チーム2度目の鈴鹿エンデューロは初開催の春、GWにやってきた。
前回はもりお君の力を借りての5位。今回は純粋にチーム員だけで挑みました。
月並みな映画の宣伝みたいで申し訳ない。まさに感動と興奮の8時間。
より臨場感を出すために敬称を略しております。ご了承ください。
<出走メンバー>
ADON
hiroさん
ケンタロウ (機関車ケンタロウ)
原動機無し君 (トマホーク二俣)
ウッチー

前回もりお頼みで走った結果、フレッシュなスプリンターを終盤
投入してきた強豪チームにしてやられるという苦い経験から、
今回はできるだけ瞬発力のある選手を後半に残す作戦に。
ADON、hiroさんといったベテランで中盤の周回を稼ぎ、
練習不足の否めないウッチーを繋ぎで投入。
ラストは機関車とトマホーク、これが基本オーダー。
問題はどうやって作戦通りに作戦を進めるか、そこが問題だ。
今回は気温がかなり上がりそう。当チームが投入した補給作戦は・・・

めんつゆ & はちみつシロップ 工工エエエエ(゚Д゚;)エエエエ工工
バカにしてはいけない。
めんつゆは情報源 DAIMONレーシング ディアブロ氏
塩分糖分ダブルゲッツでトライアスロンでは常識なんだとか。
トマホークがハマって何度も飲んでいた(=_=)
蜂蜜シロップは「はちみつ」ではなく「はちみつシロップ」なのがミソ。
純粋蜂蜜は蜂蜜100%だがこれは80%「ブドウ糖果糖液糖」(^^;
飲んでみるとあれ不思議、パワーGELの味。
100円で180g、数百kcalの摂取が可能です。
【レースレポート】
第一走者 ケンタロウ。
前半は先頭集団にとりあえずいればいい的な感じだったが、
いきなりのペースアップもありうるということで実力上位のケンタロウを用意。

何の問題もなく仕事をこなします。
今回は同時スタートするアタック240組と併走する格好になります。
(時間ではなく240km=40周をソロでレースするヒトタチ。ガチメンツぞろい)
もちろんこの春SPの花形、240にはオープン参加のプロがつきます。
ケンタロウは4周走って交代。
次は今春、マシンをFOCUS CAYOにチェンジしたウッチー。

今回就活やバイトで一番練習に時間が裂けなかった彼。
おもんばかってかケンタロウとフタマタ君の強豪二人で挟んで
遅れが出ないように配慮してのスタートでした。
本人もめっちゃプレッシャーだったと思います。
杞憂でした
あっさりキッチリ、予定の3周を走ってフタマタ君に交代。
みんなに心配されるってことは、大事にされてるってことだぜウッチー。
ADON「フタマタ君、最後に使う脚を使わないでね。お願いだからw」
性格を考慮してよ〜く言い聞かせた結果?無事3周を終え戻ってきた。
私の出番です(^^ゞ
私の脚質からすると、役目はなるだけ中盤の周回を稼ぐ、コレです。
てことでプロ・TRの混じった大集団の後方でユルーリ走行。
しかしスタートから90分経過し、結構ペース上がってきてます('A`)
先頭から15名ぐらいは一列棒状です。なんじゃこの殺人ペースはw
その棒状のさらに後ろで走りますが、シケイン・ヘアピンあけの
インターバルがきっついきっつい(;´Д`)
かなり早い目に上がっていかないと集団を千切っての交代ができない。
しかし今日はデグナー〜S字が猛烈な逆風で集団から出れんのよ(泣)
結構マジ走りしてなんとか5周で先頭抜け出しhiroさんに交代。
しかし
1周して集団を迎えると・・・・hiroさんがいない。
どうした?!なに?トラブル?落車??
不安が脳裏をよぎります。
・・・・・1分ほどしてhiroさんが通過。千切れてる!?
後からわかりましたが、交代の時に集団から千切れてしまったようです。
もっと千切ってPITに入ってくればよかったです。
すいません(´;ω;`)ブワッ
しかしプロとアタック240で構成された先頭集団には・・・・・・
8時間ロードのチームは一切残っていなかった!
