2008年12月19日

マスカルの花2

マスカルの花売り少年は、本間香織さんの撮影です。

マスカルの花からはオイルが取れ、肌あれなどに効果があるのだそうです。このブログで以前ご紹介した、アジスアベバでエッセンシャルオイルなどを扱うお店「Ariti Herbal」にはマスカルのエッセンシャルオイルがあります。マスカルの花売り少年  

Posted by afri_veg at 02:47Comments(0)TrackBack(0)

マスカルの花

1b49eafd.JPGマスカルの花はひな菊の一種で、9月のエチオピアの新年になると、国中の高原地帯に咲き乱れ、12月のこの時期に花の終わりを迎えます。私の住むアフリカ大地溝帯のなかでは、標高が低すぎるのか、この花の群生を見たことがありません。車窓からみごとなマスカルの群生が見え始めるとアジスに近づいてきたことを感じます。

マスカルの花の正式名称は、ハムハラ語でアディ・アベバですが、新年のあと、やはり9月に行われるマスカル祭(十字架伝説の祭り)にちなんで、マスカル(十字架)と呼ばれ、国民的な花になっています。マスカル=日本の桜といった感じですね。アジスアババに住むエチオピア人の友達がマスカルの花を摘んで持たせてくれたので、エチオピアの素焼つぼに入れ、我が家の玄関先に飾ってみました。


  
Posted by afri_veg at 02:17Comments(0)TrackBack(0)

2008年08月02日

マジカルフルーツ

c83bc76c.jpg
2563b2d3.jpg
このブログでも何度か話題にしてきたバオバブの実ですが、最近EUが、スムージーやシリアルバーに使うことを正式に許可した、とBBCNEWSにありました。http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/magazine/7509077.stm

記事のなかで、PhyttotradeのCyril Lombardは、「バオバブの栄養価は、オレンジの10倍の抗酸化体、6倍のビタミンC、牛乳の2倍のカルシウム、そのほかさまざまな効能がある。果物や野菜にカルシウムが含まれるのはごく稀で、ケールもこの量のカルシウムは含んでいないことから、アフリカで、妊娠や授乳中の女性に人気があるのも頷ける。スーパーフードという言葉は使いたくはないが、多くの栄養価を含むこの果物のポテンシャルは高い」と話しています。

写真1:お土産用のミニチュアと本物のバオバブの実  写真2:バオバブの種(種は白い粉で包まれている)
  
Posted by afri_veg at 17:46Comments(0)TrackBack(0)

2008年01月15日

庭のハイビスカス成長記(乾燥)

45054c58.JPG
993cdf09.JPG
ガクを摘みとって、洗い、天日干しです。乾燥には、グレートリフトバレーの気候はもってこい。まんべんなく乾燥させるため、乾燥箱をつくってそのなかに入れました。

色がきれいに出るように日陰において、時々かき混ぜながら3日間。栽培から8か月、ようやくハイビスカスティーの完成。

早速、お茶に淹れてみました。色は、きれいなオレンジがかったルビー色。少し煮出すと、ピジョンブラッドと呼ばれる最高級ルビーのような深紅色が出てきます。ちなみにハイビスカスティーは、染色剤としても使えます。

淡くすっぱいような柑橘系の香りは、日本のシソジュースにとてもよく似ています。肝心の味ですが、何もいれずそのまま飲めば、やわらかな酸味とくせのない味が、麦茶やウーロン茶のように何杯でも飲めます。

砂糖、ミントの葉、レモン汁を入れれば、暑いところで喉の渇きを癒す、最高のドリンク。以前、書いたジンジャーを入れるジャマイカンスタイルも絶品です。
効能:代謝・消化促進作用、利尿作用など 適応症:肉体疲労、眼精疲労、食欲不振、便秘、風邪など
  
Posted by afri_veg at 21:34Comments(0)TrackBack(0)

2008年01月02日

庭のハイビスカス成長記(収穫)

e8e2a262.JPG12月のハイビスカス(ローゼル)、やっと収穫できる大きさになり大きくなったものから摘み取りを始めました。

茎は見た目より丈夫で、キッチンバサミを使いましたが、結構力がいります。ガク部分にも、目に見えない細かいトゲがあって、摘み取るときにチクチクします。きれいだけれど、さすがアフリカ原産。砂漠で生き残るワイルドさを持っているなあと感心。

植えた場所が日陰で、ひょろひょろと背高になってしまい、上の方にあるのを摘み取るのに一苦労。来年の教訓ができました。ガクをむしると蟻がたくさん。無農薬だから蟻にもやさしい・・といいながら水で洗浄。蟻、ごめん。医療伝導にに従事したシュバイツァー博士もアフリカの暮らしは、虫との闘いと言っていたような・・。写真:右は、ローゼルの種。
  
