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京都には、谷健人というベーシストがいる。

健人って芸名なんだろうか
だとしたら、地味だな。

が、本名ならめっちゃええ名前やな
健康な人。健康にこしたことあらへん。

音楽も飯食うんも悪態つくのも健康やないとできへんし。
おかんラブ。

彼は

Turntable films
吉田省念バンド
superfriends

というバンドに在籍している。もっと他にもあるかもしれないが、まぁいいや。

Turntable filmsは、井上氏擁する海外の香りのする英語や日本語で歌うロックバンドだ。激しくなくて聞きやすい心地良い音楽といえば伝わるだろうか。
更にわかりやすく言えば、恐らくは10人聞いて、「好き」と答える人、6人はほぼ確。残る4人も、恐らくは「まぁまぁ好き」、不快感を覚える人は、きっとゼロ人というアベレージをたたき出しそうなバンドである。更に言うと、その「万人に受けそう感」は、ヒットチャートを賑わす、こすられ倒して、もはや聞く側もやる側も何が正解かよーわかりませんという部類の音楽ではないあたりがニクイ。


吉田省念くんの音楽は、はっぴいえんどなんかの香りのする、牧歌的でもあり、庶民の日常風景を歌った身近な歌詞と温かみのあるギターを主においた音楽で、ともすれ、その辺りのカテゴライズにとどまらない、60年代のkinksやbirdsとかの香りも感じなくもないオーセンティックな音楽である。個人的に、アコースティック、温かい日本語の歌、では、長谷川健一氏と並んでヒーローである。


superfriendsは、あまりよく知らない。バンド名から察するに超人集団なのかもしれない。いや、「友達」やし。彼らは超人ではなくて友達が超人なのかもしれない。


つまり、彼は歌に寄り添う、もしくは、歌を際立たせるベースが得意と思われる。
個人的に、その手のベーシストというと、身近なところだとchainsのラリーさんや、ふちがみとふなとのふなとさんを想起させる。がんちゃん頑張れ。

あんまし前に出てきて目立つわけではないが、いないと物足りない。耳にエッジをもたすわけではないが心地良い刺激感。躍らせればいいってもんでもないし、難しい楽器ね。

元々ベーシストから入った私(チューニングBまで下げてスラップして後は暴れるだけだった)としては、じーっと見ていて飽きない彼のプレイは、「何がどうってよーわからんけどええな」と思わせてくれる興味深い対象なのである。

何が書きたいかというと彼のキャラクターである。
仲良くなったのは(なったのか?)ここ5.6年(なったとして)な気がするが、これがまた実に興味深い。

勝手にプロフィールを作るとしたら下記だ


■名前
谷健人(たに けんと)

■あだ名
たにけん けんと けんぼう けんたろう けんけん

■年齢
32

■体重
65kg

■身長
171cm

■視力
めっちゃ悪い

■出身
岡山

■大学
立命館大学 文学部

■スポーツ
高校時代はテニス部
好んではスポーツはしない

■兄弟
姉と弟

■血液型
AとみせかけてO型

■本
村上龍よりは春樹
が、ハルキストにはいたらず

■映画
サメ映画は見ない

実家が面する瀬戸内海は実際に年に数回だがサメに襲われる事件があるため冗談ごとでないため見れない

■食
和よりは洋

餃子の王将よりは大阪王将

生まれ育った岡山には餃子の王将がなく、王将といえば大阪王将だった。が、ゆえ、餃子の王将について「安いだけ」と否定的な趣きがある


■音楽の趣味
姉の影響でビートルズを聞く
高校生の頃、まわりがグランジづいていたので、もうちょっと歌モノをと傾倒していく。ピアノを主にした歌モノロックに興味を持つが、自分はピアノ弾けへんし、かといってドラムはしんどそうなのでベースを始める

■性格
温厚

酒を帯びると余計な事を口走り出す

■好きな漫画
何でも読むが
藤子不二雄Aは天才だと思っている

ワンピースは長すぎて途中で断念したクチ




以上、完全にイメージである。
出身に関しては、何度か聞いた気がするが全く覚えていない。

恐らく、ほとんど違うと思う、ごめんなさい。


大体いつ出会ってもテンションが近しい。
ウチの音楽なんぞ、およそ興味ないだろうと思ってライブに誘ってみると、ふらっと一人できてさらっと帰っていく「あれ、来てたんかいな」「行くいいましたやん」「どやったよ」「いやぁ、今の編成いいですよねぇ」「ほんまけ」「ほんまですよ、じゃ」といったテンションだ。

変わった奴だ。

あと、話す速度が妙だ。
どっちかってと遅い。が、遅すぎない。で、内容が面白い事が多いのでそっちに気をとられているうちに速度が気にならなくなる。
ラーメン屋で、あと、1分待って出てこんかったら店長呼んだろかなと思ってたら丁度出てきて、食ってみたらやたら旨かった時と似ている。

また、往々にしてめんどくさがられるか、一笑に付される私の質問についても丁寧に回答してくれる。

「このバンド何がええんかわからんけど、何がええんや」「まぁそうですねぇ懐かしい感じですかね」「バックボーンがわかる音楽なんて、あー、はいはい、あの辺好きなんね、て感じで、じゃあコピーでもしてりゃあええがなと思うんけど」「いやー、それはそれ、そういう何が好きか透けて見えて、その上でこういうオリジナルやってんのねとか思うわけですよ」「あー、なるほど。まわりくどいな。わかるけど、つまらんな」「そりゃ好みですよ」

