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歯列矯正と外科手術を受ける気になった理由

2004年02月01日

【はじめに】歯列矯正と外科手術を受ける気になった理由


ほぼ私自身の半生。長いよ-------------------------------

私のアゴは右にずれている。
中学生時代から少し気になりはじめた。
その頃、二番目の姉が阪大の歯学部付属病院にて歯科技工士を
していたのでアゴの権威のドクターを紹介してもらった。
お名前は失念してしまったが、変わった名字だった。

診察をしてもらい、レントゲンの結果、
右左アゴの骨の長さが違うのと、右アゴ関節が小さく未発達と言われた。

治療をするには矯正と手術。
そんなの16歳の私にはムリ!怖い!チキンだった。
ってことで硬いマウスピースを作ってもらい
寝るときに付けるよう言われた。

が、マウスピースが痛い。大阪まで行くのも大変だった。
アホな私はそのまま何度か通った後うやむやにし、
一番目の姉が通っていた整体に行くことにした。

整体の先生にアゴを診てもらうと、
あ〜こりゃアゴの関節がずれとらい。
といって、ガゴッ!と入れてもらった。痛い。
阪大の先生と同じように、
右と左の骨が違うねと言っていた。
月に一回ほど通った。

整体の先生は、矯正したら少しは良くなるよといって、
矯正歯科を紹介してくれた。
・・・・矯正か・・・・。行ってみるか・・・。

重い腰を上げ、母と共に行ってみた。
この頃高校1〜2年くらい。

なんだかよく覚えていないが、精密検査をされた。
特にカウンセリングもせず、精密検査をしたその日のうちに
抜歯4本、料金65万、矯正期間約2年と
受付の窓口のねーちゃんに伝えられた。

母と私はその場でなんだか泣いてしまった。

歯を4本抜くのと、
65万もかけなければ治らないのかという情けなさと、
高校の2年間を矯正器具をはめて生活するのかという
若きオトメの今思うとバカバカしい後ろ向きな考えだった。
母もいろいろと思ったことだろう。

結局、そこではやらなかった。
今になって考えるとやらなくってよかった。
なんだか私もふっきれて、もういいや。この顔のまま生きて行こう。
と決めた。
時々、アゴが気になって鬱々したり、
みんな私のアゴ見てるんちゃうやろか?と病気チックなこと考えたり、
くら〜くなることもあったけど、友達もいたし、彼氏もいたし、
特に突っ込まれることもなく、
室井滋に似てるね、とか、ともさかりえに似てるね、とか
言われても自分自身も似てると思うので(室井滋さん好きやし。)
自ら言ったりしていた。

そして月日は流れ25歳になった。
左の上下の親知らずがにょきにょき出てきた。
痛くも無かったのでいつか抜いたろ。と放置だった。
が!
ある日鏡を見て、
あれっ・・・私こんなに前歯一本ねじれてたっけ?と、
歯並びが変わっていることを発見した。
すぐに過去のアルバムを出し、中学高校の時の写真を見ると
前歯二本は平らに並び、片方の八重歯がぴょこっと出ていた。
あれれ?

これは親知らずのせいなのではっ!?と素人知識で考え、
すぐに抜くことを決意した。
近くの歯科に予約を入れると同時にインターネットでも
親知らずについて調べ上げる。
親知らずの抜歯は大変で、一般歯科ではやってくれないかも。
大学病院かそれ相応の病院が良いよとあった。
自分のアゴが弱いの知ってたので、すぐに近くの歯科の予約をキャンセルした。すんません。

そして大学病院へ。この一歩が始まりだった。
どんなことが気になりますか?とカウンセリングされ、
虫歯と親知らずとアゴが右にずれているのでそれもついでに見て欲しいと頼んだ。

レントゲンを何枚か撮って、今後お世話になる先生と挨拶した。
うん。なかなか良い感じだ。
アゴの歪みを治すには、手術しかないよ。と言われた。
手術するには術前矯正が必要だから、ここの矯正歯科を紹介するので
行って相談してみてはどうかと提案された。

今現在気になっている親知らずは、とりあえず矯正歯科に行って、
説明を聞いてその上でアゴの外科手術をすると決めたなら
その後の治療によっては抜くかもしれないし、
親知らずの力を矯正に利用するかもしれないし、
もし、矯正も外科手術もしない!ってのなら、大学病院で予約とってもらったら抜くよ。
でもどっちにしろ抜くと思うな。ニッコリ。
と説明されました。はあ、なるほど。

ってことで矯正歯科に紹介状持って行き、カウンセリング。
しかしその前に、過去矯正歯科でいや〜な思いしたので、
行く前日は、はあ〜とため息ついちゃったりしてました。
しかし行ってみると、すごく感じが良く、感動して帰って、
dekaに、私、やってみようかな。と伝えたのでした。

大学病院の担当の先生と、矯正歯科の先生となら
信頼してやって行ける気がしました。

そして今のタイミングが良い。
25歳。
これ以上若すぎて矯正、手術しようとしたら挫折したかもしれない。
親知らずがにょきっとはえてきて、時間とお金と青春をかけた歯並びが
崩れていたかもしれないし。

そして歳をとりすぎても、結婚出産仕事と人生の大イベント
盛りだくさんなのでやっていけるか自信がない。
体力もなくなるだろうし。

あくびの度にカコカコ言うのももうイヤだ。
日々ずれやすくなってるし。
左でもご飯噛みたい。
ねじれた前歯もイヤだなあ。
歪んだアゴも元に戻してあげたい。
性格も歪みそう。(デフォルトで歪んでるけど)
今後の人生の為にも2〜3年頑張ろう。手術も耐えよう。

何より美 し くなりたい!なるはず!

と、色々な理由を付けて、自分の気持ちを前に出そうと頑張ってます。

そして、大学病院、矯正歯科まで家から往復100キロの道のりを
不平不満を言わず毎回車で連れてって診察時間もじっと待っててくれる
dekaがいるから大丈夫です。頑張れます。

以上長くなってしまいましたが、このblogサイトでは
プライベートな日記なども込みつつ
私の矯正の進行具合や、同じような症状で悩んだり
調べたりしてる人の為に、私の偏った考え方、価値観だけど
何か背中を押すきっかけになればと思います。

ぼちぼちのんびり更新して行こうと考えています。

長いお付き合いになりますが、関係者の皆さまよろしくお願いします。


ago_watashi at 00:32|Permalink