そう!すでに猛烈なペースで巡航する240集団には交代のタイミングで
切れる8時間チームが続出し、実はウチが切れたのが最後のほうだった模様。

このようにMATRIX POWERTAGの速報で確認するとわかるのだが、
すでに4チームが優勝候補に絞られた模様。
開戦から僅か2時間あまりのことである。
つうかぼんしゃんす近藤くんとかモリオとかmorimotoさんスゴすぎっつう話
hiroさんが5周を終え、ふたたびバトンはケンタロウに。
ここで作戦は二者択一。4チームで最後まで走るのか、
リードして逃げ切ってしまうのか。
周回しているエンデューロレースにおいては、生き物である集団が
複数存在する。単独で大逃げをしたとしても、高速で巡航する集団に
くっついてしまえばそのまま逃げ切ることが可能なのだ。
比較的脚力に余裕のあるケンタロウは、一時的にアタックをかけ
逃げを試みる。一旦は後続に1分強の差をつける。
ここで速力の近い集団につければいいのだが、なかなかない。
結局1分ほどリードしたまま、後半に脚を残す意味もあり3周でウッチーに交代。
先述のPOWERTAGの順位速報は10分強の周期で更新されるため、
後続との差を正確に測るためダンロップブリッジとシケインPITで
休憩中のチームメイトが目を見張る。私はダンロップへ。
発見・・・!!!!やはり・・・・差が食われている!!!
後続!DADDYが超高速でチャージをかけている。
ウッチーが通過してから間違いなく1分も経っていない。
このままでは差がなくなってしまう。交代すべきか・・・・・?!
シケインを登ってくるウッチー。やはり周囲にいい集団がいないようだ。
そして・・・・・・・・・・・・・・スプリット20秒!?DADDY速え!Σ(゚谷゚;)
これでこの1周で追いつかれることが確定。
急遽2周で交代を決定。この差を生かすか殺すかはあとで考える。
とりあえず速力のあるフタマタ君を投入して様子を見る作戦に。
ダンロップブリッジでチームオーダー
「ウッチーーー!!!!交代やぁーーー!!!!」
シケインをなんとかトップであがってくるウッチー。
様子見と念押ししつつフタマタ君発射。DADDYはすぐ後ろ。
後続を速報でチェック。やはり土佐高とスワコーも1分差ぐらいにいる。
すると・・・・・
思っても見ず!アタック240の集団が8時間をLAP寸前というところまでやってきた。
そう!スワコー・土佐高チームはこの集団に乗って差を縮めているのだった!!!
ADON←DADDY←←1min←←(240集団)スワコー・土佐高
アンヘル「まずいぞ・・・集団にとって1分なんてあっという間だ」
ここで彼に脚を使わせてはいけない!と様子を見にhiroさんがダンロップへ。
hiro「・・・・・・・・・・ガン踏みしとったアイツ(´Д⊂」
全員「・・・・・('A`)」
すぐ後ろに王蟲の大群が迫っているのに、単独であと4時間以上は不可能。
すぐさま次のダンロップで交代を指示(抑えて走れって言っても無理だったよね?w)
そして3回目のケンタロウ出走。
とりあえずトップをキープしたまましばらく走ると、240の大集団が
DADDY、土佐高、スワコーの3チームを引き連れてやってきた。
ここで残り4時間弱、最終局面までの4つ巴の闘いが幕を開けるのである。
4時間55分から約25分のPIT封鎖(5時間エンデューロゴールの為)
に備え、4時間50分ほどで交代。ようやっと2回目の私の出番。
当面の目標はこの240集団に残ること。
千切れて3チームが集団に残る=敗北を意味する。
しかし240組のペース速え('A`)
そりゃそうだ240は5時間半ちょいでレースが終わるので、
もうすでに残り40分を切って佳境に入ってきている。
5時間のフィナーレを飾る超カルO前さんにあと3時間絶対勝てよ的な
エールをもらいさらに有終のアシスト引き。ありがとうございました。
で、5時間が抜けたあと240集団はありえないスピードにペースアップ。
それを焚きつけるようにプロ集団がガン引きする。
あとから考えるとプロが8時間の集団を意図的に切ったんだろーな。
アッサリと土佐高・DADDYと一緒に集団からハイサヨウナラ。
スワコーが集団後尾に残って一瞬ヤバイと思ったけどスワコーも切れたので
3チームで追撃して4人パックに戻った。
5周してhiroさんに交代。残り2時間30分。約17周!
