ランと遊ぶ

温室に入ってじっくりランを観察しますと今まで気付かなかったことが見えてくるようになりました。ランは自生地の環境変化に合わせて多様化し、その進化には不思議や驚きがいっぱい詰まっています。気の向くままにランを眺め、たっぷりと蘭と遊んでみたいと思います。

2015年10月

Sobennikoffia humbertiana 根の行く先は?

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2015.10.30 Sobennikoffia humbertiana
沢山の根が勢いよく出てきたことは既に2回紹介しています。 その根がポリ鉢の壁にぶつかるところまで伸びてきました。 ちょうど今ぶつかって鉢の中に下向きに伸びるのか、上方に向きを変えて鉢の外に出る道をたどるのかどちらが多いのでしょう。 私は鉢内にとどまった欲しいのですが。


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茎の上方から出た4本はこのままいけば鉢の外に出てしまいます。 壁にぶつかった9本の根をそれぞれ見てみます。


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3本がすでに壁に到達しています。 そして3本とも上向きに伸び始めています。 何れ鉢の外に出ます。 手前の短い2本はまだ壁まで伸びていません。


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この2本も外向きです。


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この1本は壁に当たって伸びが悪くなっています。 


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この2本だけは鉢の中に向かいそうです。 まだ短いコルクの皮に張り付いた根は勢いが衰えています。 何故なのでしょう。 壁に到達した8本中6本は外、2本が内に分かれています。 もっともポリ鉢は底と口では大きさが違いますから、壁は垂直ではありません。 根が水平に伸びて鉢の壁にぶつかっても上に曲げられてしまいます。
















Bulb. phalaenopsis 新芽と花、エネルギー消費はどっち

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2015.9.4 バルブAとB両者とも今年育ったものです。 思いがけなくバルブAには子供が、バルブBには花芽が付きました。


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2015.10.26 子供のできたバルブAの方は表面が張りのある状態が続いています。


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バルブBの方は花の咲く前から表面に小さい皺が寄っています。 花を咲かせる方負担が大きいのでしょうか。 更に今回は結実してしまいました。 そのためにもエネルギーを消耗しそうです。 2つ結実していますが、一つにして観察してみます。









Bulb. phalaenopsia 花の寿命

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2015.10.9 一輪ですが咲き始めました。


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2015.10.11


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2015.10.15


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2015.10.19 萎れはじめました。 10日間位は花が持つと言えそうです。 思ったより長いですね。


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2015.10.21 一輪ずつ落ちる花もありますが、これは花茎についたまま枯れて萎れていきます。


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2015.10.26 2輪が結実していました。


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実を引き続き観察します。











Aerides lawrenceae 'Aso' 仕立て直し中

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2015.10.26 Aerides lawrenceae 'Aso'
仕立て直し中です。 根がむき出しの株です。 根が十分増えるまで元気がありません。


Aerides lawrenceae 'Aso'-2443


Aerides lawrenceae 'Aso'-2446
花が大きめであることは分かりますが、花茎の長さ、輪数は来年も回復しそうにありません。
ポリ鉢に植えた別の株の方が回復が早いと思います。








Trichoglottis philippinensis イタズラ

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2015.10.21 Trichoglottis philippinensis
遊びで別の花を咲かせてみました。


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Aerides lawrenceae の花を付けました。


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Vandachostylis Five Friendships 見え見えかな?

Bullb. cumingii 'Palawan Yellow' 植え替え

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2015.9.5 Bulb. cumingii
筒に着生してよく育っています。 でも上方には筒がなくなってしまいました。


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ココナッツの実の繊維をマット状にした物です。 そのマットで芯に遮光ネットを入れて筒を作りました。
ナイロン糸で古い筒と新しい筒を縫い合わせました。








Bulb. graveolens 植え替え

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2015.10.18 Bulb. graveolens
鉢からはみ出し重心もずれて傾いていましたから、バックバルブを取り去り新しい鉢に植え替えしました。 小粒のバークに植えました。


