ネットなどで見つけた素晴らしい音楽をご紹介するこのコーナー、
今回ご紹介するのはHOUSE OF BROTHERS です。
ノッティンガム出身の4人組のバンドです。
音楽性はと申しますと、フォーク・ロックですね。
これが地味といえば地味かもしれませんが、どの曲も非常にクオリティーが高く、メロディー、演奏、歌、全てにおいて素晴らしい味を出しています。
普段取り上げているものの中には微妙に無いタイプの・・・要するに普段あまり聴かないタイプのサウンドなので、比較の対象がわからないのですが、MySpace にメディア評が抜粋されているのですが、それを見るとエリオット・スミスを引き合いに出している記事が多いみたいですね。
現在MySpace では6曲試聴することが出来るのですが、とにかくどの曲もいい!!
先にも書きましたが、どの曲もメロディーのクオリティーが高いですし、素晴らしい歌を聴かせてくれますし、アレンジ・演奏も聴き応えたっぷり!
更に、全体的に地味目といえば地味目かもしれませんが、1曲1曲にしっかりと個性があって飽きさせません。
音楽の素晴らしさを存分に感じさせてくれるグループだと思います。
試聴→ MySpace
「TWILIGHT OF THE〜」
ヴァイオリンをフューチャーしたナンバーです。
何一つとして派手なことはやっていませんが、全ての楽器のアレンジが凄くいいですね〜。聴き応えがあります。メロディーもいいですし、良心的な音楽という言葉がぴったりですね。
音楽に対する愛情とセンスが感じられるナンバーだと思います。
「DOCUMENT 1 DEMO」
これも良い曲ですね〜!!
上の曲と比べると、この曲は切ないメロディーが印象的ですね。
出だしはニール・ヤングっぽいかなぁとも思いました。
「THE LAST BALLAD」
捨て曲なしです!!この曲も良い!!
ディレイを掛けたピアノの浮遊感が印象的なオープニング、フォーキーなサウンドと歌、そして間奏のヴァイオリンが登場してからの盛り上がり・・・最後まで聴き応えたっぷりですよ!
「OH PLEASE LET〜」
前半のギター1本とコーラスと歌だけでしっかり聴かせてしまうところに、彼らの実力を感じますね。後半の展開も聴き入ってしまいます。彼らの音楽は引き込む力がるように思いますね。
「DEADMAN」
この曲も凄いですね〜。聴き入ってしまいますね〜。
ストリングス・アレンジも凄くいいですが、ストリングスが無くてシンプルなアレンジにしても充分引き込まれるでしょうね〜。
この曲はシングル・リリースもされているようで、MySpaceに記載のメディア評にもこの曲についての記事が多いようなので、現在のところの代表曲といえるかもしれません。
「LOSE YOURSELF」
全く捨て曲なしです・・・しつこいようですが(笑)。この6曲が収録されたCDがリリースされたら即買いますね(笑)。どの曲もシンプルなんですけど、一瞬たりとも耳を離せない・・・ほどよい緊張感と豊潤な音楽が詰まっています。
音楽性は少し違いますが、ミッドレイクなんかとも共通する良さがあるように思います。
こういうタイプの音楽が、日本でどこまで受けるかはわかりませんが、順調に活動を重ねれば英米のメディアの評価やミュージシャンなんかからは受けるのではないかなぁと・・・特にこれといった根拠があるわけではありませんが(苦笑)、そのような気がします。
いや〜、素晴らしい才能だと思うので、受けて欲しいなぁという希望も込めておきたいと思います。
今回は、ノッティンガム出身のフォーキーなロックを聴かせてくれるHOUSE OF BROTHERS をご紹介いたしました。
Deadman
2008年09月
「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日のニュースはこちら!!」
「ジュニア・シニアが活動終了を発表!」
記事→ CD Journal
「本日のニュースは、ジュニア・シニアの少し悲しいニュースです。
ポップでハッピーなダンス・ミュージックで人気のジュニア・シニアが解散を発表したようです。今回の解散は、メンバーの2人がそれぞれソロ活動に専念する為の円満解散だとの事です。
いや〜、残念ですね。本当に素晴らしいポップ・センスを持ったユニットでしたし、凄く楽しい気分にさせてくれるユニットでしたね〜。
ジュニア・シニアは終わっても、楽曲は生き続けるということで、彼らの名曲を1曲聴いていただきたいと思います。
それでは、ジュニア・シニアの曲を1曲お聴きください。
ジュニア・シニアで”MOVE YOUR FEET”。」
視聴→ YouTube
「ジュニア・シニアで”MOVE YOUR FEET"でした。
ポップな映像だと思っていたら、凄いオチでしたね(笑)。いや〜、久しぶりに聴きましたが、やっぱり名曲ですね!
解散は残念ですが、両者ともにソロでの名義も決まっていて、それぞれの道を歩み始めているようですので、2人の今後の活動に期待したいと思います。」
D-D-Don't Don't Stop the Beat
Move Your Feet
(このコーナーはラジオ風のコーナーで、ディスク・ジョッキーのつもりで進めております。ラジオを聴くつもりで読んでいただければ幸いです)
−今回は後半です。−
「続きましては音楽ニュースのコーナーです!
最近あった音楽ニュースから気になったニュースをピック・アップします。今回のニュースはこちら!」
「ケイジャン・ダンス・パーティが新曲のデモ音源を無料ダウンロード配信中」
記事→ RO69
「今年、日本で最も注目を集めた新人バンドの1つケイジャン・ダンス・パーティーの新曲のデモ音源が公開されました。
そう言えばもう1枚年内中にアルバムがリリースされる予定なんですよね。あっ、記事の中にも書かれていましたね。・・・という事は、この曲が先行シングルとなる可能性もあるわけですね。
イギリスでは、もう1歩の売り上げだったといわれる彼らのデビュー・アルバムですが、ここ日本では新人バンドとしては充分な成功を収めたようですし、サマソニでのライブも・・・リズム隊の演奏はさすがにまだ若く粗かったという評も見ますが・・・全体的には好評だったようですし、12月には単独公演も決まっているということで、また大いに話題になりそうですね。
それではケイジャン・ダンス・パーティーの曲をお聴きください。
ケイジャン・ダンス・パーティーで”FIVE DAYS” 。」
試聴→ Hype Machine
「ケイジャン・ダンス・パーティーで”FIVE DAYS”でした。
”FIVE DAYS" というとボウイを思い出しますが、ギターの感じはむしろニール・ヤングといった感じでしたね。
このバンドは、まだまだ伸びしろのあるバンドだと思いますので、これからがますます楽しみですし、噂されているニュー・アルバムも期待して待ちたいと思います。」
「続いてのニュースはこちら!!」
「ザ・ビュー新曲!!」
記事→ RO69 (ブログ 粉川しののUK/US重箱のスミ 9/24更新)
「これはニュース記事というよりは、ロッキン・オン編集長のブログの記事なのですが、昨年リリースしたデビュー・アルバムが話題になりましたイギリスのギター・バンド、ザ・ヴューの新曲が公開されたという記事です。
この記事によりますと、ニュー・アルバムのリリースが来年初頭に予定されているらしいとのことです。今年は、例を見ないほどの新譜ラッシュの年だったので、来年リリースされるものがあるのだろうかと心配だったのですが、ボチボチと予定が出ているようで、とりあえず来年初頭も楽しめそうだなぁと”ほっ”と胸をなでおろしております(笑)。
それではザ・ヴューの曲をお聴きください。
ザ・ヴューで”5REBBECCAS” 。」
視聴→ YouTube
「ザ・ヴューで”5REBBECCAS”でした。
実にザ・ヴューの魅力をしっかりと収められた楽曲で、来年初頭に予定されているニュー・アルバムも期待できそうですね。」
「続いてのニュースはこちら!!」
「MY BLOODY VALENTINEのフロントマンKEVIN SHIELDSが、2つの新作アルバムを制作する予定であることを明らかに」
記事→ BOUNCE
「マイブラが何とニュー・アルバムを2枚リリースする予定があると、ケヴィン・シールズが語っているようです。
ハッキリ言って・・・簡単には信じませんよ(笑)。それに、それが本当だとしても、いつリリースされるのか・・・保障はありませんよね(苦笑)。とりあえず1枚で良いので早くリリースして欲しいものですが・・・気長に待ちます(笑)。
もう、17年待っているわけですからね。18年になろうが、19年になろうが、20年になろうが、ここまで来るとたいした差はありませんよ(笑)。とにかく新作が陽の目を見ることを信じたいと思います。
それではマイ・ブラッディ・ヴァレンタインの曲を1曲お聴きください。
マイ・ブラッディ・ヴァレンタインで”SOON” 。」
視聴→ YouTube
「マイ・ブラッディ・ヴァレンタインで”SOON”でした。
ちなみに、新作を2枚リリースというのは、1枚は96年から97年にかけて制作していた曲をまとめ上げたもので、もう1枚は最近の曲をまとめ上げたもので作る構想のようです。
無いだろうと思っていた再結成もあったわけですから、新作リリースも信じて待ちたいと思います(笑)。」
「続いてのニュースはこちら!!」
「ロバート・プラント、ついにツェッペリン再結成を承諾」
記事→ BARKS
「これも、どこまで信じて良い記事なのかわかりませんが、唯一ツエッペリンの本格的な再結成に前向きではなかったロバート・プラントが、遂に再結成を承諾したというニュースです。
ただ、関係者の話だけで、メンバーのコメントは全く無い・・・そういう記事なので信憑性がどこまであるのかがよく分かりません。
ただロバート以外の3人が前向きであることは間違いないと思いますので、ロバートの意思が固まり次第、すぐにでも動き出すでしょうね。今回の記事の内容が、本当であればいいなぁと思います。
それではレッド・ツエッペリンの曲を1曲お聴きください。
レッド・ツエッペリンで”ROCK AND ROLL” 。」
視聴→ YouTube
「レッド・ツエッペリンで”ROCK AND ROLL”でした。
ロバートのソロ活動が”ぱっ”としなければ、もっとスムーズに動き出したかもしれませんけど、なんせ大成功を収めてしまいましたからね(苦笑)。
まぁ、でも記事の中にある、他のヴォーカリストを加えてのツエッペリン再結成というのは、もう1つ盛り上がりに欠けるような気もしますので、是非ロバートも加えた再結成が実現し、ジャパン・ツアーも実現すれば良いなぁと思います。」
「続いてのニュースはこちら!!」
「クリスティーナ・アギレラ新曲着うた(R)解禁! 初ベストの全貌も明らかに」
記事→ RO69
「人気のR&Bシンガー、クリスティーナ・アギレラのベスト盤に収録される新曲が公開されました。
クリスティーナ・アギレラは前回のアルバムで初めてしっかりと聴いた・・・言わばクリスティーナ・アギレラ初心者の私ですが、パンチの効いた歌声とシリアスな表現に驚いたのを覚えています。
まぁ、誰もが認めるトップ・アーティストですしね。ベスト・アルバムも盛り上がることは必死でしょう。
ちなみに新曲はロック・ティストというか、80’Sテイストが強いように感じます。ロック・フアンにも耳馴染みのよい楽曲なのではないでしょうか。
それではクリスティーナ・アギレラの曲を1曲お聴きください。
クリスティーナ・アギレラで”KEEPS GETTING BETTER” 。」
視聴→ YouTube
「いかがだったでしょうか。kid dの”ラジオな気分で”。
さて、もうすぐ9月が終わり、10月になろうとしています。10月はこのブログをスタートさせた月なので・・・え〜、3年が終わって、4年目に突入となります。
ここまで続けられたのは、本当にご覧いただいている皆様のおかげです。いつも申し上げていますが、見に来てくださる方がいるという事が、大きな大きなモチベーションとなっています。ありがとうございます!!
そして、10月は4周年突入記念として”いつも以上に力を入れるぞ宣言”をしたいと思います(笑)。
と、言っても何かが大きく変わるわけではありませんが、良いタイミングでオアシスの新譜、個人的に大きな期待を寄せているマーキュリー・レヴの新譜、今回新譜のコーナーでご紹介しましたニコ・タッチのデビュー・アルバム、そして凄く楽しみにしているパフュームのDVDなど話題の作品も多いですし、いつも以上にエネルギーを込めて、更には最近書いていなかった1曲入魂などもバランスよく投稿していこうと思います。
これからも、より良いブログになるよう励んでまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします!!
それでは今週はこの辺で。
次回まで、さようなら。」
ケイジャン・ダンス・パーティー 試聴→ MySpace
ザ・ヴュー 試聴→ MySpace
クリスティーナ・アギレラ 試聴→ MySpace
Loveless
Led Zeppelin IV
キープス・ゲッティン・ベター~グレイテスト・ヒッツ(デラックス・バージョン)(DVD付)
キープス・ゲッティン・ベター~グレイテスト・ヒッツ
−今回は中盤です。−
「続きまして新譜コーナーです!!
