改めて、今年1年ありがとうございました。
年内は、昨日の投稿で最後になります。
ご挨拶は、ミュージック・アワードの前にさせていただきましたので、ここでは省略させていただきます。
年明け3日間は、実家に帰りますので更新はお休みの予定で、4日か5日から再開の予定です。
年明け一発目は・・・ご挨拶が入るかもしれませんが、その後の一発目はアワードのBEST ALBUM 編の1位、そしてその後にもアワード企画・・・新企画を、そして1月は毎年取り上げているBBC が発表している期待の新人アーティスト、そしてその他の海外音楽誌の2009年期待の新人アーティストも発表され次第、どんどん取り上げていきたいと思います。
2009年、より面白いブログになるように・・・毎年、年の瀬になると反省ばかりしているのですが(苦笑)、来年こそは、あまり反省せずに済むように頑張りますので、またお付き合いください。
それでは、今年も1年ありがとうございました。
良いお年を!!
2008年12月
2008年KID D ミュージック・アワード!!
今回はBEST ALBUM編、今回は2位と3位です。
やっと、ここまで来ました(笑)。
(BEST3の作品のみBEST TRACK3曲選んでいます)
2位 TV ON THE RADIO / DEAR SCIENCE
日本の某音楽誌で・・・ミュージック・マガジンなのですが(笑)、ミュージック・マガジンを立ち読みしていたら(スミマセン)、このアルバムを合評で取り上げていて、名前は忘れたのですがその中の1人が「業界のリトマス試験紙」といった感じの言葉で、TV ON THE RADIO のことを表現していたのを見て、思わす「上手いこと言うなぁ〜。」と感心してしまいました(笑)。
ただ、個人的には、このサード・アルバムは「リトマス試験紙」的な存在からTV ON THE RADIO が一歩、脱却を果たした作品だと思います。
ニューウェイブ、エレクトロ、ゴスペル、ジャズ、ソウル、ファンクといった音楽をエクスペリメンタルに再構築をするその音楽性は、英米のメディアやミュージシャン、熱心なフアンからは常に絶賛されてきました。
しかし、キャッチーな要素が多くあるわけでもなく、音楽性の幅広さ、先鋭性は掴みどころの無さにも繋がっていました。だからこそ「業界のリトマス試験紙」という言葉がしっくりきたのですが、どこか分かる人には分かるだろうといった雰囲気が漂っていたのも確かだと思います。
しかし、このサード・アルバム。
基本的な音楽性に大きな変化があったわけではありません。
ただ1つ1つの楽曲は、より掴みどころがはっきりし、ポップになった印象があります。そのぶん、1曲1曲の力が増した・・・そんな作品になっています。
今までのTV ON THE RADIO はロック・フアンの為のロックだったような気がします。様々な音楽をミックスしているにもかかわらず、ロックを多く聴き、慣れ親しんできた人の為のロックだったような気がします。そのぶん先鋭性もあったわけですが、今作でその先鋭性は、もっと開かれた音楽として提示されたのだと思います。
TV ON THE RADIO が生み出した新しいグルーヴが、肉体化された瞬間が刻まれています。
「FAMIRY TREE」はBEST SONG編で選出していますので、それ以外の曲からBET TRACK を選んでいます。
(NME 2位、Q 7位、 MOJO 20位、UNCUT 3位、 THE OBSERVER 10位、FILTER 4位、ROUGH TRADE 11位、PITCHFORK 6位、ROLLING STONE 1位、 SPIN 1位、 BILLBOARD 6位)
BEST TRACK 「HALFWAY HOME」
「GOLDEN AGE」
「LOVE DOG」
試聴→ MySpace
3位 NICK CAVE & THE BAD SEEDS / DIG!!! LAZARUS DIG!!!
この作品には驚きました!
僕が、ニック・ケイヴのアルバムを購入して、聴くのはかなり久しぶりのことでした。たぶん10年ぐらいは間隔が開いていると思います。別に嫌いになったわけではないのですが、アルバムを買わなかったという事は、某かの物足りなさを感じていたということでしょう。
そして、このブログの為にチェックした「TODAY'S LESSON」を聴いてびっくりしました!
「お〜!!カッコいい!!僕が求めているニック・ケイヴだ!!」
10年・・・たぶん10年以上は経っていると思うのですが、その間のニック・ケイヴの作品は追っていないので、ひょっとしたら今作だけが特に素晴らしいものになっているわけではないのかもしれません。継続して素晴らしい作品を作り続けていたのかもしれません。ただ、僕個人がこの作品から受けたインパクトは相当のものでした。
退廃的で人間の業の深さを感じさせる楽曲と歌、そしてストーリー性の高さは、僕が彼の作品を聴き始めた80年代後半と全く変わりありません。それどころか、歌声から溢れ出る焦燥感、サウンドのアグレッシブさも若かりし頃と全く変わりありません。それでいて、1つ1つの楽曲はより成熟していて、ソングライティング的には80年代後半、90年代前半の頃を凌ぐのではないかとすら思わせるものでした。
あまりにもニック・ケイヴらしい、ニック・ケイヴの良さに溢れた作品なので、ひょっとしたら実験性が足りない、変化が足りないと思われる方もおられるかもしれません。
しかし、現在、ここまでワイルドなニック・ケイヴ、退廃的なニック・ケイヴ、アグレッシブなニック・ケイヴ・・・そういったニック・ケイヴのイメージを引き受けながら、期待値を超える素晴らしい作品を作り上げたことは称賛ものだと思います。
時には闇を切り裂くような焦燥感溢れる歌で、時にはさらに深く闇に潜り込むようなブルージーな歌で、僕の心を揺さぶってくれました。
(NME 29位、 Q 10位、 MOJO 5位、UNCUT 8位、 THE OBSERVER 16位、THE SUNDAY TIMES 4位、 PITCFORK 32位、ROLLING STONE 35位、SPIN 18位、BILLBOARD 7位)
BEST TRACK 「TODAY'S LESSON」
「HOLD ON TO YOURSELF」
「LIE DOWN HERE (& BE MY GIRL)」
試聴→ MySpace
Dear Science
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Dig!!! Lazarus Dig!!!
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勝手にアワード!
2008年KID D ミュージック・アワード!!
BEST ALBUM編、今回は4位から10位までです。
英米の年間BEST ALBUM と比べると大物が多いラインナップになっていますね。
4位 LATE OF THE PIER / FANTASY BLACK CHANNEL
このアルバムが好きな1つ目のポイントは・・・
ブライアン・イーノやボウイを彷彿とさせる部分があって、そこがたまらなくツボ。
2つ目のポイントは・・・
音楽的なアイディアを結構詰め込んでいる。それも結構マニアックなものも放り込んでいる。
3つ目のポイントは
PVなどに見られる批評性。
これは天然なのか知性に裏打ちされたものなのか不明(苦笑)。
しかし、一番好きなのはロックのダイナミズムを感じさせてくれることです。ポップでもない、ダンス・ミュージックでもない、ロックのダイナミズムを感じさせてくるところが好きです。ニュー・レイブと言われるバンドの中で、最もニューレイブと関係ない場所に位置するバンドだと言えると思います。…僕も、紹介する時は利便上、ニュー・レイブ・シーンから現れた・・・と何度も書きましたが(苦笑)。
マニアックなネタを、子供がおもちゃ箱をひっくり返すかのような、破天荒でエキセントリックな構成の楽曲の裏にあるのは、ごくごく真っ当なロックのダイナミズムとエモーションと批評性だと思います。
アルバム全体的に好きなのですが、特に8〜10曲目の流れが大好きでBEST TRACK もその中から2曲選んでいます。上は勢いとPVで見られるアイロニカルなセンス&批評性が、下はブライアン・イーノとダンス・ミュージックが融合したかのようなアイディアと快楽度の高さが素晴らしかったです。
(NME 18位、 THE OBSERVER 48位)
BEST TRACK 「FOCKER」
「THE ENEMY ARE THE FUTURE」
試聴→ MySpace
5位 LAST SHADOW PUPPETS / THE AGE OF THE UNDERSTATEMENT
アレックス・ターナーの才能の深さと広さを改めて感じた作品でした。
アレックスがラスカルズのマイルズ・ケインと新しいユニットを立ち上げると聞いたとき、きっとリラックスした趣味的なものになるだろうと思った方も多いのではないでしょうか?ここまで本気で熱のこもった作品が聴けるとは思っていなかったです。
マカロニ・ウエスタンのサントラ、スコット・ウォーカー、バート・バカラックといった音楽からの影響を前面に出した、ストリングスの響きもロマンティックな、どこかオールディーズな響きをもったサウンドです。
ビートルズの流れでもない、ストーンズの流れでもない、フーでも、ボウイでも、ピストルズでもスミスの流れでもない、ギター・ロックを作り出した・・・そのコンセプトのユニークさと、センス、才能は素晴らしいものがあるなぁと思いました。
さらに今まで以上にメロウな曲を歌う、ヴォーカリスト・アレックスの才能を再認識した作品でもありました。
(NME 15位、Q 24位、MOJO 2位、THE OBSERVER 27位、ROUGH TRADE 48位)
BEST TRACK 「THE AGE OF THE UNDERSTATEMENT」
「MY MISTAKES WERE MADE FOR YOU」
試聴→ MySpace
6位 BECK / MODERN GUILT
今年は、90年代のロック・シーンを支えたいくつかの大物アーティストが、新たなモードへ突入したことを感じさせてくれる作品をリリースしたことも印象に残った年でした。
オアシス、プライマル、今年では無いですがレディオヘッド、ここ数年のNINの活動は90年代の全盛期からのモード・チェンジを感じさせるものでした。その中でも、最も完成度の高い作品を提示してくれたのはベックだと思います。
「オディレイ」以後、オディレイ的なサウンドを封印したベック。そして前々作で遂にオディレイ的なサウンドを解禁したベック。そのベックが何の制約も無くなった地点から作り上げた・・・真っ白な地点から作り上げた作品と言えると思います。
デンジャー・マウスをプロデューサーに迎え、ユニークなビートとサイケデリックなサウンドが融合した世界は、とてもクリエイティブで、圧倒的に美しいものでした。
90年代は、ベックが提示したサウンドが、そのまま時代のトレンドになっていた感がありましたが、コンセプト云々が全く関係のない、自由な態度で作られたこの作品が結果的に、2008年の1つの流れでもあるサイケデリックとリンクしたことも面白いなぁと思います。
(NME 38位、Q 23位、 MOJO 19位、UNCUT 39位、ROLLING STONE 8位、SPIN 15位)
BEST TRACK 「CHEMTRAILS」
「VOLCANO」
試聴→MySpace
7位 NAS / UNTITLED
とにかく音楽としてクオリティーの高い1枚だと思います。
ヒップホップ界の超大物NAS のニュー・アルバムは、非常にバラエティーに富んでいて、それでいてどのトラックも素晴らしいクオリティーのものばかりです。イケイケのファンキーで派手なトラックから、ジャジーなもの、ストリングスの効いたもの、どれも聴き応えがあるものばかりでした。
ある意味成熟を感じさせるサウンドだとも思います。
ただ、もともとはニガーとなる予定だったタイトルからも窺えるのですが、歌詞は相変わらずへヴィなもののようなのですが・・・日本盤に訳詞が付いていないんですよね〜。
ヒップホップのアルバムを日本盤で買って、それで訳詞が付いていないというのは・・・この点は少しマイナス・ポイントです。
(ROLLING STONE 43位、SPIN 29位)
BEST TRACK 「HERO」
「N.I.*.*.E.R」
試聴→ MySpace
8位 KEANE / PERFECT SYMMETRY
困難な時期を乗り越え、見事な復活を飾ったキーンのサード・アルバムです。
まず先行シングルとなった「SPIRALLING」に度肝を抜かされました。今までの叙情的なナンバーとは全く違う、ダンサブルでニューウェイブ色の強いナンバーは新しいキーンを予感させてくれました。
そしてアルバムは、確かに80’S色が強まった作品でしたが「SPIRALLING」ほど大きな変化を感じさせるものではありませんでした。どちらかと言うと、今までのキーンの特徴であるグッド・メロディーの中に、上手く80’Sの要素を落とし込んだ・・・そんな印象を受けました。
しかし、サウンドの変化以上に、作品全体に漲るポジティブな空気感、タフで逞しさを増した歌と演奏、そしてそういったものがもたらすフレッシュさが素晴らしい作品でした。
しかし、そうした変化がなぜ訪れたかと言うと「SPIRALLING」に象徴される大胆な変化へのチャレンジがあったからこそで、だからこそ、ポジティブで逞しく、フレッシュな作品が出来上がったのだと思います。
(Q 12位)
BEST TRACK 「SPIRALLING」
「PERFECT SYMMETRY」
試聴→ MySpace
9位 REM / ACCELERATE
個人的にはもっと評価されていいアルバムだと思うのですが・・・。
現代のロックを代表するバンドの1つ、REMがアグレッシブなモードで作り上げたロックン・ロール・アルバムです。パンクと言ってもいいほどです。
ビル・ベリーの脱退、反ブッシュを訴えながら敗れた前回のアメリカ大統領選挙、2000年代のREM はある意味、苦難との戦いであったかもしれません。しかし、この作品によってそういった場所から一歩抜けたような気がします。
アグレッシブなサウンドだけではなく、生き生きとしたメロディーも作品の躍動感に繋がっています。
REM の底力を存分に感じさせてくれたロックン・ロール・アルバムでした。
(Q 36位、UNCUT 44位、THE SUNDAY TIMES 9位、SPIN 26位)
BEST TRACK 「MAN-SIZED WREATH」
「SUPERNATURAL SUPERSERIOUS」
試聴→ MySpace
10位 SIGUR ROS / MEO SUO I EYRUM VIO SPILUM ENDALAUST
とにかく、アルバムの冒頭を飾る「GOBBIEDIGOOK」のインパクトが大きかったです。正直言うと、アルバムを聴いた回数で言ったら11〜20位に入る作品かもしれません。ただ、この曲のインパクトが、アルバム自体の印象にも大きく影響し、BEST ALBUM の選出を考え始めた時から、10位以内に入れることは決めていました。
・・・とは言っても、アルバム全体を通しても素晴らしい作品であることは間違いありません。そして、それと同時大きな驚きを与えてくれた作品であることも間違いありません。
ざっくりと言ってしまえば、ネガからポジへ、悲しみから喜びへと表現の方向性が変わった、新しいシガー・ロスの姿を見せてくれた作品です。
悲しみと絶望の世界から、祝福の光に満ちた希望の世界へ・・・こういった変化は表現の世界では珍しくないことかもしれませんが、その変化の第一声が「GOBBIEDIGOOK」という全く新しい文脈のサウンドで語られたことは特筆すべきことだと思います。
(Q 11位、MOJO 17位、UNCUT 33位、THE OBSERVER 22位、THE SUNDAY TIMES 14位、LAST.FM 10位、PAST MAGAZINE 2位)
BEST TRACK 「FESTIVAL」
「ARA BATUR」
試聴→ MySpace
Fantasy Black Channel
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The Age of The Understatement
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Modern Guilt
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「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日は1週間のニュースから気になった3本のニュースを、まとめてお送りいたします!!」
「サマーソニック09の開催が発表に! 今回はなんと3日間開催!! 」
記事→ RO69
「本日はアワード・・・アルバムのTOP10を前に一休みして、1週間の音楽ニュースから気になった3本をさくさくとお送りいたします。まずはサマソニのニュースです。
サマソニ09の日程が発表されたのですが、来年は3日間開催となるようです。以前ロッキン・オンのインタビューでも主催者が3日間開催を考えていることを語ったりしていましたが、10周年を迎える来年にその構想を実現させるようです。
サマソニに愛されたバンドといえばこのバンド!と言う事で、カサビアンの曲を選びました。
それでは、カサビアンの曲をお聴きください。
カサビアンで”CLUB FOOT"”STUNTMAN"。」
視聴→ YouTube
「カサビアンで”CLUB FOOT"と”STUNTMAN" でした。
ブッキングに定評のあるサマソニですが、最近は世界的にフェス・バブルでアーティストのギャラも高くなっているといわれる中で、1日増やして大丈夫なのだろうか・・・ブッキングの質が薄まらないだろうか・・・などとも思ってしまいますが、10周年の記念すべき年ですし、期待したいですね!
再結成のブラーは?今年の秋以降に新譜をリリースしたガンズは?メタリカは?キングス・オブ・レオンは?キラーズは?来年リリースが予定されているフランツは?ヴューは?常連のカサビアンやゼブラヘッドは?あっ!と驚く大物の出演はあるのか?再結成組はあるのか?注目の新星は誰なのか?いまから期待が高まりますね!!」
「続いてのニュースはこちら!!」
「コールドプレイからのクリスマス・プレゼント リミックス曲の無料配信開始」
記事→ RO69
「クリスマスは完全に過ぎていますが、コールドプレイからクリスマス・プレゼントのニュースです(笑)。まぁ、熱心なフアンの方は既にチェック済みだと思いますが、まだチェックされておられない方は、是非チェックしてみてください。
プレゼント内容は、”VIVA LA VIDA" のリミックス・ヴァージョンの無料配信です。オフィシャル・サイトにて1月5日まで実施しているようです。
それではコールドプレイの曲をお聴きください。
コールドプレイで”VIVA LA VIDA"です 。」
視聴→ YouTube
「コールドプレイで”VIVA LA VIDA” でTHIN WHITE DUKE MIXでした。
今年は・・・今年もですかね、コールドプレイは大活躍でしたね。来年は単独での来日公演もありますし、この勢いはまだ続きそうですね。」
「続いてのニュースはこちら!!」
「2008年にMySpaceで最も人気のあったアーティスト、1位はゴリラズ」
記事→ BARKS
「今年、MySpaceで最もFRIENDS の登録数が多かったアーティストが発表されています。
1位は何と、今年活動していないゴリラズだったようです。これはデーモンのほかの活動や話題が大きく影響したようです。更に、最も視聴されたミュージック・ビデオも掲載されています。1位はマドンナで「4 MINUTES」だったようです。こちらは今年リリースされた話題のナンバーなので、当然といえば当然かもしれませんね。
それでは、FRIENDS部門とミュージック・ビデオ部門の両方にランク・インしているオアシスの曲をお聴きください。
それではオアシスの曲をお聴きください。
オアシスで”I'M OUTTA TIME"です 。」
視聴→ YouTube
「オアシスで”I'M OUTTA TIME” アコースティック・ヴァージョンでした。
やはり豪華なメンツが名を連ねていますね。その中で活動をしていないゴリラズが1位だったわけですが、それだけにますますブラーの再結成は注目の的となりそうですね。」
Kasabian (CCCD)
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Empire
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Viva la Vida
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Dig Out Your Soul
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勝手にアワード!
2008年KID D ミュージック・アワード!!
BEST ALBUM編第3弾です!
今回は11〜20位までです。
ここからBEST TRACK は2曲選んでいます。
世間的にも大ヒットしたアルバムや今年を象徴するアルバムから、個人的にはもうチョット評価されていもいいと思うんだけど・・・と思う作品まで揃っています。
それでは・・・!!