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この時期に植え替えるのは適当じゃないのかも知れません。









Vandachotylis Pine Rivers 赤さ比較

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2015.10.18 Vandachostylis Pine Rivers
葉が少ないですが、枯れません。


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花だけ見れば立派です。


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Pine Rivers, Five Friendships 色は相当違います。

Rhy. coelestis ブルー色が薄い

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2015.10.18 Rhynchostylis coelestis
美しいので栽培はしたいのですが、私には無理な種です。 生きているのがやっとです。


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リップのブルーが買った時には色濃かったのですが、ほんの薄っすら程度になってしまいました。


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Vandachostylis Five Friendships は親に Rhynchostylis coelestis の血を濃く引いています。 そのせいでしょう、約帽に入っている縦縞が両者に見られます。

Angcm. Crestwood 'Tomorrow Star'  植え替え

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2015.10.20 Angcm. Crestwood  植え替えをしました。
右に並んでいる3周り位大きなプラ鉢に植え替える予定で写真を撮りました。


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プラ鉢から株を抜き取るのは無理だろうと思いプラ鉢の縁をハサミで3〜4か所切って引きちぎりました。


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プラ鉢を取り去った後の根の様子です。
鉢の外、上方に伸びた根が沢山踊っています。 象徴的ですね。


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上の方だけは健全な根がありましたが、下方の半分以上はかなり腐っていました。


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水道水を勢いよく当てて古いバークを洗い流しました。


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洗ったところで、一回り大きいプラ鉢の底にコルクを入れそのまま洗った根をプラ鉢に滑り込ませました。 鉢と根の周りに小さいかけらのコルクを押し込んであります。


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植え替え終了です。 根が想像以上に腐っていましたから、それを取り除くと小さくなってしまいました。 結局新しい鉢の大きさは一回り大きいサイズにしました。


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植え替えしてみて、花芽が出始めているのに気付きました。 それにナメクジ一匹発見しました。
花の咲く前の植え替え、時期は良くありませんでした。
プラ鉢が大きくなったら、潅水は極力控えないといけませんね。


















Angcm. Crestwood 'Tomorrow Star'  活着するでしょうか?

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2015.10.18 Angraecum Crestwood 'Tomorrow Star'
2010年2月に苗を購入して、5年半が経過しています。 栽培の易しい(低温にも強く、折れたぐらいでは根も枯れない)交配種です。 株の中心が枯れて周りに出てきた子株を4本育てて大株にしようと考えましたが、うまく行きません。 葉が落ちて見苦しくなった一本を切り取り、それだけを吊るして助かるかどうか試して見ることにしました。 写真は切り取った後の状態です。 切り口も見えています。 今これを書きながら、期待したように大きくならないのは鉢が小さすぎるのではないかと思っています。 根が沢山上に飛び出しています。 鉢の中は根が一杯になっていることは間違いありません。 大きく育ってくれないのは4株がくっつき過ぎて、光線不足という判断をしていましたが、鉢が小さい事も一つの理由でしょう。 植え替えてみます。

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花も2回咲いています。


 Crestwood 'Tomorrow Star'-2257
根は全くありません。 どうなりますか。
 






Vanda Viravudh なかなか咲きません

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2015.10.18 Vanda Viravudh
なかなか咲きません。 同じ株が3本に増えているのに咲いたのは一株だけです。
種名もどのように発音するのでしょう。 でもスペルは間違いではありません。


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Vanda Fiftieth State Beauty x miniatum が交配親です。


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花形はいいですね。







Trichoglottis philippinensis 栽培を真似しました。

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2015.9.28 Trichoglottis philippinensis
すごく上手な栽培です。 よくもこんなに咲かせられるものです。
私のランではありません。 蘭友の咲かせたものです。 でも、私の株の分け株でした。