ここからはいかにケンタロウ・フタマタ君の脚を残してラスト1時間を迎えるか。
hiroさんがなるだけ周回を稼ぎ・・・・・・
この4チームならペースアップはありえないので
ウッチーが繋ぎで仕事をして・・・もう1回ワタシが走って・・・
ケンタロウに余裕のバトンで、最後にトマホーク発射!この作戦で行く。
hiroさん5周、ウッチー3周、ADON3周、ケンタロウ4〜5周で立案。
しかしhiroさんが3周で戻ってきた?!?!?!
hiro「脚!攣った!攣った!!!」
急遽ウッチーがスクランブル出撃。
・・・・さあ面白くなってきやがった!!!
ウッチーはキッチリ3周、仕事を終えて戻ってきた。
3度目の出撃となる代表・ADONの仕事は
なるだけ多く走ってケンタロウの負担を減らすこと。これだ!
PITから集団に復帰すると残りは1時間30分!
阻止限界点は8時間エンデューロ最終ピット封鎖、7時間55分。
ここまで・・・・!ここまでアイツを温存する!
集団はまさに満身創痍で誰も元気なヤツはいないという状態。
(あとから知った話、スワコーさんは3人だったんですね・・・スゴイ!)
5時間もアタック240も終わり閑散としたサーキットを西日を浴びつつ疾走する。
いままで240に付いていたプロは完全に8時間を護衛する集団に変身し、先導バイクも再び我らの前に戻ってきた。
これだ、これだよ。このクラクションの音を聞きながら走りたいんだよ!
「お前ら、疲れてるんだろ?休めよ、ホラ」
背中がそういっていた、三浦恭資さんの背中。
ほぼ1周近く引かせてしまいました。スイマセン。
でもこのままではイカンと、イニシアチブ我らに有りと、そう主張したくて
誰も出て行かない中、三浦さんをそっとかわして前に出た。
3周目。アンカーの飯島さんが前を引いてくれる。
・・・・ってペース速っ('A`)
フクラハギと四頭筋がピクついてきた。
これ以上はヤバイ。でももう1周だけ・・・もう1周だけ走らせろや!
ケンタロウに楽させたるんや!!
4周目。ここで時計を見ると残り1時間を切っている。
ラスト2周を最終兵器に託すとすると、ケンタロウの走行時間は約40分強。
これなら・・・これならやってくれる。アイツなら・・・そう信じて4周でPITへ。
あと50分弱!運命のたすきは機関車・ケンタロウに渡された。
にわかに下がって行く心拍数が・・・次の私の仕事を与える。
「チームを指揮しているのは・・・お前だ!」

エンデューロの醍醐味は戦略性にある。自分が走っていないときは、
チームメイトにどう走ってもらえば優勝できるかを常に考えなくてはいけない。
シケインとダンロップブリッジの2箇所でしか確認できないリアルの状況と、
POWERTAGの定期配信速報から今できる限りの作戦を考える。
(気分はパトレイバー2の防空司令部です。こんな興奮するレースありません)
ここである知り合いより情報入電。
「DADDYチームは元競輪選手の店長が最後だと思うよ!」
マジかー!!Σ(゚д゚lll)
中部の最速店長、やはり温存していたのか!!!
管制塔下でローラーを回しているDADDYの選手に聞く。
ADON「お疲れ様ッス。最後は店長さんなんですか?」
DADDYさん「えっ?えーあー・・・わかんないッス!ハハハ」
出ないとも出るとも言わないっていうのは出るってことジャマイカ(^ω^;)
ADON「武器の使用を・・・・許可する・・・」
ウッチー「しかし・・・!」
ADON「最速店長が登場する前に墜とせ!」
Priest 21, this is Trebor. Clear fire. Kill Wyvern.
・・・・Trebor・・・・Say again.
I say again. Kill Wyvern.
・・・・・・Roger. Kill Wyvern.
(先述 劇場版パトレイバー2 the movieより)
うちの機関車をナメてもらっては困るんだ。
2〜3周様子を見たのち、少しペースをあげるケンタロウ。
すると4チームが2=2に分裂。 すかさずケンタロウは
「二人で回してペースあげましょう?」と提案するが、
これ以上は無理!という返答だった模様。
「じゃ、いっちゃいますね!扉がしまりまーす。ご注意くださーい」
まさにラストスパート、ときに7時間40分。
暴走機関車がライバルを置き去りにして特急運転を開始する。

そして最終兵器の発射準備は完了。いつでもOK。
7時間43分!ケンタロウがトップでホームストレートを登ってくる!!
