フォークロア・キッチンだより

フォークロア・キッチンの活動を綴ります

2013年03月

ルネサンスごはん、作ってみました!

健康と食に詳しい友人から、弓田亨さんという方の本を紹介して頂き、彼の提唱する「ルネサンスごはん」の本を購入して読んでいます。
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彼の提唱する日本人を健康にする料理の基本となる考え方とは・・・・
一、先人の残した日本の食、素材に立ち返ること。
二、いりこを中心として、 昆布、かつお節などを合わせて〈出し〉を取り、〈出し〉も全部食べる。
三、あく抜き・下ゆでは決してしない
四、砂糖・みりんは決して使わない
五、味噌の重要さを再認識する
六、化学精製塩を今すぐやめ、海(岩)塩に立ち返る また塩を怖がらない

わたしは、砂糖・みりんをたくさんではないけど、料理に使うので(使わないで済むなら、なるべくそうしたいのですが)、四に関してはちょっと考え方が違いますが、それ以外は、すご~く共感が持てます!!実践してます!!

そんな弓田さんが考案した日常的に基礎となる白いご飯のひとつである、「タイ米入りご飯」を作ってみました。

白米とタイ米を1:1で用いて、いりこ・オリーブオイル・岩塩・昆布・刻みアーモンドを加えます。
(刻みアーモンドはひよこ豆や大豆で代用可だそうなので、ひよこ豆を使いました)

今の日本の米だけでは、十分な栄養素が摂れないので、いりこと昆布で米に基本的な栄養素と味わいを与えるのだそうです。そして、今の日本人に不足しがちな栄養素を補給するために、アーモンドとオリーブオイルを加えるのだそうです。岩塩を加えることによって、ごはんが美味しくなり、ミネラルの補給にもなるそうです。
タイ米は、香りや味わい、おいしさは日本の米の比ではないそうで、より香りの強いものを選べば、よりおいしく炊きあがるのだそうです。

炊き方も普通の炊き方とちょっと違っています。

まず、米は洗わない。→食べてみればこちらのほうが断然おいしく炊きあがる。

米はひたひたの水に3~4時間浸けておく。→滑らかな舌ざわりになるように十分に吸水させる。

炊きあがって15分蒸らしたら、しゃもじでご飯を切るように良く混ぜ、べチャッとした舌ざわりにならないよう、米の表面から水分を十分に飛ばす。

もう一度「炊飯」のスイッチを入れ、5分おき、ご飯をおいしい温度に温める。

「保温」に切りかえる。



さてさて、そんな風に作ってみたごはんが炊けました!!
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お味は、わ!おいしい!!おいし~~!!って感じでした。
ほくほくして、すごく豊かな味がしました。

これは、またやってみる価値があるなって思いました。
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ずっと、作ってみたいな、作ってみたいな~と思っていたルネサンスごはん。
だけど、タイ米が手に入りにくいので、なかなか挑戦出来ないなと思っていたところに、わたしのそんな気持ちを知るはずのないSさんという方から「タイ米、よかったらどうぞ」と思いがけず分けて頂くことが出来て、今回作ってみることが出来ました。

Sさん、ほんとにありがとうございました~☆

弓田さんの他のレシピもこれからいろいろやってみようと思います!











 

【募集中】 もっと自由に♪乾物料理教室

4月に乾物料理教室をやりますよ~☆
乾物料理教室チラシ

提供予定メニューからは、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、乾物10種類以上と野菜たっぷりの料理を予定しています。

にぎやかな炊き込みご飯にいたっては、乾物オールスターズとも呼べる5種類の乾物さんたちが活躍する予定です!

乾物は、味がぐっと染み込んだり、やさしくておいしいおだしが出たり、料理に欠かせない脇役を演じたかと思えば、時には肉や魚にも負けない主役を張ったりと、幅が広いなって思います。
様々な使い道があり、わくわくします。

いろんな乾物さんたちとなつかしくてあたらしく、そして美味しい出会いをしませんか?

