2006年10月31日

自殺の流行を考える。

こんなことが流行るのはやり切れません。いじめられている子は自らの短い人生にピリオドを打つことでいじめた人、残された人に何を訴えようとするのだろうか。反省か、報復か、あてつけか、いずれにしてもひどくあっけなく行動を起しすぎるのはやはり「ゲーム」脳といわれる短絡思考の仕業なんだろうか?
この危険なリセットボタンは1回コッキリだという認識には、彼らのめぐる思考は至らないのか?いや考えに考え抜いてその選択をしてしまうんだろうか。その悩みは友人や兄弟、親にもいえない悩みなのか?

親に言えなくなってしまったのは、親の責任だ。子供に100%罪はない。
親が極端に甘やかしたか、放任したか。経済状況、社会状況で子供に構っていられる時間が少なかったと言い訳をする人もいる。それは単なる逃げの一言でしかない。どんなに追い込まれたって家族は一つだ、いつも一緒だ、どんなことがあったって父さんと母さんはおまえの味方だと抱きしめることはできるはずだ。心の触れ合いが、思春期を迎えたいつの日かを境に途切れてしまう。見栄や世間体や慣習など外的要因を知らないうちに優先していることに気がつかない不幸だ。危険な精神状態に気がつかないで、吾が子が崖っぷちにいることに気がつかず、その日を迎えてしまう。
「その日」は妙に明るく振舞ったという。友達にお菓子を配る行動にもでた。その子はその日「自分の物語の最後の主人公」を演じた。演じることによってその日のその自分を正当化し美化した。そして正しく美しいまま終演を迎えることによって、つらかった時間を払拭しようとしたのではないか。

そして、こんどは別の場面で責任を感じた高等学校の校長が「責任を取れない」と自らを追い込む事件が起こる。この大人の行動も容認することはできない。その行為によって少ない同情は得られるものも、思春期の子供達の心にどんな影を落とすかをまったく考えない独善的判断。教育者として決して選んではいけない道である。

「おまえは当事者じゃないからいくらでも言えるのさ」

その通りです。
だからこそ声を大にしていいたい。
誰しも決して自ら死を選んではいけない。その解決法は人類最大の不幸であり、最大の間違いだ。死を決意している人は、【物凄く急いで結果を出そうと走っている】ことに気がつかない。そりゃあ大きな結果ですよ。そのあとには何もないんだから。だから今急いで結果を出そうとしている人には「待ってくれ」と言いたい。待ってもう少し一緒に話そうじゃないか。生きる希望とか、そんな説教めいた話じゃありません。急ぐ必要はない事に気がついてほしいんです。
ちょっと美味いもん見つけたんだとか、のらネコが転がり込んだんだとか、そんな話を聞いてくれるだけでもいい。
時間はかかるかもしれないが「癒されない心の傷はない」と信じたい。急ぐ結果を実行すれば「癒されなかった」結果は残るがそれでは悲しみしか残らない。「だれも悲しまない」だって?あなたの神様が悲しむんですよ。私は何かの宗教を信じているわけではないけど、自分を見ている神は存在すると思っている。だから絶対【善く生きていこう】としている。つらくないかって?いいえ、それが一番自然で楽なんですよ。善く生きようとすることによって心が癒されてくる。
そう、善く生きることは急いでいるとできないんだ。ものすごく時間がかかる。おそらく一生かかるんじゃないか?
人間は癒されることを一生かかって追い求める動物かもしれません。その程度の差があるだけ。差は結構あるのは事実ですけどね。

もう一つ、心には波があります。大きく沈むときもあれば逆に盛り返すときだって必ずやって来る。
つらいときはその下のほうにいるだけで、ゆっくりでもまた違う波がやってくる。
その波が来ればいつか光も見えてくる。ピリオドを打てばその光は永遠にありません。そうそう、人間は虫より少し賢いはずです。虫よりは少し賢い判断をしようじゃありませんか。虫たちは自分でピリオドを打ちません。ピリオドを打たなかったその虫は、あしたかあさって柔らかな朝陽の中にいるはずです。

本日の日記はタコ個人の心の中にあります。特定の個人・団体に対しての意見陳述ではありません。

admax55 at 19:54│Comments(5)TrackBack(0)この記事をクリップ!社長日記 

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この記事へのコメント

1. Posted by 不動   2006年11月01日 08:22
心に染み入りました!
2. Posted by tako   2006年11月07日 21:03
不動様

有難うございました。

書こうかどうか迷ったのですが・・・。
3. Posted by yoko   2006年11月13日 17:12
マイミクにさせていただき、はじめてコメントさせてもらうような気がします。

大事なメッセージをありがとうございます。

色々と書いてみたけれど、まとまらないし、飛躍するのですが(苦笑)

大人たちは、子供たちが、「どんな人生でも、生きたい!」と思わせるように、まっすぐに生きなきゃいけないですね!

4. Posted by tako   2006年11月14日 19:15
たしかに纏まらず、飛躍してますね。
お恥ずかしい。

でもまだ困った流行が止まりそうもありません。

僕は特定の事象を批判することは好きではないのですが、これはやっぱりテレビが悪いと思うんですよ。

知り合いのライターさんも言っていたんですがね。

昔はお笑いの人が「笑い」というものを勉強していた。
今のお笑いは【ボケ】と【突っ込み】じゃなく【イジメ】と【辱め】でやられるほうは【やられたまま笑われている】と。

この構図が学校などで、【真似】されて、いじめているほうは楽しんでるだけだったりするのが、実はいじめられてるほうは、既に心に深い傷を負っている。

だからウチは5年前にテレビを廃止しました。


5. Posted by yoko   2006年11月16日 19:51
いやいや、飛躍するのは私の頭の中のことです。

色々、考えさせてもらえます。
ありがとうございます。

色々大人たちがやってること、子供はみてるんですよね。
テレビを廃止という決断は、素晴らしいです。

どうぞ、これからのご活躍も拝見させてくださいね!

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