みずほ銀行西大寺支店(奈良)が、検認済みの遺言書を持参した相続人3人のうち、2人 ( C子ら ) には払い戻しをし、一人 ( E子 ) には払い戻し拒否するという対応を続けているようです。

この事件は、B子、Aの夫婦が相次いで亡くなった後、家庭裁判所の検認済み遺言を持参したC子とDには払い戻しをしながら、後に同じように検認ずみ遺言を持参したE子には払い戻しをしなかったという事案です。

背後には、C子がみずほ銀行に対して、E子への払い戻しに異議を唱えたというものがあります。

みずほの対応はおそらく、他の相続人から異議があったため、相続争いに巻き込まれたくないという理由で、払い戻しを拒否したのだと思います。他の銀行も似たりよったりではないかと推察されます。



ただ、みずほ銀行の対応にも一定の理解はできるものの、みずほの内規や、全銀協のホームページを見ると、検認済みの遺言書などがあれば、払い戻しがなされるように読める記述があります。

「 相続手続書類をご提出いただいた後、お取引金融機関で払戻し等の手続が行われます。 」

また、今回のケースではさらに、一部の相続人にのみ支払い、一部の相続人には支払わないという事態となっています。

銀行側に相続争いに巻き込まれたくないとの懸念があるのは理解できるものの、検認済みの遺言書があれば、債券の準占有者への弁済 ( 民法478条 ) として保護されるため、応じることに銀行自身には法的リスクはありません。

むしろ、異議を主張した相続人に加担しているとも言えるのではないでしょうか。



個人的には、このような銀行の対応には疑問なしとしません。「対応マニュアル」を変更すべきと思います。







E子さんがみずほに送った通知書。

「銀行協会の規定にしたがう指導を支店に求める通知」

被通知人 
    ( 株 ) みずほフィナンシャルグループ

通知人
 株主 HE子
 
 前略
    預金者の死後に於ける、相続人による引き出しについては、 全国銀行協会がホームページで定めており、 みずほ銀行も同内容の内容をホームページで公開しています。
 裁判所における裁判官による検認済み遺言書を持参した者を預金債 権の準占有者として相続人として弁済する旨です。

(みずほ銀行の内規)
https://www.mizuhobank.co.jp/tetsuduki/inheritance/yuigon_02.html
裁判官による検認済み遺言書 で 相続預金が引き出せることが明記されています全国銀行協会のホームページ
https://www.zenginkyo.or.jp/article/tag-f/7705/
(裁判官による「検認済み遺言書」で、 預金が引き出される旨を定めた規定)

 裁判官による検認済み遺言書の取扱について、( 相続人のうち遺言書で指定された)受遺者が、 裁判官による検認済み遺言書を持参した場合は、 支払いに応じる義務がある旨を銀行協会が定めています。また、 みずほ銀行も「検認済み遺言書」 で指定された相続人が預金を引き出させる旨を明記しています

 HA(元税理士)・HB子は夫婦であり、実子が3名( C子・D・E子)います。 ともに、みずほ銀行西大寺支店に、 個別の名義で預金をしていました。
 HB子は2011年3月15日に死去し、 HAは翌年2012年5月3日に死去しています。

 HB子の遺言書では実子3名のうち、2名(D・C子) のみに相続させる旨の遺言書でみずほ銀行西大寺支店( 奈良県奈良市)が弁済しました(2名に全額を引き出させた)
 つまり、株主(HE子)は上記の内容に不満がありながらも、 法的手段でないと解決できないことを知っており、C子と異なり、 それについて西大寺支店で何かをしたということはありません。

 のちにHAの遺言書(5月1日・ 4月11日に裁判官による検認済みで5通) で実子3名のうち1名(E子) のみに相続させる旨の遺言書がでてきました。
 裁判官による遺言書検認結果に不満をもったC子( HB子の遺言書では引き出している)が、同一の支店である「 みずほ銀行西大寺支店」に「 裁判所での裁判官が検認した遺言書では引き出さにないように暴れ るように強くいったということが、 みずほ銀行西大寺支店の窓口担当に問い合わせたところ判明しまし た。
 「相続で揉めているので、引き出さないで欲しい」 とのC子からの苦情があり、いまだ萩原E子(母)は預金を「 裁判官による検認済み遺言書」を持参したのに、 担当者が理解できずに引き出せないでいるとのこと。