Posted by afri_veg at 18:46Comments(0)TrackBack(0)

2007年11月16日

庭のハイビスカス成長記

77857570.jpg
3261a424.jpg
「ハイビスカスティープロジェクト1」のジョアンさんから譲ってもらった種を、4月の雨季前に自宅の庭に植えました。

あれから8か月。今はこんな感じで花が咲いています。農薬・肥料は一切なし。種を蒔いてそのまま、ほったらかし状態でした。太陽がカンカンと当たるところは育ちが良く、日陰になるところでは育ちませんでした。

家人の農業プロジェクトで試験的に蒔いた種も、すくすくと育っているそうです。
  
Posted by afri_veg at 22:16Comments(0)TrackBack(0)

2007年09月04日

リプトンのハイビスカスティー

6132aa97.jpg週末にアジスから来られたIzumiさん、Watanabeさんが、お土産にくださったハイビスカスティー。リプトン社製のティーバックでした。リプトンは英国の会社ですが、製造地はドバイ。とてもかわいい包装で、味はちょっと酸味強めですが、色が濃くてきれい。ティーバックなので手軽に淹れられるところも便利です。

ひとつ気になったのは、パッケージの写真が、観賞用のハイビスカスの花(アオイ科のフヨウ属)を使っているところ。

ハイビスカスティーになるのは、アオイ科の一年草ローゼル(Roselle)のガクの部分のはず。見栄えがいいので、わざとそうしているのか、知らずにそうしているのか・・。

写真:リプトン社が売り出しているHERBAL INFUSION (薬草シリーズ)のひとつ“Hibiscus”
  
Posted by afri_veg at 22:55Comments(0)TrackBack(0)

2007年08月18日

ハイビスカスティーin Tanzania

53f3a2b9.jpg2月にエチオピアから、キリマンジャロのモシに旅行に行ってきました。モシには94年から02年まで暮らしていたので、5年ぶりの里帰りです。まだ、当時の友だちが住んでいて、私たちを暖かく迎えてくれました。

家人が以前働いていたJICAの農業研修プロジェクトを訪ねてみると、見慣れた広い試験場の一角に、その当時にはなかった写真のハイビスカス(ローゼル)の試験栽培が行われていました。

所長のシャヨさんに話を伺うと、収穫されたハイビスカスは、1kgあたり日本円で約6500円という高値で、業者が買い付けにくるのだそうです。

私たちがいた頃は、ハイビスカスティーという飲み物が一般に出回ることはありませんでした。今はマーケットなどでも入手でき、家人が毎日昼食をとったプロジェクトの食堂でも、人気のドリンクになっているということでした。
  
Posted by afri_veg at 05:29Comments(0)TrackBack(0)

2007年04月20日

ハイビスカスティープロジェクト11

7e1a24c5.jpgNGOスタッフや研究者は、大ジョッキで何杯もお代わりをしていました。新しい食品には、保守的な傾向のあるエチオピアの人の口にも合うようです。

■ジャマイカンレシピ

乾燥ハイビスカス 片手3杯分
水 15リットル
生ショウガ100g−200g(好みで)
レモン2−3個(好みで)
砂糖(好みで)

1.鍋に水を入れ、皮をむいてつぶしたショウガを入れ、沸騰させる。沸騰し
  たらすぐに火を止め、乾燥ハイビスカス、好みの量の砂糖を入れてそのまま
  一晩おく。

2.レモン汁を入れて味を調整する。

冷たくても、温かくても美味しい。ショウガが、ハイビスカスティーによく合い
ます。レシピは、15リットルの分量なので、適当に調整してくださいね。
  
Posted by afri_veg at 21:24Comments(0)TrackBack(0)

2007年04月12日

ハイビスカスティープロジェクト10

5ccf94aa.jpgジョアンさんの食堂で、ジャマイカ料理を食べました。赤い豆入りのご飯(米は、パキスタンからの輸入品)と近くの湖でとれた魚をカラリと揚げて、トマト味で煮込んだもの。スパイシーなスープは、ご飯にかけて食べます。

ご飯や魚は、ケニアやタンザニアでは地方の食堂でもよく出てくるメニューですが、インジェラが中心のエチオピアでは、ご飯はほとんど見かけることがありません。

ジョアンさんがジャマイカ風ジンジャー入りハイビスカスティーと、自宅栽培のパッションフルーツジュースを出してくれました。ジンジャー入りのハイビスカスティーは初めて飲みましたが、とっても美味。エチオピア人のNGOスタッフや研究者は、大ジョッキで何杯もお代わりをしていました。
  
Posted by afri_veg at 20:50Comments(0)TrackBack(0)