11位 PERFUME / GAME
昨年、この11位という順位には知人が在籍するバンドを別枠として挙げたのですが、今年も別枠扱いでこのアルバムを挙げたいと思います。聴いた回数やお気に入り度ではもっと上でもいいのですが・・・他が洋楽のロックが中心なので、自分の中で比較がしにくい・・・ということで別枠扱いにしたいと思います。
洋楽のテクノ、エレクトロ、テクノ・ポップなどからの影響が強いサウンドと、非常に優れたポップ・ミュージックとしての機能を持つメロディーが融合、新たなポップ・ミュージックとしての形を世に提示した1枚と言えると思います。
2008年最も大きなセールスを挙げたわけではないかもしれませんが、最も大きな現象となったアーティストですよね。そういった意味においても2008年の日本の音楽シーンの代表作の1枚と言えると思います。
洋楽フアン的には、ジャスティスやニュー・オーダー、アンダーワールドなどからの影響が見え隠れするところも楽しいポイントではないでしょうか。
BEST TRACK・・・あと4曲は挙げたかったのですが(笑)、泣く泣く2曲に絞りました。単によく聴いた2曲です。
BEST TRACK「BUTTERFLY」
「PUPPY LOVE」
視聴→ Yahoo!動画
視聴→ YouTube
12位 COLDPLAY / VIVA LA VIDA on DEATH AND ALL HIS FRIENDS
全世界的に最も成功をおさめたロックのアルバムですね。
コールドプレイらしい優れたメロディーは詰まっていますが、今までのようなポップなアルバムでは無かったですね。ブライアン・イーノがプロデューサーを務めていることからも予想されたとおり音楽的な冒険心に満ちた作品でした。今までのコールドプレイには無い実験的な要素、そして一気に詰め込まれた情報量。今までのコールドプレイには無い魅力が詰まっています。
では、コールドプレイの表現の根幹が揺らいだのかと言うと、僕はそうは思いません。
今まで、コールドプレイのメロディーから、過剰なコミュニケーション願望みたいなものを感じていました。ただいいメロディーを書きたいというだけではなく、そのメロディーによって多くのオーディエンスと繋がっていたいという、凄く健全なポップ・ミュージシャンとしての欲求を感じていました。
今作での過剰な情報量の多さは、そのコミュニケーションを次のレベルに深めたい・・・より深く繋がっていたいという願望の現れのような気がします。
今までと比べれば、多少キャッチーさに欠けていたかもしれない作品にも関わらず、今まで以上の成功をおさめたのは、その健全なコミュニケーション願望が根源にあるからではないかなぁと思います。
BEST SONG編で「VIVA LA VIDA」を選んでいるので、それ以外の曲からBEST TRACK を選んでします。
(NME 31位、Q 3位、THE OBSERVER 25位、LAST.FM 1位、ROLLING STONE 7位、SPIN 9位、BILLBOARD 6位)
BEST TRACK「LOVERS IN JAPAN」
「VIOLET HILL」
試聴→ MySpace
13位 THE KILLERS / DAY & AGE
ファースト・アルバムの良さと、セカンド・アルバムの良さを兼ね備えた素晴らしいアルバムだと思います。
「これを待ってました!」というキラーズ・フアンは多くおられるのではないでしょうか。シンセの効いた煌びやかなサウンド、セカンド・アルバムで得たスケール感、そして両アルバムに共通していたポップでキャッチーなメロディー、さらにはいくつかでの曲で見られる・・・大胆と言うほどではないですが確実に見られる変化。どの角度から見ても、大きな満足感をフアンに与える1枚なのではないかなぁという気がします。
その中でもメロディーのクオリティーは、改めて凄いものがあるなぁと思いました。凄く煌びやかなサウンドとアレンジで、大袈裟になり過ぎそうなところをギリギリのところで抑え、絶妙なフックで胸を締め付ける切ないメロディー・・・絶品です(笑)!!
僕の中では、ポップなロックとしては今年1,2位を争う素晴らしい作品でした。
BEST SONG編で「SPACEMAN」を選んでいますので、他の曲からBEST TRACKを選んでいます。
(Q 22位、THE OBSERVER 24位、THE SUNDAY TIMES 12位)
BEST TRACK「HUMAN」
「A DUSTLAND FAIRYTALE」
試聴→ MySpace
14位 FLEET FOXES / FLEET FOXES
英米のメディアでは今年最も評価された・・・2008年を代表する1枚と言ってもいいと思います。コールドプレイがメジャー・シーンを代表する1枚なら、インディー・シーンを代表するのがこの作品なのではないでしょうか。
「バロック・ハーモニック・ロック」と評されるフォーキーなサウンド&歌は、あまりに美しく、あまりに完成度の高いものでした。こういった派手なキャッチーさは無いですが、自分たちの土壌を感じさせ、今までのアメリカの何でも拡大していくようなスケール感ではなく、小さくても1人1人の価値観が明確なコミューンをイメージさせるインディー・ロックが、新たなアメリカへの欲求と合致した・・・そういう側面はあるかもしれません。
しかし、FLEET FOXES の音楽自体は時代性とは無縁な場所でも色褪せず輝いていると思いますし、その輝きは時が経っても変わらないと思います。
そういった意味で、あまりに孤高で、あまりに気高い、素晴らしい作品だったと思います。
(NME 13位、Q 2位、MOJO 1位、UNCUT 2位、THE OBSERVER 23位、THE SUNDAY TIMES 1位、FILTER 2位、ROUGH TRADE 2位、PITCHFORK 1位、ROLLING STONE 11位、SPIN 5位、BILLBOARD 1位、PASTE MAGAZINE 6位)
BEST TRACK「RAGGED WOOD」
「YOUR PROTECTOR」
試聴→ MySpace
15位 MGMT / ORACULAR SPECTRACULAR
この作品も2008年を代表する1枚ですよね〜。最も高い評価を得たのはFLEET FOXES かもしれませんが、これからのアーティストに影響力を与えそうという意味では、この作品とヴァンパイ・ウィークエンドのデビュー・アルバムが一番かもしれません。
今年の頭に数曲聴いた段階では・・・去年だったかな、初めて聴いたのは・・・。とにかく初めて聴いた段階では「変わったバンドだなぁ」「ユニークなバンドだなぁ」ぐらいにしか思っていなかったのですが、今では、その時の自分の感性の鈍さに・・・・・、まぁ、よくあることなんですけどね(苦笑)。
独特のサイケデリアを伴ったサウンドは確かにユニークですし、今でも奇妙な感覚・・・初めて聴いた時に感じた奇妙な感覚は変わらなく感じます。しかしこのアルバムを聴いて、確固たる世界観をもった美しい音楽なのだなぁと思い直しました。
その奇妙な感覚は、美しさに奥行きを与え、聴けば聴くほど癖になる1枚となりました。
(NME 1位、Q 13位、MOJO 36位、UNCUT 27位、THE OBSERVER 6位、FILTER 1位、ROUGH TRADE 22位、LAST FM 2位、ROLLING STONE 31位、SPIN 10位)
BEST TRACK 「TIME TO PRETEND」
「THE YOUTH」
試聴→ MySpace
16位 BLACK KIDS / PARTIE TRAU MATIC
キャッチーでポップなメロディーでここまでワクワクさせてくれるインディー・ギター・ポップは久しぶりだなぁという印象を持ちました。いわゆるエキセントリックと呼ばれるインディー・ロック・バンドと比べると、あまりにも真っ当なインディー・ギター・ポップという感じもしますが、その中にもニュー・ウェーブ、ソウル、ファンク、ディスコなどの要素が詰め込まれていて、オーソドックスなギターポップ感と2008年ならではの鮮烈さを上手く併せ持った作品に仕上げていると思います。
ダンサブルでワクワクさせるキャッチーなメロディーと、常に根底に流れる切なさは何度聴いても素晴らしいです。。人生の切なさと、人生が切ないものだからこそ音楽にワクワクし、そしてダンスするという・・・そういう、ごくごく自然に僕の中で芽生え、育んできた自分のポップ・ミュージック感を改めて思い起こさせてくれた1枚でもあります。
BEST SONG編で「I'M NOT GONNA TEACH~」を選んでいますので、それ以外の曲からBEST TRACK を選んでいます。
(NME 43位、Q 44位、THE OBSERVER 39位、SPIN 22位)
BEST TRACK 「HURRICANE JANE」
「LOVE ME ALREADY」
試聴→ MySpace
17位 THE KILLS / MIDNIGHT BOOM
もう少し評価されてほしいアルバムです。
退廃的なロックン・ロールで人気のキルズが、SPANK ROCK をプロデューサーに迎え、様々なリズムにチャレンジ。新たな側面を見せてくれた作品です。基本的に2人のやっている事は、今までとそれほど変わらないのかもしれませんが、モダンなリズムを取り入れることで、非常に新鮮な作品に仕上がっています。
まさにロックン・ロールな作品だと思いますねぇ〜。ストーンズやツエッペリンが、モダンなブラック・ミュージックを取り入れて新たなロックを生んだように、モダンなロックン・ロールをこの作品で聴くことができます。ロールするキルズのロックン・ロール・アルバムです。
(NME 40位)
BEST TRACK 「CHEAP AND CHEERFUL」
「SOUR CHERRY」
試聴→ MySpace
18位 PORTISHEAD / THIRD
11年ぶりのサード・アルバムです。11年って凄いですね〜。セカンド・アルバム時に生まれた子も小学5年生ですよ(笑)。
しかし、そのインターバルを全く感じさせない作品ですね。時空を超えちゃってます(笑)。基本的にはポーティスヘッドらしいポーティスヘッドの音なのですが、凄いのは、ごく自然に新しい側面も見せてくれている事だと思います。まったくインターバルなく、自然にリリースされたかのようなサウンドに驚きました。そして、そのサウンドは11年経った今も、ごく自然に受け入れられたどころか、11年前よりも時代のリアリティーを持っているようにも思えました。
それだけ、ポーティスヘッドの音のスタイルに先鋭性があったという事なのでしょうね。
BEST TRACK は映像編で「MACHINE HEAD」のPV を選んでいますので、それ以外の曲2曲を選んでいます。
(NME 25位、Q 30位、MOJO 11位、UNCUT 1位、THE OBSERVER 9位、ROUGH TRADE 41位、LAST FM 3位、PITCHFORK 2位、SPIN 3位)
BEST TRACK 「SILENCE」
「THE RIP」
試聴→ MySpace
19位 THE SEA AND CAKE / CAR ALARM
もうベテランと呼んでもいいキャリアですよね〜。しかし、この作品はベテランと言うイメージを抱かせない非常にフレッシュなものに仕上がっています。
シカゴ音響派といわれるシー・アンド・ケイクですが、その個性的で繊細なサウンドの響きはそのままに、10歳年齢が若返ったのか?!と思わせるフレッシュなギター・ロックを聴かせてくれています。
ひょっとしたら、シー・アンド・ケイクノキャリアの中で最も弾けた作品なのでは?!・・・とさえ思わせてくれますね。
そのフレッシュで前向きなモードが、メロディーの良さにも繋がっていますし、作品全体にエネルギーを与えています。
BEST TRACK 「CAR ALARM」
「WEEKEND」
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20位 WOLF PARADE / A MOUNT ZOOMER
カナダのオルタナ・バンドのセカンド・アルバムです。
デビュー時に、アーケード・ファイアのウィンが「世界最高のバンド」と絶賛されたのですが・・・早くも世界最高のレベルを更新です(笑)!!これは素晴らしい!!今更ながら20位と言う順位は少し低すぎたかなぁと後悔しております(苦笑)。
前作では、2人いるソングライターの個性の違いがこのバンドのユニークさに繋がっていましたが、今作ではその個性が融合して、よりウルフ・パレードとしての個性が固まっているように思えます。そのぶん1つ1つの音が強くなっていますね。
このアルバムは全9曲で46分ほど・・・つまり1曲平均5分を超えているのですが、全く聴き飽きることが無いどころか、その長さだから伝わるエモーションがあります。その長さを必要とする物語性、そして曲の構成力は見事だと言えると思います!!
(SPIN 37位)
BEST TRACK 「LANGUAGE CITY」
「KISSING THE BEEHIVE」
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GAME
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Viva la Vida
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勝手にアワード!
2008年KID D ミュージック・アワード!!
BEST ALBUM編第3弾です!
今回は21〜30位までです。
今回のライン・ナップがBEST10でもいいぐらい、充実のライン・ナップです。
それでは!!
21位 FOALS/ ANTIDOTES
ファンク、アフリカン、レゲエをも飲み込んだユニークなリズム、切れ味の鋭いポスト・ロック的なギターが刺激的な1枚です。ポップなメロディーはありませんが、そんな音楽性でここまで話題に上ったのは、時代なのかバンドの実力なのか・・・その辺は今後試されることだと思うのですが、この作品を聴く限り、これからもやってくれると思いますし、今後さらに刺激的な、面白いロックを提示してくれるのではないか・・・そんな期待を抱かずにはいられないデビュー・アルバムです。
(NME 5位、THE OBSERVER 20位、FILTER 5位、ROUGH TRADE 47位)
BEST TRACK「THE FRENCH OPEN」
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22位 MARS VOLTA / THE BEDLAM IN GOLIATH
我が道を行くマーズ・ヴォルタ、ますます強力になって行っていますね(笑)。ドラマーの交代もエネルギーの増大に繋がっていると思います。一音一音の強度も凄まじいですね。
マーズ・ヴォルタの場合、テンションが落ちるとただただ難解な音楽になりがちだと思うのですが、瞬間瞬間のエネルギーが凄いので、こちらもテンションを落とさずに一気に聴いてしまいます。
そして、その演奏スタイルの凄さが目立ちがちなマーズ・ヴォルタですが、何気にメロディーがいいところもポイントですね。
BEST TRACK「GOLIATH」
試聴→ MySpace
23位 THE RACONTEURS / CONSOLERS OF THE LONELY
ジャック・ホワイト、ブレンダ・ベンソンなどから成るバンドのセカンド・アルバム。完成から3週間後にリリース、リリース直前まで何の情報も無かったことが話題になりましたね。
ファースト・アルバムはバンドを確立するために、個々が自分の個性を抑えているような所があったと思うのですが、今作では各メンバーが個性を発揮、そのことが逆にバンドとしてのグルーヴをより強固なものにし、ポテンシャルを引き上げたように思います。
まぁ、でも、やっぱりジャック・ホワイト凄いなぁ・・・という印象が一番にありますね(笑)。ホワイト・ストライプスとはまた違った、普通に優れたミュージシャンと一緒だからこそ表現される音楽的なポテンシャルを感じます。
(Q 9位、UNCUT 22位、THE OBSERVER 31位、ROLLING STONE 44位、SPIN 35位)
BEST TRACK「CAROLINA DRAMA」
試聴→ MySpace
24位 DEERHUNTER / MICROCASTLE
サイケデリック、アシッド・フォーク、クラウト・ロックなどのエクスペリメンタルなロックを披露。現代のUSインディーの空気感を詰め込んだ1枚です。
僕は、このバンドの存在自体を今作ではじめて認識したのですが、今までにもトレント・レズナーがお気に入りでナイン・インチ・ネイルズのオープニング・アクトを務めたりして話題になっていたようですね。上記のように色々なタイプの曲があるのですが、どの曲にも共通したムードがあり、バンドの個性、このバンドなれではの表現が確立されています。
BEST TRACK は・・・こういうタイプの曲が無条件に好きなので(笑)。
(NME 33位、PITCHFORK 5位、SPIN 7位、PASTE MAGAZINE 10位)
BEST TRACK「NOTHING EVER HAPPENED」
試聴→ MySpace
25位 THE KOOKS / KONK
ひと回りもふた回りも逞しくなり、大きくなったクークスを聴くことが出来る素晴らしいセカンド・アルバムです。
とにかくソングライティング能力が素晴らしいですよね〜。ここ数年、多くの新人ギター・ロック・バンドが現れ、話題になってきましたが、メロディーを書く能力に関しては飛び抜けていると思います。
今作では、クークスの個性である英国の伝統的なソングライティングにプラスして、ニール・ヤングっぽい曲を入れるなど、より幅も広がり、演奏の逞しさを増し、それでいてキャッチーさは変わらない・・・理想的なセカンド・アルバムに仕上がっていると思います。
(LAST.FM 6位)
BEST TRACK 「MR.MAKER」
試聴→ MySpace
26位 GLASVEGAS / GLASVEGAS
こちそイギリスで最も成功を収め、最も高い評価を得た新人インディー・ギター・ロック・バンドのデビュー・アルバムです。どこかオールディーズでロマンティックなムードを持ったメロディーとニヒルな歌詞・・・その相反する要素の融合が、このバンドの独特の個性に繋がっていると思います。新人のインディー・ギター・ロック・バンドにも関わらず、ここまでバンドの世界観が個性的で、しっかりと確立されているのは凄いなぁと思いました。リバーヴがかったサウンドも個性的です。
BEST TRACK のナンバーは・・・BEST SONG の1つに選びたかった程好きなナンバーです。
(NME 3位、Q 5位、MOJO 7位、UNCUT 24位、THE OBSERVER 4位、)
BEST TRACK 「LONESOME SWAN」
試聴→ MySpace
27位 ELBOW / THE SELDOM SEEN KID
マーキュリー賞を獲得、英国のメディアでは軒並み年間BEST ALBUMの20位以内にランク・イン。今年最も評価されたイギリスのロック・アルバムと言っていいと思うのですが・・・日本では話題にならないどころか、リリースもされない状況…悲しいです。
豊潤な音楽・・・という言葉がぴったりのアルバムだと思います。どの楽曲も非常に優れたメロディー、卓越したアレンジ能力が発揮されています。確かに、一般的にバカ受けするというタイプではなく、通好みなタイプの音楽なのかなぁという気もしますが、決して難解な作品でもないですし、じっくりと聴けば聴くほど様々な表情を見せてくれる作品に仕上がっていると思います。
(NME 17位、Q 8位、MOJO 23位、UNCUT 6位、THE OBSERVER 3位、THE SUNDAY TIMES 15位、SPIN 11位、BILLBOARD 5位)
BEST TRACK 「GROUNDS FOR DIVORCE」
試聴→ MySpace
28位 COLD WAR KIDS / LOYALTY TO LOYALTY
あまりに話題になっていないので「セカンド・アルバムは良くないのかなぁ。」と若干心配していたのですが・・・全然そんなことない!!コールド・ウォー・キッズはやはりコールド・ウォー・キッズ!!カッコいいロックン・ロールを今作でも披露してくれています!!
ブルース・ロック、パンク、オルタナとニック・ケイブを繋ぐような存在だと思うのですが、今作でも地を這うようなブルースロックから、軽快なロックン・ロールまで、どんなタイプの楽曲も聴き応え十分です。作品全体から感じる物語性の高さもこのバンドの魅力です。
BEST TRACK 「DREAMS OLD MEN DREAM」
試聴→ MySpace
29位 K-THE-I??? / YESTERDAY, TODAY & TOMORROW
年末ギリギリで聴いたのですが、凄く良かったです。
僕は全く知らなかったのですが、2006年にリリースしたデビュー・アルバムもアンダーグラウンド・シーンで話題になっていたらしいです。アメリカのヒップ・ホップ・アーティストなのですが、NMEの新しいアーティストを紹介するコーナーでソニック・ユースなども引き合いに出されていたことから興味を持ち、聴いてみました。
単純にトラックもカッコいいですし、サイケデリックなムードがある事も個人的にはポイントです。バラエティに富んだトラックはアンダーグラウンド・シーンを飛び越える力があると思います。ちなみに、個人的にソニック・ユースっぽさは感じませんでした(笑)。
BEST TRACK 「STYLIN'」
試聴→ MySpace
30位 +/− / XS ON YOUR EYES
まさに食わず嫌いならぬ聴かず嫌いなバンドでした・・・別に嫌いだったわけではなく、興味を持たずにいただけなのですが・・・この作品で+/マイナスを初めて聴いて、一気にフアンになりました。
レディオヘッドの「KID A」、またはポスト・ロック以降を感じさせるエレクトロなサウンドに、切れ味のあるオルタナなギター・ロックが見事に融合した作品です。メロディーもいいですし、凄く良いバンドですね〜。
メディアなどの評によると、今までよりもバンドのグルーヴを重視した温かみのある作品になっているとのことです。過去の作品も気になります。
BEST TRACK「SNOWBLIND」
試聴→ MySpace
アンチドーツ(解毒剤)
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The Bedlam in Goliath
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CONSOLERS OF THE LONELY
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勝手にアワード!
