2007年01月10日

工藤、巨人に切られた!!横浜移籍へ

22dc4f72.jpg 巨人の工藤公康投手(43)がFAで獲得した門倉健投手(33)の人的補償として横浜に移籍することが8日、明らかになった。9日に両球団から発表される。10年ぶりに復帰した大矢明彦監督(59)の意向を踏まえ、門倉に代わる先発投手として通算215勝左腕に白羽の矢を立てたもの。大矢横浜が球界最年長投手の熟練投球で、最下位からの巻き返しを目指す。

 横浜に百戦錬磨のベテランが加わる。日本球界屈指の理論派左腕の獲得。球団関係者は「10勝投手の門倉の抜けた穴をどうするのか。その穴を埋める投手がどうしても欲しかった。その結果、人的補償というルールを最大限生かすことに決まった」と明かした。

 巨人から門倉のFA移籍に伴う人的補償のリストが届いたのは先月14日。ただ書面には支配下登録選手のうち、プロテクトした28選手(新人、外国人、移籍選手を除く)が記されていたが、工藤の名前はなかった。

 その後は、投手に絞って現場トップの大矢監督と、佐々木球団社長らフロントが検討を重ねてきた。将来を見据えて若手に絞る案も出されたが、最終的には門倉に代わる即戦力を申し入れる方向で一致。工藤は昨季3勝に終わったが、実績はもちろん先発陣が手薄なチーム事情も手伝って、43歳左腕獲得を決断した。

 ネックは工藤が巨人と契約未更改だったことだった。昨年12月21日、巨人との第1回交渉では2億9000万円から野球協約で定められた減額制限(40%)を超える年俸1億3000万円前後の提示にショックを受け、保留。本来なら米国自主トレから帰国後の今月19日にも再交渉に臨む予定だった。

 そのため、横浜は工藤とあらためて契約更改を行わざるを得ないが、球団関係者は「その問題もクリアされている」と証言。工藤サイドと頻繁に連絡を取り合った上、巨人の提示額より減額幅を少なくした年俸で折り合いがついたもようだ。

 名球会投手を迎えるにあたって最大限の“誠意”も示す。工藤の代名詞とも言える背番号47は5年目右腕の堤内が着けているが、球団側は堤内の理解を得た上で47を「贈呈」する方針だ。

 大矢・横浜は昨年末にも仁志をトレードで獲得。3月30日からのセ・リーグ開幕、巨人3連戦(横浜)は因縁含みのカードとなる。

 <工藤「まだ何も聞いていない」>米アリゾナで自主トレ中の工藤は、人的補償での横浜移籍が決まったことについて「僕はまだ何も聞いていないから分かりません。僕は今アメリカで毎日練習していますから。帰国も予定通りです」と語るにとどまった。渡米前には横浜、日本ハムが獲得に動いた場合について「オレは野球しかないから、野球をやるだけ」と話していた。



afnews at 09:29│Comments(0)TrackBack(0)ニュース | ニュース

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