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2015.10.18 私の株の現状です。 7輪ほどの蕾が見えますが、毎年咲くのはせいぜい2〜3輪です。 すでに温室に入っていますが、なぜか蕾が枯れてしまいます。
蘭友の株は9月28日には満開でした。 一方、私のは現在花芽が出たばかりの状態です。 しかも咲くのは2〜3輪だけ。
栽培上の取り扱いが違う点が、2点ありました。
①筒が添えてあります。 私のは何も添えていません。
②夏の暑い間も温室の中で40度近い温度に耐えている。
とのことでしたので、そっくり栽培を真似することにしました。


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早速、遮光ネット入りの筒を作り、それに絡ませました。 来春には根が筒の中に入ってくれると思います。
これまで夏場には外に出して、ほぼ直射光線を当てていました。 来年の夏は温室の中で超高温栽培です。





Vanda jennae 咲きません。

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2011.2.20 Vanda jennae
咲きません。 2011年の東京ドームのらん展で買った直後の写真です。 短い根が2本だけの状態でした。


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2015.9.26 温室に取り込む際に、こんなバンダがあったんだといった感じで再認識しました。 枯れてしまわないだけ上出来と言うべきでしょうか。 でも咲く様子は全く感じられません。


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幾分大きくはなったようです。 来年は、数輪でかまいませんから咲いて欲しいですね。










Phalaenopsis この写真から読み取れることは?

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クリックして大きくして見て下さい。 この写真から読み取れることはどんなことでしょうか?
 
そんなこと分かる訳ないだろうと言わず、あなたのラン栽培の経験から推測してください。
 
葉をよく見て下さい。
根はすぐ目につきますが3本元気な根が出てきました。 その色はどうでしょうか?
植え込み材料を見て下さい。







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Vandachostylis Five Friendships 咲き揃いました。

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2015.10.9 Vandachostylis Five Friendships
2花茎に蕾が落ちないで咲きそろいました。


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上方から見るとリップの赤が強調されます。


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根は例によって束ねてあります。





Aerides lawrenceae 'Yoshihara' 洗いませんでした。

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2015.10.9 Aerides lawrenceae 'Yoshihara'
この株は蘭友に頂いた株で、比較的展開が良くフラットに開きます。


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2015.10.12


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つぼみの内に洗っておけばよかったのですが、つぼみの表面がカビで黒くなっています。

Bulb. phalaenopsis 開花しました。

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2015.10.11 Bulb. phalaenopsis
開花です。 花芽発見から、32日で開花です。 早いですね。 一方、芽の方はゆっくりですがこれから早くなるでしょう。


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2015.10.12


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Bulb. phalaenopsis クイズの答え

参照 ; 2015.9.10 「Bulb. phalaenopsis また新芽」
参照 ; 2015.9.14 「Bulb. phalaenopsis 花芽? あなたはどっち?」
新芽を2本見つけて、開花までの動きです。 新芽はゆっくりした成長でしたが、つぼみは急でした。

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2015.9.4 新芽発見











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2015.9.12 横に膨らんできましたからクイズにしました。


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2015.9.26


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2015.9.29


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2015.10.6 間が空きすぎました。


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2015.10.9 開花を始めました。









オンシジウム

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2015.10.8 Onc. 種名不詳
私の持ち物ではありません。 例会の忘れ物です。 持ち主は分かっていますから来月お返しますが、せっかくきれいに咲いているので登場してもらいました。 オンシジウム属はこのブログには初めての登場です。

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リップの黄色が素晴らしいですね。


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よく見ると小さな突起と言うか、ヒゲと言うかリップの上に沢山あります。

アフリカのラン Angraecum infundibulare

マダガスカル島に自生しているランと思っていましたが、マダガスカル島のランは5株だけで残り6株はアフリカのランでした。 そのうちの一つだけ、一番大事な Angcm. infundibulare に絞って、どんな気候かを調べてみました。 この種も広く分布していますから、地域を選択するのが難しいのですが、代表の街としてカメルーンのBertouaを選びました。
 infundibulare-1795