2008年KID D ミュージック・アワード!!
BEST ALBUM編第2弾です!
今回は31〜40位までです。
大物の話題の新譜から、いまいちブレイクしきっていない新人バンドまで・・・バラエティに富んだ10枚になっていると思います。
では・・・!!
31位 VAMPIRE WEEKEND/ VAMPIRE WEEKEND
2008年を代表するアルバムの1枚となりましたね。
ビーチ・ボーイズを思い起こすポップ・センス、トーキング・ヘッズからの強い影響、ローファイな作りのサウンドに、アフロ・ビートも取り込んだユニークなリズム。様々な要素を持ちながら、全体的には非常にポップに響く、そのセンスとサウンド・スケッチ力は非常にユニークなものがあります。
例えば、今年最も英米で評価されたフリート・フォクセスなんかは、あまりに孤高な存在になりそうな気がするのですが、このバンドのスタイルは、これから多くのフォロワーを生み出しそうですね。
そういった意味でも、今後のインディー・ロック・シーンにとって大きな1枚となりそうな気がします。
(NME 4位、Q 4位、 UNCUT 5位、THE OBSERVER 7位、ROUGH TRADE 3位、PITCHFORK 8位、ROLLING STONE 11位、SPIN 14位、BILLBOARD 4位、PASTE MAGAZINE 3位)
BEST TRACK「A-PUNK」
試聴→ MySpace
32位 VERVE / FORTH
復活ヴァーヴの11年ぶりのアルバムです。
ブリット・ポップ期の大ブレイクを果たした時期のヴァーヴとは少しイメージが違うかもしれませんが、しかしヴァーヴはヴァーヴ!変わらない姿勢を感じさせてくれる見事な復活作でした。やたらサイケデリックで、やたら長い曲が多いという、時流に流されないヴァーヴらしさと、現在だからこそのヴァーヴの両面を見せてくれた1枚だと思います。
(NME 26位、 Q 47位、)
BEST TRACK「LOVE IS NOISE」
試聴→ MySpace
33位 OASIS / DIG OUT YOUR SOUL
サイケデリックなサウンドに挑み、オアシスの新たな1歩を示した作品です。
リリース時にも感想を書きましたが、前半は好きなんですよね〜。それこそBEST10,もしくはBEST20以内には入るかな・・・というぐらい好きなんですけど、後半が個人的には少しトーンダウンしてしまうので、この順位で。
ここ数作の中では、最もよく聴いたオアシスの新譜でしたし、今後にも期待したいです!!
(NME 22位、 Q 32位、MOJO 50位、THE OBSERVER 40位、SPIN 38位)
BEST TRACK「THE TURNING」
試聴→ MySpace
34位 NINE INCH NEILS / THE SLIP
CDリリース前に無料ダウンロードを行った事でも話題になったアルバムです。
ここまで軽快にロックするトレント・レズナーを聴けるのは初めてではないでしょうか。特に前半のポップさは凄いですね。90年代後半の姿は何だったんだという気さえします(笑)。へヴィーなNINの表現、サウンドは大きな魅力だったのですが、この痛快さが現在のNIN の魅力の1つになっているのだと思いますし、実際非常に気持ちのいい作品に仕上がっています。
(ROLLING STONE 37位 )
BEST TRACK「1,000,000」
試聴→ MySpace
35位 SPARKADIA / POSTCARDS
オーストラリア出身、良質のメロディーを聴かせてくれる新人ギター・バンドです。
当ブログでは何度かプッシュしてきたのですが、結局世間的には地味な感じでしたね(苦笑)。ただ、ソングライティングは確かなものがありますし、コーラスワークを含めたアレンジも非常に丁寧で、非常に好感の持てる1枚に仕上がっています。全体に流れる清涼感もたまらなく好きです。
優れたポップ・ロックだと思うので、もっと多くの方に耳にして欲しいですね。
BEST SONG 編で「TOO MUCH TOO DO」を選んだので、BEST TRACK はそれ以外の曲から選んでいます。
BEST TRACK 「JEALOUSY」
試聴→ MySpace
36位 CUT OFF YOUR HANDS / YOU & I
ニュージーランド出身、小気味良いギター・ロックを聴かせてくれる新人バンドです。
ちなみに当ブログでは2008年期待の新人No.1 に挙げていました。
年末に輸入盤でデビュー・アルバムがリリースされたのですが・・・年末でもないか・・・たしか11月リリースだった思うので、日本で本格的に紹介されるのは来年なのかなぁと思います。
ポップなメロディーの楽曲を、初期のXTCやバズコックスを彷彿とさせる切れ味のよいギター・サウンドで聴かせてくれます。ちょっとオーヴァー・プロデュースじゃないかなぁと個人的には思っているのですが、それでも素晴らしいギター・ロックを聴かせてくれています。
フューチャーヘッズ好きの方にもパワー・ポップ好きの方にもお勧めです。
BEST TRACK 「STILL FOND」
試聴→ MySpace
37位 LUPE FIASCO / LUPE FIASCO'S THE COOL
昨年末にリリースされた作品なのですが、今年聴いた作品なので入れました。
このアルバムは結構繰り返し聴きました。カニエ・ウエストの作品にも参加した経験を持ち、デビュー・アルバムはグラミーにノミネートされ、大きな注目を集めたヒップ・ホップ・アーティストのセカンド・・アルバムです。とにかく、音楽的なアイディアが豊富だと思いますし、曲が良いですよね〜。派手でキャッチーなナンバーも、じっくりと聴かせるナンバーも、どんなタイプの楽曲も凄く良かったです。
BEST TRACK は、いい曲がたくさんあって凄く悩んだんですけど、最近になってこの曲にはまっているのでこの曲を。
BEST TRACK 「GO BABY」
試聴→ MySpace
38位 THE FUTUREHEADS / THIS IS NOT THE WORLD
これでしょ!!フューチャーヘッズはこれでしょ!!
セカンド・アルバムでは、成熟したソングライティングを聴かせてくれたものの、個人的には少し寂しい思いがあったのも正直なところです。ところが今作は、タイトでシンプルでコンパクトなパンク/ポスト・パンク・ナンバーを連発!素晴しいです!!気持ちいいです!!
曲もいい曲が多かったですし、個人的には文句無しですね!!個人的に、望んでいるフューチャーヘッズの姿を見せてくれた・・・そんな感想を持った作品です。
BEST TRACK 「THINK TONIGHT」
試聴→ MySpace
39位 MIRROR MIRROR / THE SOCIETY FOR THE ADVANCEMENT OF INFLAMMATORY CONSCIOUSNESS
サイケですね〜。
ニュー・ヨークのサイケ・バンドのデビュー・アルバムです。シド・バレットなどを彷彿とさせるサイケデリック・ミュージックを聴かせてくれます。
2008年はサイケが1つの流れとしてあったと思うのですが、例えばMGMT はサイケな音楽をやるバンドであってもサイケ・バンドではないのだと思います。オアシスの新譜も勿論そうですね。でも、このバンドはサイケ・バンドなんだろうなぁという気がします。
ソフトなメロディーに、どっぷりとへヴィなサイケデリック・サウンドを聴かせてくれます。ひとひねりしたセンスも余計に癖になりますね。
BEST TRACK 「NEW HORIZONS」
試聴→ MySpace
40位 FRIENDLY FIRES / FRIENDLY FIRES
ニューレイブ・シーンから現れた最も良質な新人バンドの1つ、フレンドリー・ファイアーズのデビュー・アルバムです。ダンスの機能性、アート感覚、ヨーロッパ的な美的感覚が融合した作品に仕上がっています。
ニューレイブから出てきたバンドって、結構変化して行くんじゃないかなぁという気がするんですよね〜。クラクソンズにしても、サンシャイン・アンダーグラウンドにしても、レイト・オブ・ザ・ピアにしても。このバンドも今後どういうバンドになっていくのか・・・凄く楽しみです。
今年のアンセムの1つと言ってもいい「PARIS」はBEST SONG 編で選んだので、それ以外の曲をBEST TRACK に選んでいます。
(NME 10位、ROUGH TRADE 19位、)
BEST TRACK「JUMP IN THE POOL」
試聴→ MySpace
Vampire Weekend
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Forth
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Dig Out Your Soul
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(このコーナーはラジオ風のコーナーで、ディスク・ジョッキーのつもりで進めております。ラジオを聴くつもりで読んでいただければ幸いです)
「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日のニュースはこちら!!」
「英クリスマス・チャート「ハレルヤ」がトップ2を独占」
記事→ BARKS
「本日のニュースは、ジェフ・バックリィのニュースです。
ニュース自体はジェフ・バックリィに関してのみのニュースではなく、イギリスのチャートのニュースなのですが、このニュースの中で一番気になるポイントは、個人的にはジェフ・バックリィです。
いまイギリスでは「ハレルヤ」ブームが起こっているようです。
これはTVのオーディション番組での優勝者が歌ったヴァージョンが話題を集めているようで、そのヴァージョンがチャート1位を獲得。それにつられるようにしてジェフ・バックリィのヴァージョンが2位にランク・インされたようです。ちなみに原曲のレーナード・コーエンのヴァージョンも36位に入っているようです。
世代的にも、個人的にも「ハレルヤ」で最初に思い出すのはジェフ・バックリィのヴァージョンですね。ジェフ・バックリィの素晴らしい歌が胸に迫ります。
それでは、ジェフ・バックリィの曲を1曲お聴きください。
ジェフ・バックリィで”HALLELUJAH"。」
視聴→ YouTube
「ジェフ・バックリィで”HALLFLUJAH" でした。
ジェフ・バックリィというとヘヴィなイメージがあったので、あまりクリスマスのイメージが無かったのですが,良いですね。それに、どんなきっかけであろうと、こうやって多くの人に素晴らしい歌が届くのは素晴らしいことだなと思います。
ちなみに、わたくし今夜はイヴとは全く関係が無い用事で出かけるので(苦笑)、本日はアワードの更新が出来るかどうか・・・ギリギリ・・・たぶん無理じゃないかなぁという感じです。間に合えば深夜にでも、間に合わなかったら明日からまた続きを更新していきますので、お付き合いください。」
Grace
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Grace
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So Real: Songs from Jeff Buckley
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勝手にアワード!
2008年KID D ミュージック・アワード!!
BEST ALBUM編です!
ようやくですね(笑)。
今年もお気に入りのアルバム50枚を挙げていきます。
今年は良いアルバムが多くて迷いました。特に今回の41位〜50位はめちゃくちゃ迷いました。昨日の晩まで迷いました(笑)。あれも入れたい、これも入れたいと。
ちなみに、大好きなあのバンドも、あの大物メタル・バンドも、プッシュしたあの新人バンドも50位以内に入っていません(笑)。それだけ、本当に充実した1年でした。
それでは、今回は41位から50位までです。
41位 CAJUN DANCE PARTY / THE COLOURFUL LIFE
ここ日本では最も話題になり、成功した新人UKギター・ロック・バンドのデビュー・アルバムです。ここまでピュアなギター・ロックは久しぶりに聴いた気がします。このデビュー・アルバムは、それまでにリリースされていたシングル群と比べるとちょっと地味かなぁとも思っていたのですが、今回久しぶりに聴いたらやっぱり良かったので、少しだけ順位を上げました(笑)。
青い衝動と達者なメロディー・メイカーぶりが、今後への期待も高めてくれます。
BEST TRACK「AMYLASE」
試聴→ MySpace
42位 CRYSTAL CASTLES / CRYSTAL CASTLES
全体の世界観やムードは凄く好きで、もっと上位になっても良かったのですが、アルバムの好きな度合で言えばこの辺かなぁということで(笑)。アルバムをリリースする前から話題になっていた・・・何と言ったらいいんですかね〜(苦笑)・・・簡単に言えば男女2人によるエレクトロ・ユニットなのですが、サウンド・スタイルだけでは語れない危険な香り、ロック度を持ったユニットです。ライブでのアリス嬢のパフォーマンスも凄かったですね。その辺のダイレクトさが、今後の作品に反映されるかも注目です。
(NME 12位, ROUGH TRADE 15位、 PITCHFORK 15位)
BEST TRACK「CRIMEWAVE」
試聴→ MySpace
43位 THE HOOSIERS / & THE TRICK TO LIFE
このアルバムも今回聴き直して順位を上げました。クオリティーだけで言えば、もっと上位にしてもいいぐらいですね。英国らしいひねくれたポップ・センスを、高いクオリティーで聴かせてくれる新人バンドのデビュー・アルバムです。ユーモアのセンスも、いかにも英国風という感じでイギリスのポップ・マニアのツボをつく1枚ではないでしょうか。
イギリスのアルバム・チャートで1位を獲得。
BEST TRACK 「GOODBYE MR A」
試聴→ MySpace
44位 DODOS / VISITER
SXSW フェスでも絶賛されたUS インディー・ロック・バンドです。アコースティック・ギターとドラムから織りなされるミニマルでプログレッシブなフォーキーなロックが独特の魅力を放っています。アコースティック・ギターとドラムだけなのですが、そこで歌を聴かせる・・・と言うだけではなく、演奏から熱を感じさせてくれるところが好きです。その熱が、音楽に色気を与えていると思います。
(ROUGH TRADE 28位)
BEST TRACK「JODI」
試聴→ MySpace
45位 BRITISH SEA POWER/ DO YOU LIKE ROCK MUSIC?
これぞ実力派ギター・ロック・バンドといった感じですね。どの曲からも素晴らしいメロディーを聴くことができますが、爆発的に売れそうな派手さはありません。しかし、派手さは無くとも、さりげなく効いているフック、そして実力を感じさせる繊細さと逞しさが一体となったギター・サウンドは、熱心なギター・ロック・フアンを唸らせるものだと思います。
(MOJO 14位、Q 18位、THE OBSERVER 38位)
BEST TRACK 「DOWN ON THE GROUND」
試聴→ MySpace
46位 THE WEEK THAT WAS / THE WEEK THAT WAS
ブライアン・イーノ、ピーター・ガブリエルなどを彷彿とさせる・・・インテリジェンスを感じさせるロックと申しましょうか・・・アート性の高いロックと申しましょうか・・・そんな感じのロックですね。わたくし、自分自身にインテリジェンスが無いことも、アートに対する感性が無いことも認識しているのですが(苦笑)、この作品が持っている雰囲気が好きなんです!少し職人気質が強いのかなぁとも思い、大きく評価されるバンドでもないのかなぁと思っていたのですが、MOJO の年間BEST ALBUM で8位を獲得するなど、ちらほら名前を見かけて、嬉しかったです。
(MOJO 8位、 UNCUT40位、THE OBSERVER 44位)
BEST TRACK 「and SCRATCH THE SURFACE」
試聴→ MySpace
47位 DELAYS / EVERYTHING'S THE RUSH
キラキラとしたポップなメロディーで人気のギター・バンド、ディレイズのサード・アルバム。キラキラとしたメロディーはそのままに力強さを増した作品です。・・・とは言っても、僕にとってはこれが初のディレイ体験だったので”メロディーはそのまま”というのはメディア情報ですが(笑)。
今まで、熱心なフアンのいるバンドだなぁと感じていたのですが、聴いてみて納得しました!めちゃくちゃ曲が良いですね〜。キラキラしたフレッシュ感と、キャリアを積んだしっかりとした実力を感じさせてくれる素晴らしい作品です。
BEST TRACK 「LOVE MADE VISIBLE」
試聴→ MySpace
48位 METRONOMY / NIGHTS OUT
いま話題のエレクトロ・ポップ・ユニットのデビュー・アルバムです。ポップ感、アート性、チープでエレクトロなサウンド、よじれたセンス・・・そういったものが一体となった作品です。ポップなんだけど、どこか1つひねくれた・・・1つ外したセンスが癖になりますね〜。
ちなみにSNOOZER では年間BESTの1位に挙げていましたね。クラブの現場に近いロック・フアンなら、もっと上位に挙げる・・・そんな作品なのかもしれないですね。
ちなみに2009年には日本盤のリリース予定もあるようなので、これからもっと紹介されるのだと思います。
(NME 6位, ROUGH TRADE 5位)
BEST TRACK 「HEARTBREAKER」
試聴→ MySpace
49位 KINGS OF LEON / ONLY BY THE NIGHT
完全にトップ・バンドの仲間入りといった感じですね。今年は新人、若手のインディー・ロック・バンドの躍進が目立った1年とも言えますが、メジャー・フィールドの中ではコールドプレイに次いで、最も大きな成功をおさめた作品がこれと言っても言い過ぎではないでしょう。
正攻法の力強いロック・サウンドですが、今まで以上に幅も奥行きも増した傑作です。個人的なサウンドの好みからこの順位に挙げていますが、クオリティーの高さは以下の海外メディアの評価の高さを見れば一目瞭然だと思います。
(NME 9位、Q 1位、UNCUT 9位、ROUGH TRADE 16位、THE OBSERVER 5位、ROLLING STONE 20位、 SPIN 21位)
BEST TRACK 「USE SOMEBODY」
試聴→ MySpace
50位 LOS CAMPESINOS! / WE ARE BEAUTIFUL, WE ARE DOOMED
イギリスのギター・ポップと、USインディー・ロックをミックスしたようなサウンドとメロディーが爽快なギター・ポップ・バンドのセカンド・アルバムです。
ファースト・アルバム、セカンド・アルバムと今年1年で2枚にアルバムを出しましたが、若干こっちの方が好きでした。変に飾ったところが無く、エモーションを感じさせるところが良いですね。エネルギーを感じさせるギター・ポップです。
(NME 34位)
BEST TRACK「WE ARE BEAUTIFUL, WE ARE DOOMED」
試聴→ MySpace
The Colourful Life
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Crystal Castles
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The Trick to Life
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勝手にアワード!
2008年KID D ミュージック・アワード第8弾!!
今回は,
「お前は暇人か!!」
と、突っ込まれそうな企画です(笑)。
実は、結構時間には追われています(苦笑)。
前回、海外14メディア、15の年間BEST ALBUM ランキングをお届けいたしましたが、これだけの多くのランキングが並べられると、逆にどのアルバムが評価されたのか分かりにくいという側面はありませんでした?
・・・と言うことで、集計をとってみました(笑)。
10位が1点、9位が2点と順位が上がるごとに1点増え、1位が10点。
11位が0.9点、12位が0.8点と順位が下がるごとに0.1点減り、19位が0.1点
それ以下は切り捨てで。
10位までしかランキングが発表されていないメディアは10位までを加算。
この方法で集計した上位10組を発表!!
