2024年12月12日 15:30
実写版「推しの子」を見てみました。
正直な話、齋藤飛鳥がアイと聞いてかなりひいていたのですが、その他のキャストはだいぶよかったと思います。
まずはなんといってもアクアが思ったよりもアクアでした。
重曹も芝居は出来るしかわいいし、ちょっと上背があり、役者さんに悪感情はないのですが、新生B小町の背丈のバランスちょっと外れていたように思います。
なんたって、あれで「ロリ先輩」呼びは違和感ありますよねえw
はじめ違和感のあったルビーも、ズ抜けた明るさと青天井なポジティブがよく表現されていました。
MEMUもだいぶMEMでしたし、みやえもんが異様にはまっていたのにもビックリです。
制作発表されたときに感じたがっかりな気持ちを払拭してくれる見事なキャスト陣のお芝居だったと思います。
ただ、キャストのみなさま全体的にアニメの声優さんの口調に近い気がしました。
意図的に寄せているのか、引っ張られているのか、もしくはアニメのイメージを大切にしているのか、演出意図も役者さんの気持ちもわからないけど、そんな感じの芝居が散見できます。
そういう意味では、斉藤壱護はアニメよりも原作よりもワイルドでオリジナルないい感じでした。
キャストの芝居で残念だったのは、アルトが思いのほか大根じゃなかったあたりでしょうかw
あそこはもっと壮絶にやらかしてほしかったなあ。
アニメシリーズでも1〜2を争う衝撃のセリフ「ひとりにさせねーよ」もありませんでしたしねえw。
脚本的には、原作をだいぶ端折っていたのと、かなりの改変があるため、違和感を感じる方もいるかもしれませんが、原作漫画、アニメ、実写ドラマと、まるで別のジャンルのものなので、どうやったって同じ表現は難しいのでしょう。
とくに2.5次元舞台を実写でやるのはさすがに無理だろうから、これは連続ドラマになるのも致し方ないところでしょう。
個人的にはアクピヨと重曹のベランダシーンが素面のアクアと重曹になっていたのは、その後の展開も含めてとても残念でした。
ところどころ「えっ?」と思うところもありましたけど、全体的にはかなり無難におさまっていた、というか、相当な善戦のようにおもいます。
驚いたのは、しっかりアニメ版と同じオーイシマサヨシさん作「サインはB」という楽曲が使われていたことで、世間的には推しの子といえばYOASOBIの「アイドル」なんだろうけど、作品を好きな人にとって思い入れが強いのはこっちのはずなので、とてもうれしく思いました。
もちろん、新曲もかなりレベルの高いアイドルソングだとは思うのですが、B小町はやっぱりあれを歌って欲しいのですよ。
どうせなら「STAR・T・RAIN」もやってほしいなあ。
という気持ちと、どうせならほかは全部オリジナルでやってもらいたいような気がせめぎ合っていたりもします。
あと、面白かったのが、安達祐実、志田未来といったいわゆる元・天才子役がキャスティングされていて、すさまじい存在感をはなっていたことでしょうか。
でもね、なんだかんだ言って、ぼくのなかではアイといったら高橋李依なんですよ。
これはどうしようもなく動かない気持ちなのであります。
高橋さんが歌唱した苺プロダクション☆ファン感謝祭のパフォーマンスはアイそのものだったと思うのです。
「もっと!」と叫びながら舞台を駆け回る高橋さんは、ちょっとアイよりもめぐみんに見えた部分もありましたけどw
「追記」
7・8話を見て、の感想も書いておこうかと思います。
7話は宮崎でのMV撮影から始まって、過去の吾郎と紗理奈ちゃんのエピソードを絡めつつ進んで行きます。
原作ファンからすると、ちょっと違うんじゃない?
ってところもずいぶんありますけど、まあそれなりに話は運ばれて行きます。
そして吾郎の死体発見からカミキヒカルの登場までが描かれるわけですが・・・
この間原作とは違う展開がずいぶんありました。
まず何といっても「ツクヨミ」が登場しません。
これでスピ要素がだいぶ減ってしまいました。
転生を扱う物語である以上、スピ要素はあってもいいと思うのですが、おそらく単純にツクヨミを再現できる子役がいなかったのが原因ではないかと思います。
重曹が打ちのめされた子役時代のアクアの芝居もあいまいに過ごされましたものね。
アニメ版では内山さんの名演技と作画の技量に圧倒されたものですけど、あれを幼い子役に求めるのは無理があるのも理解できます。
原作との差異は、実写での表現を考えての部分が大きいのでしょう。
あかねの芝居も重曹の芝居も、それほど詳細には描かれていません。
原作ともアニメとも違う別ジャンルで表現された作品という見方が正しいのでしょう。
重曹の葛藤とアクアの苦悩、ルビーの闇落ちとか見どころは多いのですが、ドラマのなかでは、なんたってアレだったのが、カミキヒカルのキャスティングで、あれはショックでした。
まあね、芝居は上手いのでしょうけど、顔がなあ・・・
イメージが違うのですよ。
不気味さは確かにありましたよ。
でもねえ、こどもの頃アクアそっくりという描写があったのにこれはちょっとなあ・・・
顔も背丈もイメージ違うのは演技力の担保で目をつぶるにしても、せめてあの髪色似合う人にしてほしかったなあ。
そして続きは劇場版へ。