本日の6曲目はヴァインズで"HE'S A ROCKER"です。」
視聴→ YouTube
「ヴァインズで”HE'S A ROCKER”でした。
ヴァインズ完全復活です(笑)!!輸入盤では先にリリースされていましたヴァインズの約2年ぶりのニュー・アルバムが日本盤でもリリースされました。
前作の方が丁寧に作られていた印象がありますが、今作はヴァインズ本来の魅力の破天荒で荒々しいサウンドとヴォーカル、そしてポップで明快なメロディーがコンパクトに詰め込まれていて、多くのフアンが求めていたヴァインズの姿がある・・・そう言える1枚だと思います。
前作が、彼らのソングライティング能力をスタジオでじっくりと磨き上げながら作られたものだとしたら、今回は徐々にライブもこなし、作品にもそのライブ感が反映されていますね。
クレッグのお姿もシャープになっていい感じですよね〜(笑)。見た目的にも完全復活したなぁと思いますね〜(笑)。」
「それでは、もう1曲お聴きください。”SHE IS GONE"。」
視聴→ YouTube
「ヴァインズで”SHE IS GONE”でした。
最後は暴れていましたね〜(笑)。ただ、昔のような、ただただ破滅に向かっていくようなパフォーマンスではなく、健全に破滅している・・・言葉が変ですが・・・そういう風通しのよさを感じますね。
ちなみに”SHE IS GONE" のライブパフォーマンスはCHANNEL v で放送されたもののようなのですが、この曲以外にもニュー・アルバムの収録曲のほとんどがアップされていますので、ヴァインズ・フアンでまだご覧になられていない方は、是非YouTubeでVINES と CHANNEL と 2008 で検索してご堪能ください。」
では、本日の8曲目はニコ・タッチズ・ザ・ウォールズです。早速お聴きください。曲は”THE BUNGY”です。」
視聴→ YouTube
「ニコ・タッチズ・ザ・ウォールズで”THE BUNGY”でした。
このコーナーで邦楽の新譜を取り上げるのは初めてだと思います。
邦楽にすっかり疎くなってしまったkid d が、珍しく早い段階からチェックをし、このブログでも何度か取り上げてきましたニコ・タッチズ・ザ・ウォールズがデビュー・アルバムをリリースしました。
オルタナやUKロックなどのロックのコアな部分と、ミスチルやレミオロメンなどにも通じる大衆性を持ったメロディーを併せ持つバンドで、個人的に非常に大きなポテンシャルを感じさせるバンドだと思っています。
このアルバムも注文中で、まだしっかりとは聴いていないのですが、若さを感じさせる勢いとバラエティに富んだ音楽性を聴かせてくれるアルバムになっているようです。お聴きいただいた楽曲も、ロカビリーを取り入れたギター・サウンドが新鮮であると同時に、若さ溢れる疾走感とメロディーが気持ちいいナンバーに仕上がっています。」
「それでは、もう1曲お聴きください。”BROKEN YOUTH"。」
視聴→ YouTube
「ニコ・タッチズ・ザ・ウォールズで”BROKEN YOUTH”でした。
こちらはストレートで疾走感溢れるギター・ロック・ナンバーでしたね。このバンドの大きな魅力は歌にあるのだと思いますが、それと同時にギターのセンスが凄く良いなぁと思います。先の”THE BUNGY"のようなロカ調のものもいいですし、オルタナっぽいものや、ニューウェイブっぽいもの、ブルース、どういったタイプのものでも凄くセンスがいいなぁと思います。
現在は、多くの音楽メディアで期待を持って取り上げられているようですし、多くのフェスにも出演していました。音楽フアンの中では、最も期待される新人バンドの1つという評価を得ているように思いますが、もっと一般的にも認知されるバンドになって欲しいなぁと思いますし、それだけのポテンシャルを持ったバンドだと思います。」
では、本日の10曲目はワン・ディ・アズ・ア・ライオンです。早速お聴きください。曲は”LAST LETTER”です。」
視聴→ YouTube
「ワン・ディ・アズ・ア・ライオンで”LAST LETTER”でした。
楽曲がWEB上で公開されたときにも取り上げましたので、今更感も強いですが、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのザックと元マーズ・ヴォルタのドラマーのジョン・セオドアによるユニット、ワン・デイ・アズ・ア・ライオンの5曲入りのCDが日本盤でもリリースされました。
以前にも同じようなことを申し上げましたが、とにかくザックのヴォーカルが聴ける、現在進行形のザックが戻ってきたという喜びが大きい反面、レイジでも良いんじゃないかなぁという感想も持っております。
勿論、セオドアと言う個性の強いドラマーを迎えたことによって、レイジとは違うグルーヴを生み出してはいますが、正直レイジでもいいんじゃないかなぁ・・・と言うか、ここにトム・モレロのギターと、レイジのリズム隊が入ってきた方がダイナミックで気持ち良いんじゃないかなぁという気もしています。
ただ、ここからスタートだということを考えれば、今後さらに個性的なユニットへ変貌していくことも考えられますし、大いに期待したいと思います。
まぁ、ザックが戻ってきてくれて、テンションの高いヴォーカルを聴かせてくれて、それが何よりですし、やっぱりザックのヴォーカルは特別な力があるなぁという気がしますね。」
次回、後半に続きます。
ヴァインズ 試聴→ MySpace
ニコ・タッチズ・ザ・ウォーラス試聴→ オフィシャル・サイト
ワン・ディ・アズ・ア・ライオン 試聴→ MySpace
メロディア
Melodia
Who are you?(初回生産限定盤)(DVD付)
Who are you?
One Day as a Lion
ワン・デイ・アズ・ア・ライオン
「こんにちは。Kid d です。今週も始まりました”ラジオな気分で”。」
「今週は新譜ラッシュです!!注目される新譜が複数リリースされます。
そこで今週は新譜コーナーを拡大して、3回に分けてお送りいたします。いつもより長くなりますが、充実のラインナップでお送りいたしますので。今週もぜひ最後までお付き合いください!」
「まずは新譜コーナーです!!
本日の1曲目はトラヴィスで"J SMITH "です。」
視聴→ YouTube
「トラヴィスで”J SMITH”でした。
トラヴィスの約1年半ぶりのニュー・アルバムがリリースされました。今作は自らのレーベルからリリースされる事でも話題になっていますね。
叙情的なメロディーと力強いギター・サウンドで、多少の浮き沈みはあれど一貫して安定した人気を誇るグラスゴー出身のギター・バンド、トラヴィスのニュー・アルバム。前作では美メロ回帰的な作品だったようですが、今作ではそこに力強いギター・サウンドがより強調された生々しい作品に仕上がっているようです。
聴いていただいた楽曲も、メロディー、ギター・サウンドとも優れたトラヴィスのポテンシャルをしっかりと発揮した楽曲だと思います。」
「それでは、もう1曲お聴きください。”SONG TO SELF"。」
視聴→ YouTube
「トラヴィスで”SONG TO SELF ”でした。
今作は非常に短いレコーディング期間で作られたアルバムらしいのですが、それが功を奏しているのかもしれませんね。ライブ感のある生々しくダイナミックな作品に仕上がっている要因の1つかもしれません。」
「では、本日の3曲目はTV オン・ザ・レディオです。曲は”GOLDEN AGE"。」
視聴→ YouTube
「TV オン・ザ・レディオで”GOLDEN AGE ”でした。
ニューヨーク出身の5人組TV オン・ザ・レディオのサード・アルバムがリリースされました。TV オン・ザ・レディオ・・・日本では全く盛り上がる気配を見せておりませんが、英米では、ここ数年最もヒップな存在のロック・バンドの1つといえる程評価をされ、前作は各音楽メディアで年間BESTの上位にランク・イン、音楽的にはロックの最先端を担い、そして未来を切り開くバンドとしての期待もされているバンドです。
ちなみに、中心メンバーの1人であるデヴィッド・シーティックは、フォールズやスカーレット・ヨハンソンのプロデューサーを務め、更にはマッシヴ・アタックの次作のプロデュースも予定されている人物で、いままさに旬の人物といえると思います。
前作は圧倒的な評価を得た作品なのですが、あえていちゃもんをつけるとしたら(苦笑)、スノップで論理的な作品といった印象もあったのですが、今作はそこに肉感がついた、フィジカル的にも気持ちのいい作品に仕上がっているようです。また新たな前進をした作品といえるのかもしれません。」
「それでは、もう1曲お聴きください。”DANCING CHOOSE"。」
視聴→ YouTube
「TV オン・ザ・レディオで”DANCING CHOOSE ”でした。
この曲なんて随分ポップですよね〜。それにしても本当に英米での評価と、日本での人気に大きな差がありますね〜。ゴスペル的な要素を持っているところと、ポップさが欠けるところに盛り上がらない要因があるのかなぁという気もします。しかし、前作の圧倒的な評価を受けてのニュー・アルバムですし、デヴィッド・シーテックのプロデューサーとしての活躍も目覚しいですし、おそらく今まで以上に日本の音楽誌も取り上げるのではないかなぁと思いますので、きっと今まで以上に盛り上がる作品になるのではないかなぁと思います。
個人的には注文中でまだ聴いていないので、また改めて感想を書いていきたいと思います。」
「では、本日の5曲目はトルバドールズです。曲は”GIMME LOVE"。」
視聴→ YouTube
「トルバドールズで”GIMME LOVE”でした。
サマソニにも登場しました期待の新人UKギター・ロック・バンド、トルバドールズのデビュー・アルバムが日本先行でリリースされました。当ブログでは、今年最初のネット・ミュージック・レーベルで取り上げたバンドで、個人的には待ちわびたデビュー・アルバムのリリースです。
ラーズやコーラルを思い起こさせるグッド・メロディーを聴かせてくれるバンドで、ジョン・レッキーがプロデュースを務めていることや、アルバム・デビュー前からポール・ウエラーが絶賛し、自身のオープニング・アクトに起用したりしたことでも話題になっていたバンドです。
アルバムは1度通して聴きましたが、期待に充分応えてくれる素晴らしい楽曲が詰まっていました。ラーズ・フアンからギター・ポップ・フアン、60年代のブリティッシュ・ロック好きにお薦めの1枚です。」
次回、中盤に続きます。
トラヴィス 試聴→ MySpace
TV オン・ザ・レディオ 試聴→ MySpace
トルバドールズ 試聴→ MySpace
Ode to J Smith
オード・トゥ・ジェイ・スミス
ディア・サイエンス
Dear Silence
ザ・トルバドールズ
KID D(D) : 新人さん、いらっしゃ〜い!!オヨヨ。
KID A (A) : ・・・さすがに4回目ともなると突っ込むのも嫌になるね。飽きてくるよ。
(D) : ・・・と言うか4回分も一気に話していると、顔を突き合わせるのも飽きてきますよね。
(A) : おい!!君のブログの為に、こうやって来てるんじゃないか!!
(D) : 失礼いたしました。
(A) : 全く失礼な奴だよ。
(D) : まぁまぁ、今回も素晴らしい作品2枚について語るわけですから、気を取り直していきましょうよ。
(A) : ふん!!どうせすぐ俺の話なんて飽きるんだろうけど!
(D) : 話の流れのネタじゃないですかぁ。で、今回最初に取り上げるのはブルックリンのサイケデリック・バンド、MGMTのデビュー・アルバムです。
試聴→ MySpace
(A) : これは良かったね!!
(D) : デビュー・アルバムをリリースする前から、英米の各メディアから注目を集めていたバンドで、今年最も注目を集めていたインディー・ロック・バンドの1つと言っていいでしょうね。アーケード・ファイアやクラップ・ユア・ハンズ、TV オン・ザ・レディオなど、その年を象徴するインディー・ロック・バンドが出てくるわけですが、今年はヴァンパイア・ウィークエンドとこのMGMTかなという気がしますね。
(A) : その辺の事はよく分からないけど、とにかく凄く面白いアルバムだったね、純粋に。サイケデリックな感じもそうだけど、基本的には異形のサウンドじゃない。それでいてポップな感触を持っていて。
(D) : そうですね。例えばTV オン・ザ・レディオのファースト、セカンド・アルバムはめちゃくちゃいいアルバムなんですけど、こういうポップ感はないですよね。同じようにインテリジェンスを感じさせる、それでいて異形のサウンドをが特徴の両者ですけど、TV オン・ザ・レディオの方がスノップ度が高くて、MGMTはポップ感が強いですね。
(A) : まぁでも、どちらもニューヨークのバンドだなぁという気がするけどね。
(D) : そうですね。どちらのバンドもある種の先鋭さがあって、知的な部分もあってニューヨークっぽさは感じますね。
(A) : それで、このバンドも今年のサマソニに出演していたんでしょ?
(D) : そうです。ライブも良かったという評判ですよ。
(A) : こういうバンドのライブがすぐにチェック出来るというのは良いよね。フェスのいいところだね。
(D) : そうですね。
(A) : それにしても、先に君が挙げたバンドの名前を聞いて思ったんだけど、要するにボウイとトーキング・ヘッズだよね。この2アーティストが現在のインディー・ロック・シーンに与えている影響って、とてつもなく大きいよね〜。
(D) : いや〜、さすがに良いところ突きますね〜。Aさんの話は飽きないなぁ。
(A) : ・・・おい!!かえって失礼だよ!!
(D) : でも、このMGMTもボウイからの影響を強く感じますよね。ボウイもトーキング・ヘッズも異形のままポップであり続けたアーティストなわけで、そういった部分でも共感するところが多いのかもしれませんね。
(A) : そうだね。
(D) : では、ラストを飾るのはTHE DODOS です。今までにも違う名義でもアルバムをリリースしているようなのですが、THE DODOS名義ではデビュー・アルバムとなります。
試聴→ MySpace
(A) : えらく地味なものをラストに持ってきたね。
(D) : そうですね。ただ、ようやく今月、国内盤もリリースされたところなんでタイミング的にもここで紹介しようかなと。また1回タイミングを逃すとずるずると遅くなっちゃうんで。
(A) : このバンドもユニークなスタイルのバンドだよね。
(D) : バンドの形態で言ったら、今回紹介したバンドの中で一番ユニークなバンドかもしれませんね。
(A) : ギターとドラムの2人によるバンドなんだよね。
(D) : そうです。それでギターリストがヴォーカルもとっています。それで、このバンドがさらにユニークなのは、ドラムにシンバル系が一切入ってこないんですよね。それによって更にユニークな質感を生み出していますね。
(A) : そうだね。音楽性もユニークで、基本的にはミニマルでフォーキーなロックなんだけど、ギターとドラムのセッション的な側面も強くて、更には曲によってはプログレッシブな面も見せて・・・ギターとシンバルなしのドラムと言うめちゃくちゃシンプルな構成にも関わらず、全然飽きさせないんだよね〜。そこには2人のミュージシャンとしてのスキルの高さがあるからこそだよね。
(D) : いや〜、Aさんの話と一緒ですね。聞いていて全く飽きないですよ。
(A) : ・・・いい加減にしろよ。
(D) : 心の底から褒めてるんじゃないですかぁ。でも、このミニマル感とプログレッシブな感じの両立は見事ですね。まぁ、プログレッシブな部分は曲によってなので、全面的にプログレッシブなわけでは無いんですけど・・・。あとジャズからも影響は受けている感じがしますね。
(A) : そうだね。それで先のMGMTがニューヨークの香りがするのに対して、このバンドは拾得の香りがするね。
(D) : 何なんですか、それは?
(A) : 拾得でライブしてそうじゃん。こんなバンドが。
(D) : 何となく分かりますけど。京都以外のロック・フアンには何のことかわからないですよ。
(A) : 京都の老舗ライブハウスで、昔の蔵をそのまま使っているので、京都の町屋的な雰囲気ももったライブハウスです。ちなみに非常にわかりにくい場所にあるので、最初行くのに迷うことは確実です。
(D) : 拾得の説明してどうするんですか。THE DODOS の説明をしてくださいよ。
(A) : フリー・フォークとはまた違ったアコースティックなロックで面白いし、2人の演奏のスキルも楽しめる1枚だね。
(D) : あとすごくエモーションを感じさせてくれるのもいいですね。ミニマルなんだけど2人の”熱さ”を感じますね。体温が伝わってくる音楽ですよ。・・・と言うことで4回に渡って8枚のアルバムを取り上げてきましたけどどうでした?