今年の英米のメディアでは何が評価されたのかが一目瞭然(笑)?!
もし計算ミスがあれば、そこはご愛敬で(笑)。
では早速BEST10を!!
1位 FLEET FOXES / FREET FOXES
94.6点 13誌にランク・イン(19位までに)
試聴→ MySpace
2位 TV ON THE RADIO / DEAR SCIENCE
82点、13誌にランク・イン
試聴→ MySpace
3位 BON IVER / FOR, EMMA FOREVER AGO
67.6点、 10誌にランク・イン
試聴→ MySpace
4位 VAMPIRE WEEKEND / VAMPIRE WEEKEND
61.6点、12誌にランク・イン
試聴→ MySpace
5位 MGMT / ORACULAR SPECTACULAR
40.7点、8誌にランク・イン
試聴→ MySpace
6位 PORTISHEAD / THIRD
35.9点、7誌にランク・イン
試聴→ MySpace
7位 LIL WAYNE / THA CARTER III
30.5点、7誌にランク・イン
試聴→ MySpace
8位 GLASVEGAS / GLASVEGAS
25点、4誌にランク・イン
試聴→ MySpace
9位 ELBOW / THE SELDOM SEEN KID
23.8点、7誌にランク・イン
試聴→ MySpace
10位 SANTOGOLD / SANTOGOLD
23.2点 5誌にランク・イン
試聴→ MySpace
・・・と言う事で、この10枚が上位でした。
こうやって、まとめてみると今年の特徴の1つがハッキリしますね。
2008年はUS の新人、若手インディー・ロック・アーティストのアルバムが高い評価を受けた1年といえると思います。
基本的にイギリスのメディアのランキングの方が数が多かったにもかかわらず、1位から5位までをUS インディ系のものが独占です。特にFLEET FOXES とTV ON THE RADIO が飛びぬけて評価が高かった印象ですね。
あと全体的にポップなものが少ないですね。
評論家やライターが選んでいるランキングがほとんどなので、通好みなものが増えるのは当然といえば当然なのでしょうが、それにしてもポップなもの、または今までに大きなヒットを飛ばしている大物が少ないランキングとなっています。
この中だったらSANTOGOLD が一番ポップかなぁという気がしますね〜。
他には、ニック・ケイブ、ポール・ウェラー、キングス・オブ・レオン、ホット・チップ、カット・コピーあたりの名前が多かったように思います。
ちなみに、次回からお届けする僕の個人的なトップ10は、もう少し派手な名前が多いです(笑)。
ではでは、次回からはBEST ALBUM 編を書いていきたいと思います。
Fleet Foxes
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ディア・サイエンス
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For Emma, Forever Ago
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勝手にアワード!
2008年KID D ミュージック・アワード第7弾!!
今回は,海外メディアの年間BEST ALBUM をどどっとまとめてお送りいたします。
昨年は8つのメディアのランキングを掲載しましたが、今回は14のメディア、15のランキングを一気に掲載します!
今年の英米の流れを感じ取っていただけると思います。
では!!
NME Album Of The Year
1. MGMT / Oracular Spectacular
2. TV On The Radio / Dear Science
3. Glasvegas / Glasvegas
4. Vampire Weekend / Vampire Weekend
5. Foals / Antidotes
6. Metronomy / Nights Out
7. Santogold / Santogold
8. Mystery Jets / 21
9. Kings Of Leon / Only By The Night
10. Friendly Fires / Friendly Fires
NME HP
Q Album Of The Year
1. Kings Of Leon / Only By The Night
2. Fleet Foxes / Fleet Foxes
3. Coldplay / Viva La Vida or Death And All His Friends
4. Vampire Weekend / Vampire Weekend
5. Glasvegas / Glasvegas
6. Duffy / Rockferry
7. TV On The Radio / Dear Science
8. Elbow / The Seldom Seen Kid
9. Raconteurs / Consolers Of The Lonely
10. Nick Cave / Dig!!! Lazarus Dig!!!
以下の順位はこちらから
UNCUT Album Of The Year
1. Portishead / Third
2. Fleet Foxes / Fleet Foxes
3. TV On The Radio / Dear Science
4. Bon Iver / For Emma, Forever Ago
5. Vampire Weekend / Vampire Weekend
6. Elbow / The Seldom Seen Kid
7. Neon Neon / Stainless Style
8. Nick Cave / Dig!!! Lazarus Dig!!!
9. Kings Of Leon / Only By The Night
10. Paul Weller / 22 Dreams
UNCUT.HP
MOJO Album Of The Year
1. Fleet Foxes - Fleet Foxes
2. Last Shadow Puppets - The Age Of Understatement
3. Paul Weller - 22 Dreams
4. Bon Iver - For Emma, Forever Ago
5. Nick Cave - Dig!!! Lazarus Dig!!!
6. The Hold Steady: Stay Positive
7. Glasvegas - Glasvegas
8. The Week That Was / The Week That Was
9. The Bug / London Zoo
10. Neil Diamond / Home Before Dark
MOJO.HP
THE OBSERVER Album Of The Year
1. Bon Iver / For Emma, Forever Ago
2. Amadou And Mariam / Welcome To Mali
3. Elbow / The Seldom Seen Kid
4. Glasvegas / Glasvegas
5. Kings Of Leon / Only By The Night
6. MGMT / Oracular Spectacular
7. Vampire Weekend / Vampire Weekend
8. Kanye West / 808s And Heartbreak
9. Portishead / Third
10. TV On The Radio / Dear Science
以下の順位はこちらから
THE SUNDAY TIMES Album Of The Year
1. Fleet Foxes / Fleet Foxes
2. Cut Copy/ In Ghost Colours
3. Paul Weller / 22 Dreams
4. Nick Cave / Dig!!! Lazarus Dig!!!
5. Bon Iver / For Emma, Forever Ago
6. Aidan John Moffat / I Can Hear Your Heart
7. Al Green / Lay It Down
8. Kanye West / 808s And Heartbreak
9. REM / Accelerate
10. My Morning Jacket / Evil Urges
以下の順位はこちらから
FILTER Album Of The Year
1. MGMT / Oracular Spectacular
2. Fleet Foxes / Fleet Foxes
3. Dr. Dog / Fate
4. TV On The Radio / Dear Science
5. Foals / Antidotes
6. Bon Iver / For Emma, Forever Ago
7. She And Him / Volume One
8. M83 / Saturdays = Youth
9. Cut Copy / In Ghost Colors
10 The Dears / Missiles
FILTER HP
ROUGH TRADE Album Of The Year
1. Bon Iver / For Emma, Forever Ago
2. Fleet Foxes / Fleet Foxes
3. Vampire Weekend / Vampire Weekend
4. White Denim / Workout Holiday
5. Metronomy / Nights Out
6. El Guincho / Algranza
7. Benga / Diary Of An Afro Warrior
8. Zombie Zombie / A Land For Renegades
9. Vivian Girls / Vivian Girls
10.Ladyhawke / Ladyhawke
以下の順位はこちらから
LAST FM. Album Of The Year
1. Coldplay / Viva La Vida or Death And All His Friends
2. MGMT / Oracular Spectacular
3. Portishead /Third
4. Nine Inch Nails / Ghosts I-IV
5. The Ting Tings / We Started Nothing
6. The Kooks / Konk
7. Death Vab For Cutie / Narrow Stairs
8. Hot Chip / Made In The Dark
9. Jack Johnson / Sleep Through The Static
10. Sigur Ros /Med sud i eyrum vid spilum endalaust
PITCHFORK Album Of The Year
1. Deerhunter / Microcastle / Weird Era Cont.
2. TV On The Radio / Dear Science
3. No Age / Nouns
4. Hercules And Love Affair / Hercules And Love Affair
5. Fleet Foxes / Fleet Foxes
6. DJ Rupture / Uproot
7. Fucked Up / The Chemistry Of Common Life
8. Vampire Weekend / Vampire Weekend
9. Cut Copy / In Ghost Colours
10. Portishead / Third
以下の順位はこちらから
PITCHFORK READERS POLL Album Of The Year
01. TV on the Radio / Dear Science
02. Fleet Foxes/ Fleet Foxes / Sun Giant EP
03. Vampire Weekend / Vampire Weekend
04. Bon Iver / For Emma, Forever Ago
05. Deerhunter / Microcastle / Weird Era Cont.
06. Portishea / Third
07. MGMT / Oracular Spectacular
08. Cut Copy / In Ghost Colours
09. M83 / Saturdays=Youth
10. No Age / Nouns
ROLLING STONE Album Of The Year
1. TV on the Radio / Dear Science
2. Bob Dylan / Tell Tale Signs ? The Bootleg Series Vol. 8
3. Lil Wayne / Tha Carter III
4. My Morning Jacket / Evil Urges
5. John Mellencamp / Life, Death, Love
6. Santogold/ Santogold
7. Coldplay / Viva la Vida or Death and All His Friends
8. Beck / Modern Guilt
9. Metallica / Death Magnetic
10.Vampire Weekend / Vampire Weekend
以下の順位はこちらから
SPIN Album Of The Year
1. TV on the Radio / Dear Science
2. Lil Wayne / Tha Carter III
3. Portishead / Third
4. Fucked Up / The Chemistry Of Common Life
5. Fleet Foxes / Fleet Foxes
6. Santogold / Santogold
7. Deerhunter / Microcastle
8. Hot Chip / Made In The Dark
9. Coldplay / Viva La Vida or Death And All His Friends
10. MGMT / Oracular Spectacular
以下の順位はこちらから
BILLBOARD Album Of The Year
1. Fleet Foxes / Fleet Foxes
2. Santogold / Santogold
3. Bon Iver / For Emma, Forever Ago
4. Vampire Weekend / Vampire Weekend
5. Elbow / The Seldom Seen Kid
6. TV On The Radio / Dear Science
Coldplay / Viva La Vida or Death And All His Friends
7. Nick Cave / Dig!!! Lazarus Dig!!!
8. Metallica / Death Magnetic
9. Adele / 19
Duffy / Rockferry
10. Lil Wayne / Tha Carter III
BILLBOARD HP
PASTE MAGAZINE Album Of The Year
1. She & Him / Volume One [Merge]
2. Sigur Ros / Med sud i eyrum vid spilum endalaust
3. Vampire Weekend / Vampire Weekend
4. Bon Iver / For Emma, Forever Ago
5. Okkervil River / The Stand Ins
6. Fleet Foxes / Fleet Foxes
7. Girl Talk / Feed the Animals
8. Sun Kil Moon / April
9. Lucinda Williams / Little Honey
10. Deerhunter / Microcastle
PASTE MAGAZINE HP
はい、と言うことで15のランキングを見て頂きました。
次回は、これらのランキングをもとにした企画をお送りして、その次から個人的な年間BEST ALBUMU 50枚を順に書いていきたいと思っています。
勝手にアワード!
2008年KID D ミュージック・アワード第6弾!!
今回は各カテゴリー発表です。
今までよりも、部門の種類も増やしてお届けいたします。
では、早速!!
マン・オブ・ザ・イヤー
ALEX TURNER (THE LAST SHADOW PUPPETS)
今年だけではなく、ここ数年の活動っぷりを考えてです。何度このブログで、その働きっぷりを称えたことか(笑)。本当に凄い!!勿論、ラスト・シャドウ・パペッツも素晴らしかったですね。
視聴→ YouTube
ウーマン・オブ・ザ・イヤー
SANTOGOLD
アルバムも良かったですね。予想以上にポップで。視聴にはストロークスのジュリアンとファレルとコラボレーションをしたナンバーを。新人アーティストがこの2人とコラボをすること自体が、サントゴールドのこの1年のブレイク度を示しているのではないでしょうか。
視聴→ YouTube
ヴォーカル・オブ・ザ・イヤー
ADELE / CHASING PAVEMENTS
アルバムも良かったですけど、やっぱりこの曲に尽きるかなと。グラミー賞にも多くの主要部門にノミネート。今年最もブレイクしたアーティストの1人となりましたね。
視聴→ YouTube
ダンス・トラック・オブ・ザ・イヤー
SONNY J / CAN'T STOP MOVING
ダンス・トラックというより、ポップ・ソングかな・・・という気もしますが、広い意味で・・・と言うか僕が踊りたいと思ったものです(笑)!!日本のFMでもヒットしているということで、これからますますブレイクが期待されるアーティストですね。
視聴→ YouTube
ジャパニーズ・ロック・オブ・ザ・イヤー
ニコ・タッチズ・ザ・ウォールズ / WHO ARE YOU
サカナクション / NIGHT FISHING
要するに、この2バンドしかアルバムを聴いていないのです(苦笑)。で、両方とも良かったので、両方とも称えたいと思います(笑)。
なぜ、このカテゴリーを作ったかと言いますと、この2枚のアルバムは年間BESTアルバムから外すことにしました。あまりにエントリーしたいアルバムが多すぎて・・・。なので、ここで別枠で!
視聴→ YouTube (ニコ)
視聴→ YouTube (サカナクション)
特別賞
パフューム
このブログを継続して読んで頂いている方には説明不要ですね(笑)。とにかくはまりました。
今年1年はPerfume に色々楽しませていただきました。アルバム、シングル、動画・・・全部あわせたら今年一番聴いていたのはPerfume かもしれないです。
ちなみに、感想を書く機会を作れなかったので・・・「願い」はメロディーが昔のユーミンみたいだなぁと思いました。そこが新鮮でしたね。
視聴→ YouTube
視聴→ YouTube
カバー・オブ・ザ・イヤー
スーパーフライ / スキップ・ビート
このカバーは良かったですね!原曲はKUWATA BAND です。演奏はクールでカッコいいですし、歌もセクシーで素晴らしいカバーでした。
視聴→ YouTube
再結成・オブ・ザ・イヤー
MY BLOODY VALENTINE
アルバムもリリースしたヴァーヴを選ぶべきかな・・・とも思ったのですが、一番心がときめいたマイブラの再結成に。視聴はフジロックの映像なのですが・・・全く変わらない!!ギターもヴォーカルも昔のままですね。これでこそマイブラ!!
視聴→ YouTube
再評価・オブ・ザ・イヤー
THE CLASH / LIVE AT SHBA STADIUM
このライブCD自体は初めてリリースされたものなので再評価というわけではないのですが、改めてクラッシュのカッコよさを再認識したという意味で再評価・オブ・ザ・イヤーに。また来年に機会を作って感想を書きたいと思います。視聴はリスペクトの意味を込めて、豪華メンツによるカバーを。
視聴→ YouTube
ワースト・ジャケット・オブ・ザ・イヤー
DEERHUNTER / MICROCASTLE
音が凄く良いだけに・・・う〜ん・・・まぁ、単に好みではないだけかもしれません。音は素晴らしいでね。音は(←しつこい)!!
視聴→ YouTube (PVも面白いです)
番外編
TV・オブ・ザ・イヤー
アメトーーク
昨年に続いて2連覇!!今年も面白かったです!!
爆笑・オブ・ザ・イヤー
森脇 健児
ノミネートとして、アメトーク、やりすぎコージーのFBI、都市伝説で笑わせてくれたサバンナ高橋、関西で名前が売れ出した頃からロック・フアンには人気で、遂にブレイクを果たしたケンコバ、すべりまくったワッキー(昔からすべり芸が大好物なのです)、ようやく再ブレイクした有吉、久しぶりにお笑い人としての狂気を見せてくれたビートたけしなど考えたのですが、森脇健二で。
本人には、全く再ブレイクの気配が無いものの、松竹の後輩芸人が話す森脇健児ネタですべっているところを見たことが無い(笑)!!2009年、本人の再ブレイクがあるのか・・・ちょっとだけ注目してます(笑)。
それでは次回、英米のメディアによる年間BEST ALBUM で今年1年の動向を改めてチェックし、最後にBEST ALBUM 50枚を選出していきたいと思います。
2008年KID D ミュージック・アワード第5弾!!
今回は2008年のBEST 映像編です。
今年から新たに設けたカテゴリーです。
今年は、「ラジオな気分で」や「日刊ニュース」用に色々な映像を探し、見ることとなりました。
その中から、個人的に最も興奮した映像上位10本を選びました。
なので、決して映像のクオリティーで選んだわけではありません。
個人的な興奮度9.5割、映像のクオリティー0.5割が選考基準となっております(笑)。
それでは!!
10位 DAN LE SAC VS SCROOBIUS / THOU SHALT ALWAYS KILL
(PV)
これは今年最も話題になったPV の1つですね。笑わせていただきました(笑)。日本語訳もついているので余計に面白さが増しましたね。
視聴→ YouTube
9位 MOGWAI / BATCAT
(PV)
怖い、不気味、気色悪い・・・3拍子揃った映像ですね(笑)。最初の顔のアップ映像からしてインパクトありますね。個人的に、気色悪いのは苦手なのですが、音のカッコよさと相まって、ついつい見てしますPV です。
視聴→ YouTube
8位 FREE BLOOD / QUICK AND PAINFUL
(Live on From Basement)
Live on From Basement の映像が結構好きなのです。スタジオに少数のカメラを置いて、素っ気無くカメラを回し続けるだけといった感じの乱暴さ、しかし、だからこそ生まれる親密性。この感じが非常に面白いです。
その中でもFREE BLOOD の音の乱暴さと、男女2人のヴォーカルだけという構成による密室性と親密感が、映像に凄くマッチして良かったです。
視聴→ YouTube
7位 ROLLING STONES/ SHATTERED
(Shine A Light)
映画はまだ観に行けていないんですよ。時間の都合が合わず・・・。しかし、宣伝の映像やYouTube で観た数曲の映像でかなり盛り上がっています!これは凄そうだな・・・と。明日か明後日に時間が出来れば観に行きたいと思っているのですが・・・。映画を見た後だったら、順位も変わるのかもしれませんね。
視聴→ YouTube
6位 NICK CAVE / TODAY'S LESSON
(Live at LSO St Lukes)
ニック・ケイブ・・・まだまだ元気です(笑)!!まだまだ危険な香りをプンプンさせていますね。少し前に流行ったチョイ悪オヤジは、この焦燥感を感じさせるパフォーマンスを見て猛省していただきたい(笑)。こっちは本物です!!不良です(笑)!!
