裂け女のパートが狂言回し的に描かれていますが、その他にも
コックリさん、陰陽師とゾンビの死闘、藁人形など和風ホラーが
繰り広げられますが、どのパートも監督が変わっても恐怖さが
衰えないのは一貫して同じカメラマンで自身も監督した曽根剛氏の
力量が大きいだろう。

一種の企画モノだとナメてかかったら、とんでもないオドロオドロ
しいストーリーと描写が襲いかかってくるからホラー映画が好きな
方は絶対に必見だ!
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タイトルにもなっている口裂け女のイメージばかりが
先行しているが、その他のパートも非常に魅力的なもの
ばかり。『ウメコ』というパートも紹介したかったんだけど
画像が下記の1枚しか出て来なかったので、コックリさんの
パートを紹介します。
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1970年代後半に日本で何故かブームになったコックリさん。
僕も小学生の頃、友達に強引にやらされました。
このパートも恐かった。アメリカメイドカフェの店員が
コックリさんの呪いで酷い事に陥るんですが、その描写が
凄すぎる。
20151228-kuchisakeonna02[1]

この店員を演じた女優さんはアカデミー賞ものでした。
この悪魔の形相には、人間としての業を含んでいて
恐さと同時にとても切なかった・・・。
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東京でも公開は来週で終わりですが、来月から大阪でも
公開されます。
[上映スケジュール]
http://www.slitmouthwoman.com/%E5%85%AC%E9%96%8B%E6%83%85%E5%A0%B1/
(東京はヒューマントラストシネマ渋谷にて)


僕もドキュメンタリーばかりじゃなく早く劇映画
作らなきゃ!そう言えば『みえない汚染・飯舘村の動物たち』が
4月16日から1週間大阪のシアターセブンで公開が決まりました。
http://www.theater-seven.com/
これからマスコミ関係に資料等を送付する日々が繰り返される(泣)
あと『Zone存在しなかった命』の方も2月後半から3月にかけて
江古田映画祭で3回ほど上映されます。
トークショーも1回あったかな?
詳細は下記HPで宜しくです・・・
http://furuto.art.coocan.jp/ またはこちら
https://www.facebook.com/ekodaeigasai/?fref=ts