後続は・・・・わからん。見えん・・・。
鬼の形相でシケインにつっこんでくるケンタロウ。
本日最後の計測バンド交換!!
倒れこむケンタロウ!どれぐらい差がついてるんだ!どう走ればいいんだ!?
みんながケンタロウの顔に注目する!
「ハッ!ハッ!ハッ!にっ・・・に!!
逃げろ!!!!!逃げろォォ!!!!!」
こんなに声を荒げたケンタロウを見たことがない。
しかし思いのたけは、8時間みんなで繋いだ勝利のたすきは、こうして
最終兵器 トマホーク二俣の弾頭に装填された。
カタパルトにはじかれたようにトマホークがPITから発射!!!
・・・・・・・そうだ!後続は!?!?
・・・こない・・・・・・・あれ・・・・・・・・・本当にこないぞ?
・・・・・・・・え?・・・え?・・・見間違いじゃないか?もう行った?
・・・・・・・・・・来た!!!
チームDADDY 41秒差!!!!!!!!!!!!
すげえ。機関車すげえ!!
そしてこのとき7時間47分。
ここまで温存したトマホークの巡航速度なら・・・・チーム全員が鳥肌だっただろう。
ADON「ゴールへ!行くぞ!!!!」
シケイン特設PITを後にし、コントロールラインへと向かう。
去年もそうだった。去年は残り1時間でモリオを投入したが、
温存されていたトラクターRCの岡崎選手のブリリアントアタックでやられた。
今回は・・・今回はやってやるほうだ!
7時間52分・・・・来た!!!!

アンカーの飯島選手がサテライトしている!
気になるのは・・・そう!後続!
・・・・こない・・・・・・・・こない・・・・・・・・・・・・
DJがらぱさんが「これは勝ったも同然か!マルコADONパンターニィ!」
と絶叫している。まだ!まだ!もうちょっと待って!
やっぱダメでしたってのが一番がっかりじゃない?!
だから後続だけ確認したいんだよ!
・・・・後続・・・・・・来たっ!!!
チームDADDY 1分差
・・・・・・・・・・・・勝った!!!!!!!!
残りの1周は、まるでプレゼントをクリスマス前日に発見した子供のようだった。
8時間の集大成を弾頭に搭載したトマホークは、満場の拍手を浴びながら
ガッツポーズでゴールラインを通過した。
興奮しててゴールの写真なんかねーよw
勝った!勝ったぞ!!!!!!!!!!!!!!!!
<表彰式>

1位 マルコADONパンターニ
2位 team-DADDY ウサギさん +1.02.112
3位 土佐高校OB +3.21.997
4位 スワコーレーシングチームアラフォー +3.22.761
お疲れ様でした。
諸事情によりいつもと勢力図の違う鈴鹿8耐でございましたが、
その中でも結成わずか1年の当チームがこんな結果を出せたのは、
一重にチームメイトと、そしてチームを応援してくださったみなさんのおかげです。
一緒に先頭集団を形成していただいたプロのみなさん、
アタック240の選手たち、
引いてくれたO前さん、ラバネロのサカイさん、バンティアンさん、
そしてずっと集団を形成してくれたスワコーさん、DADDYさん、土佐高さん
みんなの力があってこそ8時間を走りきれました。
本当にありがとうございました。
実は自分、ところどころ切れそうになってました(+_+)\バキ
しかし一人と違ってチームで走ってるとですね、
切れたくても切れないんですよね。
これが絆っていうんですかね
秋はもっと実力をつけて、余裕でTR軍団をトレースできるといいなと思います(^^ゞ
あ?本音を言え・・・・?
・・・・・・・・・・・・まいったなぁ・・・・・・・・・・(^^;
それは・・・

こんなシール貼っといて、無様な走りはできないだろ?
