2005年08月

2005年08月30日

銀行員の醍醐味☆初級編

8月に転職をしました。
銀行員になりました。


醍醐味



手形に押す日付を間違えて

日付訂正するためだけに

総額約2億円の手形をかばんに入れ

お客さんの所へ訂正印をもらいにいくこと




ある意味銀行ってリスクテイカーだと思った。
つうか普通に鞄の中2億って怖い。嫌。

スリル満点でした。

ae8656 at 22:14|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2005年08月29日

新趣味

今日もついついやってしまった。結局1時間以上の時間を浪費してしまった。
そもそも毎日やるものではないのに。
今までもやっていたことなんやけど、本気みせたら結構面白いかも。
なにせ頑張ったら結果がでますからね。この作業は。
なんかイラスト描きと似てる。黙々と一人で作業するっていう所が。
やっぱりホントはオレってこういうのが好きな人間なんやな〜。
でもオレ3日坊主やから明日はもうしないかな…。っていうかさっきも書いたけど毎日やることではないからね。週1回が正常やと思う。いや、それでも多いか。
でもある程度形になるまではががーっとやってしまうかも。

とまあ独り言の羅列をやってみました。

まあ正直趣味って言うほどのことでもないんやけど。
きっと来週にはオレ自身がハマったことを忘れてる(笑)

ae8656 at 23:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2005年08月28日

ゲーム脳なもんで私、リセットボタンを探します

ヤイコの「Pajama Holiday」の歌詞。
今度のアルバムはいい歌つくってますねえ。矢井田さん。

私は金曜日に仕事でポカをした際、リセットボタンを探しました。ありませんでした。



さて、今週は3人もの知り合いから転職活動をしていたという報告を受けた週でした。
正確には一人が始めたばかり、一人は始めて少し時間がたっていて、もう一人はあと一息というカンジでした。

つい最近やっていた人間として、アドバイスとかできたらいいなって思うんやけど、やっぱりなかなか難しい。就職活動にも増して、ひとそれぞれの活動ってカンジやしね。

3人のうち、1人が今の仕事の知識を生かす形の転職を考えていて、他の二人は新しい事にチャレンジする形の転職を考えているよう。


私も前職の経験は殆ど活きない、全く新しい分野への転職をした。
それって、「リセットボタン」を押した事になるんやろか。

答えは「YES」でもあり「NO」でもある(よく思うけど、この答えって物凄く卑怯やんな。物凄く便利やけど)

やはり今までの進んできた方向を抜本的に変更するという意味で、リセットではあると思う。新しく仕事を覚えないといけないし、最初は全く仕事場で無力である現実を体験すると、「ああ、もう一回新卒やってるな〜」って思うこともしばしばあるし。

一方で精神面では、新卒のころに比べ将来のこと、現在のことを少しだけ広い視野で見ることができるようになった。今の職場で現在やっている事務作業も、新卒のころなら「全然役に立たん。こんなことをやるために働き始めた訳じゃない!」なんて思って、不満を積み重ねたかもしれないが、一度こういった事務作業がその次のステップで生きる事を経験すると、「次」を意識して作業ができる。具体的には『今のうちに「仕事」の全体像をつかんでおくと、後が楽だから今自分がやっている作業は仕事の流れのどんな部分を占めているのだろう。その前後にはどんな仕事があるのだろう』という意識がもてる。だから新卒時には単純作業に見えた事も今の自分には単純作業じゃなかったりすることもある。

自分が「逃げ」で転職したんじゃあないという事をちゃんと説明できるだけ考えた転職なら、全く新しい職場でも『引き継げる事』って意外にある気がする。
だから、もし転職活動をして、全く違った業種の会社から幸いにも内定を貰った後で「全く新しい仕事で今のオレって通用するかな〜」って必要以上に悩むことは無いようにも思う。まあ、通用しないならきっと先方が落としてくれますしね(笑)

ae8656 at 17:25|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2005年08月27日

サービスとおもてなしの心

キモノは結局、お店に行った翌日買いました。
そして
妹さんだけではなく、お兄さんにも会ってみたくなりました。
ちょうど東京に戻るタイミングだったので、溜池山王でやっている特別展を見に行くことに。
お兄さんもやっぱり男前で、丁寧。そして反則気味の京都ことば(笑)
この日はちょうど調布の花火大会にいく予定だったので、京都で買ったキモノを着付けてもらい、しかも雪駄もご購入。
よかった。