という具合だ。

質問する前と後で何がわかったのかというと、特に何もわかっていない気がするが、なんとなく納得できる。この「なんとなく」ってのが大事だ。


そんな彼だが
ななんとソロまでやっている。

んなあほな。

と思って、昨年夏聞きに行ったら、意外によかった。(失礼)
なんてこった。弾き語りに音重ねて〜と言う具合だが。やけに心地よい。ベッドタイムミュージックと言うと御幣があるかもしれないが、確かに夜、寝る前にお茶でも飲みながらぼさーっと聞きたくなる気がする。ワード感は弱いかもしれないが、そこが武器ではないのだろう「音楽」彼の音楽からは調和を感じる。

調和。バンドのベース時も全体に調和と担当しているのかもしれない、見た目からしてもそうだ。ちょうどいい。ただのメガネではない。
ちなみにメガネをとると別人だ。ギョッとする。
あの、毎日顔合わす奴が地球外知的生命体にのっとられて見た目一緒なのに、何か違う、あの感じに似ている。いや、これは言いすぎだ。

ついでに先日結婚したらしい。おめっとさん。長生きしなはれ。

谷健人ソロを動画で探してみたら、中島健人ってやつしかでてこなかった。
誰や、お前。

ともかく、これ読んで彼に関心を持った人は、街で出くわしたら
「おまえか!」と叫んで酒でもおごってあげてください。


以上、京都は、しょーもない奴ばかりと思われがちだが、面白い奴も時々いるんだぜ、というアピールであった。


今年は京都ラブを前面に出していこうと思う。

京都ラブ、京都最高。

はて、お茶漬け食ってねよ。





<<<次回キツネの嫁入り LIVE情報>>>

Golden-Soundz

前衛すぎるわけでもない。かといってカテゴリに収まるわけでもない。「カテゴリに収まる」と言うカテゴリに収まるわけでもない。常に最新鋭。が、ゆえにメインストリームにはあらず。いつみてもpanicsmileはオルタナだ。いつも以上に我々は居心地の良さを垣間見つつ。その中でもスキマをこじ開ける演奏をすると思われ。楽しみな夜だねぇ!

■2018.2.16(金) @京都GROWLY
“Golden Soundz” 〜ルロウズ、キツネの嫁入りレコ発GROWLY編〜

LOOLOWNINGEN & THE FAR EAST IDIOTS
キツネの嫁入り
PANICSMILE
unizzz…
ウサギバニーボーイ

open18:00 / start18:30
ADV ¥2,500(+1D)



チケット予約こちらのフォームから
http://madonasi.com/kitune/

4th


踊れない?踊れるよ。とりあえず、二回聴いてみな。群れに埋めつくされて、溺れそうな君たちへ。

メンバーの脱退、転勤、結婚、出産等、活動の危機全てを武器に、最新にして最強の布陣で、キツネの嫁入り4枚目のアルバムを満を持してP-VINE RECORDSよりリリース。
RECODING エンジニアに、盟友「岩谷啓士郎」(LOSTAGE・トクマルシューゴ・Nabowa)、ゲストにチェロ奏者「徳澤青弦」を迎えて歴史に残る名盤が完成。
トランペットとエレキギターを加え、よりグルーブィにより立体的に、変拍子をベースに作り込まれた世界に、叩きつけられる日本語の歌。「個性」という言葉は彼らのためにある。京都発、異端にして最先端。世界を覆う不安や不信が生み出した未来。これが音楽、これが「キツネの嫁入り」だ。



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〈profile〉
マドナシ、秋窪尚代、鍵澤学、西崎毅、松原明音、猿田健一、佐藤香
2006年より活動開始。純粋に自分達の音楽を追求するために日々の時間を削る事をいとわない人と、それを昇華しなるべく多くの人に聞いてもらいたいと思うメンバーにより構成された音楽集団。gyuune casetteより1st Album「いつも通りの世界の終わり」。2ndAlbum「俯瞰せよ、月曜日」、P-VINE RECORDSより3rdAlbum「死にたくない」、2016年に活動10周年を記念して会場限定シングルをリリース。プログレ・ジャズ・ロック・フォーク・パンク、ごちゃ混ぜになった音塊は、変拍子を基軸に、文字通りジャンルを超え幾層にもなって複雑な世界を構築する。その上に朗々と置かれる言葉の数々は、毎日のふとした瞬間に、突き刺さる、気づかされる歌。その音楽性に加え、主催イベント「スキマ産業/スキマアワー」では、廃校・ライブハウスなどで、UA、ジム・オルーク、THA BLUE HERB、山本精一、大友良英、向井秀徳、トクマルシューゴ、高野寛、二階堂和美、キセル、石橋英子、タテタカコ、predawn、テニスコーツ、コトリンゴ、MUSIC FROM THE MARSといった多種多様なアーティストを招聘し“独自”な活動を続けている。2017年9月、前作から4年ぶり、待望の4thAlbum「ある日気がつく、同じ顔の奴ら」をP-VINE RECORDSよりリリース。レコ発ツアーにて東京・青山月見ル君想フ、京都・木屋町UrBANGUILDではワンマンショウ、梅田シャングリラではdownyと2マンなど盛況に終える。2018年、新たに新メンバービブラフォン奏者佐藤香を迎えて新たなフェーズへ突入。