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海外からの個人輸入。英文の請求書解読します。

英語の請求書が届きました。先日海外のサイトで買い物をしたんです。

と、こんな方も多いのではないでしょうか。今回は「英文の請求書」について。

【英文の請求書の書き方】

様式:A4などの社のレターヘッドが望ましい
個人の場合は、住所と名称が明記
内容(順序不問)
請求日invoice date
請求先名称と住所
請求者(レターヘッドの場合は不要)
請求内容
請求金額(通貨も明記)Total amount due

ということです。この内容を押さえておけば、海外で正式の請求書と認められるそうです。

英語では請求書の事を「インボイス(Invoice)」といいます。

【インボイスの種類】
1. Commercial Invoice(コマーシャルインボイス) :

日本語でぴったり来る言葉が思いつきません。 直訳すると商業用インボイスですが、 目的は、商品を売買する際に使います。

代金の決済が絡みます。 貿易で売り手がお客さん用に 商品の明細や船積予定、単価、合計額などを明記して代金を請求する際に使われます。

税金が発生しない場合に使います。

しかし、そのような場合は、普通Commercialと言う形容詞を付けないで、単にInvoiceだけです。 日本から海外へ輸出する場合は、海外の買い手に消費税を請求できません。 消費税は内国税だからです。 消費税は、つまり日本国内の取引に於いてのみ発生する税金です。 海外へ輸出する商品の仕入れや製造・完成までに発生した消費税は、還付申請できます。

2. Customs Invoice(カスタムズインボイス) :

税関用インボイス。 Customsとは税関と言う意味です。

Customと単数形なら、習慣と言う意味になります。 これは輸出通関時に使用します。 当然の事ですが、税関に代金を請求するためでは有りません。

輸出申告が目的です。 船積予定などは暫定的な記載でも構いません。

3. Proforma Invoice(プロフォーマインボイス) :

Proformaとは見積書の事です。 見積書と言えば普通、Quotationと言いますが、 何故かこの場合はProforma Invoiceと言います。 理由は分かりません。 これは見積書と同じ役目を果たします。

輸入相手国が事前の輸入許可や輸入認可などを義務付けている場合、 輸出者は買い手にプロフォーマインボイスを事前に送り、輸入国政府の輸入許可を事前に受ける為に使います。 輸入や外国為替に対する規制が厳しい発展途上国向けの輸出の際に要求されます。

先進国の場合は、通常必要有りません。

4. Consular Invoice(コンスュラーインボイス) :

Consularとは領事館の と言う意味です。

例えば、南米のどこかの国へ商品を輸出する場合、 在日某国領事館へConsular Invoiceを事前に提出し輸入許可を受けます。

目的は、Proforma Invoiceと同じだと思いますが、 在日領事館で認可を受けるか、輸出相手国国内で認可を受けるかの違いだと思います。

5. Tax Invoice(タックスインボイス) :

Taxとは税金の事です。

これはある国の国内の取引で、消費税、物品税、等の中間間接税が発生する場合に、 Tax Invoiceと言う名称のInvoiceを使います。 これは、Invoiceの種類と言うよりも、単なる区分け名称のような感じです。

NZ国内でGST(Goods and Services Tax = 商品及び役務税 日本の消費税と同じ)が発生する商取引の場合は、 全てTax Invoiceになります。 他の西洋諸国でも同じです。

政治家が選挙の時、インボイスと言う言葉を 使い出すのは、中間間接税とインボイスが密接な関係にあるからです。

6. Shipping Invoice(シッピングインボイス) :

Shippingとは船便とか航空便とかトラック便で貨物を発送する事です。

船以外で出荷してもShipとは何か変ですが、 実際は使います。 区別する国もあるようですが。 Shipとは要するに出荷すると言う意味です。

貨物の代金以外に例えば船積経費を別途に買い手に請求する場合などに使います。
又は、貨物代金は、裸の値段でCommercial Invoiceで請求し取り扱い料金を別途請求する場合なども、 Shipping Invoiceを起こして買い手に請求します。


英国(UK)では間接税の事をVAT (Value Added Tax 付加価値税)と言い、ニュージーランドではGST(Goods and Services Tax 商品と役務税)と言います。 Goods = 商品、 Services = 有料の役務や奉仕(サービスと言うのも混乱する言葉ですね)。 日本の消費税の英語名称はConsumption Taxです。


ネット上には、ビジネスメール自動作成テンプレートなどがあります。目的に沿って必要事項を記入(選択)すれば代表的な例文が出ます。(EIGOdeMail.com)

こんなものも利用してみてください。

個人輸入では海外に送金する機会が多くなります。
郵便局から海外へ送金する場合は、国際送金請求書兼告知書が必要になります。記入後小切手で送りますが、安全を期するならばクレジットカード決済などを利用してもいいと思います。
今ではセキュリティも厳しくなってきているようですから。

郵便局の国内送金は、郵便振替電信振込がいいそうです。手続き終了後瞬時に送金が完了するそうです。