そして、着物はその後の九十九里、黒姫のキャンプでも大活躍。
さらに剛毛が西村兄妹を知っていたことにビックリ。思いがけず西村兄妹呉服店の話題で話ができたり、ここで着物を買ったおかげでいろんないい事に出会えた。それにしても剛毛のアンテナはどれだけ感度がいいんやろ。本当にビックリでした。



たまには、日記ではない事も書いてみようかと思います。



僕は結構、ブランドに対する忠誠心が強い人間だと思う。
それは決して、「身につけるモノはLVとか、Gとか、BとかCとかじゃないとダメ」っていうブランド信仰とは違って、

「このお店(人)で買いたい」というカタチの拘りが強いのです。

そして僕はこの「西村兄妹キモノ店」に惚れてしまったようです。
もし僕が今後、着物に関する買い物を考えたとしたら、きっとこのお店にまず行くでしょう。それは、「着物を買う事を理由に、このお店のヒトと会いたい」ということなのだと思うのです。

なんで僕はこの「西村兄妹」に惚れてしまったのか。
僕が行った他のお店と違う所はなんだったのだろうか。

それは妹さんがかわいくて、お兄さんがカッコよくて、京ことばが心地よかったということも勿論理由のひとつではあるが、何より違いを感じたのは、
『おもてなしの心』だったような気がする。

おもてなしの心。それは、生きた意志、お客への関心、という事だと思う。

サービスというものは難しい。
よく、お店のサービスのレベルを図るもののひとつとして、「従業員の教育」というものが挙げられる。曰く、素晴らしいサービスをしているお店は「教育がしっかりしている」ダメなお店は「教育がなっていない」…。

私も学生時代、「お店」で働いた経験がある。そこでは高い頻度で「接客研修」というものを行っていた。内容は挨拶の仕方、お辞儀の仕方、服装…
あとは「こういうことを言うと、お客さんとの距離が縮まる」「お客さんが喜ぶ」ケーススタディ。

ただし、皮肉な事に、そういった表面的な研修を行い、教育すればするほど、そのお店の店員はお客の事をみなくなるのである。みんな「えっと、こういうときはなんていうんだっけ…」とおしえられたことを思い出し、それを実践すれば「よし、オッケー!」とばかりに立ち去る。お客さんはどうでもいいのである、と感じてしまう時もある。


西村兄妹は「従来の呉服屋の限界を超えたい」というコンセプトで全く新しい店を始めたある意味で企業家であり、自分の店を持ち、商品を創るという意味でオーナーである。そんな彼らには「意思」がある。彼らがお店で、展示会場でやっていることは、表面的な接客ではない。「一人でも多くの人に着物をきてもらう」ための「活動」を行っているのである。
まだ開業して間もないせいもあるだろうか(開業は2004年の10月だそうである)その熱意がストレートに伝わるのである。


西村兄妹と先の店と店員との差は「お客さんへの関心」である。
着物を着て欲しい、そんな西村兄妹の接客は「オペレーション」ではない。
「この人はどんな人だろう」その関心が前面に表れていて、「あなたにこんな服って、いいと思いません?」そんな意思が伝わる。
客が見につけているものを褒めるときも、商品を提案してもらう時もその前に一定の会話があるからこそ、素直に嬉しい。それも、マニュアルが背後にちらつくような形式的な会話ではなく、お互いの自己紹介のような、血の通った会話である。


商売とは、多くの場合「商品・サービスを売る」という形式で成り立っている。営業、接客行為は「どうやってウチの商品・サービスを買ってもらえるか」という逆算からくる事が多い。そしてそれは間違いではない。
しかし、本当に印象にのこるサービスをしてくれる人は、「どうやったら買ってもらえるか」ではなく「この人はどういう人で、どうしたら喜んでくれるのだろう」という姿勢で接客、営業をするのである。それが京都の雑誌などでよく目にする『おもてなし』の心なのかもしれない。京都人だから、というわけではないが、彼らにはそういう心がもうすっかり身についているのである。





因みに、僕には、そんな心はかけらもございません。あしからず。


ae8656 at 16:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)