2015年05月20日

仁寿峰

台風6号の影響が懸念されましたが、東に行ってくれたおかげで何の影響もなく訪韓できました。12日〜16日インスボンクライミング、17日〜19日お買い物ツアーに行って来ました。
12日、曇り、金浦空港に友人のJEONが迎えてくれました。車でトソンサへ、トソンサから白雲山荘に向かう。途中の山岳警備隊で金隊長に再会、しばしの話をして白雲山荘着。李さん夫妻が出迎えてくれました。美味しい夕飯を頂き就寝。
13日、晴れ。朝食後、09:00山荘発、いつもの道を大スラブ最下部へ、09:30大スラブ最下部より1P目の登攀開始。3Pでオアシステラスへ入る。7〜8人の韓国クライマーが既に来ていた。その中の一人が私の事を知っていて、流暢な日本語で話しかけて来た。荷物を置いてインスAに取り付く、3Pのクラッククライミングをして又オアシステラスへ懸垂下降で戻る。休憩をしていると知っている韓国クライマーが野菜とビスケットを差し入れしてくれた。休憩後大スラブを45mトラバースしてインスB取り付きへ、取り付き発13:20クラック、スラブを4P登って終了点、インスボン頂上15:25、西面懸垂下降で山荘へ16:10戻る。天気が良いのでいつものナイトクルーズへ、ソウルの夜景が見事な絶景ポイントです。
14日、晴れ。08:45山荘発、シュイナードBへ向かう。09:20シュイナードB登攀開始。5Pのクライミングで終了点。今回はイヤーズロックを登る。出だしが非常に難しいスラブ、イヤーズロック終了点から10mの懸垂でコルへ降り、又クライミングをして頂上へ13:00.西面大ハングを懸垂下降しコルに降り立つ。時間が有るので最近は余り登る事の無いピジョンルート(ピドゥルギキル)へ取り付く。2Pで終了し同懸垂下降、山荘へ帰着。
15日、曇り霧雨。朝から濃い霧が山全体を覆っている。予定は、スムンピョウリッジからタイガーホールを抜け白雲台へ登る予定だがこのガスではちょっと無理なので様子を見る。下山予定も有るので、今回は白雲台のみを往復しパッキングを整えてトソンサ下りる。トソンサでJEONが待っていてくれて、ウィドン〜トンデモンへ買い物しソウルのホテルへ、今回はいつものホテルが取れない為に、明洞で近くのクリックホテルへ宿泊。夜は打ち上げで美味しい物をたらふく味わいました。
16日、晴れ。帰国する一人を見送ってから道峰山へ買い物へと向かう。二人が今日から買い物に来るので、その迎えと一人が向かう。道峰山からの帰りに東大門へと立ち寄りホテルへ戻る。ホテルで入国した二人と会い知人の韓国女性と再会し夕食へ、私も初めて行く韓国料理専門のバイキングに行ってみる。大きなフロアーが一杯の人が来ている。色々な韓国料理が味わえて中々洒落た店だ。
17日、晴れ。一人が帰国する。私達は昨日来た人達と白雲台ハイキングへと出かける。日曜日なのでウィドンもトソンサも人人人だ。二人にとっては韓国初めて登山。途中で韓国クライマーの知り合いと会い再会を喜ぶ。白雲山荘到着。沢山の人が登り降りしている中、白雲台へと向かう。頂上に行くのに渋滞しているので一寸下で記念撮影を済ませ早々と下山。白雲山荘でコクスとトーフを食べて李さん夫妻と別れウィドンへ、買い物を済ませ次は道峰山へと向かう。道峰山での買い物を楽しみホテルへ戻る。夕飯は、明洞でも昔から鳥の丸焼きとサムゲタンが有名な店で美味しく頂きました。
18日、曇り。JEONがホテルへ迎えに来てくれる。昨年挨拶した人が開店したモンチュラ専門店へ向かう。まだ行ったことがない所で、位置的に言えば、ウィドンから見ると真反対の登山口である。地下鉄的には3号線のヨンシンネと云う駅で降りるとの事で、新しく開発された町のようだ。そこにも新しい登山用具店が立ち並んでいる。その中にそのモンチュラ専門店が有る。ここから白雲台までは約2時間コースだそうだ。新しい発見が出来ました。夜は私の旧友である、李 俊と会い焼き肉で打ち上げとする。
19日、曇り。少し肌寒である。金浦空港発15:30で帰国。インスボンクライミングと登山用具買い物と楽しい韓国でした。又秋に訪韓予定です。カムサハㇺニダ。
▼12日トソンサ、今回のメンバー。韓国初めての二人です。
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▼登山口から入って少し行くと咲いている「オオヤマレンゲ」今年は早めのようです。
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▼白雲山荘で看板犬が迎えてくれました。生まれて1ヶ月位だそうです。
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▼13日、インスボン大スラブ最下部より。
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▼1P目、1本のボルトも無いスラブを35m登る。
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▼オアシステラスからインスAルートを登る。2P目の狭いチムニーを登る。
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▼インスB1P目の核心部。肩位まで入るオフドゥスを登る。
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▼2P目の凹角クラック、右手右足の痛いのを25m位我慢我慢で登る。
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▼最終4P目、高度感のある易しいクライミングで終了。
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▼相変わりも無いインスボン頂上。
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▼14日、シュイナードBへ、ルート全貌を見渡す。
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▼1P目の左フレーククラック。レイバック風でこなし、ビレーP手前はスラブを登る。
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▼2P目のアンダフレーク状でもほとんど指が入らないので、スラブに立ち込んで登る。
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▼4P目のWクラック。豪快に登る。
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▼シュイナードBルート終了点。イヤーズロック取り付き。最初のスラブがシビア。
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▼2本目のルートは、ピジョンルート(鳩ルート)西面に有るインスボンの入門ルート。
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▼15日下山日、李さん夫妻もまだ元気でやっておられます。
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▼打ち上げは、海鮮チゲと焼き肉でした。
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▼17日、日曜日の白雲台、人盛りでした。
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▼18日、白雲台への登山口でも、ウィドンの反対側の街です。新しく開店した登山用具店が沢山有ります。
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▼いつもは咲盛りのツツジですが、今回は一寸遅かったようです。高い所は少し残っていました。
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▼17日のインスボン。沢山のクライマーが取り付いています。
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ag_n_hirose at 17:34│Comments(0)TrackBack(0) マルチピッチクライミング 

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