Jw_cad作者さんサイトの掲示板で以下な発言がありました
そんなハイスペックPCなのにグラボ無しってかなり特異ですねwww
JWの場合、ビデオカードを使わず、オンボードのグラフィックの方が描画が速いんです。 ダイレクト2Dを使わない通常描画(GDI)の場合ですが。
理由は、よく分かりません。

3D-CGや3D-CAD、3Dゲーム等を
ガシガシするような人でしたら、ハイスペックPCにグラボ投入というのは極々自然な事だと思います。リアルタイムレンダリングの速度差は本当に雲泥の差になりますから。
ただ
ワード&エクセルとか
2Dのペイントソフトや 2D-CAD等しか
使わないのであれば、処理速度はあがって欲しいけれども 3D描画能力は必要無いとの事で PCはハイスペックにしてもマザーにVGA出力コネクタがあるんなら、別途グラボを入れる必要はない、って事は結構アリガチだと思います。

Direct2D は Direct3D上で動作しますから
必然的に DirectX対応のグラボの能力で動作速度も変化するでしょう。なので、ハイスペックなグラボを使う事で、Direct2D描画速度もアップするはずです。
尤も、
3D-CG/CAD 用に OpenGLなグラボ(FireGLやQuadro等)を使っている場合は知りませんw

しかし Windows GDI 描画は
これまで何度も書いているように、Windows Vista 以降は
グラフィックチップのハードウェアアクセラレーションに対応していません。CPUでのソフトウェアエミュレーションで動作されますのでグラフィックチップの恩恵は余り受けられません。なので、ハイスペックなグラボを使ったところでほぼ無意味です。

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ビデオメモリ(VRAM) は、メモリにデータを入れたらそれがそのまんまディスプレイに表示される、というものです。今は具体的にどうしてるのか知らないけど 8bit時代(笑) の NEC PC-6001 なんかは 256×192ドット・2色ですが、1dot を1bit で表しますので、横 256ドットは 32バイトで表現でき、それが縦192なので1画面 6144バイト(6KB)で表現できる訳です。
で、同じ8bitのNEC PC-8801 になると、640×200ドット・8色ですが、色は Rプレーン、Gプレーン、Bプレーン、の3枚重ねで表現し、各プレーンで 横80バイトの200ドットだから1プレーン16000バイト、まぁ約16KBですね、これが3プレーンですから約48KB必要な訳です。しかし、8bit CPUの場合、使えるメモリは 64KBしかありません。そのうちの半分位はPCが使います。となるとメモリが全然足りないので、I/Oバンク切替方式でグラフィック描画を実現する事になりました。
そして16bitCPUを搭載するNEC PC-9801ですが、640×400・8色になります。後のシリーズで 16色になります(拡張グラフィック)。16bitなのでメモリも一気に1MBまで使えるようになり、Rプレーン用メモリ領域32KB、Gプレーン用メモリ領域32KB、Bプレーン用メモリ領域32KB、の合計96KB程度(拡張グラフィック時は Eプレーン用32KBも含め128KB)はバンク切替する必要もなくなったのかメインメモリ内に展開されています。バンク切替で遅くなっちゃいますからね。ただ、裏面用としてバンク切替出来るようになってます(出来ない機種もあります)。

パソコンソフトでドローソフト等が出現します。そうなると、画面描画をドットで打っていくってのが結構面倒だったり速度も掛かったりします。やっぱり、線を作図する場合には、線を描画する機能、円を作図する場合には、円を描画する機能、というのがある方がプログラマは楽だし、それをハードウェアでやってくれるんなら速度もアップするのに、みたいな話がありました。

NEC PC-9800シリーズには、それ用のチップμPD7220 = GDC(グラフィックディスプレイコントローラー)というのが搭載され、それを利用するためのライブラリソフトが BIOS内に入っています。後にV30-CPUが搭載され、GRCG(グラフィックチャージャー)が搭載されて高速化し、更に後に 80286-CPUが搭載され、EGC(拡張グラフィックチャージャー)が搭載されて更に高速化されます。

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チョー古い話ですけどw、ハードウェアアクセラレーションの最初ってのはまぁそんな感じだと思うんですが、PC-9801VX21 で EGCをオフにして描画させるとめちゃ遅かったってのは記憶しています。ただ、ハイレゾ機種は結構難儀しましたけどw(ハイレゾ機種にはノーマル機種のG-BIOSに相当する機能が無い)