「脚さえあれば、クロモリはあと10年戦える」
おしまいヽ(´ー`)
前回はもりお君の力を借りての5位。今回は純粋にチーム員だけで挑みました。
月並みな映画の宣伝みたいで申し訳ない。まさに感動と興奮の8時間。
より臨場感を出すために敬称を略しております。ご了承ください。
<出走メンバー>
ADON
hiroさん
ケンタロウ (機関車ケンタロウ)
原動機無し君 (トマホーク二俣)
ウッチー
前回もりお頼みで走った結果、フレッシュなスプリンターを終盤
投入してきた強豪チームにしてやられるという苦い経験から、
今回はできるだけ瞬発力のある選手を後半に残す作戦に。
ADON、hiroさんといったベテランで中盤の周回を稼ぎ、
練習不足の否めないウッチーを繋ぎで投入。
ラストは機関車とトマホーク、これが基本オーダー。
問題はどうやって作戦通りに作戦を進めるか、そこが問題だ。
今回は気温がかなり上がりそう。当チームが投入した補給作戦は・・・
めんつゆ & はちみつシロップ 工工エエエエ(゚Д゚;)エエエエ工工
バカにしてはいけない。
めんつゆは情報源 DAIMONレーシング ディアブロ氏
塩分糖分ダブルゲッツでトライアスロンでは常識なんだとか。
トマホークがハマって何度も飲んでいた(=_=)
蜂蜜シロップは「はちみつ」ではなく「はちみつシロップ」なのがミソ。
純粋蜂蜜は蜂蜜100%だがこれは80%「ブドウ糖果糖液糖」(^^;
飲んでみるとあれ不思議、パワーGELの味。
100円で180g、数百kcalの摂取が可能です。
【レースレポート】
第一走者 ケンタロウ。
前半は先頭集団にとりあえずいればいい的な感じだったが、
いきなりのペースアップもありうるということで実力上位のケンタロウを用意。
何の問題もなく仕事をこなします。
今回は同時スタートするアタック240組と併走する格好になります。
(時間ではなく240km=40周をソロでレースするヒトタチ。ガチメンツぞろい)
もちろんこの春SPの花形、240にはオープン参加のプロがつきます。
ケンタロウは4周走って交代。
次は今春、マシンをFOCUS CAYOにチェンジしたウッチー。
今回就活やバイトで一番練習に時間が裂けなかった彼。
おもんばかってかケンタロウとフタマタ君の強豪二人で挟んで
遅れが出ないように配慮してのスタートでした。
本人もめっちゃプレッシャーだったと思います。
杞憂でした
あっさりキッチリ、予定の3周を走ってフタマタ君に交代。
みんなに心配されるってことは、大事にされてるってことだぜウッチー。
ADON「フタマタ君、最後に使う脚を使わないでね。お願いだからw」
性格を考慮してよ〜く言い聞かせた結果?無事3周を終え戻ってきた。
私の出番です(^^ゞ
私の脚質からすると、役目はなるだけ中盤の周回を稼ぐ、コレです。
てことでプロ・TRの混じった大集団の後方でユルーリ走行。
しかしスタートから90分経過し、結構ペース上がってきてます('A`)
先頭から15名ぐらいは一列棒状です。なんじゃこの殺人ペースはw
その棒状のさらに後ろで走りますが、シケイン・ヘアピンあけの
インターバルがきっついきっつい(;´Д`)
かなり早い目に上がっていかないと集団を千切っての交代ができない。
しかし今日はデグナー〜S字が猛烈な逆風で集団から出れんのよ(泣)
結構マジ走りしてなんとか5周で先頭抜け出しhiroさんに交代。
しかし
1周して集団を迎えると・・・・hiroさんがいない。
どうした?!なに?トラブル?落車??
不安が脳裏をよぎります。
・・・・・1分ほどしてhiroさんが通過。千切れてる!?
後からわかりましたが、交代の時に集団から千切れてしまったようです。
もっと千切ってPITに入ってくればよかったです。
すいません(´;ω;`)ブワッ
しかしプロとアタック240で構成された先頭集団には・・・・・・
8時間ロードのチームは一切残っていなかった!