(A) : 本当に充実しているよね。今年はいいアルバムが多いみたいだね。
(D) : そうですね。今回取り上げきれなかった新人アーティストもまだまだ居ますからね。
(A) : じゃ、またそのアーティストについて明日語りにくるよ。
(D) : えっ・・・?!
(A) : やっぱり飽きてるんだろ!!
(D) : そんなことないですよ・・・。ただ用事が・・・。それに明日は違うコーナーを投稿する日だし・・・。
(A) : 明日、絶対来るからな!!
(D) : 無理です。
Oracular Spectacular
オラキュラー・スペクタキュラー
Oracular Spectacular [12 inch Analog]
Visiter
Visiter
「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日のニュースはこちら!!」
「ザ・ヴァーヴ、「TVライヴ・スペシャル」が公開!」
記事→ CD Journal
「本日のニュースは、ザ・ヴァーヴのニュースです。
アルバム”FORTH"も好調なザ・ヴァーヴのライブ映像がEMIミュージックのオフィシャル・サイトにて公開されているというニュースです。
このライブ映像は、イギリスのTV放送局”Channel 4”で放送されたもので、現在は”ソネット”を公開中、更に今後5曲が公開されるということです。この映像はYouTube でも少し前に公開されているのですが、6曲分もアップされてはいないみたいなので、フアンの方はまめにEMIオフィシャル・サイトをチェックする必要があるかもしれませんね。
それでは、ザ・ヴァーヴの曲を1曲お聴きください。
ヴァーヴで”LOVE IS NOISE”。」
視聴→ YouTube
「ザ・ヴァーヴで”LOVE IS NOISE"でした。
そういえば少し前に・・・確かベーシストのコメントだったと思うんですけど”今度は解散しないよ”といった意味のコメントが出ていましたね。そのコメントが載っていた記事によると、やっぱりヴァーヴの活動はリチャード次第のようですね。
一昨日ブラーの記事を取り上げましたが、ブラーのように話がややこしくならずに、バランスよくヴァーヴの活動も続けてくれると嬉しいなぁと思いますね。」
試聴→ MySpace
FORTH(初回限定盤)(DVD付)
Forth
KID D(D) : 新人さん、いらっしゃ〜い!!オヨヨ。
KID A (A) : ・・・はいはい。
(D) : 何なんですか?はいはいって・・・そのやる気の無い返事は。
(A) : 大人の対応をしたんだよ。気にせず、早く次ぎ行こうよ。
(D) : ・・・え〜っと、今回は踊れて、尚且つポップな2枚のアルバムを取り上げたいと思います。まずはオーストラリアのバンド、VAN SHE のデビュー・アルバムです。
試聴→ MySpace
(A) : キラキラしてるよね。
(D) : キラキラしてますね。基本的にはサイケな風味もプラスしたシンセ・ポップなんですけど、メロディーはギター・ポップ・フアンのツボにもはまるんじゃないでしょうか。Aさんも、趣味的には結構ツボなんじゃないですか?
(A) : そうだね。今回聴いた中では結構上位にくるね。
(D) : HMVの京都店では結構派手に押していたんですけど、気持ち分かりますよね〜。これはCD SHOPとしては押したくなるでしょうね。
(A) : また、日本人受けしそうだからね。メロディー的にもサウンド的にも。
(D) : これは受けそうですよね〜。スーパーカー好きとかにも受けそうだし、先にも言ったとおりギター・ポップ好きにも受けそうだし、勿論エレポップ好きにも受けるだろうし。
(A) : そうだね。その核になっているのは、やっぱりメロディーの良さだろうね。シングルに出来そうな曲が何曲もあるしね。勿論、踊れそうなところや、エレクトロを前面に出したキラキラしたサウンドも特徴だけど、やっぱりメロディーだよ。
(D) : 強力ですね。僕の調べによると、このアルバムの収録曲12曲中5曲か6曲はシングル・カットできますね!!
(A) : 「僕の調べによると」って・・・どこで調べたの?
(D) : 僕の感性が調べた結果ですよ。
(A) : ・・・要するに何の根拠も無いわけね。
(D) : 根拠大有りじゃないですか!!
(A) : まぁ、確かにシングルカットできそうなキャッチーな曲は多いね。
(D) : おまけにシングル向けじゃないけど、いい曲も当然あるわけで。いいアルバムですよ。・・・それでは次に行きたいと思います。次に取り上げるのはSONNY Jのデビュー・アルバムです。
試聴→ MySpace
(A) : これもCD SHOPの店員さんとか力入れそうな感じだね。
(D) : あ〜、っぽいですね〜。このアーティストはシングルがイギリスでヒットしていて、デンジャー・マウスの変名では・・・という噂も流れているアーティストでして。
(A) : へ〜。デンジャー・マウスなの?
(D) : いや、たぶん違うんじゃないですかね〜、わかりませんけど。でも、そういう噂が流れること自体が、この作品がどれだけクオリティーが高くハイセンスな作品かということを証明していますよね。
(A) : そうだね。クオリティーは高いね。ポップ・センスも相当なもんだし、クラブやパーティーでも盛り上がれそうだね。
(D) : そうですね。ただ、Aさんの口からパーティーで盛り上がれそうだと言われても、何の説得力も無いですけどね。
(A) : うるさい!!
(D) : それはともかく、僕は以前このアーティストを紹介したときに、アヴァランチーズとファットボーイ・スリムとジュニア・シニアとゴー!・チームを引き合いに出して紹介したんですけど、今月のBOUNCEのレビューでも全く同じアーティストが引き合いに出されていて・・・まぁ、これは自分の的確さをさりげなく自慢しているわけですけど。
(A) : 全然さりげなく無いし、そもそも誰もが思い浮かべることだと思うけどね。その人選は。
(D) : 見も蓋も無いじゃないですか。そんな言い方したら。
(A) : とにかくさ、ハッピーでサンプリング感覚があって、ポップセンスもあって、尚且つ音楽的な知識も豊富・・・そういうことでしょ。
(D) : そうなんですけど・・・やっぱり見も蓋もないじゃないですか。
(A) : でも、そういうことでしょ。ジャクソン5の使い方なんて、ジュニア・シニアっぽいしね。サンプリング世代以降のダンス・ポップ・ミュージックという意味ではアヴァランチーズっぽいしね。
(D) : そうですね。
(A) : VAN SHEに比べると、音楽的な知識はこちらの方が豊富そう・・・というかオタク度数も高そうだね。まぁ、そうでないと、こういうサンプリングをふんだんに使ったサウンドは作れないかもしれないけど。
(D) : そうですね。まぁ、こういう華やかなクラブ・ミュージックを作ってくれる人が居るといいですよね。楽しい気分になれて。
(A) : まぁ、君の場合普段の生活がしみったれているからね。せめて、楽しい音楽でも聴いておかないとね。
(D) : 人のこと言えないでしょ!!っていうかAさんよりマシですよ!!
(A) : うるさい!!
(D) : もう次いきますよ!!次!!
次回に続きます。
V
Disastro
Disastro
(このコーナーはラジオ風のコーナーで、ディスク・ジョッキーのつもりで進めております。ラジオを聴くつもりで読んでいただければ幸いです)
「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日のニュースはこちら!!」
「LENNY KRAVITZが新曲“Change”の無料ダウンロード配信をMySpaceサイトで開始」
記事→ BOUNCE
「本日のニュースは、レニー・クラヴィッツのニュースです。
先日、体調不良のため来日公演が延期になったレニー・クラヴィッツ。がっかりされたフアンの方も多かっただろうと思われますが、そんなフアンの方々に吉報です(笑)。
レニー・クラヴィッツの新曲無料ダウンロードがMySpaceにて開始されました。これは9月21日の国際平和デーにあわせて行われたもののようです。
それでは、レニー・クラヴィッツの曲を1曲お聴きください。
レニー・クラヴィッツで”CHANGE”。」
試聴→ MySpace
「レニー・クラヴィッツで”CHANGE"でした。
やはり僕らの世代で、愛と平和と言えばレニークラヴィッツ・・・というイメージですからね。レニーの一貫したメッセージを強く感じることが出来る新曲だと思います。楽曲の方はゴスペル風のコーラスが加わったもので、記事中にも書かれていますがドラマティックなナンバーに仕上がっていて、なかなか感動的でしたね。
来日公演は11月以降に延期されるようですが、来日公演でこの曲が歌われるのかも注目ですね。」
「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日のニュースはこちら!!」
「グレアム、デーモンのブラー終了宣言に反発」
記事→ BARKS
「人間関係とは複雑で、難しいものですね〜。本日のニュースは、ブラーのニュースです。
デーモン・アルバーンがアルゼンチンの新聞に”ブラーは終わった”と発言しているようなのですが、その発言に元ギターリストのグレアムが反発しているというニュースです。
デーモンがブラーを再開する気持ちが無いのに対して、グレアムはブラーの再開を希望しているようです。いつの間にそんなことになっていたのでしょうか?もともとはグレアムがブラーを脱退し、デーモンは常にグレアムの復帰を希望していたのですが、どうやら逆の関係性になってしまっているようです。
ここまで来ると恋愛関係よりも複雑かもしれないですね〜。デーモンは、現在も他のユニットを精力的に行っているので、ブラーの復活はなかなか難しいのかもしれません。
それでは、ブラーの曲を1曲お聴きください。
ブラーで”FOR TOMORROW”。」
視聴→ YouTube
「ブラーで”FOR TOMORROW"でした。
この曲はセカンド・アルバムの1曲目に収録されているのですが、最初聴いたときはビックリしましたね。路線の変更もビックリしましたが、急激にソングライティングのクオリティーが上がっているのに驚きました。
また、ブラーでこれらの曲を聴きたいですね〜。ヴァーヴも見事な復活を果たしてくれましたし、あのマイブラでさえライブ活動を行ってくれましたし、ブラーも是非活動してもらいたいですね。よく”結婚はタイミング”という言葉を耳にしますが、再結成もタイミングかもしれませんね。いいタイミングが巡ってくることを期待したいです。」
Modern Life Is Rubbish
The Best of Blur
KID A (A) : ・・・ひょっとして、それ毎回言うの?
(D) : 当たり前じゃないですか!!
(A) : ・・・まぁ、いいんだけどさ。
(D) : 今回は、クラブ・ミュージックの要素を持った、それでいてポップでヴォーカルが女性のアーティスト2組を取り上げようと思います。まずはサントゴールドを。
試聴→ MySpace
(A) : これ、「ネクストM.I.A と言われているアーティストです。」って説明されてCDを渡されたんだけど、俺ってブラック・ミュージックがそれほど得意じゃないわけよ。
(D) : そうですね。
(A) : で、M.I.Aもギリギリなわけ。聴くことが出来るボーダー・ラインというか。
(D) : はい。
(A) : それで聴く前はちょっと身構えていたんだけど、これは結構すんなり聴けたね。
(D): そうでしょう。M.I.Aよりも相当ポップですからね。かなり聴きやすいですよね。
(A) : あとさ、ニュー・ウェイブっぽいところもあるじゃない。だから俺みたいにブラック・ミュージックが苦手な人間は、ポップで80'Sの要素を軸にして聴くとすんなり聴けるんじゃないかな。ポスト・パンクでレゲエを取り入れたりするアーティストって多くいたじゃない。そういう解釈で聴くとすんなり聴けるね。
(D) : そうですね。ネクストM.I.A というキャッチ・フレーズで、このルックスだと濃い世界かなぁという印象を持つと思うんですけどポップですし、Aさんが言うようにロック・フアンでもとっつきやすい親切な作りになっていますね。
(A) : 親切でこうなっているわけじゃないと思うけどね。やりたいことをやっている結果がポップなだけで。
(D) : まぁ、それはそうでしょうね。ただ、ポップなだけでなく、M.I.Aと比較されるだけあって充分個性的なユニークなサウンドでもありますよね。
(A) : そうだね。レゲエ、バングラ、ヒップ・ホップ、クラブ・ミュージック、パンク/ニューウェイブ、様々な音楽がミックスされたユニークな音楽スタイルであることは確かだね。
(D) : アルバムも多様性に富んでいますし、それでいてポップなのですんなり耳に入ってきますよね。
(A) : M.I.Aだど聴く方も作品に向かい合うという感じだけど、サントゴールドは向かい合って聴いても聴き応えがあるけど、iPod とかで歩きながら聴いても気持ちいい感じだね。
(D) : そうですね。ロック・フアンにとっては、ストロークスのジュリアンとファレルとのコラボ曲でますます注目度は高くなったでしょうし、今後も期待ですね。
(A) : こういうアーティストは、大きく変化していくかもしれないし注目だね。
(D) : はい、では次のアーティストに行きたいと思います。次はザ・ティン・ティンズです。
試聴→ MySpace
(A) : 名前が下ネタぎりぎりだね。
(D) : あの・・・今更そんなこと言う人いないですよ。そのネタ自体が恥ずかしい気もしますけど、もう完全に古いネタになっているので完全に恥ずかしいですね。
(A) : じゃ、ネタが古くなる前に聴かせろよ!!
(D) : そんな事はどうでもいいですから、どうでしたか?
(A) : 俺はやっぱりサントゴールドよりもこっちの方が好みだね。
(D) : まぁ、そうでしょうね。サントゴールドはやっぱりブラックの要素がありますし、それに対してティン・ティンズは完全にUKポップ・ミュージックですからね。Aさんの好みはこっちでしょうね。
(A) : そういうことじゃないよ!!
(D) : 違うんですか?
(A) : 当たり前だろ!!
(D) : じゃ、何なんですか?
(A) : まず脚が綺麗だろ。
(D) : ・・・。
(A) : それでスレンダーで、顔も可愛いし、ばっちり好みだね!
(D) : Aさんの女性の好みなんて聴いてませんよ!!
(A) : 君だって、サマソニでケイティ嬢が見たい・・・って書いてたじゃない。
(D) : ・・・どうでもいいことはちゃんとチェックしてるんですね。
(A) : 君のブログの記事の中で、今年一番共感できる文章だったよ。
(D) : 他にもあるでしょう!!