 つまり「同一の銀行」の「同一の支店(みずほ銀行西大寺支店)」 で、「裁判官による検認済み遺言書」について、異なった対応( 取り扱い)がされるという事案が5月1日に発生しました。

 みずほ銀行西大寺支店の行員は、「 相続で揉めているときは心理的に出したくない」という反応です。 当該行員がC子から受けた対応がどのようなものか推察させる反応 でした。しかし、 引き出しに応じないのは全国銀行協会のルールに明白に反します。
 西大寺支店(奈良)の行員に同情しながらも、被通知人( 代表取締役)に報告するべき案件と判断しました。
 法律・法規が守られていないからです。


 実際、4月11日に検認が行われたとき( 祖父名義で遺言を家裁で検認)も、 5月1日に家裁で遺言の検認が行われたときも奈良家裁には来るよ うに実子3名全員に通知が行きましたが、他の2名(C子・D) は4月11日・5月1日にも奈良家裁にはこないで、 こなかった後も奈良家裁から郵送されてきた検認結果に対して家裁 に異議申し立ても、また遺言書持参者(株主 HE子) にC子は4月11日の検認移行に1回も抗議すらしていません。
 したがって、家庭裁判所も、株主(HE子)も、 E子が西大寺支店(奈良)で何かをしでかしたということを、 5月1日まで知りませんでした。

 そもそも、債権の準占有者(検認済み遺言書持参者)には、 銀行は弁済する義務があり、またその弁済に不満があれば、 不満がある側(当該事例ではC子、 またはDを含むかもいしれない)が、 訴訟で解決を求めれば済むだけの話です。
 しかし、訴訟の類はいっさい行われておらず、C子が、相続人( 株主 HE子)が預金を引き出すのを妨害するためだけに、 みずほ銀行西大寺支店に登場して暴れたという次第です。

繰り返しになりますが
「裁判官による検認済み遺言書持参者に、預金を払い出すこと」 は全国銀行協会が下記にで定めているとおりです
https://www.zenginkyo.or.jp/article/tag-f/7705/
そして、そのとおりに、「HB子」 の遺言では銀行協会の規定通りに、2人(C子・D) に支払いました。
 それ自体は、株主(HE子)としては残念ですが、 規定である以上仕方がありません。
 しかし、同じ西大寺支店(奈良)が「HA」の遺言では、 西大寺支店でC子が不満をもって暴れたことをもって、弁済( 預金を引き出すこと)を躊躇するというのは、正反対の対応です。
 配分に不満があれば、争うのは店舗ではなく、裁判所のはずです。

 各行員の個別解釈または恐怖心で、片方(C子)が相続で「 揉めている」と主張しても、 じっさいには裁判所にも事件が継続しているわけではなく、 また上記の「みずほ銀行」の案内にも「 相続でもめているときは検認済み遺言書で引き出せません」 などの記載はありません。
 (しかも4月11日・5月1日の遺言書検認の日には、 C子は奈良家庭裁判所に欠席しており、 裁判所の現場で裁判官の前で意義を申し立てるなどすらしていませ んんので、「紛争が存在する」と言うには無理があります)

 そもそも「裁判官に検認の権限を持たせて、 その検認済み遺言書で、引き出しを認めた趣旨」は、 家庭裁判所の裁判官が検認した遺言書を持参した相続人が預金債権 の弁済を求めたときは、銀行は弁済をすればたり、「 その配分に不満があれば不満がある残り1名の相続人が裁判を起こ せば、 裁判官がその意義を申し立てた者の主張に理由があれば再配分が認 められる可能性もある」からです。

 また、内容に不備や、怪しい点があれば、 裁判所は検認済証明書を発行しません。

 また銀行協会も「裁判官による検認済み遺言書」を持参した者( 債権の準占有者)に、 預金を支払う旨の定めを下記のように公開しています
https://www.zenginkyo.or.jp/article/tag-f/7705/

