中村ヤエ様とご家族にお話しを聞かせていただきました。

 

色白で、大変端正なお顔立ちの中村ヤエ様、お聞きするとご先祖様にロシアの方がいらっしゃるとのこと。小倉で八百屋を営みながら8人のお子さんを育て毎日10人分の食事を作り、40歳のときには配達のため、その時代には女性では珍しく自動車普通免許も取得されたそうです。       

その後、60代になってからも鹿児島の建築現場などで住み込みの調理の仕事をするなど、とにかく働きづめで過ごして来られました。                              

                                                                     

そんなバイタリティ溢れる中村様でしたが、平成27年9月頃から入退院を繰り返したことで、次第に活動量が減少、レクリエーションや体操の時間以外はベッド上で過ごす時間が多くなりました。

また慢性心不全、筋力低下により浮腫が現われ、歩行状態の悪化が見られたため娘さんよりマッサージの依頼があり、昨年の5月末から訪問を開始しました。

 

開始当初は、浮腫と歩行器使用からくる背腰部から大腿部の筋緊張がみられましたが、

現在は浮腫が改善し、筋緊張が軽減されています。また起き上がりや立ち上がり動作と歩行器での歩行もスムーズに行えるようになりました。

マッサージを受けた後は血行が促進されて身体が軽くなったと話されます。

 

マッサージ師とのコミュニケーションも良好です。

訪問時もにっこりと迎えてくださり、自分から色々とお話しをしてくださるようになりました。

一時「新聞に目を通すのが日課だったのに最近できていない」と落ち込んでいたこともありましたが、

最近では皆さんが集まるフロアでお友達と会話をしたり、手作業をされたりすることが増えたそうです。

 

中村様のお話は興味深く、たくさん学ばせて頂いています。

施術中に『子供は何人?』と質問され「一人です」と答えると『一人じゃ可哀想よ~、4人ぐらい育てるのはたいしたことないわよ(笑)』と、たくましいお言葉もありました。

また「死」に対して大変前向きな考えを持っておられ、口癖は『90までも生きるもんじゃない、死ねないのが不満』と笑いながら話されます。そんな発言もネガティブには聞こえず、こちらまで笑顔になってしまうような雰囲気を持っておられる中村様はとてもかっこいいと思いました。色々ご経験されてきたお話しを聞くのが私たちも楽しみです。

                                                                     

*娘さんより

筋力が衰えて、このまま歩けなくなるのではと心配していましたが、足の浮腫みも解消され、歩行器でスムーズに歩けるようになりました。今年に入ってから月一回程度、日曜日に教会へ連れて行けるようになりました。最近では週2回、マッサージに来てもらうのをとても楽しみに待っているようです。マッサージ師さんの訪問が大変良い刺激になっていると思います、このまま良い状態を維持できるようによろしくお願い致します。

中村ヤエ様① 取り直し01中村ヤエ様③ 取り直し01