(A) : まぁ、それはともかく良く出来ているよね。とにかく、こういうタイプの音楽は曲がしっかり書けているかというところが大きなポイントになってくると思うんだけど、その第一段階はクリアしていると思うね。
(D) : 簡単に言ったらローファイでエレクトロなポップ・ミュージックじゃないですか。
(A) : ざっくりと言ったらね。
(D) : まぁ、ヘタウマな世界だし、1曲だけ奇跡的に良くて他はイマイチというパターンにもなりがちだと思うんですけど、ティン・ティンズはプロフェッショナルなヘタウマかなぁという気はしますよ。
(A) : 2人とも純粋な新人じゃなくて、その前にも芸歴があるんでしょ。
(D) : そうみたいですね。
(A) : 下地がしっかりしてるんだろうね。
(D) : そうかもしれないですね。
(A) : それにやっぱり基本的にはロックが好きなんだけど、こういうイギリスのポップな音楽をやる人には常に居てもらいたいし、こういうアーティストが元気にヒット・チャートを賑わしてくれると、シーン全体に元気な印象を与えてくれて良いね。
(D) : そうですね。このバンドに期待されることは、ヒットするようなポップ・ソングを作り続けていくことだと思うので、大変でしょうけどガンガンいいメロディーを書き続けて欲しいですね。
(A) : 俺はそんなことより、ずっと綺麗な女性であり続けて欲しいね。
(D) : ・・・もう、次にいきましょう!!
次回に続きます。
Santogold
We Started Nothing
「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日のニュースはこちら!!」
「PEARL JAMのヴォーカリストであるEDDIE VEDDERがシカゴ・カブスのために楽曲を制作。」
記事→ BOUNCE
「本日のニュースは、パール・ジャムのニュースです。
パール・ジャムのヴォーカリスト、エディー・ヴェダーがアメリカ大リーグのシカゴ・カブスの為に曲を制作、その楽曲が公開されたというニュースです。
シアトル・マリナーズじゃないんですね〜(笑)。これって奥田民生がソフトバンクの為に曲を作ったり、藤井フミヤが広島の為に曲を作ったり、はたまたオアシスがチェルシーの為に曲を作ったりする感じじゃないんですかね〜(笑)。
・・・それにしても、まさか本当に巨人に追いつかれるとは思っていませんでした(苦笑)。すっかりシーズンは終わったと思っていたのに・・・。
まぁ、それはともかく(苦笑)・・・この楽曲はアメリカ野球の殿堂入りもしている、かつての名選手アニー・バンクスのリクエストによって実現したもののようです。
それでは、エディ・ヴェダーの曲を1曲お聴きください。
エディ・ヴェダーで”ALL THE WAY”。」
視聴→ YouTube
「エディ・ヴェダーで”ALL THE WAY"でした。
ベースボール・フアンにとって、チームの為に曲を書くというのは夢でしょうね〜。エディ・ヴェダーがベースボール・フアンかどうかは知りませんが、きっと嬉しい仕事なんじゃないかなぁと思います。
ちなみに、この楽曲は公式ホームページ空ダウンロード購入できるようで、今後はパッケージでのリリースも予定されているようです。」
試聴→ MySpace
KID D(D) : 新人さん、いらっしゃ〜い!!オヨヨ。
KID A (A) : ・・・まだ、その寒いセリフ続けているの?
(D) : これを言わないとこのコーナーは始まらないんですよ!
(A) : ・・・まぁ、君が恥ずかしくないんだったら、どうでもいいけどさ。
(D) : 恥ずかしいと思ったことは3回ぐらいしかないですね。
(A) : 思ってたんかい!!
(D) : それはともかく、先週はネット・ミュージック強化週間と題して4つのバンドを紹介したのですが、今回はこのコーナーの強化週間と題して、感想を書きそびれていたアルバムを一気に語っていこうと思います。Aさん、よろしくお願いします。
(A) : あのさ、いいんだけどさ・・・一気に数枚のCDを渡して、いついつまでに聴いておいくださいとか言うの止めてもらえる。俺にだって都合というものがあるんだから・・・って前にも同じこと言ったような気がするんだけど。
(D) : Aさんの日常には、たいした都合が無いというのを見越して言ってるんですから大丈夫ですよ。
(A) : 何が大丈夫ですよ・・・だ!!勝手に決めるな!!
(D) : じゃ、具体的にはどういう都合があったんですか?
(A) : ・・・。
(D) : このやりとりも以前と同じですよね。結局何もないんですから。
(A) : ・・・。
(D) : で、最初に取り上げるのはライトスピード・チャンピオンの「FALLING OFF THE LAVENDER BRIDGE」です。
試聴→ MySpace
(A) : あのさ、こんなに良いアルバムがあるんだったら隠し持ってないで、すぐに聴かせてよ!
(D) : 別に隠していたわけではないですけど・・・と言うことは気に入っていただけたわけですね。
(A) : 良かったよ。全曲凄く良かったね。曲もポップだし、それでいて少し変わっている部分もあって。
(D) : そうですね。基本的にはフォーキーでポップな作品なんですけど、ストレンジ・ポップ的なところもあって一筋縄ではいかないところがありますね。
(A) : そこが余計に癖になるんだよね〜。あと、さりげない感じのポップ感が良いよね〜。すごく派手なわけじゃないじゃない。でも、だからこそ何度も聴きたくなるね。
(D) : ポール・マッカートニーじゃなくて、ジョージ・ハリスンって感じしますね。
(A) : それは単純にスライド・ギターが出てくるからじゃないの?
(D) : まぁ、そういう解釈もできるかもしれないですね。
(A) : 何なんだよ、それ!!
(D) : だから、ジョージ的な・・・そんなに押しが強いわけじゃないけど、さりげなく、じわじわと耳に入ってくるポップ感だということですよ。
(A) : まぁね。
(D) : ちなみに、今年の前半、NMEにやたらと取り上げられていた印象がありますね。この人は。
(A) : あっ、そう。確かにNMEとか受けそうだね。
(D) : あと、これを元テスト・アイシクルズのメンバーが作ったというのは驚きですよ。
(A) : 確かに全然違うね。子役の頃と現在の杉田かおるぐらい全然違うね。
(D) : ・・・意味不明です。
(A) : 大きく変化したということだよ。
(D) : ・・・次に行きましょうか。次はロス・キャンぺシーノスのデビュー・アルバム「HOLD ON NOW, YOUNGSTER...」です。
試聴→ MySpace
(A) : ポップだね〜。
(D) : そうですね。ウェールズ出身の男女混合7人組のバンドです。
(A) : だから、こういうCDを隠しておかないで、早く聴かせてよ。
(D) : と言うことは、これも気に入っていただけたわけですね。
(A) : やっぱり昔、ネオアコやギター・ポップを聴いていた身としては、このポップ感はどこか懐かしい気もするし、ツボなんだよね〜。
(D) : そうですね。ただ、懐かしいだけではなく新鮮さがありますよね。やっぱりアーケード・ファイアやなんかが色々出てきた・・・そういう中で生まれたポップって感じはしますね。
(A) : そうだね。懐古趣味と言う感じはしないね。
(D) : サウンドに勢いがありますし、歌詞もメッセージ性が強いものらしいですし・・・歌詞は輸入盤を買ったので理解はできないですが・・・そういうものらしいですし、ただインディー・ポップが好きでやっている趣味的なバンドといった範疇を超えるもののような気がしますね。
(A) : そうだね。
(D) : ただ、個人的にはアルバムは少し一本調子のような気もしましたけど。特に前半に、もう少しフックがあるといいかなぁという気はしました。
(A) : でも、1曲1曲はいいし、新人バンドなんだからそれぐらいでいいよ。ガツンと勢いを感じさせてくれるほうが。
(D) : そうかもしれないですね。それでは次に行きましょうか・・・。
次回に続きます。
Falling Off the Lavender Bridge
フォーリング・オフ・ザ・ラヴェンダー・ブリッジ
Hold on Now, Youngster...
ホールド・オン・ナウ,ヤングスター...
(このコーナーはラジオ風のコーナーで、ディスク・ジョッキーのつもりで進めております。ラジオを聴くつもりで読んでいただければ幸いです)
「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日のニュースはこちら!!」
「ニューヨーク発の人気ディスコ・パンク・バンド、THE RAPTUREがキャリア初のミックスCD『TAPES』を10月にリリース」
記事→ BOUNCE
「本日のニュースは、ラプチャーのニュースです。
ラプチャーのミックスCDが10月14日輸入盤でリリースされるようです。
これは楽しみですね〜。フランツ・フェルディナンドと並んで、現在の踊れるロックの流れを作ったといえるラプチャーだけに、どのようなセンス、どのようなルーツを垣間見せてくれるのか?興味深いところです。記事によると70年代後半から現在に至るNYのアンダーグラウンド・サウンドを主軸に、様々なジャンルの音楽が収録されているとの事です。
それでは、ラプチャーの曲を1曲お聴きください。
ラプチャーで”HOUSE OF JEALOUS LOVERS”。」
視聴→ YouTube
「ラプチャーで”HOUSE OF JEALOUS LOVERS"でした。
やっぱり盛り上がりますね〜。そして、改めて聴くと、2000年代中盤以降のロックの大きな流れの1つを形作った楽曲だなぁと思いますね。
この現在の潮流を作ったラプチャーが、どのような音楽をルーツに持ち、どのような音楽からインスピレーションを得たのか・・・それを紐解くと言う意味でも、今回リリースされるミックスCDは注目だと思います。」
試聴→ MySpace
DJ Kicks - the Rapture
DJ Kicks - the Rapture [12 inch Analog]
Echoes
House of Jealous Lovers, Pt. 2
House of Jealous Lovers, Pt. 1
(このコーナーはラジオ風のコーナーで、ディスク・ジョッキーのつもりで進めております。ラジオを聴くつもりで読んでいただければ幸いです)
−今回は後半です。−
「続きましては音楽ニュースのコーナーです!
最近あった音楽ニュースから気になったニュースをピック・アップします。今回のニュースはこちら!」
「ジャック・ホワイトとアリシアの共演曲、特設サイトで無料ストリーミングがスタート」
記事→ RO69
「ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトと、サマソニでも素晴らしいパフォーマンスを披露してくれたアリシア・キーズの共演曲が遂に公開されました。
この共演曲は、映画007の主題歌のために制作されたものです。そして、両者にとって非常に刺激的な、有意義な共演となったようです。
それではジャック・ホワイト&アリシア・キーズの曲をお聴きください。
ジャック・ホワイト&アリシア・キーズで”ANOTHER WAY TO DIE” 。」
視聴→ YouTube
「ジャック・ホワイト&アリシア・キーズで”ANOTHER WAY TO DIE”でした。
ビッグ・ネームの共演と言うことで映画の枠を超えて大きな話題になるコラボだと思いますが、なかなかパワフルなナンバーでしたね。ホワイト・ストライプスやラカンターズのような継続的なものにはならないのかもしれませんが、アリシア・キーズは自身の次のアルバムでの共演を希望しているような発言もしているようですし、またジャック・ホワイトの新しい側面を見せてくれるかもしれませんね。」
「続いてのニュースはこちら!!」
「オアシスのノエル、ソロ・プロジェクトの可能性?」
記事→ MySpace
「ノエル・ギャラガーは次作をソロ活動に充てることを希望しているようです。
まぁ、今までにもノエルがソロ活動を希望するような発言をしたことはありますし、今回も本人が”実現は難しいだろうけど”というふうに語っていますが、ノエル自身はソロ・アルバムを作りたいみたいですね〜。新曲も揃っていると語っています。
それならオアシスでガンガンやっていってもいいと思うんですけどね〜。僕は、ノエルにやりたい曲が多くあるなら、オアシスは民主的なやり方にこだわらず、ノエルの曲を優先的にしてもいいと思うんですけどね〜。やっぱりソングライティングの才能は、ゲムやアンディよりもノエルのほうが数段上だと思うので、ノエルに明確なヴィジョンがある時はノエルのワンマン的なやり方を通してもいいのではないかなぁと思います。
それではオアシスの曲をお聴きください。
オアシスで”THE SHOCK OF THE LIGHTNING” 。」
視聴→ YouTube
「オアシスで”THE SHOCK OF THE LIGHTNING”でした。
今回はライブ・ヴァージョンでお聴きいただきました。先ほどは、オアシスでガンガンやれば・・・と話しましたが、当然オアシスでは表現できないヴィジョンがあるのかもしれませんし、単純にもっと歌いたいという欲求もあるのかもしれません。
まぁ、どういう形態であれ、活発に活動してくれると嬉しいですね。」
「続いてのニュースはこちら!!」
「元THE LIBERTINESのPETE DOHERTYとCARL BARATが、ロンドンでライヴ共演を果たす」
記事→ BOUNCE
「ピートとカールが再びライブで共演を果たしたようです。
ロンドンで行われたイベント”ロンドン・ファッション・ウィーク”にピートがソロで出演することが決まっていたのですが、そのライブにカールが参加して今回の共演が実現したようです。
昨年か一昨年にもピートのアコースティック・ライブで2人は共演していましたし、2人の関係は非常に良好のようですね。
それではリバティーンズの曲を1曲お聴きください。
リバティーンズで”TIME FOR HEROES” 。」
視聴→ YouTube
「リバティーンズで”TIME FOR HEROES” でした。
やっぱり、この4人の並び、佇まいは凄くいいですよね〜。絵になりますね。いいバンドって絵になりますよね〜。ルックスがいいとか、そういったこととは関係なく、いいバンドというのはメンバーが並んでいるだけで絵になりますね。まぁ、リバティーンズの場合はルックスもいいですけど(笑)。
また、この4人がステージ上に並ぶところを見てみたいなぁと思います。」
「続いてのニュースはこちら!!」
「マーキュリー受賞のエルボーがラスト・シャドウ・パペッツとコラボ?」
記事→MySpace
「少し古いニュースですが、マーキュリー賞を受賞し話題になっているエルボーとラスト・シャドウ・パペッツのコラボが実現するかもしれないというニュースです。
エルボーのメンバーから、ラスト・シャドウ・パペッツの2人と一緒になにかをやるつもりだよという発言が出ていて、一方マイルズの方もラスカルズの新作でエルボーのガイとの共作の考えがあることを語っています。
アレックス絡みでの話題は多いですね〜。そういえばアークティック・モンキーズの他のメンバーの活動もいろいろ話が出ていますし、またシーンを賑わしてくれそうですね。
それではエルボーの曲を1曲お聴きください。
エルボーで”THE BONES OF YOU" 。」
視聴→ YouTube
「エルボーで”THE BONES OF YOU"でした。
ちなみにマーキュリー賞を受賞したエルボーのアルバムは、受賞後再びアルバム・チャートのベスト10にランク・インしたようです。
以前にも申し上げましたが本当にいいアルバムですので、今回のマーキュリー賞の受賞、そして人気バンドのラスト・シャドウ・パペッツとの共演の話・・・これらの話題性で、ここ日本でも話題になればいいなぁと思います。」
「はい。それでは本日最後のコーナーです。
新人紹介のコーナー!!
