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2022年05月12日08:35美味しさを奏でる菌糸体−序
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 あらゆる植物が菌糸と相互互恵ネットワークを築くことで生育が良くなり、しかも味が良くなるという現象が報告されています。
 これまで、土壌菌類の生態はほとんど解明されていなくて、なにしろ調べようにも相手の(たぶん菌類)の正体が不明だったからです。
 そして私たちの想像以上に、菌類と植物や動物が密接な関係を持っていて互いに切っても切っても切り離せない存在であることが解ってきました。

 海岸の松の並木は風光明媚な景観を作りますね。
この松の木に多数の菌類が付着しているのが判明しました。松露(ショウロ)という松に共生して生えるキノコがあります。松茸も同じような寄生菌類ですね。これらの、松に寄生するキノコは、単に松に寄生して栄養を奪っている訳ではなかったのです。
 海岸の砂浜の栄養状況はとても貧弱です。そこで生きる松は常に貧栄養状態にあると考えられます。
 そんな海岸に生える松にとってはキノコに、わずかしかない栄養を奪われたら、じきに枯れ死してしまいそうですが、さにあらんや、キノコが付着した松の方が元気であることが解ったのです。
 キノコは松が必要とする栄養分を合成して与えていたのです。
 さらに、キノコ自身も複数の菌類のサポートを得ていることもわかりました。調査によると、海岸の一本の松に寄生している菌類の種類は100種類以上に及ぶのです。

これだけでも驚くべきことですが、この菌類のほとんどは菌糸体として存在しています。蜘蛛の巣が地下に張り巡らされていると想像してみてください。
 ただし、この菌糸は地表を覆うように広がります。深い場所は好まないようです。酸素や窒素などの空気が必要な菌類が多いようです。
 この菌糸の長さは数キロに及ぶものまで発見されています。(総延長は天文学的になる)
 地面の下には菌糸の巣が張り巡らされていたのです。それはあたかも木と木をつなぐ神経網のようなのです。

松の木と松の木の根っこがぶつかって繋がる事がありますが、遠く離れて生えている松の根っこを菌糸がつないでいました。
菌糸は蜘蛛の糸のように単なる紐ではなくて、中が空洞のチューブで出来ていて、そのパイプの中には水(流体)が流れていました。
 貧栄養状態の海岸での救命ロープならぬ、救命点滴チューブの役割を菌糸が担っていて水はもちろん、栄養ドリンクや抗生物質まで運んでいたのです。 

 そして、そして、なんと、菌糸は植物の種の違いを超えて相互に絡み合っていることまでわかりました。この菌糸のチューブは別の植物にも繋がっていました。松と多種の樹木や多くの草々を繋いでいたのです。菌糸のネットワークはとっても広範囲に広がっていたのです。
 自然の野山では勿論の事、耕していない畑や園地の地下にもこの菌糸ネットワークがあります。でも、これまでこの事を知る人はいませんでした。というのも、この菌糸チューブはとっても細いのです。人間の目に見える大きさは0.1ミリまでで、髪の毛の十分の一の太さと言われています。人間の目は小さい物を見るのに限界があるのです。
大きい物なら視界に入れば太陽だって天の川(銀河系)まで見ることができますが、小さなものは肉眼では見ることが出来ないのでした。
 菌糸のチューブの太さは、0.001ミリしかありません。細い1本1本が寄り集まって太くなっていたりもします。

 インターネットは、世界中を光ファイバーケーブルで網の目のようにつないでいます。アメリカと日本を繋ぐ海底ケーブルは細いケーブルが集まって太いケーブルになっています。それが、各地で分離して、だんだんと細いケーブルになります。菌糸体も同じように太く集合した部分や末端の細い部分があるのです。
 インターネットの「WWW」は、World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)の略称です。構造的にとてもよく似ている菌糸のネッワークはWood wide web(ウッド・ワイド・ウェブ)、と造語されました。もちろん、ウッド・ワイド・ウェブは数億年まえから存在する地球上に這った菌糸によるネットワークですから、最近発達したシステムであるワールド・ワイド・ウェブはまるで菌糸のネットワークを模倣しているようにも見えます。
 Wood wide web(ウッド・ワイド・ウェブ)で検索してみてください。無数のウェブサイトが出てきます。動画もたくさんあります。とても観きれないほどあります。世界では、この菌糸のネットワークの研究が急速に進んでいることがわかります。

 「美味しさを奏でる菌糸体」はシリーズとして展開しようと考えています。世界中で菌類との共生によって野菜や果物が美味しくなる現象の研究成果が続々と発表されているからです。
 しかし、日本語で紹介されている書籍はほとんどないし、その多くは外国の学術論文です。
そこで、解りやすく紹介がしたいと思いました。
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参考文献はできるだけ末尾に掲載します。

今回、書こうと思ったきっかけの本がこれです。2冊とも菌類について多面的に紹介している本です。とりわけユリイカは、文芸誌でありながら菌類の特集をするという素晴らしい編集をしています。内容も多岐にわたり、編集者のセンスと準備に要した時間に敬意を表します。


ユリイカ 2022年5月号 特集=菌類の世界 ―きのこ・カビ・酵母―


菌類が世界を救う ; キノコ・カビ・酵母たちの驚異の能力
マーリン・シェルドレイク、 鍛原多惠子 河出書房新社

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そもそもナルナルを使うとどうして野菜や果物が美味しくなるのかという疑問から出発しています。
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