clap your hands say yeah cd01.CLAP YOUR HANDS!   02.LET THE COOL GODDESS RUST AWAY   03.OVER AND OVER AGAIN (LOST AND FOUND)   04.SUNSHINE AND CLOUDS (AND EVERYTHING PROUD)   05.DETAILS OF THE WAR   06.THE SKIN OF MY YELLOW COUNTRY TEETH   07.IS THIS LOVE?   08.HEAVY METAL   09.BLUE TURNING GRAY   10.IN THIS HOME ON ICE   11.GIMMIE SOME SALT   12.UPON THIS TIDAL WAVE OF YOUNG BLOOD
(曲名、長!!)

KID (D) : 2005年、年末にリリースされた輸入盤が、大きな話題を呼んだNYの新人バンド、クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー(CYHSY)を取り上げたいと思います。

KID A(A) : これは素晴らしいアルバムだね!取り上げるのが遅いよ。

(D) : 日本盤は出たところなので、全然OKですよ。

(A) : 2005年の年間BESTアルバムにランク・インしている雑誌もあったじゃない。

(D) : BBCでは、2006年期待の新人として取り上げていましたよ。本格的ににブレイクするのは今年なんですから。全く問題ないです。

(A) : 都合良く解釈するね。でも、確かに今年もっとブレイクするだろうね。特に海外では。

(D) : 色々なフェスからも、声がかかるでしょうしね。

cyhsy photo1(A) : ライヴはどうなんだろうね。

(D) : ラジオのNYレポートで言っていたんですけど、いい時は信じられないくらい素晴らしいと言う事ですよ!

(A) : いい時でなければ?

(D) : まぁ、駄目な日もあるらしいですけど・・・。

(A) : でも、なんとなくそういう感じするねぇ。

(D) : 日本盤には、ボーナスCDが付いていて、ライヴ4曲が収録されているのですけど、凄くいいんですよね〜。確かに当たり外れはありそうですけど。

(A) : それでも、今年のフェスの主役になりことは間違いないだろうね。

(D) : それで作品の方なんですけど、簡単に言ってしまえばアメリカのインディー・ロックですよね。

(A) : 本当に簡単に言ったね。ペイヴメント、フレイミング・リップス、ヨ・ラ・テンゴあたりが引き合いに出されているみたいだね。ルーツ的なところでは、ヴェルべット・アンダーグランド、キャプテン・ビーフハート、トーキング・ヘッズといったところだね。

(D) : 全部共通してヘロヘロ感がありますね。

(A) : あ〜、そうだね。でも、ヘロヘロ感があるアメリカのインディー・ロック・バンドなんて山ほどあるわけだけど、どのバンドもこれほど話題になるなんてことはない訳だからね。

(D) : そうですね。ヴォーカルのヘロヘロ感、ローファイな音作りといったところが、よく取り沙汰されていますけど、同時に驚くほどダイナミックと言うか、高揚感が凄いわけですよ。その辺りがうけてるポイントの一つじゃないですか。

(A) : そういうところは、アーケード・ファイアに似ているね。

(D) : そうそう。よく引き合いに出されているみたいですね。更に言うと、CYHSYの方が切なさがありますね。そのぶん、日本で火が付いてもいいと思うんですけどね〜。

(A) : う〜ん、そうなるといいけど。

cyhsy photo2(D) どうでしょうね〜。あと、このバンドが話題になっている事の1つに、大手レコード会社は勿論、インディー・レーベルにすら所属していないんですよね。自分たちのサイトに載せたMP3とライヴの口コミだけで売れていったという。アーティストとしては理想的な売れ方ですよ。

(A) : イギリスのアークティック・モンキーズといい、新しい流通の流れが生まれつつあるね。

(D) : CDの注文が来たら、自分たちが郵便局に行って送っていたらしいですからね。それでビルボートのインディ・チャートにランク・インですから凄いですよ。

(A) : ロックの民営化や〜〜!

(D) : ・・・なんで彦麻呂なんですか?!思いつきでギャグ飛ばさないで下さい!

(A) : いや、これは構造改革でしょう。そのうち大手レコード会社が抵抗勢力になったりしてね。

(D) : 抵抗して何のメリットがあるんですか?!取り込んだ方が良いに決まってるでしょう。

(A) : それで、その勢力をぶっ潰すとか言って、クラップ・ユア・ハンズ・チルドレンなんかが生まれたりしてね。

(D) : 意味がわからないです!

(A) : 中には、さわやかだけど、調子のりの浮かれた奴がいて、袋叩きにあったりしてね。

(D) : もういいですよ。とにかくMP3を自分たちのサイトに載せているバンドというのは山ほどいるわけですよ。でも、その中でこういう新しい流れを作る事が出来るのは、やはりこれだけの音楽的なポテンシャルを持ったバンドなんだろうなと実感しましたよ。

(A) : それにしても、メンバーの冴えなさぶりは何だろうね。同じNYの5人組で、こうもストロークスと違うものかね。

(D) : いいんですよ!そんな事は!だいたい僕たちが人の事言えるんですか!Aさんはどっち側の人間だと思っているんですか?

cyhsy photo3(A) : ・・・ストロークス側ではないな・・・。なんだか切なくなってきたよ。

(D) : そういう時は、CLAP YOUR HANDS SAY YEAHですよ。手を叩きましょう!

(A) : だからって、どうなるもんでも無いけどね・・・。


(KID Dの独り言)
これはイイ!!このバンドにはかなりの可能性を感じます!
昨年末から大きな話題を呼んでいましたが、個人的に”ローファイなインディ・バンド”、こういうキャッチ・フレーズには弱いんですよ。悪い意味で。一時期完全に食傷気味になったんですね。だから、気にはなっていたもののスルーしていました。

やっぱり、固定観念で決めつけてはいけない!

改めて思い知らされました。
名前からイメージすると、凄くポジティヴなイメージがありますよね。実際音楽からはポジティヴなパワーも感じられます。しかし、詩を読むと結構シニカルな状況認識な物も多いですねぇ。シニカルな認識をヘロヘロなヴォーカルで、ローファイなサウンドにのせて・・・、しかし、同時に凄く肯定的で希望に満ち溢れた音楽として鳴らされています。だからこそ余計に切ない、そんな音楽です!

今、僕は2006年の年間BESTをストロークスにするかこのアルバムにするか迷っています。まだ1月ですが・・・。リリースされたのは2005年ですが・・・。

それぐらい、いやそれ以上に大きな可能性を感じさせてくれるバンドです。

試聴→ http://hype.non-standard.net/artist/Clap+Your+Hands+Say+Yeah
(ほとんどの曲が聴けます。アルバム未収録曲のライヴも聴けます!)

試聴→ http://www.3hive.com/2005/09/clap_your_hands_say_yeah.php
(3曲DL出来ます)

試聴→ http://www.xfm.co.uk/Article.asp?id=147715
(ライヴ・セッションを試聴できます)

試聴→ http://www.woxy.com/loungeacts/index.php?id=28
(ライヴ・セッションとインタビューをDL出来ます。ちなみに、LOW,THE FIERY FURNACES、THE KILLS、THE WEDDING PRESENT、WE ARE SCIENTISTS、YOUTH GROUPなどもあります!)

Clap Your Hands Say Yeah

価格: ¥1,680(税込)



クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤー

価格:
¥2,520(税込)
対訳、ボーナスCDも付いた日本盤をお薦め。