今回はダフィーを取り上げたいと思います。
いまさら感は拭えませんが、日本盤リリースを機会に取り上げたいと思います。
とにかくイギリスで売れまくっている新人女性シンガーのデビュー・アルバムです。今年の3月にリリースされた瞬間から大ヒットを記録、そして半年経った今もベスト10内にとどまるロング・セラーを記録していて・・・たぶんイギリスでは今年一番売れているんじゃないですかね〜。ひょっとしたらコールドプレイなんかの方が売れているのかもしれませんが、印象的には今年イギリスで最も売れている・・・そういう印象を持っています。
音楽的には60年代のソウル&ポップスで、非常にオーソドックスな音楽スタイルと歌唱です。これはイギリスからしか生まれ得ないソウル・ミュージックという感じがしますね。本格的なソウルとは適度な距離を持った、イギリスのポップ・ミュージックとしてのソウル・ミュージックという感じで、イギリスでの大ヒットも納得できる1枚です。
ちなみにプロデューサーはバーナード・バトラーで、その辺もロック・フアンにとっては1つのポイントですね。
それではお聴きください。
ダフィーで”SERIOUS"」
視聴→ YouTube
「いかがだったでしょうか。kid dの”ラジオな気分で”。
実はダフィーは2曲選ぶつもりだったのですが、アリシア・キーズとジャック・ホワイトのニュースが飛び込んできましたので、急遽差し替えました(笑)。
さて、冒頭でも申し上げましたが、今週は新譜ラッシュですね。さすがに聴きたいものを全部買うという訳には行かないので、何を諦めるか頭を悩ましています(苦笑)。まぁ、嬉しい悩みですね。全部購入できるお金があればもっと嬉しいのですが(苦笑)。
それでは今週はこの辺で。
次回まで、さようなら。」
ダフィー 試聴→ MySpace
ディグ・アウト・ユア・ソウル(初回生産限定盤)(DVD付)
Dig Out Your Soul
Up the Bracket
The Seldom Seen Kid
ROCKFERRY
ロックフェリー(初回生産限定特別価格)
「こんにちは。Kid d です。今週も始まりました”ラジオな気分で”。」
「朝晩はずいぶんと涼しくなってきましたが、日中は相変わらず蒸し暑いですね〜。
台風も過ぎ去りましたが、ロック界の台風はこれからです(笑)!!24日は新譜ラッシュ、その1週間後にはオアシスの新譜リリースが待っています。そして、今週も充実した新譜がリリースされていますので、はりきって紹介していきたいと思います!」
「まずは新譜コーナーです!!
本日の1曲目はベン・フォールズで"YOU DON'T KNOW ME "です。」
視聴→ YouTube
「ベン・フォールズで”YOU DON'T KNOW ME”でした。
オルタナ世代のピアノ・マン、ベン・フォールズの3年半ぶりのニュー・アルバムがリリースされました。
今作は非常に好意的なレビューを多く見かけます。もともとメロディー・メイカーとしての才能は常に評価されてきたベン・フォールズですが、今作ではベン・フォールズ・ファイブ時代を思い起こさせる、まるでピアノを叩きつけるかのような躍動感が感じられる作品になっているようです。
ベン曰く”ただただ楽しく作った作品だよ。” ”もし僕がベン・フォールズのフアンなら、こんな楽しいアルバムを待っていたと喜ぶはずだよ。”と語っており、凄く前向きなヴァイブで作った自信作となっているようです。
聴いていただいた曲も、ベン・フォールズらしいポップ・センスが堪能できるナンバーでしたね。」
「それでは、もう1曲お聴きください。”COLOGNE"。」
視聴→ YouTube
「ベン・フォールズで”COLOGNE”でした。
あの猫は一体なんだったのでしょうか(苦笑)。この曲はゴスペルなパワーを感じさせる曲でしたね。こういうわりとしっとりとしたナンバーにもポジティブなパワーを感じますね。この映像で見ると、余計に凄まじいエネルギーを感じましたね〜。
フジロックでのライブも近年に無いエネルギーに溢れたライブだったようです。そういうモードなんでしょうね〜。フアンが一番聴きたいのは、彼のポップ・センスと彼の弾けたピアノ・サウンドだと思います。そういう意味ではベンが語っている通り、フアンが望んでいるベン・フォールズの姿がこの作品にはあるのかもしれませんね。」
「では、本日の3曲目はモグワイです。曲は”BATCAT"。」
視聴→ YouTube
「モグワイで”BATCAT”でした。
やたらと緊張感のある映像でしたね(笑)。集中力を強要させられる感じでした(笑)。
モグワイの約2年ぶり6枚目のオリジナル・アルバムがリリースされました。聴いていただきましたナンバーは、非常にハードコアな硬質のナンバーでしたが、アルバム全体は非常にバラエティーに富んだ作品に仕上がっているようです。轟音ナンバーあり、静寂を感じさせるナンバーあり、いま聴いていただいたようなゴリゴリのナンバーありと、自由な姿勢で作られた作品のようで、モグワイの多面的な魅力が爆発しているようです。
個人的にも、注文しようかなと思っていますので、また機会があれば改めて感想を書きたいと思っています。」
「続きましては名盤コーナーです!!
ロックの歴史に残る素晴らしい名盤をご紹介するコーナー。
本日はニック・ケイブ & ザ・バッド・シーズの”TENDER PREY”をピックアップします。
1988年にリリースされたニック・ケイブの5枚目のソロ・アルバムです。
ボーイズ・ネクスト・ドアと言うバンドで音楽キャリアをスタートさせ、その後バースディ・パーティへと改名、そして1984年にソロ活動を開始したニック・ケイブ・・・84年にソロ・デビューで88年にリリースのこのアルバムが5枚目のアルバムと言うことは、毎年1枚はアルバムをリリースしていたのですね。
薬物中毒から抜け出し、そして同年に公開された映画”ベルリン・天使の詩”に出演し歌を歌うなど、より注目を集める中リリースされたアルバムです。暗黒の中で焦燥感のある歌を聴かせたり、バート・バカラック好きが表れたロマンティックな歌を聴かせたりと、ニック・ケイブの音楽スタイルがより明確に、そしてわかりやすく確立された1枚と言えるでしょう。
では、まず1曲お聴き下さい。
ニック・ケイブ&ザ・バッド・シーズで”THE MERCY SEAT ”」
視聴→ YouTube
視聴→ YouTube
「ニック・ケイブ&ザ・バッド・シーズで”THE MERCY SEAT"でした。
通常のヴァージョンとラジオ用のスタジオライブ・セッション・ヴァージョンで聴いていただきました。
いや〜、かっこいい!!この暗黒の地の果てを這いずりながら焦燥感のある歌を聴かせる・・・ニック・ケイブのこのスタイルは、胸にナイフが突き刺さるような・・・表現が物騒ですが(苦笑)、そういう鋭さがありますね〜。ちょっとYouTubeの音が悪いですが、アルバムではもっとかっこいいので是非聴いていただきたいです。
ちなみに当時のニック・ケイブとしては最大の成功を収めた楽曲で、いまでも代表曲の1曲となっているナンバーです。」
「それでは、もう1曲お聴きください。”MERCY "。」
視聴→ YouTube
「ニック・ケイブ&ザ・バッド・シーズで”MERCY"でした。
わりとポップな”DEANNA”とどちらを選曲しようかと迷ったのですが、暗黒系の曲で固めてしまいました(笑)。
ただ、このアルバムはそういった暗黒面がもたらす息苦しさだけではなく、音楽面での充実度も特徴の1枚です。」
「はい。という事で第31回目の名盤コーナーは、ニック・ケイブ&ザ・バッド・シーズの1988年の作品”TENDER PREY”をご紹介しました。」
次回、後半に続きます。
ベン・フォールズ 試聴→ MySpace
モグワイ 試聴→ MySpace
Way to Normal
The Hawk Is Howling
Tender Prey
ネットなどで見つけた素晴らしい音楽をご紹介するこのコーナー、
今回ご紹介するのはDAGGERS です。
当コーナーの強化週間第4弾&最終回です。
マンチェスター出身の5人組のバンドです。
音楽性はと申しますと、ベタベタなメロディーを持ったエレ・ポップです。
実は、もう1つ今回紹介しようかと考えていたバンドがあって、どちらにしようかと悩んでいたのですが、前3回が割と音楽的素養が高いと言うか、マニアックな音楽フアン向けというか、知的指数が高そうと言うか・・・まぁ、そんな感じのバンド3組だったので、最後ぐらいはベタベタに盛り上がれそうなバンドにしょうと思いこのバンドをご紹介することに決めました(笑)。
とにかく快楽度の高いサウンド&メロディーです。
影響を受けたアーティストの欄にはNIN や DFAの名前も載っていますが、もっとベタベタですね。ゲイリー・ニューマンや、ちょっと違いますけどニュー・オーダーに近い、いや、それよりももっと下世話な80年代のディスコ・ポップみたいな雰囲気も漂わすバンドです。
ただ、写真を見るとかなりゴシックで目力の強いロックな雰囲気を醸し出しています。
写真を見ると、NIN が好きです・・・というのも納得ですね(笑)。
かなり意識的に、こういうベタなメロディーとサウンドで勝負しているのかもしれません。とにかく盛り上げるぞ・・・と。ある意味、このベタベタ感は彼らのアグレッシブな姿勢の表れかもしれません。そう思わせるほど全編に渡って(MySpaceの4曲ですが)、強力な盛り上げ方を見せてくれています。
試聴→ MySpace
「MONEY」
イントロから盛り上がりそうですよね〜(笑)。
サビの上げ方なんて・・・ちょっと気恥ずかしい気もしないではないですが、やたら盛り上がります(笑)!!ガンガンに盛り上がれます(笑)!!
エレポップ&ディスコなナンバーで、サビの盛り上がり方はゲイリー・ニューマンと言うよりはリック・アストリーに近いのでは・・・なんて思ってしまいます(笑)。
両アーティストの名前に反応した人は間違いなく30代半ば以上・・・今風に言うとAROUND40でしょうね(笑)。
「DEATH IT FEELS」
この曲もイントロから来ますね(笑)。
今回もMySpace の4曲をご紹介するのですが、どの曲もこのテンションなんですよね〜。全部シングル・ヒットが狙えそうなメロディーなんですよね〜。強力です。
これは、ライブ盛り上がるでしょうね。フジは・・・音楽的に似合わないかもしれませんが、サマソニとか良さそうですね〜・・・って、もう来年の話をしてます(苦笑)。
「LOST IN THE DISTANCE」
この曲もイントロから盛り上がれますね(笑)。キャッチーです。踊れます。シングルヒットも狙えそうです。
「FORSAKEN」
あの・・・傾向的には、割と似た感じの4曲なので・・・4曲目にもなると特に書くことがなくなってくるのですが(苦笑)、これも非常にキャッチーでシングル向けなナンバーです。
・・・本当は2曲目から特に書くことがなくなってきていたのですが(苦笑)。とにかく、どの曲も強力にキャッチーで盛り上がるナンバーですね。
ちなみに同郷のTHE COURTEENERS のリアムもお気に入りらしいです。
今月のQ誌の、記事でリアムのコメントが添えて紹介されていました。THE COURTEENERS の音楽的なキャラクターから言うと少し意外な気もしますが、やはりこのメロディーの快楽度には抵抗できないと言うことでしょうか(笑)。
今回は、マンチェスターのエレポップ・バンドDAGGERS をご紹介いたしました。
「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日のニュースはこちら!!」
「THE SEA AND CAKEがニュー・アルバム『Car Alarm』を10月15日に日本先行リリース。」
記事→ BOUNCE
「本日のニュースは、ザ・シー・アンド・ケイクのニュースです。
シカゴ音響派を代表するポスト・ロック・バンド、ザ・シー・アンド・ケイクの8枚目のアルバムが10月15日に日本先行でリリースされます。
もう8枚目のアルバムなんですね〜。記事中にも”シカゴのベテラン・ロック・バンド”と表記されていますが、すっかりそういうポジションなんですね〜。
BOUNCEの記事によると、新作はライブの一体感を重視した作品になっているようです。彼らの特徴である、サウンドへの細かいこだわりを残しつつ、一体感のある作品であると言うことで、非常に期待が出来そうな気がします。
それでは、ザ・シー・アンド・ケイクの曲を1曲お聴きください。
ザ・シー・アンド・ザ・ケイクで”WEEKEND”。」
試聴→ Hype Machine
「ザ・シー・アンド・ケイクで”WEEKEND"でした。
アルバムも期待できそうな新曲でしたね。今年は大物、新人バンドの良い作品も多いですが、大きくメディアに取り扱われたりはしないものの常に良質な音楽を提供し続ける・・・ブリティッシュ・シー・パワーやエルボー、そしてCDリリースも近いマーキュリー・レヴといったところも次々に素晴らしいアルバムをリリースしてくれています。
まぁ、なかなか大きく注目されることがありませんが、こういったバンドが存在感を示してくれることが音楽シーンを豊かなものにしてくれているような気がします。」
試聴→ MySpace
Car Alarm
Car Alarm [Analog]
今回ご紹介するのはTHE WEEK THAT WAS です。
当コーナーの強化週間第3弾です(笑)!!