視聴→ YouTube
5位 PORTISHEAD / MACHINE GUN
(PV)
ほとんど盗撮か監視カメラか・・・という感じの映像ですね〜。しかし、その雰囲気がある種の暴力性、そして同時に親密性、リアリティーを持っていると思います。レディオヘッドのライブで使われていた映像も近い雰囲気がありましたね。こういった素っ気無さにネット時代のリアリティーがあるように感じました。
ちなみに、曲自体も大好きでBEST SONG にも入れたかったのですが、こちらに入れることにしました。
視聴→ YouTube
4位 COLD WAR KIDS / SOMETHING IS NOT RIGHT WITH ME
(PV)
絵心も無ければ、映像の良し悪しもわからない私ですが、このPVは優れていると思います!!1つ1つの画がいちいちカッコいい!!どの画面を切ってもカッコいい!!色のコントラストも構図もめちゃくちゃカッコいいですね〜。・・・僕の場合、コールド・ウォー・キッズのアートワークも凄く好きなので、単にコールド・ウォー・キッズのセンスが好き・・・というだけなのかもしれません(笑)。
曲も大好きです。
視聴→ YouTube
3位 CRYSTAL CASTLES / YES NO
(Live at Glastonbury)
会場の盛り上がりと、警備員を足で払いのけてまで観客に突っ込んでいくアリス嬢のパフォーマンスに燃えました(笑)!パンクですよね〜、立ち振る舞いが。立ち姿もパンクなものを感じさせてくれますが。
凄まじいエネルギーを感じさせてくれるライブ・パフォーマンスでした。
視聴→ YouTube
2位 OASIS / I AM THE WALRUS
(Live Roundhouse)
数曲で披露してくれた、50人の合唱団が参加してのパフォーマンスで話題になったロンドンのライブ。その中でもこの曲の映像が好きなんです。ジョン・レノンの名曲と、サイケデリックなバックの映像、そして合唱団の雰囲気が凄くマッチしていると思います。
特に後半のエネルギーは凄いものがありますね。観客も素直に感動している様子が窺えます。
3位もそうなのですが、基本的にエネルギーと一体感を感じるライブ映像が好きなんです。
視聴→ YouTube
そして
2008年度BEST 映像アワードは・・・
1位 RADIOHEAD
(色々な映像)
2位から10位までは1つの映像に対しての評価なのですが、1位のレディオヘッドは今年見せてくれた様々な映像作品、アイディアに対しての評価です。
新年早々に披露してくれたWebcast に始まり、In Rainbows のスペシャル版でにも付いていたスタジオ・セッション、最新技術を使ったPVに、PVのコンテスト作品、更にはWOW WOW のHPで公開された、カメラのスイッチングを視聴者が選べるという埼玉のライブ映像・・・様々な映像で楽しませ、刺激を与えてくれました。トータルで考えれば文句なしの1位です!!
視聴→ YouTube (Bodysnatchers −Scotch Mist Version)
視聴→ YouTube (House Of Cards − PV)
視聴→ YouTube (15 Step − 埼玉公演)このカメラ映像から自分が選択した映像を見ることができるという企画でした。
視聴→ YouTube (15 Step − 埼玉公演)で、これが放送されたヴァージョンです。
2008年KID D ミュージック・アワード第4弾!!
今回は2008年のBEST SONG編です。
今年,アルバムは良い作品が多かったのですが、曲単位でも素晴らしい楽曲が多い1年でした。なので、あの曲も入れたい、この曲も入れたい・・・一時は20曲選ぼうかとも思ったのですが、それはそれで潔くないなと思い、悩んで悩んで10曲に絞りました。
あっ、ちなみにアートワーク編・・・昨日書き終えていたのですが、下書きのままで公開するのを忘れていたので、本日は2部門を一気に公開しております(苦笑)。
それでは・・・!!
10位 TROUBADOURS / GIMME LOVE
結構TVからも流れてきますね。
キンクス、ラーズなどからの影響を感じさせるアコースティックなギター・ロック・ナンバー、そしてメロディはキラキラという必殺キラー・チューンです。
僕に限らず、多くのUKロック・フアンのツボを突きまくった1曲ではないでしょうか。
視聴→ YouTube
9位 SPARKADIA / TOO MUCH TO DO
こちらは、あまり多くの人のツボを突かなかったみたいですが(苦笑)、当ブログでは一押しです!
オーストラリアの新人ギター・ロック・バンドのナンバーで、清涼感と切なさを持ったメロディー、そして丁寧に作られたことがわかるアレンジ、見事なコーラスワークが素晴らしいナンバーです!
もうちょっと話題になって欲しかったです・・・。
視聴→ YouTube
8位 TV ON THE RADIO / FAMILY TREE
TV オン・ザ・レディオの全楽曲の中で最も感動的な1曲だと思います。まるでゴスペルのように全てを包んでくれ、一筋の光を当ててくれるようなナンバーです。音の響きは、さすがTV オン・ザ・レディオ、新鮮なものがありますし、本当に素晴らしいナンバーだと思います。
視聴→ YouTube
7位 LAST SHADOW PUPPETS / THE MEETING PLACE
バート・バカラックですよね〜(笑)。アークティック・モンキーズとは違ったメロディアスなナンバーで、ヴォーカリストとしてまた違った魅力を発見できた1曲でもありました。それと、ストリングス・アレンジもいいですね〜。
ちなみに視聴は、できるだけ楽曲そのものの魅力を感じていただけるよう、ライブ・ヴァージョンではなくPVを選んでいるのですが、この曲はライブ・ヴァージョンをリンクしています。1分過ぎほどから演奏がスタートしています。
視聴→ YouTube
6位 ERYKAH BADU / THE HEALER
この曲はちょっとした衝撃でした。今までに聴いたことが無い感覚を持ったナンバーで非常に刺激的でしたね。淡々としたビートに、サイケデリックなサウンド、そして呪術的なヴォーカル・・・そういったロウな音楽にもかかわらず、圧倒的な高揚感をもたらすという不思議な感覚を持ったナンバーです。
この曲はリンクが全然無かったので、かなりオーガニックな演奏にアレンジされているライブ・ヴァージョンをリンクしています。アルバムに収録されているヴァージョンとは少し違いますが、こちらの映像も大好きです。
視聴→ YouTube
5位 THE KILLERS / SPACEMAN
「HUMAN」にするか、この曲にするか迷ってのですが・・・普通「HUMAN」かもしれませんね(笑)・・・この曲の方が個人的に少しだけ好きなので、その気持ちに素直になりこの曲を選びました。クイーンやELO を感じさせるセンチメンタルなポップ・ソングです。キラーズ特有の煌びやかさもあって大好きな1曲です。
視聴→ YouTube
4位 BLACK KIDS / I'M NOT GONNA TEACH YOUR BOYFRIENDS
ブラック・キッズのアルバムはキャッチーで素晴らしい楽曲が何曲もあるので、どれを選ぶか悩みましたが、これはキラーズと逆のパターンで選びました。つまり、個人的に一番好きな曲は他にあるのですが・・・「HURRICANE JANE」なのですが・・・ブラック・キッズで1曲選ぶとしたらこれだろうなということで選びました。
ダンサブルなビート、ポップでキャッチーなメロディー、とにかくワクワクさせてくれるポップ・ロック・ナンバーです。
視聴→ YouTube
3位 FRIENDLY FIRES / PARIS
これはMySpace で初めて聴いた瞬間からKO! ですね(笑)。パーカッシブな踊れるビートに、ベタベタのメロディーが乗るナンバーナのですが、強力に盛り上がりますよね〜。ダンス・ロック・ナンバーとしては、今年のアンセムと言って良いのではないでしょうか。
日本で本格的に紹介される少し前に紹介できたと言う思い入れも込めて3位に!
視聴→ YouTube
2位 COLDPLAY / VIVA LA VIDA
個人的にどうこう言う以前に、世間的にも今年の洋楽で1曲を選ぶならこの曲なのではないでしょうか。
これだけポジティブに圧倒的な光を生み出せるロック・バンドはコールドプレイしかいないじゃないのか・・・そんな風に思わせてくれたナンバーです。特にラストの盛り上がりは圧巻ですね。
視聴→ YouTube
そして
2008年度BEST SONGアワードは・・・
1位 SIGUR ROS / GOBBLEDIGOOK
とにかく強烈なインパクトを与えてくれました!衝撃度では他を圧倒していますね。
シガー・ロスがネクスト・ステージに立ったことを・・・新しい表現をしようとしていることを物語る象徴的なナンバーです。
何もかもが新鮮なナンバーでした。今までのシガー・ロスでは考えられないポジティブな感触、太鼓とアコースティック・ギターによるサウンド・デザイン、全てが新鮮で刺激的でした。
こういうロックも成立するんだな・・・新しい刺激はまだまだあるんだなと教えてくれた1曲でもあります。
視聴→ YouTube
アートワーク編で、自分はアルバムという作品形態が好きだと申しましたが、時代はどんどん1曲をダウンロードするという流れになってきているわけで、今まで以上に1曲1曲のクオリティーが問われているのだと思います。
今までは「この曲、1曲単位だとあまり良くないけど、アルバムの流れなら、まぁOKかな。」と許されていたものが、だんだんそれでは駄目になってくるのかもしれません。そういう流れの中で、取りこぼされてしまうものも大きいと思いますが、1曲1曲のクオリティーに甘えが許されなくなってくると言う意味ではいい傾向・・・なの・・・かも・・・しれません。
でも、やっぱりアルバムという形態が好きですし、その中に色々なタイプのものが詰まっていると嬉しいタイプなので、そういう自由さを保ちつつ、曲単位でも良い曲が増えれば良いなぁと・・・わがままかつ当たり前の意見で締めさせて頂きます(笑)。
Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust
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Viva la Vida
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Friendly Fires
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2008年KID D ミュージック・アワード第3弾!!
今回はジャケット編です。
毎年言っているのですが、わたくし・・・絵心なし、アートに対しての理解度もゼロ・・・な人間です(苦笑)。ただただ好みです(笑)。
それでは!!
10位 SONNY J / DISASTRO
比較的、派手な色のものが少ないので、思いっきり派手なものを1枚入れておこうと思い選びました(笑)。
9位 THE TING TINGS / WE STARTED NOTHING
いかにも80年代って感じの切り貼りの手法ですね。このジャケットが良かったのは、実際触ってみると、ちゃんと切り貼りしたような手触りがあるんですよね。赤色の部分と他の部分の手触りが違う・・・そこをプラスに考えて選びました。
8位 COLD WAR KIDS / LOYALTY TO LOYALTY
コールド・ウォー・キッズのアート・ワークはどれも好きです。写真と文字の組み合わせだけで、特に変わった事をやっているわけではないのですが、どれも凄くセンスを感じます。表のジャケットだけではなく、歌詞カードのどのページを見てもセンスが良いなぁと感心させられます。
7位 BLOC PARTY / INTIMACY
マネキンっぽい、人工的で冷たいイメージのキスの写真とシンプルなロゴの組み合わせが良かったです。キスという情熱的なコミュニケーションと、温度を感じさせない感覚・・・この反比例な組み合わせも良かったです。
6位 + / −/ XS ON YOUR EYES
これは・・・何が良いのか・・・僕には語る言葉が無いのですが(苦笑)・・・。とにかく好きなんです(笑)。この感覚が!
5位 MERCURY REV / SNOWFLAKE MIDNIGHT
好みで言えば1位でも良いです。これも「なぜ?」と問われれば・・・好みだとしか(苦笑)。まぁ、元々は犬よりも猫派だったことも影響しているかもしれません(笑)。
4位 MGMT / ORACULAR SPECTACULAR
バンドのイメージと合っていますし、あと、色が奇麗ですよね〜。背表紙・・・という言い方で分かるでしょうか(苦笑)…バンド名とタイトルが載っている部分のピンクとジャケットの色も合っていますし、凄く好きな色使いです。
3位 SIGUR ROS / 残響
これはインパクトありましたね(笑)!!インパクト大賞です。それと、音の変化も見事に表現していますよね〜。サウンド、映像、そしてアートワーク、全てで新しい世界観を完璧に表現していたお思います。そのトータル性と新しい世界観を上手く表現したということで3位に!
2位 SPINTO BAND / MOONWINK
画像で見てもいいアート・ワークだと思いますし、好きな世界観なのですが・・・現物はもっと良いんですよね〜。質感が凄く良いです!!これは手にとって見て頂きたいですね。
こういうのって凄く嬉しいですよね。CDを購入して、封を開けてみたら、思っていた以上に趣のあるパッケージだった。これは得をした気分です(笑)。
ダウンロードが徐々に主流になりつつある時代で、こういったこだわりは重要だと思います。
そして
2008年度アートワーク・アワードは・・・
1位 VIA AUDIO / SAY SOMETHING
これも手にとって見て頂きたい!!
画像では、この良さの全てはわかりません!!
これ、特殊なインクを使っているんですよね〜。店頭でケースに入っている時には気がつかなかったのですが、家に帰って、ジャケットを取り出してみたら・・・思っていた以上に奇麗なジャケットでビックリしました。
VIA AUDIO ってそんなにセールスが期待されていたバンドではないと思うんですよ。スプーンのメンバーがプロデュースという話題性はあったものの大ヒットが期待されていた作品ではないだろうと。例えばTING TINGS なんかはアルバム・デビュー前にシングル・ヒットがあり、ある程度以上のヒットが期待されていたと思うので、少しパッケージにお金を使うことも許されると思うのですが、VIA AUDIO の場合は、ジャケットにお金を使っても、どれだけ回収できるか読めないですし。そういう意味では、バンドは勿論ですが、許可した発売元も偉いなと思います。
世代もあるかもしれませんが、やっぱりアートワークも含めたトータルの作品性が好きです。
特に1位、2位、9位は手に取った時の方が喜びが大きく、嬉しかったですね。
来年も、アーティストのこだわりを感じるアートワーク、パッケージが多いといいなぁと思います。アルバムという形態の重要性を、パッケージも含めて表現してくれる作品が多くあるといいですね。
Say Something
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Moonwink
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Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust
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(このコーナーはラジオ風のコーナーで、ディスク・ジョッキーのつもりで進めております。ラジオを聴くつもりで読んでいただければ幸いです)
「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日のニュースはこちら!!」
「マニ「2009年はストーン・ローゼズのリユニオンに最適」」
記事→ BARKS
「本日のニュースは、ストーン・ローゼスのニュースです。
昨日NME のHP を覗いていたら、STONE ROSES のリユニオンのニュースの見出しがあったので、どういうニュースなんだろうと思っていたら、さすがBARKS! 情報が早い!
ストーン・ローゼスのベーシスト、現プライマル・スクリームのベーシストであるマニが、2009年はストーン・ローゼスを再結成するのに最適の年だと語ったようです。
なぜ最適と語ったかと言うと、2009年はファースト・アルバムのリリースからちょうど20年目の年にあたることから最適だと語ったようです。
実現しますかね〜?やはり問題はイアンの気持ちみたいですね。ようするにジョンに対しての気持ちですね。ここは根深いものがあるだろうと思うのですが、フアンとしては是非和解して欲しいです。
なんなら再結成は実現せずとも、和解だけでもして欲しいですね。ちなみにジョンとレニは友情を取り戻しているようで、ちょっと嬉しいです(笑)。
それでは、ストーン・ローゼスの曲を1曲お聴きください。
ストーン・ローゼスで”I AM THE RESURRECTION"。」
視聴→ YouTube
「ストーン・ローゼスで”I AM THE RESURRECTION" でした。
やっぱりレニですよ!!ローゼスのドラムは!!この頃のライブは、完全にレニのドラムがバンドを引っ張っていますね。作品はジョンが引っ張っていたのかもしれませんが、ライブでのグルーヴはレニが引っ張っていっています。7分10秒あたりのプレイなんて、ハイハットだけでグルーヴを作っていますからね。凄い!
ローゼスの再結成が実現したら、やっぱりグラストンベリーなんかのトリを務めたりするのでしょうね。・・・ローゼスとブラーがヘッドライナー・・・なんてこともあり得るかも知れませんね。」
The Stone Roses
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ザ・ストーン・ローゼズ
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2008年KID D ミュージック・アワード!!
当ブログではネットで見つけた素晴らしい音楽をご紹介するコーナーがありまして、そこでご紹介したものの中から、特にお気に入りのアーティストを勝手にアワード!!
このカテゴリーは、2009年に期待のアーティスト上位10組を発表する・・・といった趣向のものです。
それでは早速!!
10位 MAKE MODEL
イギリスの5人組のインディー・ギター・ロック・バンドです。このバンドは既に、輸入盤店ではシングルが話題になっているようです。
フランツやエル・プレジデンテを思い起こさせるキャッチーなフレーズを持ったナンバーから、ギター・ポップ風なナンバーまで・・・どのナンバーも軽やかなポップ・センスを感じさせてくれるものばかりです。素晴らしいインディー・ギター・ロック、インディー・ギター・ポップを聴かせてくれるバンドですね。
試聴→ MySpace
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9位 SKINT & DEMORALISED
Q誌に”アークティック・モンキーズ meets マイク・スキナー(ストリーツ)” との文字がありチェックしたアーティストです。実際はアークティック・モンキーズのようなロックン・ロールではなく、ノーザン・ソウルの影響を感じさせるギター・ロックに、ラップ調のヴォーカルが乗ると言うスタイルです。
これが、英国の匂いがぷんぷんしたポップ・ミュージックで凄く心地よかったです。”RED LIPSTICK"級のキャッチーなナンバーが、これからも出てきたら一気にブレイクの可能性もあると思うのですが・・・どうなるでしょうか(笑)。
MySpace では、あまり曲が聴けないので、是非YouTube でチェックしてみてください。
試聴→ MySpace
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8位 AMAZING BABY
凄く大雑把に言うと、MGMT の流れを汲むサイケデリック、ストレンジなロック・・・、もう少し細かく言うとTV オン・ザ・レディオっぽいものや、YEASAYERっぽいナンバーまで・・・要するに現代のUS のサイケデリック、エクスペリメンタルな音楽を凝縮したようなバンドです。
2008年は結構サイケなものが多かったように思います。MGMT といった新人バンドから、オアシス、ヴァーヴ、ベックといった大物まで・・・。2009年、更にその兆候が加速するか?注目です。
・・・加速したところで、このバンドがブレイクするか分かりませんが、1つ言えることは・・・デヴィッド・ボウイは好きなはず(笑)!!
試聴→ MySpace
7位 GOLDEN SILVERS
ロンドンから、また一風変わったポップ・バンドの登場です。ギター・レスの3人組のバンドです。一聴
した感じは、可愛くポップで、美しいハーモニーを持ったバンドなのですが、そこに英国らしいひねくれたポップ・センスも感じ取ることが出来ます。
美しいインディーポップ版のXTC といった感じでしょうか。おまけにギターではなくピアノの。曲も全て良いですし、期待大です!!
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6位 BRIGHTERS
名前がMONROES から BRIGHTERS に変わったみたいです。
イギリスの3人組のギター・ロック・バンドです。エナミーのような熱いギター・ロックを聴かせてくれます。非常に真っ直ぐで怒りを感じさせるヴォーカルも凄くカッコいいですね。
このバンドが面白いのは、そういった真っ直ぐで・・・実際はどうか分かりませんが、労働階級の日常の怒りなどを感じさせるサウンドナのですが、ギター・ワークなどにポリスからの影響も感じさせるところです。こういったタイプのバンドでポリスの影響を感じさせてくれるバンドって近年無かったので、非常に新鮮に響きます。
メロディーも凄くいいですし、あと個人的に歌詞を知りたいので、必ず日本盤が出るぐらいには売れて欲しいなぁと思います(笑)。
試聴→ MySpace
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5位 APES & ANDROIDS
AMAZING BABY 同様ニューヨーク、ブルックリンから現れたバンドです。こちらも大雑把に言えば・・・TV オン・ザ・レディオのように、サイケ、ニュー・ウェイブ、ソウル、ファンク、エレクトロ、ジャズ、フォークといった音楽をインプットし、エクスペリメンタルに表現する・・・そんなバンドです。
TV オン・ザ・レディオよりも下世話な部分も感じますし、それでいて、よりエキセントリックな雰囲気も漂います。
先日一緒にご紹介し、アルバムもリリースしたMIRROR MIRROR なども含め、いまニューヨークには優れたサイケ、エクスペリメンタルな音楽を鳴らすバンド多いようですね。
その中でも、AMAZING BABY とこのバンドは2009年注目だと思います。
試聴→ MySpace
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4位 HEARTSREVOLUTION
クリスタル・キャッスルズをもっとパンクっぽくした感じの・・・よりストレートに快楽性を追求したようなサウンドとヴォーカルが気持ちいい、ニューヨークのユニットです。
今回紹介する10組のアーティストの中で唯一の女性ヴォーカルですね。歌っているというよりアジテートしている感じですけど(笑)。とにかく気持ちが良い!!サウンドもヴォーカルもガンガンきます!!ベタベタのシンセ音も暴力的に響くのはなぜでしょう?