Bertoua Cameroon
ここはカメルーンの東側山寄りの標高655mの気候です。 北緯4.5度、北半球に位置しますがほぼ赤道です。


Average temperature
平均気温です。


Average precipitation
月ごとの降水量です。


Average number of rainy days
月ごとの雨の降った日数です。
さてこのデータを如何に活用しましょうか。


このほか、Angcm. distichum, Angcm. eichlerianum, Cyrtorchis acuminata, Cyrtorchis aschersonii、Rangaeris amaniensis があります。分布域が広すぎて自生地が特定できません。

マダガスカルのランー3 

色々調べて疲れましたが、現在私の温室にあるマダガスカルのランは5株だけでした。 そしてこれらのランは特別保護区に自生しているものばかりですから、先日の気象データが栽培に役立ちます。
Aerangis citrata-2092
Aerangis citrata
ただ別の資料では幾分違った自生地の表現になっています。


 hamelinii-1443
Bulb. hamelinii


Oeonia rosea-1780
Oeonia rosea


Sobenikoffia humbertiana-1769
Sobennikoffia humblotiana
自生地の気候を如何に栽培に生かすかとなるとなかなか簡単ではなさそうです。


Sobenikoffia humbertiana-1770
夏の暑さが和らぎ、涼しくなったところで、秋の雨が降りましたから、自生地の状況からすると写真のように成長のシーズンだとばかり一斉に根を出してきたのだと思います。 彼らの成長する夏場は昼間の気温が25度位、夜は17度位が平均の値です。 となると、温室に取り込んでもちょうど良いかも知れません。 水をたっぷり与えてやることにしましょう。 現在、温室の外に置いていますが、湿度が低すぎます。 温室に取り込むと湿度は高くなりますが、まだ日中は30℃になります。 ピタリと自生地の気候に合わせることはできません。









マダガスカルの蘭ー2 Angraecum viguieri

viguieri-1784
2015.9.30 Angcm. viguieri
実生株を2013年7月に購入したものです。 買った時に水が好きだと教わったことを覚えています。 なかなか大きい葉が出ません。 ネットで調べたところ、マダガスカルの北東部、900〜2300mに自生していると説明があります。一方、先日の講演「マダガスカル紀行」でも写真が出てきましたから、特別保護区にも自生しているとのことですから、昨日の Antananarivo の気候を参考にしても問題はありませんが、新たにマダガスカルの北東部の観測点、標高733mの Amparafaravola の気候デーダを参考にしてみます。


temp2
各月の気温の平均値です。18度から23度の間です。年中を通して穏やかな気候と言えそうです。


prec2
月ごとの降水量です。 冬でも毎月100㎜は雨が降ります。


wind2
各月の湿度です。 75%以上年間を通して非常に高いですね。 冬でも毎月100㎜の雨、霧も出るのかも知れません。


wind2
月ごとの風力だけです。 風向は分かりません。
 

















マダガスカルのラン-1

恐らくマダガスカルに自生しているであろう原種が10株近くあります。 ネットで一つずつ確かめて自生地の気候を栽培に活かしてみたいと思います
mada
マダガスカル島は南北に長い島です。当然中央部には2000mを超す山脈が南北に走っています。南半球に位置していますから、その東側が雨の多い地域です。赤い丸の中の街が首都の Antananarido です。 標高が1275mもあります。この地点の月ごとの平均最高温度、平均最低温度、降水量です。

mada
夏の最高温度が高くて25度。


mada1
冬は最低温度の平均値が10度です。


mada2


また、ペリネ特別保護区に近い町 Moramanga は標高が914mと少し低くなっています。その地点のデータがありました。詳細な最高最低温度はなく各月の平均気温だけです
masa3
この条件ですと、カトレヤ栽培には良さそうな気候ですが、Vanda の栽培には寒すぎます。


mada5
これまでは、マダガスカル島のランも Vanda 類の栽培と同じに取り扱ってきましたが、もっともっと気温を下げても良かったことになります。
とは言え温室は一つしかありませんから。 如何しましょう。

Vanda Yellow Brick Road 強い・良く咲く・人目を惹く

Vanda Yellow Brick road-1880
2015.10.2 Vanda Yellow Brick Road
交配の元をたどると、主だった原種は以下の通りです。
denisoniana 50%
sanderiana 25%
curvifolium 12%
その他、coerulea, dearei, tricolor, luzonica です。