サンダーランド/ニューカッスル出身のバンドです。
音楽性はと申しますと、トーキング・ヘッズからの影響をインディー・ポップ流に解釈した、ヴァイオリンなどの弦楽器もフィーチャーされたものです。
それってアーケード・ファイアじゃないのと思われた方も多いかもしれませんが、似ているようで違います(笑)。アーケード・ファイアよりもインディー・ポップらしさがあるように思います。80年代っぽさもこちらの方があるように思います。
・・・裏を返せば、アーケード・ファイアの方が独自性があると言うことかもしれませんね(苦笑)。このバンドは、もう少し箱庭的というか・・・表現者というよりは音楽家という側面が前面に出ているバンドのように思います。
まぁ、地味と言えば地味かもしれません。キャッチーな掴みもありませんし、ルックス的にも地味っぽいですし。ただ実力は間違いなくあると思います。・・・あると思います(笑)。
NMEのシングル・レビューには、トーキング・ヘッズ、ケイト・ブッシュ、ウルトラヴォックス、OMD といったアーティストが引き合いにだされています。その中ではトーキング・ヘッズからの影響が一番色濃く出ていると思うのですが、この人選から分かっていただける通り、音楽的素養とインテリジェンスの高さを感じさせるサウンドです。あと、個人的には後期のロキシー・ミュージックあたりの雰囲気も感じました。
音の質感から、ちょっとインテリ臭すぎるかなという気もしないではありませんが、クオリティーは間違いなく高いですし、個人的には80年代の懐かしい匂いも惹かれてしまいます(笑)。
試聴→ MySpace
「THE AIRPORT LINE」
最新シングルナンバーです。ちなみに今週のNMEのシングル・レビューで8点を取っていました。
ストリングス・アレンジが現代のインディー・ポップ風ですね。メロディーや歌、コーラスからはミッドレイクっぽさも感じました。
「THE GOOD LIFE」
上のナンバーがインディー・ポップ風味が強かったのに対して、この曲はトーキング・ヘッズや後期のポリス、更にはイギリスのひねくれたポップ・ミュージックからの影響を強く感じさせるナンバーです。
「SCRATCH THE SURFACE」
ヴォーカルの声が結構好きなんですよね〜。特にこの曲においてのヴォーカルが結構ツボです。
アレンジ能力が異常に高いですよね〜。音楽家という言葉がぴったりです。コード進行なども玄人っぽさがありますよね〜。
めちゃくちゃ売れるバンドだとは思えませんが、ミッドレイクのように熱心な音楽フアンから評価を受ける・・・そういうポジションには就けるのではないかなぁと思います。
シー・アンド・ケイクとのライブ・ツアーもあるようですね。
なかなか、熱心な音楽フアンのツボに来る組み合わせではないでしょうか。
今回は、新人とは思えぬ音楽的素養を感じさせるバンド THE WEEK THAT WAS をご紹介いたしました。
「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日のニュースはこちら!!」
「笑劇のビータリカ独占インタビュー(1)「すべては2001年、冗談のつもりで始まった」」
記事→ BARKS
「本日のニュースは、ビータリカのニュースです。
今回はニュースと言うよりは、話題のバンドのアルバムが国内盤でリリースされたことを記念してのインタビューをピックアップしました。
話題のバンドとはビータリカ・・・メタリカがビートルズの曲を演奏したら・・・というコンセプトで作られたバンドで、彼らのアルバム”サージェント・ヘットフィールズ・モーターブレス・パブ・バンド”は輸入盤で大ヒットを記録していたようです。
インタビューの内容は、笑劇のというほど笑えるものではありませんでしたが(苦笑)、彼らのユーモアある取り組み方が窺えるインタビューとなっております。
それでは、ビータリカの曲を1曲お聴きください。
ビータリカで”SGT. HERTFIELDS MOTORBREATH CLUB BAND”。」
試聴→ YouTube
「ビータリカで”SGT. HERTFIELDS MOTORBREATH CLUB BAND"でした。
正直、よほど金銭的な余裕がなければ購入することはないですが(苦笑)、一度通して聴いてみたいですね〜(笑)。たまに聴くには楽しそうです。ラストの”ウゥ〜、アッ!”が笑えました。
本家・・・本家と言うのも変か(笑)、メタリカのニュー・アルバムも非常に好調なセールスを記録しているようですが、箸休めにビータリカもいかがでしょうか(笑)?」
サージェント・ヘットフィールズ・モーターブレス・パブ・バンド
Sgt. Hetfield's Motorbreath Pub Band
ALL YOU NEED IS BLOOD
「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日のニュースはこちら!!」
「来月に来日を控えるRADIOHEADが、すでに新作を構想中であることを明らかに」
記事→ BARKS
「本日のニュースは、レディオヘッドのニュースです。
来日公演が目前に迫ってきたレディオヘッドですが、その来日公演終了後スタジオに入り新作の製作を開始する構想があるようです。
エド曰く「ツアー中にも曲を作っていたんだけど、そのまま作業を続けたくなったんだ。新曲がすごくいい感じだったからね」との事です。
いや〜、かなり前向きな状態のようですね。まだ構想の段階のようですが、メンバーはやる気に満ちているようです。凄く良い状態で来日公演を迎えることになりそうですね。
それでは、レディオヘッドの曲を1曲お聴きください。
レディオヘッドで”VIDEOTAPE”。」
視聴→ YouTube
「レディオヘッドで”VIDEOTAPE"でした。トム・ヨークのソロでの演奏を聴いていただきました。
そういえば、トム・ヨークのソロ・アルバムのリミックス盤はいつ発売されるのでしょうか?1ヶ月経つたびに発売が1ヶ月遅れていますね(苦笑)。
まぁまぁ、レディオヘッドのニュー・アルバムと共に、リミックス盤のリリースも楽しみに待ちたいと思います。」
試聴→ MySpace
イン・レインボウズ
In Rainbows
今回ご紹介するのはPOST WAR YEARS です。
当コーナーの強化週間第2弾です(笑)!!
ロンドン出身の4人組のバンドです。
音楽性はと申しますと、よく引き合いに出されているのはFOALS や LATE OF THE PIER など・・・どちらかと言うとニュー・レイブ勢との比較が多いみたいです。
個人的には上記のバンドとポスト・ロックを足したような感じかなぁと思います。
ここ最近イギリスで、アート性の高い、インテリジェンスを感じさせるアーティストが注目されてきていると思うのですが・・・もともとはそういうアーティストを多く輩出していた国なんですけど・・・そういうアーティストの中でも、非常に高い音楽性を持ったバンドだと思います。
サウンドに対してのアプローチ、リズムに対してのアプローチ、アンサンブルに対してのアプローチも非常に高度なものがあると思います。クオリティーの高さは新人とは思えないものがありますね。
基本的にはトーキング・ヘッズなどのポスト・パンク、ニューウェイブからの影響が主になっているのかなぁという気がします。更にはブライアン・イーノっぽい部分も感じます。
MySpace の影響を受けた音楽の欄には、他にベックやビョーク、ボウイなどの名前が挙がっています。やっぱりサウンドに独自性を持っていて、尚且つインテリジェンスを感じさせるものが好きなようですね。
なんか、めちゃくちゃ凄いものを作りそうな予感もしますし、その一方で、密室性が高すぎる方に走りそうな気もします。その辺のバランス感が、まだ僕の中でイメージしきれないのですが、とりあえず今は”めちゃくちゃ凄いものを作りそうな予感”に賭けたいと思います(笑)。
試聴→ MySpace
「THAT'S ALL (DEMO)」
いきなりリズムのアプローチが面白いですし、そこに”こういうシンセ、こういうヴォーカルが乗るんだ”と新鮮な気がしました。
途中までは大きな展開がなく曲は進んでいくのですが、徐々に上昇していくエネルギーと、上昇していったところで”ガラッ”と雰囲気が変わるところがいいですね。
「WHOLE WORLD ON ITS HEAD (DEMO)」
FOALSとかもそうですけど、高度なアンサンブルを聴かせてくれるバンドが増えてきたなぁという気がしますね。曲のイメージを決定付けているシンセ、ポスト・パンク的なファンキーさを持ったドラム、音数の少ないベース、金属音のようなギターで独特のグルーヴを形作っています。
この曲と上の曲は特にトーキング・ヘッズとブライアン・イーノからの影響を感じます。
ラストのワンフレーズで、わざわざ雰囲気を変えるこだわりも好きです。
「LATIN HOLIDAY」
基本的には密室性の高いサウンドなのかなぁという気もしますが、こういう曲を聴くとしっかりとエモーションを感じさせてくれるバンドなのだろうなぁという気がします。サビのメロディがロックっぽくていいですね。
視聴→ YouTube
「THE BLACK MORNING」
ループするピアノ(シンセ?)の音が印象的なナンバーです。
MySpace に載っているライブ・スケジュールを見ると、WHITE LIES とツアーにまわるんですね。これは面白い組み合わせですね〜。両者共にニュー・ウェーブからの影響を強く受けているバンド同士ですが、WHITE LIES はギター・ロックと歌でダイナミズムを作っていくようなところがあり、POST WAR YEARS はもっとサウンド指向というか・・・音楽そのもののユニークさにおもむきを置いているようなところがあり、似ているようで全く違う個性の2つのバンドですよね〜。
良い組み合わせだなぁと思います。
今回は、ロンドン出身でWHITE LIES とのツアーも決定しているアート性の高い新人バンドPOST WAR YEARS をご紹介いたしました。
「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日のニュースはこちら!!」
「メタリカ VS グラスヴェガス?」
記事→ BARKS
「本日のニュースは、話題の新人バンド・グラスヴェガスのニュースです。
今週のUKチャートはメタリカのニュー・アルバムが1位を獲得しました。そのメタリカのニュー・アルバムのリリース日が急遽前倒しになったのは、同チャートで2位を獲得したグラスヴェガスの存在があると噂されているようです。
つまり、グラスヴェガスのデビュー・アルバムが相当手強いと。リリース日が同じになるとグラスベガスに負けるかもしれないので、リリース日を前倒しして確実に1位を取りにいった・・・そんな噂が流れているようです。
インタビューでグラスベガスのメンバーが語っている通り、メタリカ自身はあまり気にしてはいないでしょうし、実際には他の理由でリリース日が変わったのかもしれませんが、新人バンドのデビュー・アルバムがメタリカを相手に、こんな話題が沸き起こると言うこと自体が異例のことだと思いますし、デビュー前からの期待度の高さが窺えるエピソードだと思います。
それでは、グラスヴェガスの曲を1曲お聴きください。
グラスヴェガスで”DADDYS GONE”。」
視聴→ YouTube
「グラスヴェガスで”DADDYS GONE"でした。
グラスベガスはBBCが期待する新人バンドBEST10の記事を紹介したときに、当ブログでも紹介していましたが、その後もNMEなどでやたらと取り上げられていたので興味を持っていました。アルバムも聴きましたが、個人的には期待以上の作品に仕上がっていて、非常に素晴らしい作品だと思いました。また機会を作ってゆっくりと感想を書いていきたいと思います。
日本盤は11月と・・・ちょっと遅れてのリリースになるようです。」
試聴→ MySpace
グラスヴェガス
Daddy's Gone [7 inch Analog]
Daddy's Gone
今回ご紹介するのはORPHANS & VANDALS です。
今週は、少しこのコーナーに力を入れようと思っています。
ロンドン出身の5人組のバンドです。
音楽性はと申しますと、まぁ、誰が聴いても一番に頭に思い浮かべるのはヴェルベット・アンダーグラウンドだと思います。ヴェルベット・アンダーグラウンドが若干USインディー・ロック寄りなことをやっている・・・そんな音楽性だと思います。
いつも以上にインフォメーションが少ないのですが、Amazonで同名バンドのミニ・アルバムが掲載されていました。リリース日を見てみたら2006年となっていたのでその頃には結成されていたバンドなのかもしれません。
そうそう同じバンド名があるとは思えない・・・そういうバンド名だと思うので多分同じバンドじゃないかなぁと思います。
曲の核の部分はヴェルベット・アンダーグラウンド・・・それもモロにVUっぽさを感じさせるものです。歌うというよりは言葉をつぶやくような歌唱方もルー・リードっぽいですし、同じコード進行の繰り返しが多いところや多少ダークな印象を与えるところもヴェルベッツっぽいといえるでしょう。
しかし、つぶやくような歌唱方にもかかわらず歌心を感じさせるところや、ヴァイオリンの使い方はインディー・ポップさを感じさせ、そういった部分に”アンダーグラウンドなロックごっこ”に終わらない突き抜けた部分とポップさを感じます。
試聴→ MySpace
「MYSTERIOUS SKIN」
最初にギターが入ってきた瞬間からヴェルベッツしてますね。ヴォーカルも思いっきりルー・リードしています(笑)。上のライブ写真の佇まいも若かりし頃のルー・リードそっくり・・・ちょっと、ジョン・レノンにも似てますかね。
曲の長さもヴェルベッツしていて10分を超える大作です。でも、飽きずにじっくりと聴ける曲だと思います。ヴェルベッツとの違いの1つにはヴァイオリンがよりメロウに使われているところでしょうか。この辺に現代のインディー・ポップらしさを感じます。
「STRAYS」
これもヴェルベッツっぽいと言えばヴェルベッツっぽいのですが、ニック・ケイブに近い印象もありますね。サウンドから漂ってくる匂いが良いですよね〜。ニック・ケイブほど強烈なパーソナリティーは感じませんが、サウンド全体で漂うダークな・・・ダークでありながら落ち込みすぎない、その微妙な雰囲気が凄くいいなぁと思います。
「TERRA FIRMA」
ヴェルベッツやドアーズが好きな方ならピンとくるムードを持った楽曲だと思います。
こういうタイプの曲を演奏するバンドって、途中でギター・ノイズをばら撒きそうな・・・そんなパターンなのですが、そうじゃなくヴァイオリンでインディー・ポップっぽく持っていく・・・そこにこのバンドの特徴を感じます。
「CHRISTOPHER」
先からインディー・ポップさを強調していますが、それと同時にヨーロッパ的なセンスを感じますね。特にこの曲のアレンジで、その特徴がハッキリとしています。その辺がニューヨークのアンダーグラウンドっぽさとの大きな違いに繋がっています。
曲自体はルー・リードやボブ・ディランっぽい気もしますが。
写真を見る限り、ルックスも良いですし・・・なんかサウンドに合ってますよね、ルックスが(笑)。まぁ、その辺も併せて、ブレイクを期待したいなぁと思います(笑)。
最近、このコーナーは海外誌から情報を得て書くことが多いのですが、今回は、どれぐらい注目を集めているバンドなのか全く情報がないので・・・どうなるか全く予想が付かないのですが、それだけに余計に応援したい気持ちも強いです(笑)。
今回は、ロンドン出身のヴェルベット・アンダーグラウンドを思い起こさせるバンドOrphans & Vandals をご紹介いたしました。
「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日のニュースはこちら!!」
「MGMT、次作のプロデューサーはケミカル・ブラザーズに」
記事→ BARKS
「本日のニュースは、MGMTのニュースです。
今年最もヒップな存在となった新人バンドMGMT。サマソニでのライブも大好評でしたが、次作の話題が入ってきました。なんとケミカル・ブラザーズをプロデューサーに迎える構想があるようです。
もともとケミカル・ブラザーズがMGMTのアルバムを気に入り、彼らにメールを送ったことからやり取りが始まり、そのやり取りの中でプロデュースの話へと発展していったようです。
MGMTのアンドリューによれば”ケミカル・ブラザーズと一緒に、これまでにないサウンドを作り出すことになるだろう”と語っています。期待が高まる組み合わせですね〜。両者の組み合わせが大きなケミストリーを生むのか?大変楽しみです
それでは、MGMTの曲を1曲お聴きください。
MGMTで”ELECTRIC FEEL”。」
視聴→ YouTube
「MGMTで”ELECTRIC FEEL"でした。
ケミカル・ブラザーズとのコラボの記事でしたので、今回はテクノ・アーティストとの組み合わせ繋がりでジャスティス・ミックスで聴いていただきました。
また、アンドリューは”ダンス・ミュージックには絶対ならないと思う”とも語っているのですが、もともとケミカル・ブラザーズは、テクノであるのと同時にサイケデリックな要素も強いアーティストなので、MGMTの相性は案外良いんじゃないかなぁと思います。
とにかく、おおいに期待してMGMTの新作を待ちたいともいます。」
試聴→ MySpace
Oracular Spectacular
オラキュラー・スペクタキュラー
Oracular Spectacular [12 inch Analog]
(このコーナーはラジオ風のコーナーで、ディスク・ジョッキーのつもりで進めております。ラジオを聴くつもりで読んでいただければ幸いです)
−今回は後半です。−
「続きましては音楽ニュースのコーナーです!