ライブが見てみたいですね。かなり盛り上がりそう!
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3位 BLONDE ACID CULT
この音は絶対日本でウケる!!世界のどの国よりも日本でウケると個人的には思っています。問題は、日本のフアンに届くにはそれなりに本国かイギリスでウケてくれないとなかなか届かないわけで・・・そこだけが問題だと思います。
カサビアンとマッドチェスターとガレージロックを足して3で割ったようなバンドです。ちなみにイギリスのバンドではありません。このバンドもニューヨークです。カサビアンやプライマルをイメージさせる危険な空気感、マッドチェスターを思い起こさせるグルーヴィーなビート・・・しつこいようですが、絶対日本人好みだと思います。メロディーもしっかりしていますし。
ライブもカッコ良さそうですし、クラブでもきっと盛り上がると思います!!
試聴→ MySpace
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2位 MAGISTRATES
イギリスの4人組のインディー・ギター・ロック・バンドです。
このバンドは面白い!!ヴァンパイア・ウィークエンドmeetsプリンスといった感じのバンドで、スカスカのローファイでなサウンド、ヘナヘナなファンク感を持ったインディー・ギター・ロックに、ソウルフルなねっちこいヴォーカルが乗ります。そして全体のティストはあくまでポップ!
ちょっと今までに無いところを突いてきたなぁという印象があります。メロディーだけで言ったら大ブレイクしてもおかしくないと思うのですが、このスカスカなサウンドでブレイクしたら面白いなぁと思います。
プリンスから影響を受けているからか、部分的にMIKA と共通するところも感じるのですが、MIKA なんかが好きなポップス好きにもウケるか・・・注目です(笑)。
あっ、ちなみにXL と契約しているようです。さすがに面白いところを持っていきますね、XLは。
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そして
2008年度ネット・ミュージック・アワードは・・・
1位. TWO DOOR CINEMA CLUB
写真ではあまり感じなかったのですが、PVを見たら・・・めちゃくちゃ若そうですね(笑)。
アイルランドの3人組のインディー・ギター・ロック・バンドです。MySpace のInfluences に載っているアーティストはデス・キャブ、アーケード・ファイア、ウルフ・パレードetc・・・とUS(カナダ)のオルタナ・バンドが多く載っています。そして僕がこのバンドを知るきっかけとなったNME の小さなコメントには”VAMPIRE WEEKEND meets POSTAL SERVICE"とありました。
僕の第一印象もヴァンパイア・ウィークエンドが一番近かったのですが、バンドの個性は全く違うところにあると言って良いと思います。
ヴァンパイア・ウィークエンド同様、ポップなセンスを持ち合わせてはいますが、あくまでストレートにエモーションを感じ取ることが出来ますし、よりロックっぽい熱さを感じることが出来ます。
ひねくれたポップ・センスを持ちながらも、それ以上に熱いエモーションを感じさせてくれるところに大きな可能性を感じますし、変にスノップな雰囲気が無いところに、より大きな共感を生むのではないかと・・・期待をして1位に選ばさせていただきました。
試聴→ MySpace
視聴→ YouTube
今年は、海外誌をチェックしていたので、今までよりも情報量が増え、充実のラインナップになったのではないかと思います。
あと10位までに入れることが出来ませんでしたが、エレクトロ・ポップの色が濃い、DAGGERS,DEFFEND MOSCOW, LITTLE BOOTS、その他にもPOST WAR YEARS, MODEL HORROR などなどにも期待したいです。
来年も色々なバンドを紹介していきたいと思いますので・・・文章はつたないですが、紹介するアーティストは、良いアーティストが多いと思っていますので、是非チェックしてみてください!!
Make This Work [7 inch Analog]
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Ultraviolence [12 inch Analog]
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The Thrill of Thirty Seconds [7 inch Analog]
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Was
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The Lsb [7 inch Analog]
クチコミを見る
勝手にアワード!
2008年KID D ミュージック・アワード!!
先程の投稿でお伝えしたとおり
今年もやります!
勝手にアワード!
1回目はベスト・ニューカマー!!
今年も良い新人が多かったですね。
自分の中でのノミネート・アーティストは20組以上にも及び、結構選ぶのが大変でした(苦笑)。おまけに、悩みつつ結局CDを買わなかったアーティストも結構います。とにかく、個人的には今年も良い新人が多く、豊作の年だったと言えます。
ちなみに、このカテゴリーはBEST ALBUM のカテゴリーと線引きをする為、アルバムのお気に入り度と将来の期待度をミックスして順位をつけています。
それでは!
10位.CRYSTAL CASTLES
チープなビート、エレクトロなサウンド、そして過激なキャラクターの女性ヴォーカル・・・サウンドから受ける印象はアシッドな空気感で、サウンド・スタイルはクラブ・ミュージックですが、全体からはとてもロックな、過激でやばい雰囲気を感じました。自爆的なパフォーマンスとも言われるライブも・・・映像で見ただけですが(苦笑)、良かったです。
ちなみにヴォーカルのアリスはNME のクール・リストで1位を獲得していましたね。
試聴→ MySpace
9位.FLEET FOXES
作品の完成度で言えば、もっと上位にランク・インでもおかしくないのですが・・・なんか完全に出来上がってる感が強いのので、このカテゴリーでは9位になりました。
サブ・ポップからアルバムをリリースしたバンドで、美しいハーモニーを核としたフォーク・ロックで「バロック・ハーモニック・ロック」とも呼ばれているようです。ちょっと浮世離れしたような雰囲気もありますが、海外の各誌の年間BESTアルバムでは軒並み上位にランク・イン。今年のインディー・ロックを象徴するバンドの1つと言って良いと思います。
試聴→ MySpace
8位.VAMPIRE WEEKEND
このバンドも、今年のインディー・ロック・シーンを象徴するバンドですね。アルバム・デビュー前から話題となり、2008年最も期待するバンドの1つに挙げられていたヴァンパイア・ウィークエンド。その期待に応える活動をしてくれた2008年と言っていいと思います。トーキング・ヘッズの影響を感じさせる奇妙なファンキー感とポップなメロディーの融合は絶妙なバランス感があり、新しい知覚の扉を開いてくれたように思います。
今後、どういう風に転んでいくのかも非常に興味深いバンドです。
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7位.GLASVEGAS
イギリスの音楽誌の年間BESTを眺めていると、とにかくイギリスで今年最大の収穫はグラスヴェガス・・・といった高い評価を受けているようですね。イギリスの新人バンドの中では圧倒的な評価を受けています。何となくですが・・・日本ではそこまで盛り上がらないだろうなぁという気もしています(苦笑)。
50年代、60年代のオールドなポップ・ミュージックをイメージさせるメロディーと、深いリバーブがかかったサウンドで独特の世界を生んでいるバンドです。
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6位.CAJUN DANCE PARTY
こんなに真っ当に思春期しているギター・ロックを久しぶりに聴いたような気がします。ニュー・レイヴもいいし、USのサイケデリックな新人バンドもいいですけど、やっぱりニュー・カマーのカテゴリーには、こういう思春期的なロックを奏でるバンドが1つぐらい無いと寂しいですね(笑)。
日本で英国の新人バンドとしては成功と言えるセールスを記録したようですが、本国イギリスでは期待通りのセールスとは言えなかったようで、その点が将来性という点で若干の不安要素ですが、個人的には打破してくれると信じていますケイジャン・ダンス・パーティーの本番はまだまだこれからでしょう!!
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5位.MGMT
FLEET FOXES、VAMPIRE WEEKEND と並んで、2008年のUSインディー・ロック・シーンを象徴する存在だったと言っていいでしょう。ニューウェイブ、エレクトロなどを飲み込みながら、新しいサイケデリック・ミュージックを作り上げたと言っていいMGMT。FLEET FOXES はあまりに孤高の存在となっていますが、VAMPIRE WEEKEND と、このMGMT は新しい流れも生み出しているような気がします。
試聴→ MySpace
4位.FRIENDLY FIRES
今年はニュー・レイヴ・シーンから2つの優れた新人バンドが登場し、日本でも話題となりました。まずは、フレンドリー・ファイアーズです。ポップなメロディーと、ダンサブルなビート、さらに優れたアート感覚とヨーロッパ的な美的感覚を持ったバンドだと思います。「PARIS」という楽曲があまりに素晴らしかったので、逆にアルバムはどうなんだろうと心配もしましたが、アルバムも良かったですね。
個人的にはニューレイヴ・シーンから登場した10CC・・・といった感じのバンドになってくれないかなぁと思っています。・・・別にPARIS 繋がりではないですよ(笑)。何となくヨーロッパ的な美的感覚が似ているかなぁと思って。
試聴→ MySpace
3位.FOALS
このサウンドも2008年を象徴するサウンドの1つではないでしょうか。最近のデビューしていないバンドをチェックすると、ヴァンパイア・ウィークエンド的なギター・サウンドと共に、FOALS的なギター・サウンドのバンドが結構多いように感じます。
ファンク、アフリカン、レゲエなどを消化したビートの上に、エクスペリメンタルなギターが絡むサウンド。ポップなメロディーはありませんが、複雑に絡む音が生み出すグルーヴで話題になりました。
わりかし早い段階でご紹介していたバンドだったので、そういった意味でも話題になって嬉しかったです。
試聴→ MySpace
2位.LATE OF THE PIER
FRIENDLY FIRES と並んでニュー・レイヴ・シーンから現れ、話題になったバンドです。FRIENDLY FIRES がアート感覚とヨーロッパ的な美的感覚に満ちたバンドだとしたら、こちらは批評性に優れ、さらに破天荒でエキセントリックな魅力を持ったバンドです。
ボウイやイーノ、フロイドというおもちゃ箱をひっくり返して遊んでいるような子供っぽさと、高い批評性の両方を併せ持っている所が魅力的です。
個人的に、このバンドは大きく変化していくバンドではないかと思います。そして、大コケする可能性も大化けする可能性もあるバンドだと思います。勿論、2位に挙げているわけですから、大化けする方に賭けているのですが(笑)、そのどうなるか分からない感じもワクワクさせてくれます。
試聴→ MySpace
で、
2008年度 ニューカマー・アワードは・・・
1位.BLACK KIDS
ニュー・レイヴやエキセントリックと言われるアーティストが上位を占める中、1位に選んだのは思いっきりポップなブラック・キッズです!
今年の年始に、いくつかの海外誌が2008年期待の新人バンドの1つに挙げていたことから出会ったバンドなのですが、その後何度もこのブログで取り上げてきました。インディー・ポップとニュー・ウェイブからの影響を感じさせる楽曲はとにかくポップでワクワクさせられました。そのワクワク感が、期待のニュー・カマーで1位に繋がったところもあると思います。
この企画の為に聴き直したのですが、やっぱりいい曲が揃っていますね。そして、やっぱりワクワクさせられました(笑)。
試聴→ MySpace
いや〜、このまま年間BESTアルバムでもいいようなハイ・レベルな作品が並んでいますね〜。
やっぱりMySpace、 YouTube のお陰なのか色々なタイプの色々なアーティストが出てくるので楽しかったです。
他にも、リストに入れたかったアーティストがいっぱいいました。
来年もこういう状態になってくれると嬉しいですね。
Partie Traumatic
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Fantasy Black Channel
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Antidotes
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今年も1年ありがとうございました。
何とか今年も1年、このブログを続ける事が出来ました。
毎回同じ言葉になってしまいますが、見に来ていただいている人がいるということが、ブログを続ける大きなモチベーションになっています。
本当にありがとうございます。
つたない文章(おまけに誤字・脱字も多いのではないかと思います)のブログにもかかわらず、読んでくださり感謝しています。
2008年は、今までで最も多くの更新をすることができました。
思い返せば、昨年の11月頃・・・
それまで、随分更新のペースもモチベーション的にも落ち着いてしまっていたのですが、もう1度1人でも多くの人に読んでいただけるよう頑張ろうという気になり、かなりハイペースで更新するようになりました。その頃から海外誌も積極的にチェックするようになり、情報スピードもアップ出来たのではないかと思います。
正直言いますと、訪問者数は微増といった感じです。
しかし、やはり少しでも訪問してくださる方が増えるというのは嬉しいことです。
ただ、このペースでブログを続ける事が出来るのだろうかとも思ったのですが、訪問してくださる方が微増したことと共に、たくさんの音楽に触れて、そして多くの音楽から与えられたエネルギーでなんとかペースは保つことが出来ました。
なかでも、”ラジオな・・・気分で” をスタートしたことは、個人的には大きなことでしたね。
週に2回このコーナーを更新することで、更新の軸が出来たので、随分と更新が楽になりました(笑)。まぁ、文量は多いので、そういった部分は楽ではないですが(苦笑)。しかし、このコーナーのお陰で、今までスルーしていたアーティストの作品もマメにチェックするようになり、色々な出会いもありました。そういった意味でも個人的には大きかったです。
さて、2009年ですが、基本的にはこのペースで、ただ更新回数は週に9回ぐらいが良いなぁ・・・最近は11回ぐらいだったので、少し減らすぐらいが良いなぁと思っているのですが、どうなるかは・・・わかりません(笑)。1回やり始めると、のめり込む体質は3歳ぐらいの時から変わりない気もするので、自分でもどうなるかわかりません(苦笑)。ただ、基本的には今のペースで行きたいと思います。
そして、新しく始めようと思っていたのに、年内にスタートできなかった企画が2つほどあるので・・・来年の・・・最初の3か月・・・以内ぐらいには・・・始められれば良いなぁとも思っています。
まぁ、とりあえず多少のマイナー・チェンジも加えつつ、現在よりも向上できるように頑張りますので、是非、またお立ち寄りください!!
そして、なぜこのような早いタイミングで、このような事を書いたかと申しますと・・・
このブログは年末恒例の企画がございまして、これからはその更新一色になります。
今年もやります。
勝手にアワード!
KID D ミュージック・アワード 2008!!
今年は良い作品、良い新人アーティストが多かったので、選ぶのに難儀しています(笑)。嬉しい悲鳴です。更に、今年は調子に乗って、いつも以上にCDを買ってしまったので、厳選してお送りいたします(笑)。
更に、部門も1つ増やしてパワーアップ出来るよう、そして海外誌のBEST10の情報も昨年よりヴォリューム・アップでお届けする予定です。
なので、他のコーナーは基本的には更新しません。日刊ニュースだけ気が向いたときだけ更新しようかなと思っているのですが、これからアルバムを聴き直したりもするので、あまり更新できないのではないかと思っています。
とにかく気楽に楽しみながらリストを作っていきますので、年末、お忙しいとは思いますが、またお付き合いください。
ではでは、次回は、まずはじめに ニュー・カマー編を更新します。
「こんにちは。Kid d です。今週も始まりました”ラジオな気分で”。」
「もう12月も半ば、2008年もあとわずかですね。この”ラジオな気分で”も今回が2008年最後となる・・・予定です・・・年末余裕があったら、あと1回やるかもしれません(笑)。まぁ、どちらにしても通常の構成では今回が最後となります。今回は短縮版と言う事で、1回でお届けいたします。」
「まずは新譜コーナーです!!
本日の1曲目はキースで"UP IN THE CLOUDS"です。」
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「キースで”UP IN THE CLOUDS”でした。
マンチェスター出身のギター・ロック・バンド、キースのセカンド・アルバムがリリースされます。ファースト・アルバムはグルーヴィーなビートと、スミス直系のギター・サウンドで話題になっていましたが、この曲を聴く限りよりダークになっているのかもしれませんね。
ダークさは増しても、マンチェスターらしいグルーヴは健在で、その辺に“グッ”と来るUKロック・フアンの方も多いのではないでしょうか(笑)。」
「では、本日の2曲目はコモンです。曲は”UNIVERSAL MIND CONTROL"。」
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「コモンで”UNIVERSAL MIND CONTROL ”でした。
人気のヒップ・ホップ・アーティスト、コモンのニュー・アルバムがリリースされました。ここ2作はカニエ・ウエストがプロデュースした作品が中心になっていましたが、今作はカニエも参加していますがネプチューンズ・プロデュースが作品の中心になっていて話題になっています。
コモンと言えば、どちらかと言うと内省的なトーンの作品が多かったのですが、今作はイケイケのようです!
この曲もエレクトロ風味が印象的なアッパーなナンバーでした。こうしたハイパーなテンションがアルバム全体のトーンのようです。」
「それでは、もう1曲お聴きください。”MAKE MY DAY "。」
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「コモンで”MAKE MY DAY ” でした。
先の曲とトーンは違いましたが、こちらも楽天的なトーンの楽曲で、やはりテンションの高さを感じさせてくれますね。
実は、このアルバム・・・届くのが今日か明日なんですよね〜(笑)。まだ聴いておりません。どちらかと言うと前作の「FINDING FOREVER」の方が良さそうだなぁという印象も個人的には持っているのですが、それでも期待しています!特にこの曲は結構いいなぁと思っています。」
「続きましては名盤コーナーです!!
ロックの歴史に残る素晴らしい名盤をご紹介するコーナー。
本日はのユーリズミックスの”BE YOURSELF TONIGHT”をピックアップします。
1985年にリリースされたユーリズミックスの5枚目のアルバムです。
ソウルフルな素晴らしいヴォーカルを聴かせてくれるアニー・レノックスと、メロディー・メイカーとしてもサウンド・プロデューサーとしても素晴らしい才能を持つデイブ・スチュアートによるユニットで、81年にデビュー、その後80年代にヒット曲を連発し、89年に解散しました。
優れたヒット・メーカーであると共に、非常にユニークな音楽性の持ち主でもあります。アニー・レノックスのソウルフルなヴォーカルと、シンセを多用したテクノ・ポップ的なサウンド・ティスト。ソウルフルなヴォーカリストを持ちながら、どこかプラスティックな印象を与える奇妙なポップ・ミュージックという風にも言えると思います。
単純にアニー・レノックスはテクニック的にも表現力もすさまじいヴォーカリストですし…おまけにエキセントリックなキャラクター性もありましたし、デイブ・スチュワートはユーリズミックス以外にもサウンド・プロデューサーとして有名な、非常に優れた才能の持ち主です。それだけでも凄いのですが、このグループは単純なブラック・ミュージックでもない、単純なヒット・バンドでもない、単純なテクノ、エレクトロなポップ・バンドでもない、独特の立ち位置を獲得していました。
ここ数年続いている80’S再評価の流れの中でも、現在が一番時代にフィットしているのではないかと勝手に思っているのですがどうでしょうか?
