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January 22, 2014

ラフィアを知るシリーズ3回目「ラフィアの葉から繊維を採る 西編」

今回と次回は、ラフィアの葉が製品の素材になるまでのお話です。

帽子やバッグを作る素材としての「ラフィア」は、ラフィア椰子の葉軸、葉が開いてない閉じた状態のものを加工します。
ある日ラフィアの葉から繊維を採る工程を調査するため、マダガスカルの西と東へ出掛けました。ラフィアは種類によって葉の長さや硬さ、色(濃淡)など品質が異なります。西と東、正反対の2方角へ行けば何かしら見ることができるんじゃないかと、、、
しかし基本的にラフィア椰子が生えてるのは森です。(注:森に入るのは危険が伴うので不用意に入らないように)森には入れないのでほんの少しの当てを頼りに、行き当たりばったりの旅に出ました。

9月、西方面は永遠と果てしなく続く野焼きの景色。雨期の前に草木を燃やして新芽が吹くのを待ちます。草は牛の餌用らしいけど、例え莫大な数の牛がいたとしてもこんなに食べきれないだろ?というくらい半端ない広さを燃やしていました。やり過ぎじゃないの?

野火

徐々に野焼きの風景が終わり「あれはもしかしてラフィア?」を見つけました。
水脈がある谷底に自生してるラフィア。
「森じゃなくてもあるじゃん」ゴーウェ〜スト!

marokoloyから南西方面
marokoloyから南西方面

しばらくして国道からラフィアの群生が見えてきた。

Anpijoroaあたり
Anpijoroaあたり

車を止めラフィア椰子のそばに近づくと人の気配が。おじさんがナタを持って何か切っている。お願いして葉の中の柔らかい部分を剥くデモンストレーションをやって頂いた。
まず葉軸から葉身が開いていないかたまりをひとつ切ってもらった。切ってもらったのはまだ若い葉で長さは短め。
長い葉になると小葉が2M以上にもなります。

Anpijoroaのおじさん
Anpijoroaのおじさん


1本の葉軸のかたまり
solofo 081116 1


葉軸のアップ
solofo 081116 2

葉を剥がす作業は幹から葉軸を切り落としたら直ちに行います。乾いた葉だと剥がす作業は困難。葉がまだ水分を含んだ状態で素早く作業しなければならないため、剥く作業は森で行います。それに森で作業すれば、剥がした葉の残骸は森に置き必要な内皮だけ持ち帰ればよいですし。

先に述べたように、帽子やバッグに使う『ラフィア』は葉軸から葉が開いてない、閉じた状態の葉を加工します。おじさんに外皮と内皮を剥がす作業を見せて欲しいとお願いしました。
ゆっくり作業してもらったので少々長い映像ですがご覧下さい。



更に分かりやすい映像



このおじさんのラフィアの剥がし方。素手で葉先を滑らすように折りながら、外皮が内皮から離れたところで一気に剥がします。これがこの辺の一般的な剥がし方のようです。
葉脈を外さず残したまま一気に剥がすので外皮が2本に別れて剥がれる。次回のブログでご紹介する東編での加工方法と比較していただくと、面白いかもしれません。

バッグや帽子に使われるラフィア繊維、剥きたては薄緑色で半透明。

Anpijoroaラフィア1

数分で見る見るうちに乾いてゆき内側に巻き込まれていきます。

Anpijoroaラフィア2

ラフィアの葉軸はマダガスカル語でバウといいます。おじさんはこれを切りに来ていました。葉が開いて太く長く成長したバウは家の建材として使用されます。

Anpijoroaのおじさん2 (1)

家の修復に使うらしい。後ろ姿がかっこいい〜イヨッ、棟梁!大統領!

Anpijoroaのおじさん2 (2)

マダガスカル西のラフィアの家。壁はバウで屋根は葉で作られています。

Anpijoroaラフィアの家_01

近くで、手に入る物で、自分たちで作る。[た]

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