およそ半世紀前 電子計算機、コンピュータなるものが発明され
8bitパソコン(当時は「マイコン」と呼んでいた)が
マニアの間で流行し、16bitパソコンが登場して徐々に
仕事でも使われるようになってきた
(※もちろん昔からオフィスコンピュータ等は存在する)
OSとしては遥か昔から Unix が存在し、
パソコン用の CP/M や MS-DOS(PC-DOS)等が登場するが
8bit時代にOSが一般的利用される事は少なかった
NEC PC-8001/8801/6001、SHARP MZ,X1、富士通 FM-8/7/77、
東芝 Pasopia、三菱 Multi、日立 BasicMaster/S1、Sord M5、
Sony SMC、OKI IF、National JR、コモドール Vic/64、PET、、、
それぞれ全くハード仕様もソフト仕様も異なり、似たような
BASICプログラムでもそのままでは他機種では動作しなかった

ファミコン、PCエンジン、セガマーク3、ぴゅーた、
これらで同じソフトがそのまま使えるか?
使える訳ないじゃん、それは当たり前な感覚だった

そんな中、
他メーカー他機種でも同一仕様化して(当然細かい違いはある)
同じプログラムが実行出来る体系として、MSX というのができた
MSX2、MSX2+、と進化した
で、MSX-DOS というものを比較的良く見るようになった

そして忘れ去られた 8bit用OSの「CP/M」だけれども
まぁ所詮CUI ではあるにしろ、
PC-8801シリーズや FM-8 に Z80ボードを搭載したりで
他機種感で同じ「CP/M」が動作し、CP/M 用アプリである
各種言語ソフトは共通で利用出来た

そして時代は 16bit時代へと移り
NEC PC-9801シリーズ、EPSON PC-98互換機、
SHARP X68、富士通 FM-11/16/TOWNS、Apple Macintosh、
Amiga、そして、IBM PC/AT機・互換機、などがあって
互換機は別として、それぞれ独自路線な状態は変わらず
NEC PC-98用のMS-DOSアプリは、当然のごとく
ほかの機種では動作しなかった

で、Windows3.1、Windows95、が登場し、
長い間隆盛を誇ってきたNEC PC-9800シリーズも市場から消滅
NECや他メーカーも IBM PC/AT互換機メーカーとなって
現在は、PC/AT互換機、Apple Macintosh の2種、という感じに
なっています

PC/AT互換機では、主に、Windows というOSが利用されたり
一部では Linux等の Unix系OS等も利用されているでしょう
Mac=MacOSX の中身は Unix系OSです

Windowsアプリは、そのままでは当然、MacOSX上では動作しません

Xbox で PS4 のゲームがそのまま使えないのと同じです
Xbox で PS4 のゲームは遊べますか?
そんな質問をする人はほとんど居ないでしょう

ですがコンピューターには、仮想化技術というものがあります
CPUが違っていて不可能、と思える状態でも
仮想環境があれば、その中で 仮想的に使うことが
出来る(かもしれません)

Intel系CPUの Mac であれば、Bootcamp を使って
そのまま Windowsをインストールし、
Mac上で Windowsを使うことが出来ました

Mac独自CPUは、Intel系CPU ではありませんので
Bootcamp を使うこともできない、との事
であれば
Mac独自CPUでも使える仮想環境を導入することにより
その環境下で Windowsアプリを仮想実行するという事になります
まぁ何らかの不具合はあるかもしれませんし
アプリによってはそもそも動作もしないかもしれません
こればかりは、実際に やってみるしかないでしょう
それに関する情報収集も やっておくに越した事はないでしょう

しかし私的には、Mac で Windowsアプリを使って
何が嬉しいんだろう? という感じです
Mac 使うんなら、Mac らしい Macアプリを使って
Macライフを思い存分 楽しめばいいじゃないか! と思います