初めに断っておきますが、私は、日本放送協会のスクランブル放送に賛成です。
また、立花氏が議員となることにも賛成です。

https://www.youtube.com/watch?v=FaiB3vwb6KE
立花孝志氏が、マツコデラックス氏の発言について、支持者100人を集めて訴訟をする意向だそうです。

ただ、発言の内容として、支持者を批判した内容ではあるのですが、具体的なAさんBさんを対象としたものではないので、これは難しいでしょう。

むしろ、マツコが反訴してきたときに原告となった支持者は勝てるのか、というのが問題です。
乱訴については、以下の判例があります。
「民事訴訟を提起したことが相手方に対する違法な行為といえるのは,当該訴訟において提訴者の主張した権利または法律関係が事実的法律的根拠を欠くものである上,提訴者がそのことを知りながら又は通常人であれば容易にそのことを知り得たといえるのにあえて訴えを提起したなど訴えの提起が裁判制度の趣旨目的に照らして著しく相当性を欠くと認められるときに限られるものと解するのが相当である。」
最高裁判例(最三小判昭63・1・26民集42巻1号1頁)。

余命ブログに乗せられて、関係ない弁護士を懲戒請求した方が訴訟で負けている理屈ですね。
余命ブログの件は、事実そのものがなかった(弁護士は何もしていない)ので、簡単に負けましたが今回は、事実そのもの(マツコの発言)はあるので微妙ではあります。

一方、立花氏自身がマツコに訴えられて負ける可能性はかなりあります。
実際、立花氏が、他人に訴訟をさせたところ、日本放送協会に訴えられて54万円の支払いを命じられています
http://nkokutou-news.com/archives/49

以上整理すれば、
1 訴訟そのものは勝てない。
2 反訴された場合に勝てるかは微妙。
3 立花氏が訴えられたらたぶん勝てない。