 銀行の担当者は裁判官ではないので遺言書の真贋を判断する立場で はなく、また他の推定相続人から脅されたからと行って、 全国銀行協会のルールに違反するのは、 銀行が司法の役割を末端の窓口担当が果たしていることになります 。
 また「相続紛争があります」といった片方の一方的主張( C子の主張)が認められるなら「 相続紛争があるので弁済をしない」というのであれば、 C子におこなった弁済も遡及的に戻さなければならないことになり ます。(西大寺支店の窓口担当は、 紛争がある場合は弁済したくないというもの)
 しかし株主(HE子)が他(HB子) の遺言書に不満があっても銀行協会のルールにしたがっている一方 で、 推定相続人と思われるC子が西大寺支店で派手にクレームを入れた ことで西大寺支店が、 銀行協会のルールにしたがわないというのは異常なことだと思いま す。
 5月1日の西大寺支店の窓口行員の対応に違法性感じたので、 その場ではいっさい反論はせずに、被通知人(代表取締役)に、 内容証明郵便で残る形で報告させて頂くことを選択しました( みずほ銀行の全体の改善につながるので)。
 社員教育の一環に役立つという面も大いにあります。

 そもそも、 現行の銀行協会の規則を遵守して債権の準占有者に対しては、 西大寺支店は支払いをし、 もし推定相続人がいいがかりをつけてきた場合には「裁判所で、 実子どうしで民事訴訟か相続訴訟で解決してください」といい、 それでも、 西大寺支店に嫌がらせを他の推定相続人がしてくるようであれば警 察を呼んで対応するなど、きちんと、 法に従った対応をとるように、お願いします。

 そもそも、当該銀行口座は、HAが入院している間に、 C子が勝手に盗んだカードで毎日50万円を抜き出したことが発覚 して、家庭裁判所から差し止めを受けた口座です。
 (そのC子の行為が判明した結果、T弁護士が、奈良家庭裁判所から、 口座名義人のHAの後見人として任命され、 C子の違法な抜き出しをとめるために、 保全処分で口座が凍結されました。その後見人の任命に、 C子が異議を申し立てましたが、却下されています。 毎日50万円が抜かれている旨も、「西大寺支店」に、 記録として残っているはずです。)

 みずほ銀行のホームページでも、銀行協会のホームページでも、「 裁判官の検認済み遺言書」を持参した者(債権の準占有者)には、 弁済(預金の引き出し)をするべき旨が明記されています。
 
 法律にしたがって、検認済み遺言書の持参者である株主( HE子)に対応するよう、お願いします。

 ちなみに、HB子(HE子の母親)が、実子3名のうち、 2名のみに預金を相続させることとした遺言書を持参したときは西 大寺支店の担当者が弁済しており、それは , その遺言の真贋は別として、 銀行協会の規定に則った正しい対応だと思います。
 同様の対応を「 HB子の死後に死亡したHAによる検認済み遺言書」 を持参した株主(HE子)にも、法律に則って、 公正に対応することを求めているわけであり、 株主を特別に優遇することを求めているわけではありません。

 むしろ、「裁判所による検認済み遺言書」 を持参したのにもかかわらず、 心情から弁済したくない旨を述べる行員の行いに非常に問題がある と思いますし、もし支払わないのであれば、 株主であり預金者であるHE子から、 預金債権の弁済を求める請求を裁判所で出されても仕方がない事案 だと思います。

 したがって、「裁判官による検認済み遺言書」に不満があれば、 裁判所で争うべきであり、銀行で争うべきではない旨を、 伝えるように、西大寺支店に指導してくださるようお願いします。
 さきに2名に相続させ、残り1名に相続させるというHA・ HB子(両名とも故人)の意図があったのかわかりませんが、 これだと銀行協会のルールに従順にしたがった株主(HE子) が不合理に損をして、 銀行協会のルールなど無視して支払いをしないように非合法な圧力 をかける推定相続人であるHC子の反社会的な行動がまかり通っ てしまう結果になると思います。

 株主 HE子 が「裁判官から検認を受けた、検認証書つき遺言書」については、 検認証書を発行した家庭裁判所にもC子からの抗議はなく、 銀行に提出した株主HE子にすら、 C子からの抗議はありません。
 要は、 預金を引き出させるのを遅延させたいだけがC子の行為であり、 法的手段ですらなくただの迷惑行為ですが、 それに影響を受けたのが西大寺支店の行員の対応という始末になり ます。

 相続なので似たような事案はあることだと思います、 また世の中には裁判官の決定に不満を抱くものも多いとは思います が、まだ本店には伝わってない事案なので、 代表取締役に報告をして、 銀行協会の規定にしたがった対応をするように、 本店から指導をお願いします。 

 やはり法律・法規は護られるべきは当然と思います。