そう!すでに猛烈なペースで巡航する240集団には交代のタイミングで
切れる8時間チームが続出し、実はウチが切れたのが最後のほうだった模様。

このようにMATRIX POWERTAGの速報で確認するとわかるのだが、
すでに4チームが優勝候補に絞られた模様。
開戦から僅か2時間あまりのことである。
つうかぼんしゃんす近藤くんとかモリオとかmorimotoさんスゴすぎっつう話
hiroさんが5周を終え、ふたたびバトンはケンタロウに。
ここで作戦は二者択一。4チームで最後まで走るのか、
リードして逃げ切ってしまうのか。
周回しているエンデューロレースにおいては、生き物である集団が
複数存在する。単独で大逃げをしたとしても、高速で巡航する集団に
くっついてしまえばそのまま逃げ切ることが可能なのだ。
比較的脚力に余裕のあるケンタロウは、一時的にアタックをかけ
逃げを試みる。一旦は後続に1分強の差をつける。
ここで速力の近い集団につければいいのだが、なかなかない。
結局1分ほどリードしたまま、後半に脚を残す意味もあり3周でウッチーに交代。
先述のPOWERTAGの順位速報は10分強の周期で更新されるため、
後続との差を正確に測るためダンロップブリッジとシケインPITで
休憩中のチームメイトが目を見張る。私はダンロップへ。
発見・・・!!!!やはり・・・・差が食われている!!!
後続!DADDYが超高速でチャージをかけている。
ウッチーが通過してから間違いなく1分も経っていない。
このままでは差がなくなってしまう。交代すべきか・・・・・?!
シケインを登ってくるウッチー。やはり周囲にいい集団がいないようだ。
そして・・・・・・・・・・・・・・スプリット20秒!?DADDY速え!Σ(゚谷゚;)
これでこの1周で追いつかれることが確定。
急遽2周で交代を決定。この差を生かすか殺すかはあとで考える。
とりあえず速力のあるフタマタ君を投入して様子を見る作戦に。
ダンロップブリッジでチームオーダー
「ウッチーーー!!!!交代やぁーーー!!!!」
シケインをなんとかトップであがってくるウッチー。
様子見と念押ししつつフタマタ君発射。DADDYはすぐ後ろ。
後続を速報でチェック。やはり土佐高とスワコーも1分差ぐらいにいる。
すると・・・・・
思っても見ず!アタック240の集団が8時間をLAP寸前というところまでやってきた。
そう!スワコー・土佐高チームはこの集団に乗って差を縮めているのだった!!!
ADON←DADDY←←1min←←(240集団)スワコー・土佐高
アンヘル「まずいぞ・・・集団にとって1分なんてあっという間だ」
ここで彼に脚を使わせてはいけない!と様子を見にhiroさんがダンロップへ。
hiro「・・・・・・・・・・ガン踏みしとったアイツ(´Д⊂」
全員「・・・・・('A`)」
すぐ後ろに王蟲の大群が迫っているのに、単独であと4時間以上は不可能。
すぐさま次のダンロップで交代を指示(抑えて走れって言っても無理だったよね?w)
そして3回目のケンタロウ出走。
とりあえずトップをキープしたまましばらく走ると、240の大集団が
DADDY、土佐高、スワコーの3チームを引き連れてやってきた。
ここで残り4時間弱、最終局面までの4つ巴の闘いが幕を開けるのである。
4時間55分から約25分のPIT封鎖(5時間エンデューロゴールの為)
に備え、4時間50分ほどで交代。ようやっと2回目の私の出番。
当面の目標はこの240集団に残ること。
千切れて3チームが集団に残る=敗北を意味する。
しかし240組のペース速え('A`)
そりゃそうだ240は5時間半ちょいでレースが終わるので、
もうすでに残り40分を切って佳境に入ってきている。
5時間のフィナーレを飾る超カルO前さんにあと3時間絶対勝てよ的な
エールをもらいさらに有終のアシスト引き。ありがとうございました。
で、5時間が抜けたあと240集団はありえないスピードにペースアップ。
それを焚きつけるようにプロ集団がガン引きする。
あとから考えるとプロが8時間の集団を意図的に切ったんだろーな。
アッサリと土佐高・DADDYと一緒に集団からハイサヨウナラ。
スワコーが集団後尾に残って一瞬ヤバイと思ったけどスワコーも切れたので
3チームで追撃して4人パックに戻った。
5周してhiroさんに交代。残り2時間30分。約17周!
