東芝総会とビジネス法務1月号

ビジネス法務1月号において、弥永教授が、 10 月 24 日開催の東芝株主総会について、意見を述べられています。

まず、計算書類の承認が議題であったことから、法律的には臨時株主総会ではなく、定時株主総会になるのではないかと。ふむふむ。

次に、会計検査人出席の動議などを否決した運営が適切といえるのかと。

今回は、会計検査人と監査委員の意見が異なっていたわけですから、双方の意見を聞く必要があったようにも思います。

ビジネス法務1月号 51 頁では、

「事前の質問事項に対する回答を紹介しただけでは、監査委員会と会計監査人の意見が異なる場合において、計算書類の承認に賛成すべきかを判断するための十分な番団材料が株主に提供されていたとは必ずしもいえない」として、「必ずしも適切な議事運営ではないのではないかという懸念は残る」としています。
これに対して株主は株主総会決議取消と損害賠償を求める訴えを提起できます。
期限は三か月ですから、提起することは十分に可能ですし、やる価値はあるのですが、いろいろ訴訟を抱えているので、今回は回避しようかなと思っております。