ここまで原作をいじったのなら、劇場版はどうなるのだろうかという疑問と期待と不安と、そんなものが入り混じった妄想が渦巻いております。
そんな感じ。
まずはなんといってもアクアが思ったよりもアクアでした。
重曹も芝居は出来るしかわいいし、ちょっと上背があり、役者さんに悪感情はないのですが、新生B小町の背丈のバランスちょっと外れていたように思います。
なんたって、あれで「ロリ先輩」呼びは違和感ありますよねえw
はじめ違和感のあったルビーも、ズ抜けた明るさと青天井なポジティブがよく表現されていました。
MEMUもだいぶMEMでしたし、みやえもんが異様にはまっていたのにもビックリです。
制作発表されたときに感じたがっかりな気持ちを払拭してくれる見事なキャスト陣のお芝居だったと思います。
ただ、キャストのみなさま全体的にアニメの声優さんの口調に近い気がしました。
意図的に寄せているのか、引っ張られているのか、もしくはアニメのイメージを大切にしているのか、演出意図も役者さんの気持ちもわからないけど、そんな感じの芝居が散見できます。
そういう意味では、斉藤壱護はアニメよりも原作よりもワイルドでオリジナルないい感じでした。
キャストの芝居で残念だったのは、アルトが思いのほか大根じゃなかったあたりでしょうかw
あそこはもっと壮絶にやらかしてほしかったなあ。
アニメシリーズでも1〜2を争う衝撃のセリフ「ひとりにさせねーよ」もありませんでしたしねえw。
脚本的には、原作をだいぶ端折っていたのと、かなりの改変があるため、違和感を感じる方もいるかもしれませんが、原作漫画、アニメ、実写ドラマと、まるで別のジャンルのものなので、どうやったって同じ表現は難しいのでしょう。
とくに2.5次元舞台を実写でやるのはさすがに無理だろうから、これは連続ドラマになるのも致し方ないところでしょう。
個人的にはアクピヨと重曹のベランダシーンが素面のアクアと重曹になっていたのは、その後の展開も含めてとても残念でした。
ところどころ「えっ?」と思うところもありましたけど、全体的にはかなり無難におさまっていた、というか、相当な善戦のようにおもいます。
驚いたのは、しっかりアニメ版と同じオーイシマサヨシさん作「サインはB」という楽曲が使われていたことで、世間的には推しの子といえばYOASOBIの「アイドル」なんだろうけど、作品を好きな人にとって思い入れが強いのはこっちのはずなので、とてもうれしく思いました。
もちろん、新曲もかなりレベルの高いアイドルソングだとは思うのですが、B小町はやっぱりあれを歌って欲しいのですよ。
どうせなら「STAR・T・RAIN」もやってほしいなあ。
という気持ちと、どうせならほかは全部オリジナルでやってもらいたいような気がせめぎ合っていたりもします。
あと、面白かったのが、安達祐実、志田未来といったいわゆる元・天才子役がキャスティングされていて、すさまじい存在感をはなっていたことでしょうか。
でもね、なんだかんだ言って、ぼくのなかではアイといったら高橋李依なんですよ。
これはどうしようもなく動かない気持ちなのであります。
高橋さんが歌唱した苺プロダクション☆ファン感謝祭のパフォーマンスはアイそのものだったと思うのです。
「もっと!」と叫びながら舞台を駆け回る高橋さんは、ちょっとアイよりもめぐみんに見えた部分もありましたけどw
「追記」
7・8話を見て、の感想も書いておこうかと思います。
7話は宮崎でのMV撮影から始まって、過去の吾郎と紗理奈ちゃんのエピソードを絡めつつ進んで行きます。
原作ファンからすると、ちょっと違うんじゃない?
ってところもずいぶんありますけど、まあそれなりに話は運ばれて行きます。
そして吾郎の死体発見からカミキヒカルの登場までが描かれるわけですが・・・
この間原作とは違う展開がずいぶんありました。
まず何といっても「ツクヨミ」が登場しません。
これでスピ要素がだいぶ減ってしまいました。
転生を扱う物語である以上、スピ要素はあってもいいと思うのですが、おそらく単純にツクヨミを再現できる子役がいなかったのが原因ではないかと思います。
重曹が打ちのめされた子役時代のアクアの芝居もあいまいに過ごされましたものね。
アニメ版では内山さんの名演技と作画の技量に圧倒されたものですけど、あれを幼い子役に求めるのは無理があるのも理解できます。
原作との差異は、実写での表現を考えての部分が大きいのでしょう。
あかねの芝居も重曹の芝居も、それほど詳細には描かれていません。
原作ともアニメとも違う別ジャンルで表現された作品という見方が正しいのでしょう。
重曹の葛藤とアクアの苦悩、ルビーの闇落ちとか見どころは多いのですが、ドラマのなかでは、なんたってアレだったのが、カミキヒカルのキャスティングで、あれはショックでした。
まあね、芝居は上手いのでしょうけど、顔がなあ・・・
イメージが違うのですよ。
不気味さは確かにありましたよ。
でもねえ、こどもの頃アクアそっくりという描写があったのにこれはちょっとなあ・・・
顔も背丈もイメージ違うのは演技力の担保で目をつぶるにしても、せめてあの髪色似合う人にしてほしかったなあ。
そして続きは劇場版へ。
ここまで原作をいじったのなら、劇場版はどうなるのだろうかという疑問と期待と不安と、そんなものが入り混じった妄想が渦巻いております。
そんな感じ。