ここからはいかにケンタロウ・フタマタ君の脚を残してラスト1時間を迎えるか。
hiroさんがなるだけ周回を稼ぎ・・・・・・
この4チームならペースアップはありえないので
ウッチーが繋ぎで仕事をして・・・もう1回ワタシが走って・・・
ケンタロウに余裕のバトンで、最後にトマホーク発射!この作戦で行く。
hiroさん5周、ウッチー3周、ADON3周、ケンタロウ4〜5周で立案。
しかしhiroさんが3周で戻ってきた?!?!?!
hiro「脚!攣った!攣った!!!」
急遽ウッチーがスクランブル出撃。
・・・・さあ面白くなってきやがった!!!
ウッチーはキッチリ3周、仕事を終えて戻ってきた。
3度目の出撃となる代表・ADONの仕事は
なるだけ多く走ってケンタロウの負担を減らすこと。これだ!
PITから集団に復帰すると残りは1時間30分!
阻止限界点は8時間エンデューロ最終ピット封鎖、7時間55分。
ここまで・・・・!ここまでアイツを温存する!
集団はまさに満身創痍で誰も元気なヤツはいないという状態。
(あとから知った話、スワコーさんは3人だったんですね・・・スゴイ!)
5時間もアタック240も終わり閑散としたサーキットを西日を浴びつつ疾走する。
いままで240に付いていたプロは完全に8時間を護衛する集団に変身し、先導バイクも再び我らの前に戻ってきた。
これだ、これだよ。このクラクションの音を聞きながら走りたいんだよ!
「お前ら、疲れてるんだろ?休めよ、ホラ」
背中がそういっていた、三浦恭資さんの背中。
ほぼ1周近く引かせてしまいました。スイマセン。
でもこのままではイカンと、イニシアチブ我らに有りと、そう主張したくて
誰も出て行かない中、三浦さんをそっとかわして前に出た。
3周目。アンカーの飯島さんが前を引いてくれる。
・・・・ってペース速っ('A`)
フクラハギと四頭筋がピクついてきた。
これ以上はヤバイ。でももう1周だけ・・・もう1周だけ走らせろや!
ケンタロウに楽させたるんや!!
4周目。ここで時計を見ると残り1時間を切っている。
ラスト2周を最終兵器に託すとすると、ケンタロウの走行時間は約40分強。
これなら・・・これならやってくれる。アイツなら・・・そう信じて4周でPITへ。
あと50分弱!運命のたすきは機関車・ケンタロウに渡された。
にわかに下がって行く心拍数が・・・次の私の仕事を与える。
「チームを指揮しているのは・・・お前だ!」
エンデューロの醍醐味は戦略性にある。自分が走っていないときは、
チームメイトにどう走ってもらえば優勝できるかを常に考えなくてはいけない。
シケインとダンロップブリッジの2箇所でしか確認できないリアルの状況と、
POWERTAGの定期配信速報から今できる限りの作戦を考える。
(気分はパトレイバー2の防空司令部です。こんな興奮するレースありません)
ここである知り合いより情報入電。
「DADDYチームは元競輪選手の店長が最後だと思うよ!」
マジかー!!Σ(゚д゚lll)
中部の最速店長、やはり温存していたのか!!!
管制塔下でローラーを回しているDADDYの選手に聞く。
ADON「お疲れ様ッス。最後は店長さんなんですか?」
DADDYさん「えっ?えーあー・・・わかんないッス!ハハハ」
出ないとも出るとも言わないっていうのは出るってことジャマイカ(^ω^;)
ADON「武器の使用を・・・・許可する・・・」
ウッチー「しかし・・・!」
ADON「最速店長が登場する前に墜とせ!」
Priest 21, this is Trebor. Clear fire. Kill Wyvern.
・・・・Trebor・・・・Say again.
I say again. Kill Wyvern.
・・・・・・Roger. Kill Wyvern.
(先述 劇場版パトレイバー2 the movieより)
うちの機関車をナメてもらっては困るんだ。
2〜3周様子を見たのち、少しペースをあげるケンタロウ。
すると4チームが2=2に分裂。 すかさずケンタロウは
「二人で回してペースあげましょう?」と提案するが、
これ以上は無理!という返答だった模様。
「じゃ、いっちゃいますね!扉がしまりまーす。ご注意くださーい」
まさにラストスパート、ときに7時間40分。
暴走機関車がライバルを置き去りにして特急運転を開始する。
そして最終兵器の発射準備は完了。いつでもOK。
7時間43分!ケンタロウがトップでホームストレートを登ってくる!!