では、まず1曲お聴き下さい。
ユーリズミックスで”THERE MUST BE AN AMGEL”」
視聴→ YouTube
視聴→ YouTube
「ユーリズミックスで”THERE MUST BE AN ANGEL"でした。
特に何も言うことはないというか・・・とにかく日本でも有名な曲ですからね〜。色々カバーもされているようですし、ユーリズミックスと言う名前を知らない方でも、この曲は知っておられるのではないかと言うぐらいの名曲ですね。
個人的にも大好きなナンバーで、あの”ララル〜”というコーラス部分は何度聴いても鳥肌ものです。
ライブ映像は2つリンクしましたが、上はフルで演奏しているヴァージョン・・・相当ハーモニカが目立っていると言うか・・・おいしい役回りですね(笑)。そのヴァージョンと、実際のレコーディングではスティーヴィー・ワンダーがハーモニカを吹いているのですが、そのスティーヴィー・ワンダーがゲストで登場するライブ映像を下にリンクしておきました。
両方とも非常に見応えのある映像ですので、是非ご覧ください。」
「それでは、もう1曲お聴きください。”SISTERS ARE DOIN' IT FOR THEMSELVES"。」
視聴→ YouTube
「ユーリズミックスで”SISTERS ARE DOIN' IT FOR THEMSELVES"でした。
アニー・レノックスは非常に歌の上手いヴォーカリストなのですが、アレサ・フランクリン・・・さすがでしたね。
ちなみに、このアルバムは今まで以上にソウルフルな要素が増し、なおかつポップ性も増したアルバムで、アレサ、スティーヴィー以外にもエルビス・コステロなども参加した華やかな作品でもあります。
アニー・レノックスのルックスって男性的で、エキセントリックなイメージがあったのですが、その格好良さってあまり古くなっていないですね。1つ1つの衣装は古くなっているかもしれませんが、今でも充分通用するカッコよさだなぁと思います。それは音にも同じことが言えるのではないでしょうか。ただ、デイブのルックス・・・上のライブ映像でのルックスは風化してしまっている気がしますね(笑)。」
「はい。という事で第41回目の名盤コーナーは、ユーリズミックスの1985年の作品”BE YOURSELF TONGHT"をご紹介しました。」
「続きましては音楽ニュースのコーナーです!
最近あった音楽ニュースから気になったニュースをピック・アップします。今回のニュースはこちら!」
「アルバム・ランキングに見る洋楽作品の位置付けは?」
記事→ BARKS
「オリコンの年間チャートで上位に来ている洋楽アルバムが掲載されています。
今年一番日本で売れたアルバムはコールドプレイの”美しき生命”、2位はマドンナの"ハードキャンディ”だったようです。もともと全世界的にセールス・パワーを持ったトップ・アーティストなので、当然のセールスと言えば当然のセールスと言えるのかもしれませんが、コールドプレイはiPodのCM, マドンナはキムタク主演の月9ドラマに楽曲が使用されたこともプラスになっているのかもしれませんね。
ただ、全体の総合チャートでいうとコールドプレイが33位、マドンナが42位と言う事で、洋楽フアンとしては少々寂しい結果となっています。
記事には上位13作品が載っているのですが・・・オフスプリングの日本での人気の高さが目立つチャートですね。
では、今回はアルバムとは関係ないのですが、季節柄と言うことでこの曲を選曲しました。
それではコールドプレイの曲を1曲お聴きください。
曲は”LAST CHRISTMAS"です。」
視聴→ YouTube
「いかがだったでしょうか。kid dの”ラジオな気分で”。
後半はユーリズミックスにワム!のカバーと、個人的なノスタルジーに浸ってしまいました(笑)。
最初に言いましたとおり、通常構成は今回が年内最後になります。今年の1月後半から始まりましたこのコーナー。最初は、自分ではじめておきながら、こんなコーナー成り立つのだろうかという不安がありましたが(苦笑)、なんとか続ける事が出来ました。来年はより充実したコーナーになるよう励みます!!
それでは今週はこの辺で
次回まで、さようなら。」
KEITH 試聴→ MySpace
COMMON 試聴→ MySpace
Vice&Virtue
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Universal Mind Control
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ユニバーサル・マインド・コントロール
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Be Yourself Tonight
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Eurythmics - Greatest Hits
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ネットなどで見つけた素晴らしい音楽をご紹介するこのコーナー、
今回ご紹介するのはTHE LAST REPUBLIC です。
サウス・ウェールズ出身の5人組のバンドです。
音楽性はと申しますと、初期レディオヘッド&ミューズの影響が強い、叙情的なメロディーと繊細なノイジー・ギター・サウンドが特徴的なサウンドです。
ファースト・アルバムからセカンド・アルバムに移る頃のレディオヘッドに似ている気がしますね。
・・・似ている気がするというか、曲によってははっきりと似ていますね(笑)。
全体的にも、レディオヘッド、ミューズ、エモを挙げれば何となく説明できてしまうかなぁというサウンド&メロディーで、現在のところははっきりとした独自性は感じないのですが・・・感じないのですが
「あ〜、やっぱり自分はこういうメロディーとこういうサウンドが好きなんだなぁ。」
ということを再認識はさせてくれます。
それだけの曲のクオリティー、歌と演奏のクオリティーには達していると思います。
こういったタイプの曲って、エモーショナルと言うか、過剰なほどに盛り上がるタイプではあるので、曲自体に魅力があれば、それなりに共感を得るのではないかなぁ・・・多くの人を惹きつける可能性はあるのではないかなぁと思います。
とにかく、この路線で良い曲をガンガン書いてくれれば個人的には嬉しいなぁと思います。
試聴→ MySpace
01.LET'S MAKE BOMBS
ピアノで入り、ノイジーなギターで”ガッ”と盛り上がるエモーショナルなナンバーです。
ちょっとミューズっぽいですかね。
02.CCTV
疾走感のあるサウンドと、美しさと切なさを兼ね備えたメロディーが気持ちの良いナンバーです。このバンドならではの個性はと問われれば・・・?ですが(苦笑)、このメロディー、僕は好きです。抵抗できません(笑)。
03.HEAR WHAT I SAID
ピアノの美しい調べにノイジーなギターが絡むサウンドも繊細かつエモーショナルなものですが、何と言っても歌&メロディーがエモーショナルでいいですね。
あまりにもレディオヘッドしているなぁという気もしますが、素直に盛り上がります(笑)。ギターも盛り上がります。凄く乱暴な言い方をすると・・・レディオヘッドの未発表音源?みたいな感じもしますが(笑)。
04.PERFECT STRANGER
ピアノの使い方はレディオヘッドよりもミューズに近いのかもしれませんね。
曲の長さこそ3分ほどですが、結構ドラマティックに盛り上げてくれる、これまたエモーショナルなナンバーです。
05.FOOLS RUSH IN
この曲も少しミューズっぽいかなぁと思います。
何だか、レディオヘッドっぽいとミューズっぽいしか言っていませんが、比較の対象が両巨頭であるということ自体が、新人バンドとしてはある程度以上のクオリティーにあると・・・ポジティブな意味にとっていただけると幸いです(笑)。
06.FEEDBACK
CCTV のスタジオ・ライブ・ヴァージョンのことです。
うん、やっぱり盛り上がりますね〜。
今のままでも結構盛り上がりますが、もう1歩スケールアップしたらかなりガツン!と行けるのではないかなぁと思います。
今回は、初期のレディオヘッドやミューズを髣髴とさせるバンド THE LAST REPUBLIC をご紹介いたしました。
(このコーナーはラジオ風のコーナーで、ディスク・ジョッキーのつもりで進めております。ラジオを聴くつもりで読んでいただければ幸いです)
「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日のニュースはこちら!!」
「ホット・チップ ロバート・ワイアットとのコラボレーション曲を無料配信中」
記事→ RO69
「本日のニュースは、ホット・チップのニュースです。
以前、このブログでもお伝えしましたホット・チップとロバート・ワイアットのコラボレーション・トラックの無料配信がスタートしています。
今回無料ダウンロードされているのは”メイド・イン・ザ・ダーク”と言うナンバーで、今年リリースされているアルバムの収録曲の再録となっています。今回の再録はイギリスで12月22日にリリースされるEPに収録されるもののようです。
ソフト・マシーン、マッチング・モール、そしてソロ時代、常にマイ・ペースに、そしてカリスマ人気を誇るロバート・ワイアット素晴らしい歌声が、どのような効果を生んでいるのか?是非聴いてみてください。
それでは、ホット・チップの曲を1曲お聴きください。
ホット・チップで”MADE IN THE DARK"。」
試聴→ Hype Machine
「ホット・チップで”MADE IN THE DARK" ・・・ロバート・ワイアットとのコラボのヴァージョンでした。
ロバート・ワイアットはヴォーカルと言うよりはコーラスでしたね。しかし、やっぱり存在感があるというか・・・楽曲に雰囲気と奥行きを与えていましたね。
ロバート・ワイアットとの別のコラボ・ナンバーも12月19日に無料ダウンロードされるようです。こちらも期待ですね!」
試聴→ MySpace
Hot Chip With Robert Wyatt & G
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Made in the Dark
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ネットなどで見つけた素晴らしい音楽をご紹介するこのコーナー、
今回もまた特集版です。今回の特集はブラック・ミュージックです。ヒップ・ホップ、ソウルからポップなものまで、ブラック・ミュージックの新しいアーティスト4組を一気に紹介していきます。
当ブログにブラック・ミュージックのニーズがあるのかどうか微妙なところだと思うのですが(苦笑)、結構ロック・フアンにも耳馴染みの良いものが多いのではないかなぁと思いますので、是非目を通し、耳にしてみてください。
1組目のアーティストは THE COCK'N BULL KIDです。
このアーティストは今年、何度かNMEで名前を見かけました。
インディー・ロック・シーンからも注目を集めているようです。
ソウル・ミュージックが下敷きにあるものの、その音楽性はポップで、更にエレクトロ、80’S からの影響も濃く、ロック・フアンにも非常に耳馴染みのいいものだと思います。まぁ、ブラック・ミュージックと言うよりもポップですね。
色々なロック・ミュージシャンやダンス系のアーティストともライブで競演しているようで、フレンドリー・ファイヤーズや、来年ライブ矢イベントではレディホークやメトロノミーとも共演をするようです。やっぱりダンス系のロック・アーティストとの共演が多いようですね。ちなみにSXSW フェスにも出演が決定しているようです。
凄くイギリスらしいブラック・ミュージック、ダンス・ミュージックだなぁと思います。
エレクトロとソウルを軽やかにポップに融合してしまう感覚・・・凄くイギリスっぽい気がします。
それと、最近はクリスティーナ・アギレラやカニエ・ウエストの新曲も80’Sの感覚を取り入れたものでしたし、そういう流れからしてもジャストなものではないでしょうか。
試聴→ MySpace
2組目は SUGARUSH BEAT COMPANYです。
アメリカ人とデンマーク人とオーストラリア人による3人組です。
その中で、アメリカ人のラサーン・パターソンは97年にソロでデビュー。ファンキーでクラシカルなソウル・・・クラシック・ミュージックの影響を受けたソウルと言う意味ではなく、伝統的なソウルと言うことですね、そういった音楽性で高い評価を得てきたミュージシャンです。
ちなみにデンマーク人の女性ヴォーカリストも以前CDをリリースしたことがあるようです。
そうしたキャリアのあるミュージシャンで、このグループも2005年には結成されていたようです。
そして今年の9月の後半に初のアルバムをリリース。キャリアのあるアーティストのユニットにしては随分リリースまでに時間がかかっていますが、そのぶんグループとしてがっちりとサウンドを固めていたのかも知れませんね。
上記のTHE COCK'N BULL KID と比較すると、よりソウル・マナーにのっとっているものかもしれませんが、ポップなセンスに溢れているところは共通しているところではないでしょうか。非常に軽やかなポップ・センスを持ち合わせています。シンセ音などの80’S感も近いものがあるかもしれませんね。
実は、ここまでの2組は随分前から紹介しよう紹介しようと思っていたのですが、タイミングを逃し紹介せずじまいでした。今回、こうやって取上げて”ほっ”としています(笑)。
試聴→ MySpace
3組目は KENAN BELL です。
こちらはロス出身のヒップ・ホップ・アーティストです。
それ以外には特に何のインフォメーションもございません(苦笑)。
現在MySpace にアップされている4曲のうち2曲がロック・ネタと言うことで、ロック・フアンにとっても興味深いものではないかと思います。1曲はMGMT の楽曲のミックスで、もう1曲はスミスのナンバーをサンプリングしたものです。
スミスのナンバーが結構はまっていて良いなぁと・・・個人的には好きです。
「GOOD DAY」と言うナンバーも結構インディー・ロック的な要素があっていいですね。サイケデリックな感触があって。非常に聴きやすいです。
見た目もレニー・クラヴィッツっぽいですよね〜(笑)。
・・・だから何なんだと言われれば、特に何も無いのですが(苦笑)。
試聴→ MySpace
最後はK-THE-I???です。
これは面白い!
こちらもヒップ・ホップ・アーティストです。
このアーティストはキャリアのあるユニットのようで、2006年にはデビュー・アルバムをリリースしているようです。そういった部分では、このコーナーで取上げるタイプのものではないのですが、NME の新しいアーティストを紹介するコーナーで初めて知って、つい最近まで新人と思い込み、この特集に組み込んでいたので、そのまま紹介したいと思います(苦笑)。
何号か前のNME に載っていたのですが、そこの紹介ページに載っていたアーティストの名前がSONIC YOUTH に LIL WAYNE、更にはTRENT REZNOR, GNARLS BARKLEYといったところでした。
例えば、上のKENAN BELL のようにモロなロック・ネタがあるわけではないですが、ロック的な感覚も感じますし・・・まぁ、そんなことを抜きにしてもトラックカッコいいですしね〜。
MySpace のInfluencesのところには様々なアーティストの名前が載っています。
パブリック・エナミー、EPMD、NAS, ア・トーライブ・コールド・クエストといったヒップ・ホップ、ラップ・アーティストは勿論、マイルス・ディヴィス、そしてベックやビョークにホワイト・ストライプス、レッド・ツエッペリンにブラック・サバス、更にはヴェルベット・アンダーグラウンドにジミヘン、そしてザ・ファグスといったサイケデリックなミュージシャンまで・・・非常に幅広いアーティストが載っています。
特にヒップ・ホップとサイケデリック、そしてエレクトロからの影響が強いアーティストなのではないか・・・音の感触からはそんな印象を受けます。
このサイケデリックな感覚は現代のインディー・ロックと共通する・・・と結ぶのは強引かもしれませんが、そういうひっかかりを強引に作って世界を広げていくのも楽しい作業ではないかなぁと思います。
まぁ、そんなことを抜きにしても単純に盛り上がりますね、個人的には。
「JUST LISTEN」なんかは、本当に単純に盛り上がれますしね。
そして2008年11月にアルバムがリリースされているようです。
買います(笑)!!これは買います!!
試聴→ MySpace
今回は、ブラック・ミュージック特集と題して4組のアーティストをご紹介いたしました。
Sugarush Beat Company
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Gunshots & Candyfloss [7 inch Analog]
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Yesterday, Today & Tomorrow
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「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日のニュースはこちら!!」
「アークティック・モンキーズ 待望の新作を1月のニュージーランド公演で披露か」
記事→ RO69
「本日のニュースは、アークティック・モンキーズのニュースです。
またまたアークティック・モンキーズのニュー・アルバムに関連したニュースです(笑)。現在サード・アルバムを製作中と言われているアークティック・モンキーズですが、年明けには早くもライブで披露されるかもしれないというニュースです。
披露される可能性があるのは1月13日のニュージーランド公演だそうです。その後日に行われるロック・フェス、ビッグ・デイ・アウトのウォームアップ・ギグとして新作披露を予定しているとの事です。
関係者談なので、どこまで信じていいのか分からないのですが、演奏されたならYouTube で探してみようかなと思っています(笑)。
それでは、アークティック・モンキーズの曲を1曲お聴きください。
アークティック・モンキーズで”505"。」
視聴→ YouTube
「アークティック・モンキーズで”505" でした。
その関係者談によると、基本的には制作作業を終えているとのことなので、やはり2009年中には発表される可能性が高いのではないかと思います。
非常に楽しみですね。」
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Favourite Worst Nightmare
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Favourite Worst Nightmare
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KID D(D) : 今回は、このコーナーでも少し趣向を変えまして、3枚のアルバムをまとめて取り上げたいと思います。一応、お題としてエクスペリメンタルな要素を持ったインディー・ギター・ロックをまとめて・・・少し強引なまとめ方ですが、そういうお題で3枚の作品を取り上げていきたいと思います。
KID A(A) : 最近、この3枚まとめてというパターンが多いよね。ネット・レーベルのコーナーでもまとめてアーティストを紹介しているみたいだし。
(D) : そうなんですよ。年内までに感想を書いておきたい作品やアーティストがいっぱいあって、まとめて書かないと年内中に書ききれないんですよね。
(A) : 君は絶対、夏休みの最後に慌てて宿題をまとめてやるタイプだったんだろうね。
(D) : ・・・まぁ、そうだったかもしれませんけど。
(A) : 日ごろの怠惰な生活と計画性の無さがそういった事態を招くんだよ。
(D) : 余計なお世話ですよ!Aさんにだけは言われたくないです!だいたい毎日ブログを更新してますからね。精一杯やっても書ききれないほどいい作品や紹介したいアーティストが多かったということですよ。怠惰な生活を送っているのはどっちなんですか!
(A) : なんだよ!!俺が怠惰な生活を送っているとでも言いたいのか?!
(D) : ここでAさんの生活を1つ1つ検証していきましょうか?
(A) : ・・・3枚の素晴らしい作品の検証に移ろうか。まず最初の作品はなんだい?
(D) : ・・・まぁ、いいです。作品に移りましょう。最初に取り上げるのはディアハンターの「MICROCASTLE」です。
試聴→ MySpace
(A) : このバンドは初めて聴いたんだけど、新人じゃないの?
(D) : このアルバムが4枚目のアルバムとなるようです。
(A) : へぇ〜、4枚目なんだ。結構キャリアがあるんだね。
(D) : そうみたいです。ただ、日本盤でリリースされるのは、このアルバムが初めてみたいなので、日本ではこのアルバムで本格的なデビューと言えるのかもしれませんね。
(A) : なるほどね。
(D) : 今までにも、ナイン・インチ・ネイルズの前座に起用されたりと話題にはなっていたみたいですけど。
(A) : へぇ〜、ナイン・インチの。確かに、このバンドはエクスペリメンタルな要素が強いし、そういった部分がトレントの好みにハマるのは分からないでもないけど、ナイン・インチとは音の強度がまるで違うかじゃない。ナイン・インチのフアンに受けたのかねぇ〜。
(D) : 新しい刺激、新鮮なサウンドを求めフアンには受けたんじゃないですか。でも確かに音の強度は違いますね。このバンドはアシッドでサイケ・・・もっとどろ〜んとしたサウンドがメインですね。ただ、以前はもっとノイジーでビートが立っていたらしいので、以前からのフアンにとっては結構変化を遂げた作品という印象があるようですよ。
(A) : へ〜。確かにこの作品でもノイジーな曲はあるし、クラウト・ロックのような曲ではビートも立っているけど、結構アシッド・フォーク的な要素が強いよね。
(D) : そうですね。アシッド・フォーク、サイケデリック、クラウト・ロックといった要素が一体となったアルバムですけど、途中まではアシッドな曲が多いですし、フォーク的なメロディーも多いですね。
(A) : でもあれだね、アシッド・フォークにサイケデリックにクラウト・ロック・・・現代のエクスペリメンタルと言われる音楽の見本市のような感じだね。
(D) : 見本市ということは無いでしょうけど、確かに現代のエクスペリメンタルなロックの1つ象徴となるような作品ではあるかもしれませんね。それでは次に、ロングウェイブのニュー・アルバム「SECRETS ARE SINISTER」を取り上げたいと思います。
試聴→ MySpace
(A) : これをエクスペリメンタルというのは無理がありすぎるんじゃない。
(D) : わかってます・・・。まぁ、シューゲイザー的な要素の強いバンドなんですけど、多少ポスト・ロック的な要素もありますし・・・まぁ、お題なんてどうでもいいんですよ。この3枚の作品を取り上げることに意味があるんですから。
(A) : いい加減な奴だなぁ。あれだろ、夏休みの自由研究で研究のお題と全く違うことを書いて、研究ノートのページ数を稼いでいたタイプだろ。
(D) : 何なんですか、それは!だいたい文量を稼いでいるわけではなく、この3枚のアルバムについて書きたいという前向きな理由で取り上げてるんですから!