最近あった音楽ニュースから気になったニュースをピック・アップします。今回のニュースはこちら!」
「OASISのニュー・アルバム『Dig Out Your Soul』収録曲をストリート・ミュージシャンがNYの路上で披露」
記事→ BOUNCE
「オアシスが非常にユニークな方法でニュー・アルバムのプロモーションを行うようです。
9月12日にニューヨークの街中で、ストリート・ミュージシャンがオアシスのニュー・アルバム”DIG OUT YOUR SOUL" からの数曲を演奏するというプロモーションを行ったようです。
面白い試みですし、最近、頻発しているネットでの無料配信でのプロモーションというデジタルな方法論に対して、もっと生で音楽に触れ合うというアナログな方法論を提示してきたところにオアシスらしさを感じます。
さて、ここで1曲新曲をお聴きいただくのですが、いままでは音のみで聴いていただいていましたが、今回はPVでご覧いただきます。
それではオアシスの曲をお聴きください。
オアシスで”THE SHOCK OF THE LIGHTNING” 。」
視聴→ YouTube
「オアシスで”THE SHOCK OF THE LIGHTNING”でした。
オアシスといえば、今週にはライブ中にノエルが乱入者に突き飛ばされるという事件が起きましたね。その日のライブは続行されたようですが、その後のライブは中止・・・延期かな・・・になった公演もあるようです。まぁ、大きな怪我に繋がらず何よりでしたが、怖いですね。その直後に、リアムが乱入者に殴りかかろうとしたのは・・・さすがですね(笑)。まぁ、本当に大きな怪我にならずに良かったです。」
「続いてのニュースはこちら!!」
「“デンマークのジザメリ”ザ・レヴォネッツがリミックスEPを無料ダウンロード配信中」
記事→ CD Journal
「デンマークのジザメリなんて呼ばれ方をしているんですか?
まぁ、それはともかく、レヴォネッツが9月から11月にかけての3ヶ月間連続でシングルを発表、その第1弾として無料EPの配信がスタートしたと言うニュースです。
ただ記事中にリンクしてある無料ダウンロードできるサイトが開かないんですよね〜・・・。なので、あまり有益性のない記事のような気もしますが、そのリミックス曲を聴いていただこうと思い、とりあえずピックアップしました。
それではレボネッツの曲を1曲お聴きください。
ザ・レボネッツで”DEAD SOUND” 。」
試聴→ Hype Machine
「レボネッツで”DEAD SOUND” 80 KIDZ ミックスでした。
原曲を知らなくても、普通に楽しめるヴァージョンだと思います。かなり原曲を無視していると言えなくもないですが、自然にテクノ・サウンドになっていて面白いなぁと思いました。
ちなみに10月、11月にリリースされるシングルはCDでもリリースされるようです。」
「続いてのニュースはこちら!!」
「90'sシューゲイザー、スワーヴドライヴァーの初期作3タイトルがボーナス・トラック付きで復刻!」
記事→CD Journal
「おもに90年代初頭に活躍したシューゲイザー・バンド、スワーヴドライヴァーの初期3枚の作品がボーナス・トラックつきで復刻されるというニュースです。
当時はそこそこ話題になり、それなりに人気があった・・・そういうポジションのバンドだと思うのですが、個人的には凄く好きなバンドでした。もろシューゲイザーというバンドではなく、荒廃したシューゲイザーとでも申しましょうか・・・グランジ的な殺伐とした雰囲気と、シューゲイザー的なトリップ感を併せ持つバンドで、同じフレーズの繰り返しが多いところも好みでした。
正直、ボーナス・トラックのために買い直すことはないですが、これを機会に久しぶりに聴いてみようかなぁと思っています。
それではスワーヴドライヴァーの曲を1曲お聴きください。
スワーヴドライヴァーで”SON OF MUSTANG FORD" 。」
視聴→ YouTube
「スワーヴドライヴァーで”SON OF MUSTANG FORD"でした。
この曲は確かデビュー・シングルだったと思うのですが、彼らの1つのピークはこのデビュー・シングルで、2つ目のピークはセカンド・アルバムにあるのではないかなぁと思います。この曲を最初に聴いたときには燃えましたね(笑)。まさにライドとダイナソーJRを足して2で割ったような感じでめちゃくちゃ期待していました。ただ、ファースト・アルバムはこういう勢いのある感じではなく、もっと・・・いわゆるシューゲイザー的なサウンドに近いものでした。
個人的には、もう少しこの路線で突っ走って欲しかったですね。久しぶりに聴いても、やっぱりカッコいいナンバーだなぁと思いました。」
「続いてのニュースはこちら!!」
「KANYE WESTがニュー・アルバムを年内にリリース予定であることが明らかに」
記事→ BOUNCE
「カニエ・ウエストのニュー・アルバムが早くも年内にはリリースされそうだというニュースです。
前作がリリースされたのが昨年の・・・確か秋頃だったと思うので、かなり速いペースでの新作リリースとなりそうです。
これだけの大物が、それもジェイ・Zの新しい作品に参加するなど多忙を極める中でのニュー・アルバム・リリースというのは、かなりのハイ・ペースといえるでしょうね。個人的には前作で初めてカニエ・ウエストの作品に触れ、非常に気に入り何度も何度も聴いたいました。それだけに、次作が早く聴けそうだという事で大変嬉しいです(笑)。
それではカニエ・ウエストの曲を1曲お聴きください。
カニエ・ウエストで”LOVE LOCKDOWN” 。」
視聴→ YouTube
「カニエ・ウエストで”LOVE LOCKDOWN”でした。
歌っていましたね〜。驚きました。これは、カニエが新しいモードに突入したということでしょうか?それとも、グラミーを選考している人たちへ”これなら文句ないだろう!”というあてつけでしょうか(苦笑)・・・おそらく前者でしょうね・・・と言うか後者はないでしょうね(笑)。
歌っていると言うことがまず話題になる楽曲だと思うのですが、トラックも素晴らしくいいですね〜、今回も。
ますますニュー・アルバムへの期待が高まる新曲だと思います。」
「はい。それでは本日最後のコーナーです。
新人紹介のコーナー!!
今回はジャガー・ラヴを取り上げたいと思います。
2000年代のシアトル・オルタナ・シーンを盛り上げたブラッド・ブラザーズとプリティ・ガールズ・、エイク・グレイヴスの元メンバーによって結成されたジャガー・ラヴのデビュー・アルバムがリリースされました。
当然、両バンドのフアンは”どんな激烈ロックを聴かせてくれるのだろうか?”と期待していただろうと思うのですが、これが予想を裏切る”どポップ”な作品に仕上がっているようです。
甲高いヴォーカルが特徴的なポップ・ソングで、今回聴いていただく曲はジャクソン5を下敷きにしたような非常に楽しいポップ・ソングに仕上がっています。
それではお聴きください。
ジャガー・ラヴで”I KISSED A GIRL"」
視聴→ YouTube
「いかがだったでしょうか。kid dの”ラジオな気分で”。
世間的には、いま3連休なんですね。皆様は3連休を満喫しておられるでしょうか?
そういえば・・・話は急に変わりますけど(笑)、先週は大物外国アーティストのテレビ出演がありましたね。スマスマにコールドプレイが、Mステにアヴリル・ラヴィーンとニーヨが・・・3人合わせたら凄いセールスですね(笑)。豪華な1週間でした。特にスマスマは、現役のUKロック・バンドが出演すると言うことは、あまり無いことだと思うので新鮮でしたね。まぁ、コールドプレイの場合、もうUKロック・バンドと言う枠に収まるようなバンドでもないですけどね〜。とにかく新鮮で楽しかったですね。
特に先週、当ブログではナイン・インチとヴァーヴの新作を聴き込んで感想を書くという・・・結構集中力を必要とする1週間だったので、いい息抜きになりました(笑)。まぁ、来週も集中するときと、スイッチをオフにするときとを使い分けつつお送りしたいと思います(笑)。
それでは今週はこの辺で。
次回まで、さようなら。」
ジャガー・ラヴ 試聴→ MySpace
ディグ・アウト・ユア・ソウル(初回生産限定盤)(DVD付)
Dig Out Your Soul
Lust Lust Lust
Raise
Take Me to the Sea
(このコーナーはラジオ風のコーナーで、ディスク・ジョッキーのつもりで進めております。ラジオを聴くつもりで読んでいただければ幸いです)
「こんにちは。Kid d です。今週も始まりました”ラジオな気分で”。」
「まだまだ残暑が厳しいですね。夜はかなり寝やすくなったものの、京都はまだまだ蒸し暑いです。さて、世間では政治、食品、大相撲と暗いニュース・・・暗いというか呆れるというか・・・そういうニュースばかりですが、ロックは話題に新譜のリリースがまだまだ続きます!!明るい話題も多いです!!今回もはりきって紹介していきたいと思います!!」
「まずは新譜コーナーです!!
本日の1曲目はメタリカで"THE DAY THAT NEVER COMES "です。」
視聴→ YouTube
「メタリカで”THE DAY THAT NEVER COMES”でした。
メタリカ、5年ぶりの待望のニュー・アルバムがリリースされました。90年代半ば頃から、常に賛否両論を繰り返してきたメタリカですが、原点回帰をしたと言われる今作は概ね好評のようですね。いわゆるスラッシュ・メタルなナンバーが多いようです。
ネットで数曲を聴いただけなので、あまり多くを語ることは出来ませんが、確かにスラッシュ感が強い”これぞメタリカ!!”というものになっている気がします。ただ、単に原点回帰したというものではなく、長いキャリアの中で身に着けた音楽的な素養もしっかり発揮されていて、円熟したメタリカがフレッシュにスラッシュ・メタルをやっている・・・そういう印象を受けました。”原点回帰”ということは、”昔の自分の焼き直し”という風に見られたりすることもあると思うのですが、この曲を聴いても、しっかりと今のメタリカのスラッシュ・メタルを鳴らしているような気がします。
いや〜、単純にこの曲カッコいいですね!!盛り上がります!!前作は結局買っていないのですが、この曲を聴いて今回はまた買おうかなぁと思っています(笑)。」
「では、本日の2曲目はフレンドリー・ファイアーズです。曲は”PARIS"。」
視聴→ YouTube
「フレンドリー・ファイアーズで”PARIS”でした。
当ブログでは今年の1月にご紹介しましたフレンドリー・ファイアーズのデビュー・アルバムが遂にリリースされました。・・・とは言っても、まだ輸入盤のみで、国内盤は9月24日リリース予定です。
いま聴いていただいた”PARIS"という曲をMySpaceで聴いて”これは良い!!”と思い、アルバムのリリースを心待ちにしていたのですが、期待を上回る作品を作ってくれました。
今年のサマソニで早くも来日を果たしていますし、このアルバムもかなり話題になっているようですね。イギリスのニュー・レイブの流れから出てきたバンドで、聴いていただいたとおり、ニュー・レイブ勢の中でもポップなメロディーとリズミカルなビートが特徴のバンドです。
1月にMySpaceを聴いた時点では、この”PARIS"という曲が飛びぬけてよく出来ていて、他の曲が少しパンチに欠けるかなぁという気もしていたのですが、アルバムは素晴らしい曲が揃っています。」
「それでは、もう1曲お聴きください。”JUMP IN THE POOL"。」
視聴→ YouTube
「フレンドリー・ファイアーズで”JUMP IN THE POOL”でした。
2008年、ニューレイブといえばレイト・オブ・ザ・ピアという新星も現れ話題になっていますが、同じニュー・レイブという流れから出てきた両バンドの個性が全く違うのが面白いですね。その個性の違いはPVにも出ていて、レイト・オブ・ザ・ピアが批評性やユーモア感覚に優れているPVであるのに対して、このフレンドリー・ファイアーズのPVは映像美というか美意識を強く感じさせる映像に仕上がっていますね。楽曲の方も同じで、ヨーロッパ的な美意識を強く感じさせるサウンドとメロディーのような気がします。
また、じっくりと聴き込んだら、ゆっくりと感想を書いていきたいと思います。」
「続きましては名盤コーナーです!!