後続は・・・・わからん。見えん・・・。
鬼の形相でシケインにつっこんでくるケンタロウ。
本日最後の計測バンド交換!!
倒れこむケンタロウ!どれぐらい差がついてるんだ!どう走ればいいんだ!?
みんながケンタロウの顔に注目する!
「ハッ!ハッ!ハッ!にっ・・・に!!
逃げろ!!!!!逃げろォォ!!!!!」
こんなに声を荒げたケンタロウを見たことがない。
しかし思いのたけは、8時間みんなで繋いだ勝利のたすきは、こうして
最終兵器 トマホーク二俣の弾頭に装填された。
カタパルトにはじかれたようにトマホークがPITから発射!!!
・・・・・・・そうだ!後続は!?!?
・・・こない・・・・・・・あれ・・・・・・・・・本当にこないぞ?
・・・・・・・・え?・・・え?・・・見間違いじゃないか?もう行った?
・・・・・・・・・・来た!!!
チームDADDY 41秒差!!!!!!!!!!!!
すげえ。機関車すげえ!!
そしてこのとき7時間47分。
ここまで温存したトマホークの巡航速度なら・・・・チーム全員が鳥肌だっただろう。
ADON「ゴールへ!行くぞ!!!!」
シケイン特設PITを後にし、コントロールラインへと向かう。
去年もそうだった。去年は残り1時間でモリオを投入したが、
温存されていたトラクターRCの岡崎選手のブリリアントアタックでやられた。
今回は・・・今回はやってやるほうだ!
7時間52分・・・・来た!!!!
アンカーの飯島選手がサテライトしている!
気になるのは・・・そう!後続!
・・・・こない・・・・・・・・こない・・・・・・・・・・・・
DJがらぱさんが「これは勝ったも同然か!マルコADONパンターニィ!」
と絶叫している。まだ!まだ!もうちょっと待って!
やっぱダメでしたってのが一番がっかりじゃない?!
だから後続だけ確認したいんだよ!
・・・・後続・・・・・・来たっ!!!
チームDADDY 1分差
・・・・・・・・・・・・勝った!!!!!!!!
残りの1周は、まるでプレゼントをクリスマス前日に発見した子供のようだった。
8時間の集大成を弾頭に搭載したトマホークは、満場の拍手を浴びながら
ガッツポーズでゴールラインを通過した。
興奮しててゴールの写真なんかねーよw
勝った!勝ったぞ!!!!!!!!!!!!!!!!
<表彰式>
1位 マルコADONパンターニ
2位 team-DADDY ウサギさん +1.02.112
3位 土佐高校OB +3.21.997
4位 スワコーレーシングチームアラフォー +3.22.761
お疲れ様でした。
諸事情によりいつもと勢力図の違う鈴鹿8耐でございましたが、
その中でも結成わずか1年の当チームがこんな結果を出せたのは、
一重にチームメイトと、そしてチームを応援してくださったみなさんのおかげです。
一緒に先頭集団を形成していただいたプロのみなさん、
アタック240の選手たち、
引いてくれたO前さん、ラバネロのサカイさん、バンティアンさん、
そしてずっと集団を形成してくれたスワコーさん、DADDYさん、土佐高さん
みんなの力があってこそ8時間を走りきれました。
本当にありがとうございました。
実は自分、ところどころ切れそうになってました(+_+)\バキ
しかし一人と違ってチームで走ってるとですね、
切れたくても切れないんですよね。
これが絆っていうんですかね
秋はもっと実力をつけて、余裕でTR軍団をトレースできるといいなと思います(^^ゞ
あ?本音を言え・・・・?
・・・・・・・・・・・・まいったなぁ・・・・・・・・・・(^^;
それは・・・

こんなシール貼っといて、無様な走りはできないだろ?
「脚さえあれば、クロモリはあと10年戦える」
おしまいヽ(´ー`)
その差200m位?
右側を走ってる選手は先頭集団の後ろには誰も居ない状態。
もう死のモノ狂いの全開で追った。
心拍は98%西ストレートで59km/h出てた。
ヘアピン辺りで50mくらいまで迫ったけど、あと一歩届かず・・・
追いつく力が自分にあれば全く違う展開になったと思うと悔やまれる。
秋は連覇を目指したいし、体調万全、練習して強くなって自分にリベンジしたいと思う。