ご参加をお待ちしております☆ 

活動報告2つ

3月18日に、中標津の「食育おうちカフェもぐもぐ」さんで、「ありそうでなかった スパイス料理教室」を行いました~!
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6名の方に参加して頂き、とても楽しく開催することが出来ました。
参加して下さったみなさん、場所を提供して下さったもぐこさん、ありがとうございました◎

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週末は、釧路の友人たちの集まりで、カレーを提供して来ました!
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カボチャを入れて、少し甘めにした野菜とひよこ豆のカレー、大勢の子どもたちに食べてもらいました。
小学校低学年のかわいい女の子がハキハキと、「美味しかったです、ごちそうさまでした!」と言ってくれたのが、とてもうれしかったです。

カレーに、チャイに、カルダモンバナナケーキに、焼き立てパン。
忙しくて写真を撮り忘れましたが、とても楽しかったです。

なんだかカレーばかり作っていますが、家ではごはんとみそ汁な毎日だったりします。


 

アコガレのホッキご飯

先日風蓮湖の漁師さんから、またまた頂いてしまいました!
とれたて新鮮のホッキ貝です。
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上の写真では、大きさが分かりにくいですが、手のひらに載せるとこんな感じ。
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とっても大きいのです!

漁師さん曰く、「これは茶色だからあんまりいいやつじゃないんだ~。いいやつは黒いんだよ。」とのこと。
テーブルナイフを使ったむき方も教えて頂きました。
貝を開くのは、最初は難しく感じたけど、 いくつか開けているうちにコツをつかみました。
じゃりじゃりの砂もきれいに取り除きました。

一番おいしい食べ方は、人にもよると思いますが、まずは刺身。
そのままかじってみたら、ほんのり塩味でとても美味しかったです。

そしていつか作ってみたいなあと思っていた、ホッキご飯も作ってみました。
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ピンク色がとてもきれいです。しみじみホッとするお味でした。

作り方はてっきり、ホッキをごはんと一緒に炊き込むのだと思っていたのですが、一緒に炊き込むとホッキに火が通りすぎて固くなってしまうのだそうです。
作り方をいろいろ見てみたら、醤油・みりん・酒・水で作った調味液でホッキをさっと色が変わるくらいに煮て、調味液でご飯を炊いてから、最後にホッキを混ぜるのだそうです。
これで、ちょうどよい歯ごたえの美味しいホッキご飯になりました。

余ったホッキは、次の日に長芋と舞茸をオリーブオイルとにんにくで炒めて、酒と醤油とタイム・オレガノで味つけしたものと炒め合わせました。
ホッキから出ただしを舞茸と長芋に絡んで、とっても美味しかったです!
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とてもよいだしが出るので、いつかパエリアを作ってみたいです◎


 

うどんブーム到来

最近、うちではちょっとしたうどんブームが巻き起こっています。
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うどんを打つというと、足で踏まなきゃいけないとか、切るのが大変そうとか、自分で作ったうどんはきっといびつに太くて美味しくないんだろうなあと思っていたので、今まで手を出さなかったのですが、「手作りのうどん、おいしかったよ~」という友人の言葉に、わたしもやってみようと思って、パソコンでレシピを検索して作ってみました。

レシピは、こちらを参考にしましたよ。
http://cookpad.com/recipe/713658

いざやってみると、とっても簡単!そしてとても美味しい!
毎日作ってもいいなあと思うくらいでした。
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今日のうどんは、少量の水に昆布といりこと干しシイタケを入れて出しを引き、豆乳と塩と味噌で味をつけたスープで温かいうどんを作りました。具は、ニラとわかめと納豆とえのきと干しシイタケ。
うどんも具もたくさんで、スープも全部飲みほして、お腹一杯になりました。
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冷たいうどんもおいしかったです。

買わなくても自分で作れるものがまたひとつ増えて、うれしい気持ちになりました。
手打ちうどん、とってもオススメです☆

 
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