Vanda Yellow Brick road-1874
良い特徴として、・ 良く咲いてくれます。全ての葉の付け根には咲いた跡があります。 ・ 強い、1995年に購入して以来20年も生きていることが強健さを証明しています。 ・ 黄色が良く人目を引きつけます。 denisoniana に由来する黄色でしょう。 ・ 花命が長い。 夏の暑さが過ぎたこの時期ですと15〜20日は花が持ちます。 欠点は成り行きで咲かせると花茎が横から下向きに出ますから、切り花にして花瓶に差しても、花の向きが不自然です。 ・ 子株が出ません。これまで1本だけ出ましたが、その株は蘭友の温室で元気に花を咲かせています。

Vanda insignis、Vanda Yellow Brick Road-1870
20年間見飽きた花なので、他の花と組み合わせてみました。










Vanda insignis いい葉が出ました。

Vanda insignis-1828
2015.10.2 Vanda insignis
この夏の暑さが良かったのか、よい葉が出ました。 株全体が元気がいいようです。


Vanda insignis-1831
リップの色が濃く見えるように少し絞りを強くしてあります。実際にはこんな濃紫色ではありません。


Vanda insignis-1846
素晴らしい色です。


Vanda insignis、Christensonia vietnamica-1853
Christensonia vietnamica 色が緑ですから、どんな花とも合いそうです。










Christensonia vietnamica 柔らかい緑と純白

Christensonia vietnamica-1804
2015.10.2 Christensonia vietnamica
何とも面白い組み合わせではないしょうか


Christensonia vietnamica-1820
この2色の色彩を使って衣装を作ったら、どんな人に着てもらえば似合うのでしょう。


Christensonia vietnamica-1812


Christensonia vietnamica-1825
同じ系統の花の色です。

Sobennikoffia humbertiana 時を得たり

Sobenikoffia humbertiana-1769
2015.9.30 Sobennikoffia humbertiana
マダガスカルの蘭です。 購入したばかりです。 秋雨が続きましたが、その結果見事に10本以上の白い根が伸び出してきました。


Sobenikoffia humbertiana-1770
プラ鉢に大きなコルクの塊が5〜6個入っているだけです。









Bulb. plumatum 遊び・同属

同属を並べてみました。
 plumatum, thiurum-1643
2015.9.29 Bulb. plumatum, thiurum
同属で、極めて近似の花同士です。 大きさと、色が違うだけです。


 plumatum, thiurum-1648
同じ株から2種の花が出ています。 話の流れから驚きはありませんが、前触れもなくこの写真を見たらびっくりするかもしれません。


 plumatum, thiurum-1665
くっつけて並べました。


次のいたずらは?
 plumatum, thiurum-1655
thiurum を plumatum の下に潜り込ませました。


 phalaenopsis, thiurum-1698
phalaenopsis の大きな蕾です。


 hamelinii, thiurum-1669
Bulb. hamelinii の新芽に添えました。































Bulb. plumatum 寸法、解剖

 plumatum-1738-2
2015.9.30 Bulb. plumatum
NS は 8mm x 150mm 位でしょうか。 下の方で Latelal Sepal が横に広がっていますが?


 plumatum-1744-2
花茎から4つの花を切り離して並べました。 両側の2輪は裏返しになっています。
Lateral Sepal の上部の表側はくっついています。 裏側は開いています。


 plumatum-1746-2
Dorsal Sepal だけを切り離しました。
Petal の先端にはヒゲと言うよりもっと太い房状のものがついています。 風で揺れます。


 plumatum-1755
長い Lateral Sepal も切り取りました。
この Lip もヒンジ状になっていて、バルボ特有の揺れ方をします。 小さな花粉塊です。


 plumatum-1736-2
Dorsal Sepal が上から被さっていますが、隙間がありますから小さな昆虫なら中に入れます。











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