2007年04月11日

ハイビスカスティープロジェクト9

221559bc.jpgビバリーさんは、ジャマイカンブリティッシュ。英国から3年前にこのコミュニティに移住してきたそうです。ハイビスカスティー、ハーブ栽培などの小規模ビジネスで家計を支えています。

ハーブの袋詰め。家族みんなで作業をします。

■アフリカ産ローゼルの特徴

●アフリカでの栽培国は、スーダン、エジプト、セネガル、タンザニア、マリなど。このうち最も輸出量(ドイツなどに)が、多いのがスーダン産のローゼル。ドイツのハーバルティー関係者によれば、乾燥地で育つスーダン産のローゼルは、色、ほかのハーブティーとブレンドしたときの風味などの点で優れているとのこと。

●97−98年のAgribusiness in Sustainable Natural African Plant Products(ASNAPP)の「Crop Profil」調査によれば、

スーダン産 色(オレンジレッド)酸味あり、US向け$1,500-1,700
エジプト産 色(ブルゴニューレッド)酸味あり、US向け$1,200−1,500

中国(ダークパープル)鋭い酸っぱさ$800-1,000、
タイ(パープルレッド)甘さ$600-700
メキシコ(オレンジレッド)しょっぱ味$600−700

上記のASNAPP機関による、USやドイツのバイヤーへのインタビューでは、スーダン産の「wild grown」のローゼルの人気が高いそうです。

●アフリカではUSAIDを始めとする、各国の援助機関による貧農によるローゼル栽培の試みが、エジプト、マリ、スーダン、ケニア、南アフリカ、ニジェールなどですでに行われており、貧困削減の成果をあげている。
  
Posted by afri_veg at 12:24Comments(0)TrackBack(0)

ハイビスカスティープロジェクト8

82cc970c.jpg小雨季に向けてこの地域では、2月に種を蒔きます。収穫まで9−10ヶ月ほどかかりますが、連作ができ、天水を待たず、水を与えれば、年数回の収穫も可能だそうです。

ジョアンさんの友人のビバリーさんの畑。このときは、すでに収穫を終えていましたが、ローゼルのほかにも、いろいろなハーブ類が植えられています。

ビバリーさんのところは、スパイス類の栽培がメイン。ここの畑も、農薬も化学肥料も一切使わず「organically grown」。家の周辺の緑もすくすく育っています。
  
Posted by afri_veg at 12:03Comments(0)TrackBack(0)

2007年04月08日

ハイビスカスティープロジェクト7

91f5f40c.jpgつみたてを天日干しに。

4−5日でカラカラに乾燥するグレートリフトバレー(アフリカ大地溝帯)の気候は、農作物を乾燥させるのにとても適しています。

ちなみに我が家は、この地域から200kmくらいのところに住んでいますが、(やはりグレートリフトバレーの中)、一年を通して乾燥が激しく、バラの花などは外に数日おくだけで、乾燥剤を使わなくても、きれいなドライフラワーになります。

あまりにもその乾燥具合が見事なので、オレンジ、グレープフルーツ、パイナップル、チェリモヤなどを丸ごと乾燥させてみました。柔らかくて水分の多いチェリモアが真っ黒になった(これはこれで、オブジェみたいで面白いですが)ほかは、水分が抜けた元のかたちのまま。この乾燥を利用して何かできなかなあ、と考えているところです。
  
Posted by afri_veg at 18:16Comments(0)TrackBack(0)

ハイビスカスティープロジェクト6

9013213e.jpg収穫したガク。摘み残した花のガクなので、それほど大きくありません。鮮やかなルビー色が美しいですね。

■アフリカでの使われ方

●エジプトでは、ローゼルは一般的な飲み物で、家庭でも喫茶店でも、暑い時期は冷たく、寒い時期は暖かくしたものが出されます。

●西アフリカでは、ごく一般的な飲み物として飲まれるほか、摘み取ったばかりのローゼルのガク(硬い部分は除く)を刻み、サラダに入れたり、ピーナッツペーストと一緒に煮込んで副食にしたりします。シチューなどの煮込み料理、お菓子のパイの中身、ジャム、ゼリー、チャツネとしても利用されています。

●また同じく西アフリカでは、若葉や柔らかい茎が、野菜のようにマーケットで売られ、サラダやほかの野菜や肉・魚と一緒に煮込んだり、ローゼルの持つ酸味が調味料として使われています。
  
Posted by afri_veg at 01:55Comments(0)TrackBack(0)

2007年04月06日

ハイビスカスティープロジェクト5

0f29dad8.jpg花が終わるとガクが発達します。

アフリカのなかでも、特にイスラム文化圏では、飲酒が戒律に触れるため、アルコールに代わるハーブ類の飲み物がさかんに飲まれています。そのひとつがローゼル(ハイビスカスティー)です。

■アフリカでの使われ方

●エチオピアでは一部の地域で、ローゼルが薬草として昔から使われてきたそうです。飲み物としてはコーヒーに比べ、まだ一般的ではありませんが、ローゼルの効能が少しずつ注目されるようになり、最近アディスの大手スーパーマーケットやハーバルショップで、ハイビスカスティーを見かけるようになってきました。

★商品に書かれている「Hibiscus Flower Tea」の効能
The soothingly beverage is said to have been a vital part of the ancient Herbal medicine to bring relief from Blood Pressure,cold,chills & other influenzas type infections.
  
