「もちろん、別の可能性も残っています。いつだって、希望はあります。でも、私が昨日会って来た人達は…」



キタロウは、ある有名な野党政治家の名をあげた。

そして、その人物が全く想像力を欠いているので失望したと言った。









キタロウは、昨日会って来たというもう1人別の人物の名もあげた。





僕でさえよく耳にする名で、西浦英彦という、放送界と出版界とで新しいリーダーとして頭角をあらわしてきている若き経営者だ。

そして、偶然にも響子の働いている会社の社長でもあった。



「あの人物には、少し期待が出来ます。しかし…」


キタロウは後の言葉を飲み込んで、ゆっくり首を振った。


それから、少しだけ口調を変えて、続けた。


「そういえば、響子さんを見かけましたよ…」


その言い方で、僕が響子と別れたこと、そして、そのために酷く苦しい思いをしたこと、今もまだ辛い気持ちでいることを、彼が知っていることがわかった。








次回へと続く。


どーもぼくでした。


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