Jw_cad作者さんのサイトの掲示板で以下のような質問がありました。
皆さんは、属性クリアーとブロック解除のどちらを先に行いますか?順番は関係ないのでしょうか?よろしく御願いします。
あっ!それから、寸法図形と、ブロック図形は同じ扱いなのでしょうか?今回の図面は、寸法図形が問題でした。属性というのは、どんなものがあるのでしょうか?自分のわかるので曲線属性しかないのですが・・・
http://hpcgi2.nifty.com/jw_cad/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=36528;id=004
属性については、基本的に、範囲選択から、属性選択・属性変更の箇所で意識する部分だけ、抑えておくというのが普通かと思います。ファイルデータ構造とかはややこしくなるだけのような。

曲線属性というのは、属性といってますがデータ構造的には属性フラグのところではなくて、曲線属性番号というデータ値を持っていて、という事になってますけれども。まぁ、レイヤも色も線種も線幅も「属性」の範疇なので。
ただ、AutoCADでいう「属性定義」「属性文字」とか、SXFでいう「属性」などとは少しイメージは違うので、この辺、ごっちゃにすると少しややこしいかもしれません。

属性クリアとブロック解除については、Jw_cad のコマンドでの話であれば、ブロック内部まで反映させることが出来るのか?っていうのがありますのでブロック解除してから、でしょうか。現状、ブロック編集をすると自動的に曲線属性は解除されるし、範囲選択ではブロック毎に選択されるので確認しづらいような気はしますし。ブロック化によって中身を保護するってイメージであれば、ブロック解除していないのに属性クリアされてしまうと、あれあれ?って感じになるかもしれませんし。
もし、何らかの外部ツールでブロック内部もすべて属性クリアしてしまうというものがあるのでしたら、別段、順番は関係無いかも。そのツールでやってしまう訳ですから。例えば、うちで公開している色や線種などの変換ツールでは、ブロック内部も変換できるようにしてあります(※設定可能)。

次に、寸法図形とブロック図形についてですが、
Jw_cad での、Jw_cadの寸法作図コマンドを使った場合での寸法図形というのは、寸法図形要素というそれ専用の特別な要素があって、寸法値と、その下の寸法線の2つをまとめた形態となっています。ブロック図形とは無関係です。

次に、Jw_cad で SXFファイル(SFC/P21)を開いた時に現れる寸法図形というのがあって、それもJw_cad内では寸法図形要素なのですが、SXF用に拡張されていて、寸法値、その下の寸法線、に加えて、両端の黒丸や矢印、両側の寸法補助線、計測する際に指示した点、をまとめた形態となっています。これも同様に、ブロック図形とは無関係です。

次に、Jw_cad で DXFファイルを開いた時に現れる AutoCAD的な寸法図形(DIMENSION要素)というのがあって、これはブロック図形となります。これは AutoCAD を使っていないと分かりにくいのですが、AutoCADで寸法線を描くと、寸法図形(DIMENSION要素)としてデータ登録されますが、その実際の画面状態を特殊なブロック図形として同時にデータ登録されます。なのでDXFファイルには、この DIMENSION要素内容とブロック図形の双方が含まれるのですが、Jw_cad の場合はそのDIMENSION要素は無視して、ブロック図形の内容だけを読み込んでいる様子です。なので、Jw_cad で DXFファイルを開いた場合、寸法線はブロック図形として読み込まれる事になります。

そして、寸法図形化されていない状態、つまり、普通の線と文字の状態、というのがありえますが、これについては、「寸法属性」が付加されています。

さらに、DXFファイルで、寸法線がDIMENSION要素ではなく、普通の線や文字等で保存されていて、そういうDXFファイルを開いた時には、普通の線や文字等として登録されることになります。

というわけで、Jw_cadでの寸法線の形態はこの5種類がありえます。ごっちゃにすると確かに少しややこしいかも。