キョンです。

すっかり秋めいた空気の東京です。


この度、新しい作品ができました!!
と言っても、まったく新しいわけではありません。

『にこにこ山はたいへんだ』という1時間の幼児向けあそび劇作品を、
少人数で観られる20分間の『にこにこ山はたいへんだ〜みじかいお話〜』としてアレンジしたのです。
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この春から、幼稚園や保育園での公演依頼が軒並みキャンセルとなりました。

一つの部屋にたくさんの子どもたちを集めることが難しい。。。
外部の人間を園の中に入れるのが厳しい。。。
子どもたちが密になるような取り組みは避けたい。。。
等々理由はいろいろですが、、、

そんなご時世の中、
それでも子どもたちになんとか文化活動を!
なんとか心揺れる体験を!
なんとか『表現あそび』の時間を保障したい!という強い思いの問い合わせもいただきました。

そこで、少人数で短い時間で、私たちが子どもたちの中にどっぷり入っていかなくてもやりとりが成立する作品が作れないだろうか!?
しかもすぐ!今すぐ!!

アフタフバーバン創設者の北さんが構成を考え、
人形演出のなみぞうが舞台美術をつくりなおし、
音響編集にりっちゃんが挑戦し、
ん・・・私は何をやってるんだ・・・!?
思いついたことを口にだし・・・💦
こうしてなんとか超特急で出来上がった『みじかいお話』なのです。

重要な観客とのやりとりの部分を確認させてもらうためには試演をしなくてはなりませんでした。
協力してくれたのは、りっちゃんとなみぞうが地元で主催している【おいっちにクラブ】に参加している親子の皆さんです。


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少し緊張感のあるはじまりでした。




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三人の紹介からはじまって、、、

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本編でもおなじみのオープニング。


緊張感が少しづつほぐれていくのが伝わってきました。

集中してみてくれているのがわかります。

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短い時間だけど、観ているみんながお話の中に思いを寄せてくれているのが伝わってきました。
短い時間だったけど、観ているみんながお話の中に力をかしてくれました。
短い時間だったけど、観ているみんなと「やったね」という気持ちを感じ合えることができました。

新しいお話ができた!!
これでこんなご時世でも届けられる作品ができた!!
そんな気持ちになりました。


子どもたちにとっての「観劇体験」は、新しい生活様式の中で真っ先に削られてしまいます。
集団生活をおくる仲間と共にできる「観劇体験」は、
「できた・できない」、「勝ち・負け」の価値観ではない共通体験となるはずです。
誰もが横並びに、そしてどの子が感じたことも尊重される「観劇」という体験を真っ先に削ってしまってよいのでしょうか?

子どもたちが『人間』として成長していくなかでの『今でしかない今』に必要至急なものだと私は考えます。




10月、11月にこの『みじかいお話』を届けにいってきます。



平川恭子