(A) : まぁ、それはともかく・・・
(D) : ともかくって・・・自分で言っておいて・・・。
(A) : このバンドは核となっているのはソングライティング・・・メロディー作りであって、確かにサウンドもシューゲイザー的でありながらシューゲイザーと一言では言い切れないユニークなギター・サウンドだけど、やっぱり中心になっているのはメロディーと歌だよね。
(D) : そうですね。そういう意味では凄くまっとうなギター・ロックと言えるかもしれませんね。
(A) : それも良質のね。凄く繊細なんだけど、それでいて逞しさもあるよね。
(D) : そうですね。このバンドもこれが4枚目のアルバムになるんですけど、そのキャリアの積み重ねを感じさせてくれる逞しさが、繊細なメロディーやサウンドの奥から見て取れますね。このバンドは前作でレコード契約も切れてしまって、苦しい時期もあったようですけど、そこからこれだけ素晴らしい作品を作り上げるんですから素晴らしいですよね〜。
(A) : 最近は大きな会社でも次々と大量解雇の話題が出ているけど、そういう意味では希望を与える1枚だね!
(D) : インディー・ギター・ロック・フアン以外にこの音が届くかどうかが問題ですけど。
(A) : そうやって盛り上がらないこと言うなよ〜。
(D) : まぁ、でも、そういう苦境を乗り越えて素晴らしいアルバムを届けてくれるというのは、確かに希望を与えてくれますし、こういうフレッシュな印象の作品を届けてくれるというのはフアンとしては嬉しいことでしょうね。凄く良いメロディー、良いギター・サウンドが詰まったアルバムですね。
では、最後に、もっと長いキャリアを持つシー・アンド・ケイクのニュー・アルバム「CAR ALARM」を取り上げたいと思います。
試聴→ MySpace
(A) : これはいい!驚いたね。シー・アンド・ケイクって何年目だよ?
(D) : 結成から15年目で、このアルバムが8枚目らしいですよ。
(A) : それでこのフレッシュ感は何なんだよ?!
(D) : 何なんだよ・・・って聞かれても困るんですけど、確かにフレッシュな1枚になっていますね。
(A) : もともとシカゴ音響派なんて呼ばれたりもして、確かにお題のようにエクスペリメンタルな要素も持っているバンドだけど、これはハッキリ言ってギター・ロックだよ。インディー・ギター・ロック。はじけてるね。
(D) : そうなんですよね〜。前作もかなりギター・ロックよりのアルバムだったらしいのですが、今作もはっきりとギター・サウンド中心の作品になっていますね。
(A) : 曲もいい曲が揃っているしね。
(D) : そうですね。インディー・ポップの見本と言いたくなるよな楽曲が揃っていますね。
(A) : それでいてサウンドもユニークなもので、音響派らしいこだわりのある音の響きは確かにエクスペリメンタルと言える要素を持っているし、何よりもユニークなのは、ゆったりとくつろぎながら聴くことも出来るんだけど、刺激的でもあるという・・・。その辺の微妙な感覚がなんとも言えなく良いね。
(D) : シー・アンド・ケイクの良さだけではなく、インディー・ギター・ロックの良さを伝えると言い切りたくなる程のすばらしい作品ですね。
(A) : それにしても15年で8枚アルバムを出しているということは、平均すると2年に1枚はアルバムを出しているんだね。マイペースなイメージを持っていたんだけど、結構しっかりと仕事してるんだね。
(D) : そうですね。
(A) : 夏休みぎりぎりで宿題をしている怠惰で計画性のない君とはえらい違いだね。
(D) : ・・・余計なお世話ですよ!だいたいAさんは計画的に宿題をしていたんですか?
(A) : 俺?俺は新学期に入っても宿題に手をつけないまま学校に行く派だよ。
(D) : そんな派ないですよ!一番怠惰じゃないですか!!何も手をつけず生きているAさんの日常そのままですよ!
(A) : 肝が据わってるんだよ。手をつけずに学校に行くなんてなかなか出来ることじゃないよ。
(D) : 自慢げに言うことじゃないですよ!!
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「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日のニュースはこちら!!」
「COLDPLAYが、新作『Viva La Vida or Death And All His Friends』収録曲が、アメリカのギタリストから盗作であると訴えられる」
記事→ BOUNCE
「本日のニュースは、コールドプレイのニュースです。
2008年最大のヒットの1つとなったコールドプレイの”Viva La Vida” に盗作騒動が持ち上がっているようです。
盗作だと訴えているのは凄まじいテクニックで有名なギターリスト、ジョー・サトリアーニで、自身の2004年の作品”IF I COULD FLY" の一部と酷似しており、裁判を起こすつもりのようです。
今回は、その2曲を続けてお聴きいただこうと思います。
それでは、ジョー・サトリアーニとコールドプレイの曲を続けてお聴きください。
ジョー・サトリアーニで”IF I COULD FLY"。とコールドプレイで”VIVA LA VIDA"」
視聴→ YouTube (IF I COULD FLY)
視聴→ YouTube (VIVA LA VIDA)
「ジョー・サトリアーニで”IF I COULD FLY" とコールドプレイで”VIVA LA VIDA" でした。
確かに似ている部分はありましたね(笑)。ただ、全体のサウンドのティストがあまりに違うので、盗作と認められるかどうかは微妙なところだと思うのですけどどうなるでしょうか?
こういった盗作疑惑は常にあることですよね。特にポップ・ミュージック界には、クラシックやジャズの何倍もの作曲家がいます。そして基本的には3〜5分ぐらいの短い時間で、クラシックやジャズと比べると比較的単純なコードの中で曲を作っていくわけですから・・・似ているか盗作かの境目・・・分からないですよね〜。例えばビートルズに影響を受けて作られた曲だけでも、この世にいくつほど存在するか・・・。そのどれかが似ていても不思議ではないですしね。他に、もっとモロに似ている曲も多くあると思いますし(苦笑)。
僕個人は、そこまで1つ1つのフレーズがあれに似ているから駄目だ・・・というような聴き方をせずに、曲全体から表現されるものにオリジナルなものがあると感じられたらOK な聴き方なので、少し基準が甘いのかもしれません(笑)。
皆様は、”これぐらいならOKだろう” と感じられたのでしょうか?それとも”これは駄目だろう”と感じられたでしょうか?個人個人の音楽に何を求めるかと言う基準によっても感じ方が変わってくるのかなぁと思います。」
(その後、コールドプレイは盗作ならびにジョー・サトリアーニからの影響を否定するコメントを出したようです。個人的にも、おそらく直接的に影響されていることは無いのではないかなぁと予想しています。)
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「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日のニュースはこちら!!」
「ブラー、2009年夏にリユニオン・ギグ」
記事→ BARKS
「本日のニュースは、ブラーのニュースです。
幾度となくブラーのリユニオンの話題を取上げてきましたが、遂に2009年の夏に実現するようです。2009年7月3日にハイド・パークでのライブが決定、チケットは今週の金曜日に発売されるということらしいので、どうやら本当に再結成ライブが実現するようですね。
90年代のイギリスのロック・シーンをオアシス、レディオヘッドと共に牽引してきたブラーですが、まずはギター・リストのグレアムが脱退、ヴォーカリストのデーモンはグレアムの復帰を希望する発言をしてきましたがグレアムは戻らず、その後解散となりました。しかし最近はグレアムを含む、デーモン以外の3人が再結成を希望し、それにデーモンがようやく応じ再結成への運びとなったようです。
解散後、デーモンは様々なユニットで大活躍、グレアムのソロも高い評価を得ていただけに、これほど早く再結成が実現するとは思わなかったです。
それでは、ブラーの曲を1曲お聴きください。
ブラーで”THE UNIVERSAL"。」
視聴→ YouTube
「ブラーで”THE UNIVERSAL"でした。
この曲なんかは良いんですけど、”BOYS & GIRLS" あたりもやるんでしょうか?なんか最近のデーモンの方向性を考えると少し違和感を感じないでもない・・・年齢を考えても大丈夫か?と思わず心配してしまいますが、でも、せっかく再結成したんですから、その辺の曲もガンガンやらないと納得できないですよね(笑)。
この再結成がが単発で終わることなく、ヴァーヴのように新作発表、来日も決まればいいですね。」
試聴→ MySpace
The Great Escape
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The Best of Blur
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新人さん、いらっしゃ〜い。オヨヨ。
今回は、イギリスのトットネス出身の話題のエレクトロでポップなユニット METRONOMY のデビュー・アルバムを取り上げたいと思います。
ロンドンを拠点に活躍する3人組のユニットです。
デビュー・アルバム・リリース前からじわりじわりと人気を獲得してきたとの同時に、メンバーであるジョセフはクラクソンズやフランツ・フェルディナンド、ケイト・ナッシュといった様々なアーティストのリミックスを手掛け名を上げてきました。
アルバムをリリースする前から大きな期待を持たれていたアーティストと言えると思います。
音楽的にはHOT CHIP を思い起こさせるようなエレクトロ&ポップなサウンドです。
全体的にはチープな感触がユニークなエレクトロ・ポップなのですが、その中にアート性、アバンギャルドな要素も持ち合わせたアーティストです。
そういった様々な要素をシンプルな音数の中でまとめ上げる力は素晴らしいですね。そしてそこから、もうひと捻りして作られている・・・そんな感じのサウンドは、例えばHOT CHIP に似ているようで、それでいて独特なものがあります。
そして、そのサウンドから受ける全体的な印象は、少し寂しげなものです。
ただ、ユニークなサウンドを構築するだけでなく、そのサウンドからしっかりと表現したい世界観が浮かび上がってくるところもいいですね。
今年後半、すでに話題を集めているユニットですが、来年の2月には日本盤のリリースも予定されているようです。ここで、もうひと盛り上がりあるかもしれないですし、あって欲しいなぁと思います。
試聴→ MySpace
01.NIGHTS OUT
場末のジプシーな音楽を奏でる楽団といった雰囲気のナンバーです。
いかにもオープニング・ナンバーといった風情のインスト・ナンバーですね。
この曲が終わり、次曲でエレクトロなサウンドが鳴る瞬間が気持ちいいです。
02.THE END OF YOU TOO
チープなビートとシンセ音が印象的なインストのナンバー。
03.RADIO LADIO
おっ・・・と、いつの間にか3曲目になっていました(笑)。
基本的なサウンドのティストは前曲のままで、ヴォーカルが入ってきます。アルバムのオープニングから徐々に、しかし基本的にはクールにですが熱を帯びている感じがします。
04.MY HEART RATE RAPID
ひねくれたポップ・センスを持つエレクトロ・ポップ・ソングです。
キャッチーでありながら、どこかひねくれた感覚を持ったナンバーで、その感覚がとても癖になる1曲です。
05.HEARTBREAKER
センチメンタルなメロディーを持ったナンバーです。このアルバムの中で一番歌ものっぽい歌ものですね。寂しい雰囲気、孤独感を感じさせるエレクトロ・ポップです。
06.ON THE MOTORWAY
この曲は歌無しです。
ビートも含めチープなサウンドと、ひねりの効いたフレージングが奇妙な感覚を生んでいるナンバーです。
07.SIDE 2
フリージャズっぽいものをエレクトロ風味にまとめ上げた前半が印象的なインスト・ナンバー。
ポストロックぽい印象ですね。
08.HOLIDAY
ちょっとアバンギャルドな雰囲気の出だしから、ディスコ調のベースで一気にファンキーになるナンバー。エキゾチックなヴォーカル、ニューオーダーなドラムのスネア音とベース・ラインが印象的です。
10.BACK ON THE MOTORWAY
出だしの音は琴っぽいですね。
アジアっぽいメロディーを挟んだナンバーで、後半はジプシーっぽい雰囲気にもなります。全体的にエキゾチックな感じですね。
11.ON DANCEFLOORS
ミニマルなテクノのようなビート音に、ニューオーダーのようなベースが絡み、80’Sっぽいメロディーが乗るナンバーです。全体的にですが、独特の緩い感じがいいですよね〜。この緩さと、どことなく寂しい雰囲気が癖になります。
12.NIGHTS OUTRO
オープニングと同じような楽器構成のエンディング・ナンバー。
Nights Out
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「”ラジオな・・・気分で”の番外編・・・気になった音楽ニュースを即日お伝えする"日刊ニュース”、本日のニュースはこちら!!」
「4ADがデジタル・サンプラーを無料ダウンロード配信中!ステレオラブ、TV オン・ザ・レディオほか」
記事→ CD Journal
「本日のニュースは、4ADレーベルのニュースです。
80年代から独自のセンスで良質のアーティストを輩出し続ける英国のレーベル”4AD"。その4ADがデジタル・サンプラーを無料ダウンロード配信中です。
結構豪華なメンツですね〜。TV オン・ザ・レディオ、ステレオラブ、ブリーダーズ、更にはディアハンター、マウンテン・ゴーツ、そして多くの海外メディアの年間BESTアルバムにランク・インしているBON IVER などの音源を無料で聴くことが出来ます。
それでは、そのアーティストの中から、個人的に最近よく聴いているディアハンターのほかの曲をピックア・アップしました。
それでは、ディアハンターの曲を1曲お聴きください。
ディアハンターで”NOTHING EVER HAPPENED"。」
試聴→ HypeMachine
「ディアハンターで”NOTHING EVER HAPPENED"でした。
80年代の4ADと比べるとサウンドの傾向も変化してきていますよね。80年代の4AD所属のアーティストはもっとサウンドの傾向が統一されていましたし、ビジュアル・イメージも統一されていました。それを象徴するのがコクトー・ツインズですね。そこからピクシーズも手掛けるようになったあたりから徐々に幅広く、色々なアーティストを手掛けるようになり、2008年も尚、多くのアーティストのリリースを手掛けています。しかし、幅広くなったとはいえ、一癖も二癖もあるアーティストばかり手掛けているのが4ADらしいですね〜。
今回のサンプラー、フアンの方は勿論ですが、フアンでない方も無料ですし、是非1度チェックしてみてください。」
試聴→ MySpace
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今回もまた特集版です。今回の特集はニューヨーク、ニューロックと題しまして、ニューヨーク出身の新しい4組のアーティストを一気に紹介していきます。
今回は4バンド共にかなり好きです。
個人的には非常に気になっている4バンドです。
1組目のアーティストは OARSです。
男性2人組のユニットです。
MySpace のMember Since の欄が2008年8月9日になっているので、まだ結成されたばかりのユニットだと思います。
音楽性はと申しますと、エレクトロでサイケ、エクスペリメンタルでポップなインディー・ポップといった感じのサウンドです。
MySpace のInfluences の欄には実に様々のアーティストが載っていて、その選からもかなりの音楽オタクであることが窺えますが、その中でもエクスペリメンタルでありながらポップ・センスを持ち合わせているところは、シー・アンド・ケイクやジム・オルークを思い起こします。
とにかく、音が気持ちいいですね!
浸ってしまいます。
ちょっと不協和音っぽいところや転調を使って表される、捻じ曲がった感覚が音の響きと合わさって凄く気持ちがいいんですよね〜。更にそういったエクスペリメンタルな要素をあくまでポップに響かせているのもいいです。
今後に期待したいユニットです!!
試聴→ MySpace
2組目は APES & ANDOROIDSです。
え〜、スミマセン、何人組かもよく分かりません(苦笑)。
こちらは多少、キャリアのあるバンドのようです。
こちらの音楽性は・・・一番近いところを挙げるならTV オン・ザ・レディオでしょうか。
サイケデリックを基本にしながら、エレクトロ、ポストパンク、ソウル、ジャズなど様々な要素をミックスしたサウンドがユニークなバンドです。
TV オン・ザ・レディオ同様、情報量の多さと掴みどころの無さが、このバンドの魅力になっていますね。
曲ごとによってエレクトロ、ポスト・パンク、ソウル、ジャズという風に分かれているのではなく、1曲の中に様々な要素が詰め込まれています。これだけの情報量の多さをポップに仕上げる洗練度とクオリティーの高さは凄いものがありますね。
新たな感覚、新たな刺激をお求めの方には是非お薦めしたいバンドです。
試聴→ MySpace
3組目は MIRROR MIRROR です。
このバンドはアルバムをリリースしたばかりのバンドです。
え〜、アルバム名は「THE SOCIETY FOR THE ADVANCEMENT OF INFLAMMATORY CONSCIOUSNESS」・・・記すのが面倒なタイトルです(苦笑)。長すぎます(苦笑)。この長いタイトルのアルバムをXL レーベルからリリースしたばかりのバンドです。
色々な写真を見る限り・・・3人組のバンドだと思います。
MySpace のメンバーには4人名前が載っているので4人かもしれませんが、NME に載っていた写真も3人ですし・・・どちらかでしょう(苦笑)。
こちらはよりサイケデリック色の強いバンドですね。
最近のアーティストを引き合いに出すならMGMT,やフレミング・リップス、スーパー・ファーリー・アニマルズといったところかなぁと思うのですが、それらのアーティストよりももっと60年代のシド・バレット在籍時のピンク・フロイドあたりをイメージさせます。アシッド・サイケ色の強いバンドです。
今回ご紹介するアーティストは、何らかの形でサイケの要素を持っているバンドが多いのですが、その中でも最もサイケ色の強いバンドですね。
このバンドはじっくり何度も聴いていただいた方が、魅力がジワジワと伝わって来るのではないかなぁと思います。
試聴→ MySpace
最後はTIGERCITYです。
このバンドは4人組ですね(笑)。
音楽性は、上記の4人と少し毛色が違います。
スティーリー・ダン、”アヴァロン”期のロキシー・ミュージック、”レッツ・ダンス”期のボウイ、更にはプリンスなどからの影響を感じさせるサウンドで、シティー・ポップと言うかアーヴァン・ポップと言うかブルー・アイド・ソウルと言うか・・・そういった音楽性が基本になっているバンドです。
最近のバンドで言えばTALC が近いかなぁという気がします。
まぁ、どの曲もクオリティーが高いですね。
このタイプの音は、もともとスキルが無いと出来ない楽曲、演奏なので、こういう音を奏でている時点で、かなりスキルがあるといえると思うのですが、その中でもクオリティーの高いサウンドを聴かせてくれていると思います。
80’Sっぽいエレクトロ感があるのも、今っぽくて良いのではないでしょうか。
サウンド、メロディー、歌・・・気持ちがいいですね。
ちなみにこのバンドは今年ミニ・アルバムをリリースしたようなのですが、そのミニ・アルバムをリリースしたのがベン・ワットが立ち上げたレーベルからリリースされたことも話題になっているようです。
試聴→ MySpace
今回は、ニューヨーク、ニューロックと題して4組のアーティストをご紹介いたしました。
The Society for the Advancement of Infla
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