Posted by afri_veg at 16:58Comments(0)TrackBack(0)

2007年04月05日

ハイビスカスティープロジェクト4

c23b4fd0.jpg花。直径5センチメートルほどの可憐な花が咲きます。この花の感じがハイビスカスの花に似ているので、よくハイビスカスと間違われます。

アフリカでも『ハイビスカスティー』という呼び名で親しまれていますが、ハイビスカスティーになるのは『ローゼル』、アオイ科の一年草でアフリカが原産です。
  
Posted by afri_veg at 20:16Comments(0)TrackBack(0)

2007年04月04日

ハイビスカスティープロジェクト3

5823ad51.jpg収穫はすでに12月に終わっていて、ほんの数本花をつけたローゼルが残っていました。

ジョアンさんの所では一年に一度の収穫ですが、水を与えれば、年2-3回の収穫が可能だそうです。
  
Posted by afri_veg at 02:53Comments(0)TrackBack(0)

ハイビスカスティープロジェクト2

c48f6f4b.jpgここの農家の主婦で、ハイビスカス(ローゼル)栽培をしているジョアンさん。この地域には、大規模農園はなく、小さな農家が自宅の庭や土地を借りて、自家用+小規模ビジネスのためにつくっています。

農薬、化学肥料はまったく使用せず、施肥は牛糞を少しだけ。「organically grown:野生のような状態」で育てています。ローゼルは乾燥地を好み、わずかな天水でも大丈夫。
  
Posted by afri_veg at 02:47Comments(0)TrackBack(0)

2007年04月01日

ハイビスカスティープロジェクト1

2ec966ac.jpg「アフリカでは、USAIDなど各国の援助機関の支援によって、エジプト、マリ、スーダン、ケニア、南アフリカ、ニジェールなどで、貧農によるローゼル栽培の試みが行われ貧困削減の成果をあげている」
Herb research Foundation, Boulder,CO,USA,Morton.J.1987,Rosell.p.281-286

このレポートを読み、このアフリカ原産のハイビスカス(ローゼル)栽培が、エチオピアの半乾燥地で、厳しい暮らしを続けるカラユ牧畜民女性の所得向上につながるのではないかと期待しています。http://africa-rikai.net/projects/building_our_school.html

ローゼルの栽培はエチオピアではまだ一般的ではないのですが、栽培農家があると聞き、早速、NGOスタッフや研究者と一緒に視察に出かけました。

写真:農家の話を聞く。ここのコミュニティーの人たちは、ジャマイカからエチオピアに移民してきた2世。ローゼルの種子は、奴隷貿易で運ばれた黒人によってジャマイカに持ち込まれたと言う。ジャマイカでは、ハイビスカスティーは、ごく一般的な飲み物で、クリスマスにはジンジャー入りの特別製を各家庭でつくって飲む習慣が今でも残っているそうだ。
  
Posted by afri_veg at 23:13Comments(0)TrackBack(0)

2005年06月16日

ハイビスカスティー

200.11.22 003.jpg今、我が家のマイブームは「ハイビスカスティー」。西アフリカに住む人たちから、このお茶が美味しくて体にいいと教えてもらったのは、タンザニアに居たとき。あっちこっち探してもそのときは見つからず、ここエチオピアで発見。家人の仕事場の国立農業研究所に苗木もあることが分かり、分けてもらい庭に植えてあります。お茶になるのは、一般に知られるハイビスカスではなくアオイ科の一年草のローゼル種で、アフリカの原産。スーダンやエジプト、西アフリカ一帯の乾燥地で育ちます。酸味があり、ビタミンCが豊富、眼精疲労、ストレスや消化を助ける働きもあるそう。エチオピアのアベベ選手は、マラソン中に疲労回復に役立つクエン酸を含むこのお茶を愛飲していたという話を聞きました。美味しい淹れ方レシピを、最近明石書店から発刊した『アフリカンキッチン』http://africa-rikai.netに載せています。人の役に立つ植物のお話も載っています。こちらも読んでくださいね。
  
Posted by afri_veg at 23:52Comments(0)TrackBack(0)