石橋 貢様とご家族、担当のケアマネージャーさんにお話しを伺わせていただきました。


 出会いの日、石原様が、「私のような高齢者に医療保険のお金をつかってもらうのは申し訳ない」とおっしゃいました。ご自身の体調が大変お辛い中でも、社会の問題を考えておられるご様子が見て取れました。お話をお聞きすると、教師を40年間つとめられた校長先生でした。

1月の担当者会議の日、石原様は「今は、生きられるところまで生きてやる!と思っている」と明るい笑顔でおっしゃいました。マッサージ開始当初より、お顔の色も良くなられ、表情も明るく、歩行の足取りも以前より足が上がり、前に出やすくなっておられました。

訪問リハビリ担当の若い理学療法士さんと一緒に「わっはっはっ」と笑っておられるご様子を嬉しく拝見しました。

先日取材に伺った日は、「人生終わりに近づいている。楽しい人生を送らせてもらった。全てに感謝。」と、穏やかで凛とした表情でおっしゃいました。その隣では、奥様が微笑んでおられました。呼吸は以前より楽そうでした。手足の痺れと下肢の怠さ・浮腫みの訴えによりマッサージを開始し、浮腫みは徐々に軽減してきています。痺れと怠さは日によって変わりますが、以前よりは楽になっているそうです。

石原様は、学徒動員で働きに行った工場で人生の転機があり、家業の農家を継ぐ道から師範学校へ進み天職である教職に就かれました。理科の先生でしたがご自身の体験から、英語は早い時期に身に着けるべきと担任クラスの子供全員に英語の教科書を丸暗記させたこと。など石原様ならではの様々なエピソードをお持ちです。

今の一番の楽しみは、優しくて可愛らしい(おまけに優秀な) 3人の女子大生のお孫さんが帰省してくることだそうです。庭に出たいとのご希望をお持ちですから、今後も訪問リハビリと連携して、施術とコミュニケーションで支えさせて頂きたいと思います。

 

 ご本人、奥様より

ずっと家にいるので、マッサージ師さんが来てくれる日は楽しみです。『今日はマッサージの日』 と意識するから、生活にリズムとメリハリができました。マッサージを受けると気持ちが良くなり、体も楽になるように思います。

ケアマネージャーさんより

 石原様は、痛みと辛さを我慢できずに夜中にお風呂に入る状態でしたので、マッサージで筋肉の硬さを柔らかくして疼痛を緩和しリハビリで体を動かしていく必要があると考えました。今は生活リズムが整い、良眠がとれているようなので安心です。
石原様