ロックの歴史に残る素晴らしい名盤をご紹介するコーナー。
本日はスペシャルズの”MORE SPECIALS”をピックアップします。
1980年にリリースされたスペシャルズのセカンド・アルバムです。
通常スペシャルズを紹介する時は、まずファースト・アルバムを取り上げるのが普通だと思うのですが、今回はちょっと変化球で、このセカンド・アルバムを取り上げたいと思います。
凄く良いアルバムだと思うのですが、なかなか語られることのないアルバムなのでピック・アップさせていただきました。
今では、スカをロックやパンクに持ち込むというのは珍しくないスタイルですが、その先駆けとなり、ロック・フアンにスカを強く意識させた最初のバンドといってもいいでしょう。スカをロックに持ち込んだ元祖としてだけではなく、そのスタイリッシュな佇まいからはモッズを感じさせますし、ポリティカルなメッセージはパンクからの流れを感じさせます。そういった様々な要素が、いまだに多くのロック・フアンから愛される要因ではないでしょうか。
では、まず1曲お聴き下さい。
スペシャルズで”HEY LITTLE RICH GIRL ”」
視聴→ YouTube
「スペシャルズで”HEY LITTLE RICH GIRL"でした。
いや〜、いいですね〜。このコーナーで毎回言っているような気がしますが・・・名曲です(笑)。
お聴きいただきましたとおり、非常に優れたメロディーを書くバンドでもあります。凄くUKっぽいセンスに溢れていますよね〜。ファッションもそうですが、メロディーにも凄くイギリス的なセンスを感じますね。」
「それでは、もう1曲お聴きください。”I CAN7T STAND IT "。」
視聴→ YouTube
「スペシャルズで”I CAN'T STAND IT"でした。
このアルバムはスカという枠にとらわれず、より優れたソングライティングに目を向けたアルバムでもあります。そういった部分を感じていただける曲かなぁと思いピック・アップしました。そして、個人的にも大好きな1曲でもあります。スカだけではないスペシャルズの魅力が詰まった1曲だと思います。
さて、スペシャルズはこのアルバムをリリースした後に解散してしまったのですが、このたびイギリスのフェスで、オリジナル・メンバーがほぼ集まってライブを行ったようです。名義はスペシャルズという名義ではなかったようですが、再結成への期待が高まるステージだったようです。」
「はい。という事で第30回目の名盤コーナーは、スペシャルズの1980年の作品”MORE SPECIALS'”をご紹介しました。」
次回、後半に続きます。
メタリカ 試聴→ MySpace
フレンドリー・ファイアーズ 試聴→ MySpace
デス・マグネティック~ストロング・エディション
デス・マグネティック
Friendly Fires
Friendly Fires [12 inch Analog]
More Specials
(KID D の独り言)
2007年に再結成が発表されライブ活動を開始。そしてジャム・セッションを重ねるうちに作られていった11年ぶりのニュー・アルバムは、イギリスでは当然のごとく1位を獲得。ここ日本でもオリコンで10位にランク・インされるなど、以前よりも大きな支持と評価を得ています。
まず驚いたのが、ごくごく自然にザ・ヴァーヴのニュー・アルバムとしてこの作品が作られていることです。ブランクを感じさせないどころか、昔の自分たちをなぞっているような所も無く、そうかといって無理やり新しいヴァーヴを作っているような所もなく、ごくごく自然に現在のザ・ヴァーヴの音楽が鳴らされています。
まるで前作から2〜3年後に作られたのでは・・・といった印象すら与えるヴァーヴの4枚目のアルバムです。
ヴァーヴというのは元々サイケデリックな要素を強く持ったバンドで、デビュー当時はシューゲイザー・バンド的な見られ方もしたバンドなのですが、世間一般的には何といっても「ビター・スイート・シンフォニー」のイメージ・・・メロウでアート性と文学性ももったブリット・ポップ・バンド・・・そいうイメージが強かったのではないでしょうか。
解散後のリチャードのソロ・アルバムも歌を中心にしたものでしたし、余計にメロウな歌のイメージが強くなっていったのではないかなぁと思います。
しかし、今作ではそういった部分は皆無といってもいいほどです。
全ての曲が5〜8分ほどの長尺の曲ばかりで、全体のトーンはヘヴィなサイケデリックな作品です。そして、その長さと重さが必然であるかのごとく、じっくり聴けば聴くほどカタルシスをもたらす作品になっています。・・・カタルシスといっても、聴いて爽快な気分になるとか、すっきりするとか、そういうものでは全然ないですけどね(苦笑)。
サウンドのうねりにズブズブとはまっていくようなカタルシスですね。
しかし、そういったヘヴィなサイケデリックの中でも、歌がしっかりと立っているのはさすがヴァーヴ、さすがリチャードといったところですね。
こういうサイケデリック・サウンドだと、歌もその中に溶け合ったり、悪いものになると完全に埋没するパターンが多いのですが、歌がしっかりと立っていますね。その辺が大きなセールスに貢献しているのかなぁという気もします。
とにかく伝説と化していたバンドの11年ぶりの復活作・・・などという言葉は全く不要です。
ただ、ザ・ヴァーヴというバンドが、最高のエネルギーを注ぎ込んで、今のヴァーヴを表現しきった。それだけで素晴らしい作品が出来上がるということを証明した1枚だと思います。
試聴→ MySpace
01.SIT AND WONDER
再結成後、最初にリリースされたシングル・ナンバー。
アルバムの冒頭から大作と呼びたくなるエネルギーが充満したサイケデリックなナンバーなのですが・・・結局このテンションと、濃密度なエネルギーがラストまで続きます。
へヴィでボトムのどっしりとしたナンバーです。
02.LOVE IS NOISE
先行シングルナンバー。
以前わたくし、”ビター・スウィート・シンフォニー”のようなメロウな曲ではなく、この力強い高揚感のあるナンバーをシングルを持ってきたところに、今回のヴァーヴの再結成の本気を感じると書きましたが違いますね…。単にキャッチーな曲がこの曲しかなかったからシングルになったんでしょうね(苦笑)。
同じコーラスがループしていく中、力強い演奏と歌で高揚感が増していく、なんとも盛り上がるナンバーです。非常にキャッチーなシングル向けのメロディーを持ったナンバーですが、そんなナンバーですら5分以上あるという・・・妥協という言葉を知らないヴァーヴの姿勢が伺えます(笑)。
03.RATHER BE
ソウルフルなリチャードの歌がいいです。
コーラスのせいかもしれませんが、ゴスペルのような壮言さすら感じさせます。
04.JUDAS
へヴィなナンバーが多い中、この曲はメロウで爽やかな部類に入るのではないでしょうか。浮遊感のあるギターと優れたメロディーが心地いいナンバーです。
心地よさはあるものの、心を搔き毟られるような、そういうひかかりを持っているところはさすがにヴァーヴです。
05.NUMBNESS
ヴァーヴ流のブルースとも言えそうな、へヴィでサイケなナンバー。サウンドのへヴィさもさることながら、リチャードのヴォーカルも痛みを感じさせるへヴィなものです。
このスロー・テンポなナンバーを飽きさせずに6分半聴かせる演奏陣の力も素晴らしいですね。
06.I SEE HOUSES
前曲に引き続くような形で始まるナンバーで、前曲と同様へヴィなナンバーです。前曲がヴァーヴ流のブルースだとしたら、こちらはソウル(魂)ナンバーといったところでしょうか。歌詞がないのでわからないですが、曲の雰囲気からは“痛み”を感じさせる・・・そんなナンバーです。
07.NOISE EPIC
これでもかと言わんばかりにサイケな8分を超すナンバー。
このアルバムの中では比較的ロック度の高いアップ・テンポな力強いナンバーでもあります。ラストはよりハードなパートへ突入していきます。ここでのカタルシスは圧巻と言えるでしょう!!
09.COLUMBO
浮遊感のあるギターがサイケなムードを作っているナンバー。後半、よりグルーヴィーな演奏になっていきます。
10.APPALACHIAN SPRINGS
ラストも悲しいトーンのナンバーです。こういうメロディーを歌わせたら、リチャードの右に出る者はいないですね〜。リチャードの魂の歌が爆発しています。
それにしても、以前”ラジオな気分で”でも言いましたが、バンドって不思議ですね。
リチャードのソロの作品も素晴らしかったですが、ソロでは絶対に生み出せないケミストリーがここにはありますからね〜。
またソロの活動に戻るという話もありますが、今度は11年もあいだを空けずに活動してほしいですね。
FORTH(初回限定盤)(DVD付)
Forth
「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日のニュースはこちら!!」
「マーキュリ・プライズ、エルボーが受賞」
記事→ BARKS
「本日のニュースは、エルボーのニュースです。
今年リリースされたエルボーのニュー・アルバム”THE SELDOM SEEN KID”がマーキュリー・プライズを受賞しました。
今年は、レディオヘッド、ラスト・シャドウ・パペッツ、アデル、ロバート・プラント&アリソン・クラウスといった日本でも話題になったアルバムがノミネートされていました。この4組と比較すると、日本では全く話題になっていないエルボーのアルバムは地味な印象を与えるかもしれないですね〜。ただ、リリース当時からイギリスの各音楽誌は大絶賛でしたし、もともと通受けするタイプのバンドなので、そういった意味ではこの賞の受賞は順当な結果なのかもしれません。
それでは、エルボーの曲を1曲お聴きください。
エルボーで”GROUND FOR DIVORCE”。」
視聴→ YouTube
「エルボーで”GROUND FOR DIVORCE"でした。
そういえば、このアルバムって日本盤リリースされていましたっけ?レビューを読んだ記憶がないのですが・・・。とにかく素晴らしいアルバムでしたし、この賞を受賞したことで少しでも注目を集めればいいなぁと思います。
ちなみにレディオヘッドのコリンも”素晴らしいアルバムだ。彼らほど(この賞に)相応しい人はいない”とのコメントを出しています。」
試聴→ MySpace
The Seldom Seen Kid
KID D(D) : 今回はザ・ヴァーヴのニュー・アルバム「FORTH」を取り上げたいと思います。
KID A(A) : また尿路結石だって?
(D) : そうなんですよ。
(A) : じゃ、また強烈に痛かったんだ。
(D) : そうですね。経験のある人はわかると思いますけど相当な痛みですね。
(A) : 何回目だっけ?
(D) : 3回目です。1回目は「自分は死ぬんじゃないか」と思いましたけど、さすがにそこまでうろたえる事はなくなりましたね。
(A) : もうベテランだね。
(D) : そんなキャリア積みたくないですよ。
(A) : で、もう大丈夫なの?
(D) : まぁ、だいたい1日以内で痛みは引くんで、もう大丈夫です。
(A) : 1日でいつもの日常に帰還なんだ。
(D) : まぁ、だいたいはそうですね。
(A) : ヴァーヴは帰還までに11年かかったみたいだけどね。
(D) : ・・・僕の痛みは、話の前フリですか。
(A) : まぁ、いいじゃない。こうやって元気にヴァーヴの素晴らしいアルバムも聴けるんだから。
(D) : ・・・確かにヴァーヴのアルバムは良かったですけど。なんか誤魔化された気が・・・。
(A) : イギリスだけじゃなく、日本でも売れているんだってね。
(D) : そうなんですよ。オリコンの総合チャートでベスト10入りしたんですよ。
(A) : ヴァーヴってそんなに人気があったの?
(D) : いや、実際オリコンでベスト10入りしたのはヴァーヴにとって初めてのことらしいですよ。
(A) : 11年ぶりの再結成でリリースしたアルバムが、最高のチャート・アクションって・・・凄いよね。新しいフアンを獲得しているということだからね。
(D) : そうですね。まぁ、サマソニのトリを務めたことで、ロック専門誌以外の様々なメディアにも登場して注目度が高まる中でのリリースでしたしね。実際ライブも素晴らしかったらしいですよ。
(A) : らしいね。そう考えると、やっぱりサマソニが日本のロック・シーンにもたらしているものは大きいのかもしれないね。
(D) : で、イギリスでも1位ですよ。
(A) : それは君の尿路結石と一緒だよ。
(D) : はぁ?どういうことですか?
(A) : 最早、珍しくもなんともないということだよ。もう当たり前の出来事だよ。1位を取るのは。
(D) : ・・・なんで僕が尿路結石になるのが当たり前のことなんですか!
(A) : だって、この4,5年の間に3回だよ。3回!!
(D) : ・・・まぁ、そうですけど。
(A) : ただ、そんなにとっつきやすいアルバムではないじゃない。ポップなアルバムでもないし。結構サイケデリック色が強いし。それに何といっても1曲が1曲が長いでしょ。
(D) : 長いですね。全10曲で64分弱ですから、単純に言って1曲6〜7分ありますね。
(A) : 実際そうなんだよ、単純に言わなくても。特別に長い曲が1曲あったりするわけじゃないんだから。どの曲も平均的に長いんだよ。
(D) : そうですね。
(A) : 君はこのアルバムを聴き始めた時に石で痛みが出たけど、聴き終った頃にはもう石が出ていたらしいじゃない。相当長いよ。
(D) : 嘘をつかないでください!!嘘を!!そんなにすぐ出ないですし、音楽を聴くような余裕がある痛みではないんですよ。
(A) : いや、でもブログを読んでくださっている方は思っているよ。
(D) : 何をですか?
(A) : すぐ翌日にはブログを投稿している姿を見て「本当に痛みがある時も音楽を聴いているんじゃないか。」って。
(D) : そんなこと誰も思わないですよ。良くなったから投稿しただけで。それはともかく、元々そういうバンドでしょう。昔からサイケデリックな要素の強いバンドでもありましたし曲は長いですよ。
(A) : だからこそ、サマソニの影響があったとは言え、この受け入りれられ方は凄いと思うわけだよ。
(D) : そうですね。しかし今回のサマソニがヴァーヴとしては初来日ですからね。しっかりとライブを見せればバンドのポテンシャルが伝わるし、キャッチーな曲が無くてもどれだけ凄いバンドかということが伝わるということでしょ。
(A) : そう考えると幸福な受け入れられ方をしたのかもしれないね。バンドの本質を損なうことなく・・・損わなかったからこそバンドのポテンシャルが思いっきり発揮されて、そのポテンシャルの大きさによって受け入れられたという。
(D) : そうですね。特に後半はへヴィな曲も多いですしね。
(A) : そうそう。へヴィで長い。
(D) : でも、だからこそ大きなエネルギーも感じるんですよね。
(A) : そうだね。これだけの曲の長さは必然だと思わせる説得力があるよね。
(D) : そうなんですよね〜。
(A) : まぁサイケデリックだけど歌メロはしっかりと立っているよね。
(D) : 最低限それはないとやっぱり売れないでしょうね。それに、だからこそヴァーヴなんでしょうね。
(A) : でも、この後半のへヴィなグルーヴは君の場合よけいに説得力があっただろうね。
(D) : はぁ・・・。なぜですか?
(A) : だから、強烈な痛みを抱えている時に、こういうへヴィな音楽を聴くと身に染みるんじゃないかなぁと思ってさ。
(D) : だから・・・聴いてませんて!!痛くてそれどこじゃないって言ってるでしょ!!
(A) : いや〜、怪しいもんだよ。
(D) : 怪しくないです!!
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